CB250Tホーク買取査定事例｜旧車会系改造の1980年式

旧車会系カスタムのCB250T ホーク最終モデルCB250T-300

■エンジン周り
バッテリー上がり、出張査定時にウースター繋いでエンジン始動確認
低速でのもたつき、異音・白煙吹き・若干あり（年式相応）
エンジンとエンジンカバーオールペイント、インテークマニホールド修復痕
キャブレターからガス漏れ少、クランクのペイントむら剥げ

■ハンドル/足回り
フロントフォークに抜け感小、前後ブレーキ引き摺り感小
アウター・インナーチューブ・ステム・ハンドルに細かい錆び、
チェーン・スプロケット・前後ホイールリム・スポーク・
リアサスペンション・ブレーキディスクにやや目立つ錆び
ブレーキキャリパー腐食あり

■電装保安部品
ウィンカーステー・ライトステー・ミラースタンドに錆び目立つ
ミラーカバー・ウィンカーカバーに小傷、
エキパイ変色錆び、マフラー傷錆び・凹み小

■外装/フレーム
メインフレームのハリ部分に細かい錆び多、前後フェンダー小傷
サイドカバーペイント剥げ、タンクリム窪み小、タンク内錆び目立つ
コックガス漏れ少、ハンドルストッパー凹み小

■カスタム箇所
エンジン回り・外装・タンク・フレームなどオールペン
プラグコード
フロントフォーク・ステム・ハンドル・前後ブレーキリアショック・
チェーン・スプロケット
サイドカバー・前後フェンダー・2段シート・カップホルダー
複製キー・メーターカップ・ウィンカー・ヘッド・バックライト
マフラー・エキパイ・スタンドなど社外品

■全体
一見綺麗に見えるCB250Tホークですが
オールペンで下地の錆びや劣化が隠れているのと
比較的新しい社外パーツがそのように見せているのが実情に近いです。
引き摺り義気のブレーキ、オイル・ガス漏れ、フォークの抜け感などの
機能劣化、ペイントされていない各所ステーやホイール・スポークの錆びと
同様に、オールペンの下は劣化錆びが目立っていることが推測されます。
（年式より比較的綺麗なのは事実です）

社外パーツ多数の旧車会系カスタムで純正パーツがないこともマイナス
査定に影響いたしました。
基本的に旧車はノーマルパーツが揃っているほど中古市場で高値で
取引されます。
（純正品が揃っているカスタムは確実にプラス査定に働きます）
また、最近ブームの旧車会系（暴走族風改造）仕様はあくが強く
中古市場では敬遠されがちで値段が伸びない傾向にあります
（将来的には伸びるかもしれません）

バッテリ上がり、エンジンのもたつき、異音や白煙吹き

250ccの旧車として人気のある相場を形成しているCB250Tですが、
上記のことなどが影響して平均相場帯の買取価格に落ち着いた
旧車会系改造のCB250Tホークでした