TL1000に搭載されていた高出力Vツインエンジンを継承し、GSX-Rの燃料噴射装置とのハイブリッドを果たした動力機関でアドベンチャーバイクとしてのデビューを遂げた「スズキ V-Strom1000 ABS(Vストローム1000 ABS)」。
2013年にはスズキ車初のトラクションコントロールを実装し、翌2014年には日本での正式デビューを果たした世界的な名アドベンチャーとして知られる完成度を誇る一台です。
大型バイクの魅力のひとつである所有感あふれるボディと、スズキの先進技術が惜しみなくつぎ込まれた設計により、「街乗り・高速道路・ワインディングまで、あらゆる条件下での快適な走りを楽しめる」コンセプトに則った素晴らしいマシンと言えます。
今回は、国産アドベンチャーバイクきっての名車「スズキ Vストローム1000 ABS 2014年式」についてご紹介させて頂きたいと思います。
(乗車モデル 2014年式)
「スズキ Vストローム1000 ABS」は、全長2,285mm×全幅865mm×全高1,410mmという迫力のボディに加え、シート高850mmと大型バイクらしい車格の持ち主です。
そのシート高を見るだけでは小柄なライダーを突き放すような印象を受け、身長165cmの筆者では片足着けがやっとです。
しかし、これはあくまでもノーマルシート装着時の場合で、スズキ純正オプションのローシートに交換すると劇的に足つき性が良くなります。
ノーマル比30mmのサイズダウンとなるローシートを装着後、両足が無理なく接地することができ、女性でも安心して乗れるように変わります。
ノーマルシートの持つ柔らかな乗り心地のよさは確かに魅力的ですが、体格に応じてチョイスできるという点では大いに評価できるポイントだと言えます。
大型バイクらしい堂々たる体格を持ったVストローム1000ABSですが、タンク部以外は非常にスマートな作りとなっており、その他のリッターバイクと比べると押し引き・取り回しはしやすいマシンと言えます。
ホイールベース1,555mmという数値以上に旋回性能は高く、一車線道路でも軽々と扱えるコントロール性の高さは、開発コンセプトに嘘偽りのない見事な車体の成果と言っても過言ではありません。
非力な女性でも力をかけずに扱えるVストローム1000ABSは、大排気量アドベンチャーの入門用として最適な一台です。
前110mm・後150mmという車格の割に幅の狭いタイヤを採用するVストローム1000ABS。
その走りはフリクションロスを抑え、TL1000ベースのエンジンが生み出す最大出力100psというパワーをしっかりと路面に伝え、全域に渡って快適な加速をもたらしてくれます。
特に低速トルクの粘りは秀逸で、最大トルクをわずか4,000rpmで発生する出力仕様は、あらゆる環境下で走り続けるための最大の武器と言えます。
大排気量のVツインならではの爆発の大きさも感じられ、加速時はかなり心躍るものがあることも付け加えさせて頂きます。
低速時はギアポジションにとってはギクシャクする場面もありますが、1・2速の使い方を把握してしまえば中型バイク並みに扱いやすい一台です。
背が高くスリムな車体を持つVストローム1000ABSは、バイクに対する目が非常に肥えた欧州人を唸らせたマシンだけあり、狙った通りのラインを確実にトレースできる抜群の操縦性がウリとなっています。
初動が柔らかい前後サスの動きもよく、オンロードではその足長感を活かして高い衝撃吸収性を発揮。
乗り味に関しても文句のつけ所がないレベルと言えます。
コーナリング時にはスリムな車体と腰高な重心により、スイッと静かに倒れ込んでくれるスズキ車らしからぬ素直さがあり、初めての大型バイクでもワインディングを満喫できる楽しさ満載の一台です。
この2014年モデルからABSが標準装備化したことにより、Vストローム1000ABSの車体コントロール性は穴がなくなり、あらゆる環境下でその実力の片鱗を見せ付けてくれます。
モノブロックタイプのキャリパーによる強力な制動力は、とっさの危機回避からゆったりと街中を流すクルージングまで、乗り手に不安を感じさせないコントロール性に大きく高貢献していると言えるでしょう。
騒音に非常にうるさい欧州市場を舞台に活躍したVストローム1000ABSは、エンジン音・エキゾースト音ともに非常に静か。
もちろん、400ccや600ccのミドルクラスと比べると音質は重く、迫力があることは確かなのですが、バッフルを外したり社外マフラーを装着するとかなりの音量に。
社外マフラーはヨシムラかアクラボビッチが定番化しており、音質とまとまりではヨシムラ、音量と迫力ならばアクラボビッチという評価に二分されています。
こちらはオーナーの好みに合わせてチョイスされるとよいでしょう。
日本でのデビュー4年目となり、2017年6月にモデルチェンジを迎えた「スズキ Vストローム1000ABS」。
現在の国産アドベンチャーでは最強クラスのマシンであり、高い人気を受けたスズキによる純正パーツの供給状況にはいささかも不安はありません。
カスタムパーツについては走りよりもツアラー用装備の方が多いというのが現状ですが、スズキ自身によるオプションを含めパーツの流通量は多く、総じてカスタムに困らない状況と言えそうです。
Vストローム1000ABSにはスズキの持ち味である高い耐久性が備わっていますが、泣き所は電装系です。
特にバッテリーの電圧が下がった際、最初に兆候が現れるのはエンジン始動時で、始動前にABSランプが点灯するという特徴があります。
そのため、始動時にABSランプが点灯した際は、オルタネーターなどの電装系を疑ってチェックし、充電不良に気をつけながら原因を特定していくことをおすすめいたします。
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