PCX150 【KF12｜2012～13年式】買取査定相場＝毎週更新の最新情報＝
PCX150 【KF12｜2012～13年式】
買取査定に役立つ豆知識
【車両解説】PCX150 【KF12｜2012～13年式】
ホンダから2012年6月に発売されたPCX150。もともと海外輸出モデルだったが 2010年から先駆けて販売されていたPCX125のヒットにより、国内でも追加された上位モデルである。
グローバルモデルのeSPエンジンの搭載、オフセットシリンダーやローラーロッカーアーム、ロッカーアームシャフトにシェル型ニードルベアリングのを採用しており、足廻りには前後14インチの大径ホイールを採用、Honda独自の技術であるコンビブレーキを標準装備している。外観は流れるようなフォルムにデュアルハロゲンヘッドライト、メッキ仕上げのパイプハンドル、PCX150専用のロゴエンブレムなど、世界シェアを視野に入れたワンランク上のスクーターという雰囲気が感じられる。
収納スペースにはフルフェイスヘルメットが収納できる25Lのメットイン、フロントカウル内には1.5Lのグローブボックスもあった。また、アイドリングストップ・システムを搭載し、マフラー内にはキャタライザーを設けることで、燃費、環境への配慮をしている、また、35Lトップボックス、ロングタイプのウインドシールド、ETC車載器などをオプションとして追加可能だった。
本KF12型の仕様変更は2013年のカラーチェンジのみで、既存のパールヒマラヤズホワイト、ミレニアムレッドに加え新たにマットガンパウダーブラックメタリックを追加、マットブラックのフロントサスペンションボトムケースと、ブラックのフロントグリル、サイドカバー、リアサスペンションスプリングを採用している。
既に2回のモデルチェンジが実施され、モデルチェンジ前後で相場の変化が大きくなってきたPCX125。
業界の裏話ですが、国内No1の通勤快速であるPCXですが、実は型落ちとなったPCXシリーズは国内需要よりも中東や東南アジアでの需要が高く、当社では海外との直接取引も行っているため2世代前の2012年モデルでも同年式のライバル車を凌駕する価格での査定対象となっています。
解説記事更新日：2020年10月31日
【スペック・仕様】
| 車名/型式/年式 |
PCX150/KF12/2012年モデル |
| 発売年月 |
2012年6月 |
| 前型式からの主な変更点 |
初期型 |
| 車両サイズ（mm）・重量（kg） |
(長さ)1915(幅)740(高さ) 1090(重さ)129 |
| シート高・最低地上高（mm） |
(シート高)760(最低地上高)130 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 |
水冷4ストロークOHC単気筒・13PS/49km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 |
セル・インジェクション・5.9 |
| 新車販売価格 |
31.4万円 |
【ライバル・兄弟車】最新買取相場
下記の金額は、買取業者の転売金額です。
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札データです。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引される市場です。
買取業者が買取したバイクの約９割は上記市場において転売されています。
その事実が、業者間オークション市場の落札金額が買取業者の査定額の基準値である所以です。
査定現場での買取価格は下記の転売（落札）金額から買取業者の儲けと経費（運送料や出品手数料など）を差し引いた金額となります。
査定現場での正味の買取額は、転売金額である落札額から5～10％を割り引いた金額が適正で競争力のある価格となります。
金額にすると単価の安い原付バイクで1万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正な割引額です。
