エンジン警告灯が点灯。バイクの心臓部エンジンに異常発生のサイン

エンジンが動かなくなった、故障した、キックが降りない、セルが回らない等
バイク故障・バイク整備修理やトラブルに関することに
パッション横浜本店の整備士が簡単にお答えしています

昨日は付いていなかったのですが、今日乗車したらエンジン警告灯が付いていることに気づきました。
いつもはエンジンをかけたら数秒で消えるのにエンジンを切って再始動しても消えません。
走行中にエンジンが故障したら大変だし修理に出した方がよいのでしょうか？

エンジン警告灯

エンジンの警告灯が点灯すると、エンジン自体が始動しなくなることがあります。
走行中に点灯しても、再起動が出来なくなる場合もあるため、対処法も含めて覚えておくことが重要です。

• エンジン警告灯が点灯すればバイクは動かなくなることも
• エンジン警告灯が点灯する理由と対処法は
• エンジン回りの故障は早めに対処

エンジン警告灯が点灯する状態は、エンジン回りに異常があるということです。
異常の範囲によってバイクの挙動は異なりセーフティーがかかった状態でゆっくりとなら走れる場合もあれば、全く動かなくなってしまうこともあります。
一番困るのはツーリング中や通勤途中など走行中の点灯で、一旦エンジンを切ると再起動できなることが多いことです。
またエンジン系にトラブルが発生していることには変わりなく、走り続けることも危険な状態です。
整備工場やディーラーのお店が近くにあれば、安全運転に気を付けてそのまま持ち込みましょう。
自宅が近いのならば一旦帰って様子を見る方法もあります。
出先でエンジンを切って再起動できない状態であれば駐車場があるところまで進むか、路肩に留めてレッカーサービスを利用しましょう。
また高速道でやむを得ず路肩に留めた場合はバイクから50mほど先に移動し、レスキューを呼んだ上で待機します。
これはバイクの近くにいると事故が起こった時に巻き込まれる可能性があるからです。
ガードレールの外で待機できるなら、安全のために外側に出ましょう。

エンジン警告灯が点灯する理由はコネクタのゆるみや消耗部品の劣化から、エンジン内部の故障まで様々です。
またバッテリー上がりが原因でエンジン起動のための電力が確保できず、転倒してしまうケースもあります。
バッテリーを交換したばかりであればバッテリー周りのコネクタのチェックで直ってしまうこともあるため、念入りなチェックがおすすめです。
走行距離が長ければスパークプラグなどの点火系もチェックします。
簡単な整備では原因が見つからない場合には整備工場や修理工場で見て貰うことになりますが、原因が様々考えられるため費用の幅も広くなってしまいがちです。

エンジン警告灯が点灯した場合はエンジン回りに異常があると言うことです。
早めに修理に出しましょう。
ただエンジン回りの故障ということで修理が高くなることもあります。
そのようなときは買取も選択肢に入れておきましょう。
故障があっても買取してくれるサービスも増えているため、修理や整備費用に不安がある場合は一度査定に出してみるのも方法です。