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KAWASAKI W1SA不動車(1972年式)買取価格実例と相場

バイクは車と異なり場所を取らないためか、多くの旧車ファンがいます。
特にカワサキ車はZシリーズやWシリーズなど、根強い人気を誇るバイクが多く、不動車でも高値を付けることがあります。
ガレージに眠っていた車両が思わぬ査定額で買取されることも少なくありません。
今回、W1SAの査定依頼を長野県松本市にお住いの?橋様(仮名)より頂きました!

20万円で買取させていただいたW1SA
  • 20万円で買取させていただいたW1SA
  • 年式は1972年
  • 走行距離は19903km
  • ハンドル部分
  • タンク部分
  • シート部分
  • 後方からのフォルム
  • マフラー部分
  • 車体番号はW1F-19
  • カラーリングはメッキ
  • 買取年は2017年1月
  • エンジンは不動です
  • コクピット部分
W1SA 買取価格実例
バイク名
W1SA
買取価格 200,000円
年式
1972年
走行
19,903km
車体番号
W1F-19***
エンジンの状態
不動
外観の状態
劣化進み異臭漂う
事故歴
不明
改造の有無
不明
買取年
2017年1月
評価点
◆総合評点 1点  
(エンジン 1  車体フレーム 1  外装 1  電装保安部品 1  フロント周り 1  リア周り 1)
※評点は7点満点で、事故や不動車の場合点数は1になります。
査定のチェック箇所と項目

買取査定のポイントや詳細

カワサキ W1SA不動車買取査定のポイントや詳細

査定を依頼いただいた高橋様は、松本市の果樹園でリンゴや桃を栽培される農家の方です。
65歳だそうですが、日焼けした肌や精悍な体つきが若々しいです。
今回査定させていただくのはカワサキ・W1SAです。

1997年にレストアベースとして知人から購入。
エンジンに火を入れるべくパーツを探し回っていたそうですが、1972年製のバイクのため、欠品が多くなかなか作業は進まず。
そうこうしているうちに、1999年にカワサキからW650が発売。
「新しいWに乗れるのなら、大金をかけてレストアする必要はない」と諦め、ずっと放置したままになっているそうです。
走行距離は19903km ?橋様のW1SAは、1972年製で走行距離19,903kmです。
W1はメグロからの流れで右足シフト・左足ブレーキを踏襲していましたが、W1SA以降は現在の左足シフト・右足ブレーキに変更されています。
4スト4気筒モデルの750RSへ移行するまでの「橋渡し」として考えられていたようですが、思わぬ人気を呼び込みWシリーズが継続されました。
エンジンは不動です エンジン周り
「最初から不動車」だそうで、エンジンはかかりません。
購入当時に何度か始動を試みたそうですが、キックしても圧縮が無く「スカッ」とした感触しか得られないそうです。
焼き付きを起こしているようで、エンジンにべっとりとオイルが付着しています。

どう見ても空冷4サイクルOHV2気筒エンジンは、眠りから覚めることはないようです。
「この美しい形状のエンジンを鳴り響かせたかったんですけどね」と?橋さんも残念そう。
ハンドル部分 ハンドル/足回
ハンドルバーのサビが著しく、ワイヤー類も劣化しています。
フロントフォークやリアサスペションはすでにクッション効果を失っています。
スプロケットの形状は現在では見ない形ですし、スポークのサビも深刻です。
レストアするとなると、かなりの手間とお金がかかりそうです。
後方からのフォルム 電装保安部品
作動の確認はできませんが、ヘッドライト、メーターやウィンカー、テールランプなどはリユースできそうです。
メインハーネスは交換しなくてはならないでしょう。
タンク部分 外装/フレーム
この当時のバイクは、樹脂よりも鉄製のパーツが多く、その分腐食しやすい傾向があります。
しかし、フロント・リアフェンダーは他のパーツに比べてよい状態を保っています。
タンクの外観は問題なさそうに見えますが、中は錆びているのでリユースするのなら、しっかりとサビを落とす必要があります。
ノーマルのマフラーも意外なほどサビは少ないです。

フレームは今としては鉄パイプを曲げたようにしか見えませんが、Wシリーズは白バイにも使用されただけにタフな作りです。
オーバーホール次第ではリユースが可能かもしれません。
遠くから見ると、その美しいスタイルに目を見張ります。
メッキを多用したパーツ、タンクパットが装着された15リットルの実用性のあるタンク、肉厚なシート、T字の曲線の美しいクランクケース。
大きな転倒はなかったようで、タンクやサイドカバーなどに破損はなく、全体的には原型をとどめています。
ただし劣化が進み、異臭漂うなどバイクとしての価値は低く、部品取り車である蚕車両としての買い取りとなりました。

お客様の査定の感想

「査定価格は200,000円でどうでしょう?」そう伝えると高橋様は、「冗談でしょう?産業廃棄物ですよ」といって驚かれました。
劣化が進みバイクとしての再生は難しいが、再利用できるパーツがあること、その一つ一つが入手困難で貴重なこと、何より今もなおWシリーズが人気なことを説明。
「とんだお宝だ」と喜んでいただき売買成立となりました。

W1SA 買取相場

W1SA
◆定例(状態の良いオートバイの)業者間オークションにおける直近12ヶ月間の取引価格は
取引台数 18台
平均取引価格 419,667円
最高金額 600,000円
最低金額 312,000円

◆蚤の市(事故車・不動車などの)業者間オークションにおける直近12ヶ月間の取引価格は
取引台数 2台
平均取引価格 437,000円
最高金額 484,000円
最低金額 390,000円

今となっては所有すること自体が自慢の種となるほどのカワサキ・W1。
中古車市場でもW1SAを名指しで求めるファンの方は多く、旧車ブームの影響もあって平均相場は高値をキープしています。
今回査定させいただいたW1は外装は全て分解する必要があるほどのダメージを受けていましたが、これだけの名車になると買取不可というケースはまずございません。

実走行可能車両・エンジン実動車両のW1であれば、今回のケースより遥かに高額買取となりますので、バルブなどエンジンに関する不具合や、修理費が高額すぎてお困りのオーナーの方は、ぜひ弊社へお気軽にご相談ください!

相場情報:2017年1月時点

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