バイクのCDIが故障すると走れなくなる？

エンジンが動かなくなった、故障した、キックが降りない、セルが回らない等
バイク故障・バイク整備修理やトラブルに関することに
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最初は加速が悪いな程度だったのですがその後走行中に排気音がおかしくなり、エンジンが停止してしまいました。
そしてエンジンが全くかからなくなってしまいました。
もしかしたらCDIの故障かなと思ったのですが、CDIが故障した場合このような症状になるものでしょうか？ また修理の見積もりも概算で知りたいです。

CDI

走行中に排気音がおかしくなったと思ったら、エンジンが止まってしまった。
その後全くエンジンがかからない。
お持ちのバイクがこのような状態になった方はいますか？
それはCDIの故障かもしれません。
今回はCDIが故障するとどうなるのか、そして対処法と修理の相場について紹介します。

• CDIが故障するとエンジンが動かなくなる
• CDIの修理費用の相場とは
• CDIが故障した原因の方が重要になることも

CDIは点火装置の一種で、点火のタイミングを決める重要な装置です。
CDIが故障するとガソリンに着火することができなくなるため、全くエンジンが動かなくなってしまいます。
また、調子が悪くなればエンジンの調子も悪くなるため、吹けない、加速が遅い、トルクが弱い等の症状が出る可能性もあります。
エンジン自体に問題がなければCDIが故障している可能性は十分にあります。
確実に診断するためにはヒューズやバッテリーの状態などを詳しく確認する必要があり、そちらに問題がなければCDIが原因となります。
CDI内部はブラックボックスとなっており、ごみや水分が入らないように充填剤で埋められているケースもあります。
そのため故障が疑われる場合は部品自体の交換になることが多いのも特徴です。

CDIはパーツごと交換になることが多く、部品代と工賃が発生するのが通常です。
部品代は安い物で5000円程度ですがショップ経由で修理して貰うとさらに費用が上がる場合や、メーカーや年式で大きく上下することがあります。
純正品の場合は1万5千円を超えるケースもあるため費用も大きくなりがちです。
工賃に関してはCDIのみに絞り込んだ場合は5000円程度で交換を行ってくれる場合もあります。
もちろん他に原因がある可能性がある場合や各種テストやチェックを行ってもらう場合はさらに費用が掛かります。
そのため修理費用はどんなに安くても2万円以上、通常は4～5万円程度を見込んだ方が良いでしょう。
高級なバイクである場合や、CDI以外に異常がある場合はさらに高額になる可能性もあります。

CDIの故障の主な原因は車種によっても異なります。
車種によって純正のCDI自体が比較的壊れやすい例なども存在するからです。
ですが電気系統の異常による故障などの場合は他の部品の交換が必要になり、一気に費用が跳ね上がってしまうこともあります。
CDIの中自体を見ることができないため、整備や定期点検で劣化を発見し辛いと言う点も考慮する必要があります。
CDI以外の部品の故障や交換の可能が出てくる場合は修理よりも買取を選択肢に入れる方法もあります。
一旦査定に出すのも視野に入れて、修理か現金化か考えるのもおすすめします。