転倒車のYZF-R1を売却｜バイク買取査定の体験談

通勤に愛用していましたがギアぬけに対応できなくなってきたため。
各ギア間で必ずニュートラルになってしまうので、低速でだましだまし乗ってきました。自分で修理できれば一番よかったのですが、細部までいじれるほど機械に詳しくはありません。
オイル交換でも全く改善されない「ぬけ」にお手上げ状態。
走行距離も40,000kmを超えていますし、転倒して車体の両サイドにカウルの割れやエンジン付近の傷もあり、修理か買い替えか、天秤にかけると結局は買い替えの方が経済的という結論に落ち着いたのです。

ネットで口コミをチェックしてみた所、対応が非常に良いという内容が多く、中には他の業者では廃車費用を取られてしまうようなマシンにも値がついているという報告もありました。
ホントかな？とちょっとだけ思いましたが、オンライン査定も出張査定も無料とのこと。
試してみない手はありません。
念のため査定の評判もチェックしましたが、基本的に強引な売り込みはないようでしたので、お願いする事に。

一言で言うと、満足です。
無料だから査定に呼んだら、売るというまで帰らず何時間も粘られて売りたくない金額で売ってしまった等、買い叩く業者の被害に遭ったカキコミも相当数見ていたので、いくら評判が良いと言っても、押し買いのような威圧感のある奴が来たら面倒くさいなというようなという多少の不安はありました。
でも実際ににパッションからやって来た査定士は俺よりも若く物腰が低くて親しみが持てる奴でした。
クラスに一人はいるようなイジラレ・可愛がられキャラっぽく、これならあしらうのも楽勝だと直感しましたが、査定価格の交渉というよりは、コッチのの希望を重視して会社に掛け合ってくれてくれて感心しました。
結局、最初に提示された金額で希望額を上回っていたのだけれど、会社に掛け合って少し金額を積んでくれました。
結局最後まで、バイク売ってくれというような態度は一切なく、愛車の話なんかも共感してくれて、俺の立場で物事考えてくれていたので、同じ雇われの身としてもこいつ好い奴だなと思えました。
そんなで、パッションを選んでよかったです。もしも知り合いにバイクを売りたい奴がいたら、今回の小出を教えます。そん位気持ちよく売れました。

このたびはバイクパッションの出張査定をご利用いただき、ありがとうございました。
1998年の発売～2014年式の現行モデルまで16年の間に、多数のモデルチェンジが行われてきたYZF-R1にあって、JYARN04/2000年式と2代目に位置するマシンです。
モデルチェンジごとに、中古相場が変化するYZF-R1にあって2代目ですと状態が良くても50万円程度の査定価格となりますので、走行距離が4万キロを超えて、エンジン不調に、目立つ転倒傷があるとどうしても高年式のR1の様には査定価格が伸びない相場になっています。
今回お客様がお売りになる大きなきっけとなったギア抜けですが、ギアぬけに対してオイル交換で改善をはかっていらしたそうですが、残念ながらギアぬけはオイル交換では対処できません。
査定時に状態を見せていただきましたが、この場合のギアぬけは主にシフトフォークの不具合と思われます。
ただし、度重なるギアぬけのダメージが蓄積していたため、メインシャフトにも修理が必要。それでも、部品交換をすれば復活するマシンです。
まだまだこれからも現役で走る機体と判断しましたので、プラス査定をさせていただきました。
最後になりますが、ギアぬけが起こる原因として考えられるのは初期不良とバイクの乗り方のふたつが主なもの。
初期不良の場合は防ぎようがありませんが、乗り方が原因の場合は改善しなければバイクを買い替えても事態が再発してしまう危険性があります。
ギアチェンジを慎重に行うように心がけるだけでも、マシンのダメージは格段に軽くなるはずです。メンテナンスにかける費用節約に繋がりますので、ぜひ試してみて下さい。