オルタネーターに問題が生じたら

エンジンが動かなくなった、故障した、キックが降りない、セルが回らない等
バイク故障・バイク整備修理やトラブルに関することに
パッション横浜本店の整備士が簡単にお答えしています

頻繁にバッテリーが上がる（セルが回らなくなる）ようになったので、近所のバイク屋さんに持って行ったところ「レギュラーターかジェネレーターか、でもフルパワー化しているからオイルネーターの可能性が高い」と言われました。
全部見て修理または交換するとなると費用が想像以上の金額だったので、そのまま持ち帰ることにしました。
詳しく知らないのでオイルネーターとはどんな機能のことで、修理費用も高額になるパーツなのでしょうか？

オルタネーター

「頻繁にセルが回らなくなってしまう」
「エンジンの吹け上がりが悪くなる」
「電装品の動作が不安定になる」
「走行中でもエンストしてしまう」
「新品のバッテリーに交換してもエンストする」
このような症状がバイクに現れたとき、オルタネーターに問題が生じている可能性があります。
オルタネーターとはどんなパーツで、修理費用にどれだけかかるのかをご紹介します。

• オルタネーターはエンジンのエネルギーを電気に変える装置
• オルタネーターにも寿命がある
• 買取も現実的になるレベル

オルタネーターはオルタネーターとも呼ばれており、エンジンの機械的な運動エネルギーを電気エネルギーに変換する装置です。
エンジンの回転を電気エネルギーに変換するため、バッテリーの充電やエンジンの作動、各種電気系統への給電など非常に重要な役割を果たしています。
セルが回らなくなるのは電圧不足等が考えられるため、根本になるオルタネーターが原因ではないかと疑われているわけです。
レギュレーターやジェネレーターは比較的交換も簡単ですが、オルタネーターはその根本的な電気系統を制御する装置も含まれているため、交換となると金額も高額になる傾向があります。
またオルタネーターの不具合によってレギュレーターやジェネレーターに異常が発生している可能性もあり、すべての修理や交換となってしまうとどうしても高額になってしまいます。

オルタネーターにも寿命は存在し、摩耗しやすい部品が組み込まれています。
摩耗しやすいと言ってもかなりの耐久性があることも多いのですが、完全に壊れてしまうとバイクが全く動かなくなってしまう可能性もあります。
車検や整備で摩耗具合がわかることもありますが、前兆が見えないまま故障することもあるため注意が必要です。
また頻繁にセルが回らなくなる」「エンジンの吹け上がりが悪い」といった前兆が見えるようであれば、早めに修理を行うか乗り換えることをおすすめします。

オルタネーターの故障が疑われる状態であれば、かなりの走行距離になっている場合や、その他の様々なトラブルも抱え込んでいる可能性も高く、買取も現実になってきます。
オルタネーターの交換修理となれば高額になってしまうため、バイクを手放した方がプラスになることがあるのです。
買取査定で一度見積もりを出せば納得できることも多いものですが、修理からどれくらい走れるかを考えると新車を買う資金にした方が良いケースもあるのです。
無料査定だけでも受けてみることをおすすめします。