エンジンが動かなくなった、故障した、キックが降りない、セルが回らない等
バイク故障・バイク整備修理やトラブルに関することに
パッション横浜本店の整備士が簡単にお答えしています
バイクの警告灯が点灯したらどうすべきでしょうか?
ただちに走行をストップすべき?しばらく様子を見ながら走り続けても良いのでしょうか?
警告灯の種類や意味について教えてください。
バイクの警告灯は車種によって配置や種類が変わってきます。
警告灯が点灯している状態では正常にバイクが作動しない場合やエンジン停止した方が良いケースもある為、警告灯の意味をしっかりと理解しておく事が重要です。
ここでは警告灯の種類と意味、水温警告灯、エンジン警告灯、油圧警告灯、FIランプが点灯した時の対処法を紹介していきます。
水温警告灯は水温(冷却水、LLC)の温度が異常に高くなった場合に点灯します。水温警告灯が点灯した場合はオーバーヒートを起こす可能性があります。
オーバーヒートの状態で走行を続けるとエンジンの故障の原因となりますので注意が必要です。
走行中に点灯した時の対処法ですが、
1)周囲の安全状況を確認したうえで路肩にバイクを停めメインスイッチをOFFにしエンジンを止める。
2)再度メインスイッチをONにしラジエーターの冷却ファンが作動しているかを目視で、または作動音を耳で確認します。
この時に冷却ファンが動いていない場合は冷却ファンが故障している可能性があります。走行を控えレッカーサービス等で専門店へ運びましょう。
また、冷却ファンが作動していた場合はエンジンが冷えるのを待ちリザーバータンク内の冷却水の量を確認し冷却水が不足している場合は補給しましょう。
またラジエーターホースの結合部分等から漏れがないかを確認することも重要です。もし漏れがある場合はレッカーサービス等で専門店に運びましょう。
もし異常が確認できず再度メインキーをONにした時に警告灯が切れている場合は警告灯を確認しながら走行しても差し支えないでしょう。
走行中に再度点灯した場合は専門店に運びましょう。警告灯の点灯が再発しない場合でも念のために専門店にて点検を受けることをお勧めします。
(参考記事:水温警告灯が点灯した際の原因と対処法)
油圧警告灯はエンジンオイルの油圧が低下すると点灯します。油圧が低下した状態で走行を続けるとエンジンの故障や焼付きの原因になります。
走行中に点灯した時の対処法ですが、
周囲の安全状況を確認したうえで路肩にバイクを停めエンジンを停止し、点検窓やオイルゲージにてオイル量の確認を行ってください。
オイルレベルが不足している場合は必要量を補給します。
もしオイルが大きく減っていた場合はオイル漏れやエンジンの故障の可能性があります。専門店にて点検修理を行いましょう。
オイル量に問題がなかったり不足分を足しエンジンを再始動しても警告灯が消えない場合はレッカーサービス等を利用し専門店へ搬送し点検してもらいましょう。
また、オイルレベルが低い場合に急な加速をすると瞬間的に油圧警告灯が瞬間的に点灯する場合があります。そんな時はオイルの不足分の補給をする事で改善されます。
(参考記事:油圧警告灯の点灯|5つの原因と対処法・修理費用)
FI(インジェクション)車の場合、エンジン警告灯はECU(エンジン・コントロール・ユニット)というコンピューターがーFIシステムや電気回路に異常を検出した際に点灯します。
エンジン警告灯が点灯した場合、トラブル箇所や内容によってはそのまま普通に走行が出来てしまうケースと、エンジンの始動が出来なくなったり制御がかかるケースとがあります。
これはECUがトラブルの内容に応じて制御を掛けるか否かを判断しているためです。しかし普通に走れる場合も走れるからといって修理が必要でない訳ではないので必ず点検修理をしましょう。
エンジン警告灯は、専用のカプラー等で配線を短絡させる事で点滅の間隔と回数によりエラーコードを知らせてくれます。
例えば長い点滅が一回の後に短い点滅が三回の場合はエラーコード13というようにトラブル箇所を教えてくれトラブル解決に導いてくれます。
それぞれのトラブル箇所を修理する事によりエンジン警告灯は消灯します。
キャブレター車の場合にはこの警告灯が付いている車種は少ないのですが、スクーピーやズーマーといった水冷の車種には付いている事が多く主に水温が異常に上がってしまった時に点灯します。 従いまして冷却水のリザーバータンクの量を確認し不足しているようであれば補充し、冷却水の漏れがないかを確認しましょう。
もし足しても同じ症状が出てしまう場合はエンジン内部の冷却水経路のトラブルの可能性があります。専門店にて点検・修理をしましょう。
FIランプはFI(インジェクション)車にのみ付いている警告灯で先に紹介したエンジン警告灯と同じ役割をしています。
FIランプもECUというコンピューターがーFIシステムや電気回路等に異常を検出すると点灯し知らせてくれる警告灯です。
トラブル箇所の内容によってはエンジンの始動が出来なくなったり制御がかかる場合があります。
これはECUがトラブルの内容に応じて制御を掛けるか否かを判断しているためです。しかし普通に走れる場合も走れるからといって修理が必要でない訳ではないので必ず点検修理をしましょう。
また、専用のカプラー等で配線を短絡させる事でエラーコードを知る事が可能である程度のトラブル箇所が知る事ができます。
車種により液晶にエラーコードが表示される場合とFIランプの点滅の間隔と回数によりエラーコードを確認する方法があります
点滅で知る場合は例えば長い点滅が一回の後に短い点滅が三回の場合はエラーコード13となります。
FIランプの点灯はそれぞれのトラブル箇所を修理する事により警告灯は消灯します。
(参考記事:FI警告灯が点灯|まずはセンサーや付近の配線をチェック)
ガソリンメーターやガソリンコックが付いていないバイクに付いている事が多い通称給油ランプです。
車種によって残量は異なりますがある一定量を切ると給油時期を知らせてくれる警告灯です。
給油をする事で消灯します、ガス欠にならないうちに給油することを心がけましょう。
速度警告灯とは50cc以下の原付にのみ付いている警告灯で速度が法定速度の30km/hを越えると点灯し危険・原則を促す警告灯です。
バイクの警告灯は大体がこの六種類の中から車種に必要な警告灯が複数ついています。
警告灯とは車両の異常や状態を運転者に伝えるための装置です。しかしその内容を知らなければせっかく警告灯が点灯し知らせてくれているのに意味がありません。 まずはどのマークがどの警告灯でどんな内容のものなのかを把握する事が大切です。
また、警告灯の種類により重要度が変わってきます。知らずに運転を続行したり無視して走行を続けてしてしまうことにより大きな故障や事故に繋がってしまう事もあります。
警告灯の種類によっては点灯した場合はゆっくりと安全な場所にバイクを停車し確認を行い、場合によっては無理に運転する事はせず安全を第一に考えた行動をとるようにしましょう。
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この記事の執筆監修
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