【バイクの合同査定】複数の業者がグルになって（談合して）買い叩かれた？

「お客様にご満足して頂く誠実対応と買取価格」当社の姿勢は普遍です

弊社は一括査定サイトやランキング形式のアフィリエイトサイト（広告費の対価として情報掲載や顧客情報を得るサイト）には参加しておらず、不要な広告宣伝費はお客様の愛車の査定額に上乗せするように努めております。
ですが。

バイクの買取業界は狭く、一括査定などの合同査定で顔馴染みとなっている担当者同士で談合して不当に安く買い取ることは残念ながら珍しいことではありません。
『一番高い会社に売ります』などの言質を逆手に買い叩かれることもありますので。
談合による買い叩きの防衛策として「希望金額（●●円以上）に達したら一番高い会社さんに売ります」または「当日予定が合わない業者さんに翌日も査定してもらうのでその結果を見て決めます」と伝達しておくことが肝心です。

『合理的かつ効率的に最も高値で売れる方法だと思ったので複数のバイク買取業者に同時に価格を競わせる合同査定を実施したのですが、 査定金額が非常に低く、友人が査定に来た業者が全てグルになっていたのではないか？と言うのですが』
上記は、お客様からお聞きした体験談で、悪質なバイク買取業者によくある手口です。
実際にどのようなトラブルが発生したのか？お客様からお聞きした悪質なバイク買取業者の手口を紹介します。

「事前に合同査定であることを各社に了承してもらって、３社に同時に査定してもらいました。
各業者さんに見てもらった後に価格を提示してもらいました。10万円。12万円。15万円。
事前に聞いていた見積りは各社とも20～30万円で上限は40～50万円といった内容だったので、 あまりに低いと思ったのでやんわり抗議したところ『見た目は綺麗なんですがバイクの心臓 ともいえるエンジンからの異音が大きいので金額はこれ以上出せない』というのが各社の共通した回答でした。
また責め立てるように『今日一番高い金額を出した会社にお売りすると仰っていましたよね？』と言質を取られてしまい、手詰まりとなってしまったので仕方なく15万円で売ってしまいました。
ずっとやりきれない思いで、バイクに詳しい友人に相談したところ『2014年モデル（3年落ち）のニンジャ250で走行5,000km未満。立ちごけも雨の日走行もなく至って調子が良いと感じていた車両から、 重大な瑕疵を指摘されるようなエンジン異音が聞こえてくるってのは少し考えにくいね 。。もしかしたら査定に来た買取業者が全部グルで、やられてしまったかもしれないね。』と言われました。
にわかに信じられなかったのですが、そんなことは本当にあるのでしょうか？クーリングオフの適応期間も過ぎており悔しくて仕方がありません。」

複数社で同時査定の事前に談合して査定価格を調整【悪質業者の手口】

今回のケースが当てはまるとは言い切れませんが、車両の状態とマイナス査定要素の説明、そして各社が提示した査定金額から判断すると、事前に談合による調整があった可能性は高いと思われます。
実はバイクの買取業界は狭い世界で、一定以上の規模がある会社同士はそれなりの付き合いがあります。 さらに合同査定や相見積などでよく顔を合わせるうちに競合他社のスタッフと顔馴染みになっているケース、 中古バイクの業販で会社同士が繋がっているケース、 等々横に繋がっているケースが多く存在します。
例えば

「今日、御社も●時から▲町の○○さんの合同査定の予定入ってます？」
「前回は当社の番だったので、今回は御社の番ということで。実は今日はC社さんも来るそうで連絡済みです。C社さんは10万円、当社は8万円で提示しますので。」
このような事前連絡で調整して儲かった金額を3社で按分する仕組みになっています。
今回のケースで特に悪質なのが「今日、一番高い金額を付けた会社に売って頂けるんですよね！」という言質をとって、適正な買取価格から大幅に低い査定金額で不当に買い叩いている点です。

言質を取ってくる、または合同査定の常連に注意【悪質業者の見極め方】

事前の談合による不利益な査定価格での売却を防ぐキーワードは以下の２つです。

• １．当日（一番高い会社に）売って頂けるのですね等の言質を取ってくる
• ２．合同査定の常連業者には気を付ける

合同査定での談合はそれ程多くあるケースではありませんが、上記の２点に気を付けることでかなりの確率で防ぐことが出来ます。

１．当日（一番高い会社に）売って頂けるのですね等の言質を取ってくる
合同査定はお断りという業者もあることから、同時刻に多くの業者を呼ぶのは手間的にも大変ですし、また出張査定が無駄足（コスト倒れ）になる業者を多数呼び寄せることが心労になることもあるかと思います。
心苦しさを和らげるために、売る前提での査定であることを各業者に伝えたいという気持ちも働くと思います。
ですが「一番高い業者にその日に売って頂けるんですね？」などの質問には、
「希望金額（●●円以上）に達したら一番高い会社さんに売ります」愛車の適切な相場が分からない場合には、「当日予定が合わない業者さんに翌日も査定してもらうので、その結果を見て決めます」
などの予防線を張っておくことが重要です。
（逆に慎重になりすぎると査定に来てくれる業者が少なくなってしまいますので注意が必要です）
（相場が分からない方は、個人情報不要の10秒自動査定をご利用ください）

２．合同査定の常連業者には気を付ける
第三者が運営している一括査定やランキング形式で業者を比較しているサイトに（広告費を支払って）参加しているバイク買取業者は、合同査定や相見積の機会が多いため査定の担当者同士で顔なじみになる機会が多く発生しています。
また買取に繋がらずコスト倒れとなる確率が高い合同査定によって疲弊している業者が多いことも、事前の談合が発生しやすい素地になっています。
その様な場合は、同時査定にせずに時間をずらして1社1社別に査定してもらい、即決を回避する工夫が有効になります。

高額査定が出にくい【一括査定】

一見便利で査定額が競われている様に感じる画像で査定額が確約される一括査定サイトですが以下の様な罠が有ります

• 画像で査定額が確約される一括サイトには、最大●万円を超える成約手数料を業者が負担している

買取業者は参加している一括査定サイトに手数料を支払っています
その手数料は数千円～●万円超（運営業者や排気量などに準じる）となります。

例を挙げると、60万円で買取が可能なCB750があるとします。一括査定サイトを介在しない場合は60万円の査定額で買取出来ます。 しかし一括査定を介在する場合は、成約手数料●万円（税抜）を負担しなければならないため、提示できる査定額は54万円です。54万円の査定額に対してお客様が納得して買取が成立した場合、業者は一括査定サイトに60万円を振込し、一括査定サイトからお客様に手数料を差し引いた54万円が支払われます。つまり、高排気量のバイクほど、一括査定サイトを介在させない直接取引のほうが手数料が掛からないため物理的に高額査定に繋がりやすいと言えます。

いずれのバイクにも車種・年式・状態・カラー・走行距離に応じて相場が存在ます。その相場から成約手数料を差し引いた金額で入札が競われています。一括査定業者が課している高額な手数料は、業者との直接取引を防止するための人件費や入出金処理費そして広告費などに充てられています。

一括査定で提示された最高入札額が本当に高いのか？
10秒で愛車の正確な相場が把握できる自動査定と比較することで判定することが出来ます。

【弊社】バイクパッションではお客様の利益第一を常に考えて行動しています

当社ではお客様や査定の状況によって対応や査定金額が変わることはありません。
一括査定サイトやランキング形式のアフィリエイトサイトなど、検索広告を含めて広告費を支払って掲載してもらうより、広告費をお客様の愛車の査定額に上乗せする方が有効であるため、弊社ではそのようなサイトには参画していません。
いかなる状況でも「お客様のご満足のために、誠実な対応で最高の買取金額を提示する」その査定態度がいささかも変わることはがないよう徹底いたしております。
実際に査定する前に車両の状態をお伺いしてある程度絞った金額を事前にお伝えしていますので、実際のバイクを拝見させて頂いての査定時間は数分～長くても10分程度で最終的な査定金額を提示いたしております。
当社は、単店舗としては日本屈指の販売台数を誇る直営販売店を有しており、買取から最終販売まで一貫体制を築いているため、買取専業の会社より買取査定額の損益分岐点を10％高く設定できるケースもございます。
常に慢心せず、常にお客様のために最高の対応と価格でご満足をご提供できるように努力しております。