バイクのガソリン洩れ、バイクがガソリン臭いときの対処法

エンジンが動かなくなった、故障した、キックが降りない、セルが回らない等
バイク故障・バイク整備修理やトラブルに関することに
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バイクは給油したあと暫くガソリン臭いものですが、それがずっと続いています。
よくよく調べてみるとガソリンが漏れたような跡が…。
放置しておくとエンジンがかからなくなると聞いたことがあるので不安です。
こういう場合どうすればよいでしょうか？

ガソリンスタンドで給油をする時にバイク乗りであればガソリンの独特の臭いもご存知だとは思います。
しかしガソリンを入れた直後ではなく、駐車場に止めてあったバイクから、または信号で停止中にガソリンの臭いが変に目立つ事はないでしょうか。
場合によってはガソリン漏れを起こしていることも……。
さらにはエンジンがかからないといったトラブルも起こりうるものです。
こうした時の対処法についてご紹介します。

• バイクからガソリンが漏れているかもしれない時は？
• バイクからガソリンが漏れている時にできる対処は？
• ガソリンの臭いがひどい時はどうするのか？
• ガソリン漏れがわかったらなるべく早く修理工場へ！

ガソリンスタンドで給油中、給油した直後であればともかく、停車中にやたらとガソリンの臭いがする時は、もしかするとガソリン漏れを起こしている可能性があります。
ガソリン漏れは非常に危険です。
気化しやすいガソリンの近くでうっかりタバコに火をつけたり、漏れているのを確かめるためにマッチで火を起こしたりすると引火爆発、炎上という事態にも。
「ガソリン漏れではないか？」という気がした時は火気を遠ざけましょう。

基本的にバイクからガソリンが漏れている場合は速やかな対処が必要となります。
例外としてセルフサービスのガソリンスタンドで給油した時に閉め方が甘かったりした時でもガソリン漏れが起きます。
ガソリンをセルフで給油した時は必ずキャップがしっかりと閉まっているかチェックしてください。
走行中停車時にガソリン臭いと感じた時は「ガソリン漏れではないか？」という事を疑い、できる限り速やかにバイクの運転をやめます。
もしもタンクにヒビ等が入ってそこから漏れているのがわかった場合、応急処置としてガムテープで補強します。
その後、なるべく早く修理工場に持って行きましょう。

ガソリンの臭いはかなりしつこく、市販の洗剤程度ではとても除去することはできません。
ガソリンの臭いを取るにはできるだけ布切れなどでガソリンを拭き取り、風通しの良い場所でガソリンの揮発を促します。
最低でも2～3日は臭いが消えないので、その間はなるべくバイクに乗らないこと、火気を近づけないようにすることです。
またガソリンを拭き取る事ができる市販の洗剤道具等もありますが、完全に信用できるというわけでもありませんので、揮発を促しての臭いが消えるまで待つのがベストです。

ガソリン漏れは大抵の場合、ガソリンタンクのヒビやホース等の損傷であるため、部品交換での対処になります。
そのため自力での修理はバイクのパーツを手に入れられるルートを持っていて、バイクの整備士レベルの知識と修理技術がある人にのみ可能です。
それ以外の人はガソリン漏れがわかったら早めに最寄のバイクを修理してくれるショップや修理工場に持ち込み、修理のプロに修理依頼をするのが最善の方法です。
ガソリン漏れは放置しているとガソリンが無駄になるだけでなく、バイクへの悪影響や周囲への臭い、最悪は火災の原因にもなりかねないので、迷わずに早めの修理を決断する事が大切です。

ガソリン漏れはいつどこで起こるかわかりません。
走行前にバイクの周辺を確認してガソリン漏れがないかチェックする習慣を持つと良いでしょう。
わかった時はバイクの使用をできるだけ早く中止して、修理できるバイクショップや修理工場に持ち込みましょう。
早めの修理がバイクとあなたの命を守る事につながるのです。