2003年10月に発売されたBJ(ベーシックジョグ) 。
同ヤマハの看板スクーターとしてロングセラーされていたジョグのエントリーモデルとして発売され、廉価版でありながらエンジンにはジョグと同型の空冷2サイクルクランク室リードバルブ単気筒を搭載。最高出力は6.8PS、燃費は63km/L（30km/h)となった。
また、l足廻りにはテレスコピックフォークを採用、他にも専用Pロックをやリアキャリア、コンビニフック、インナーポケットなどユーザライクな装備が搭載されていた。
2004年にはカラーチェンジ、2005年には防犯性を向上、2006年、07年とカラーチェンジを行い、以降仕様変更は行われず生産終了となった。
ライバル車としてはホンダの50ccスクーターエントリーモデルとして発売されていたTodayが挙げられる。最高出力ではジョグ譲りのエンジンを積んだBJに軍配が上がるものの、燃費ではTodayが優っていた。また、エントリーモデルとして肝心の新車販売価格では、Todayが9.5万円でBJより約1万円安となり、それぞれ経済性を考えればToday、走行性を考えればBJといった立ち位置を確立していた。
実働車の買取も、事故車不動車の廃車処分も査定は BJ の価値に精通しているパッションに！

解説記事更新日：2021年05月11日

2003年10月に発売されたBJ(ベーシックジョグ) BB-SA24J型　初期モデル。
ヤマハの看板スクーター ジョグの廉価版、エントリーモデルとして発売され、エンジンにはジョグと同型の空冷2サイクルクランク室リードバルブ単気筒を搭載。最高出力は6.8PS、燃費は63km/L（30km/h)だった。
足廻りにはテレスコピックフォークを採用、また、専用Pロックを標準搭載、リアキャリア、コンビニフック、インナーポケットなど使い勝手に配慮したパーツが採用された。
新車販売価格は10.5万円で併売されていたリモコンジョグのリモコン無しモデルで13.9万円となっており、当時ターゲットとなっていた若年層からすれば3万円以上の差は決して小さなものでは無かっただろう。また、同時にヤマハの絶妙な値段設定には脱帽である。
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解説記事更新日：2021年05月10日

2004年1月にカラーチェンジを行った’04年モデルのBJ。
カラーバリエーションにはライトグレイッシュブルーメタリック8、ライトグレイメタリックKを新色として追加。既存色からはペールパープリッシュブルーメタリック１、ブラック2、フェアリーシルバー、ホワイトメタリック1、ダークバイオレットメタリックA、ペールマゼンタメタリック4を継続して採用した計8色を設定した。
新車販売価格は10.5万円だった。
エントリーモデルらしく豊富なカラーバリエーションと低価格、さらにコンビニフックや大容量のメットインなど、日常の足に利用されるスクーターとしては十分な内容だったBJ。それに加え標準モデルのJOGと同型の6.5PS、空冷2ストロークエンジンを搭載したことでキビキビ走れるスクーターとして定評のある一台だ。
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解説記事更新日：2021年05月10日

2005年5月にマイナーモデルチェンジを行い発売された’05年モデルのBJ。
新たにキーシャッター付メインスイッチを装備して防犯性を向上。また、サイドスタンドブラケットを新たに採用した。
外観ではグラフィックパターンを変更。カラーバリエーションには新たにダークパープリッシュブルーメタリックB、ブラックメタリックX、ニューパールホワイト、ビビッドオレンジソリッド２を採用、既存色からはフェアリーシルバー、ペールパープリッシュブルーメタリック１、ペールマゼンタメタリック４、ライトグレーメタリックKを継続採用した計8色を設定。
新車販売価格は先代モデルから2千円高の10.7万円となった。
同じエントリーモデルとしてはホンダのトゥデイが挙げられる。新車販売価格は9.5万円で、やはり10万円を切ったインパクトは大きかった。性能面では最高出力は3.8PS、燃費は65km/L、車重は75kgとなっており、燃費のトゥデイ、走りのBJといった構図が出来ていた。
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解説記事更新日：2021年05月10日

2006年1月にカラーチェンジを行い発売された’06年モデルのBJ。
車名ロゴのカラーをホワイトからイエローに変更。
カラーバリエーションには新色としてダークパープリッシュブルーメタリックB、ブラックメタリックX、ニューパールホワイト、ビビッドオレンジソリッド２を追加、既存色からはフェアリーシルバー、ペールパープリッシュブルーメタリック１、ペールマゼンタメタリック４、ライトグレーメタリックKを継続採用した計8色を設定。
新車販売価格は先代から据え置きの10.7万円だった。
豊富なバリエーションを設定しながら、キリッとしたJOGの顔付きはやはり男性に好評で、中古車市場ではシルバーやブラックなど、男性に好まれるカラーが他のカラーより僅かながらに高値で取引される傾向にある。
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解説記事更新日：2021年05月10日

2006年9月にカラーチェンジを行い発売された’06年モデルのBJ。
カラーバリエーションにはあらたにダルレッドメタリックDを追加、既存色からはフェアリーシルバー、ブラックメタリックX、ダークパープリッシュブルーメタリックB、ニューパールホワイト、ビビッドオレンジソリッド2、ペールパープリッシュブルーメタリック1、ライトグレーメタリックKを継続採用し計8色を設定。
新車販売価格は先代モデルから据え置きの10.7万円だった。ライバル車であるホンダのトゥデイは排ガス規制に対応し、フルモデルチェンジを敢行して継続販売されたが、BJは’06年モデルを最終型とし、国内排ガス規制に対応することなく生産終了となった。
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解説記事更新日：2021年05月10日