エンジンが動かなくなった、故障した、キックが降りない、セルが回らない等
バイク故障・バイク整備修理やトラブルに関することに
パッション横浜本店の整備士が簡単にお答えしています
台風で横倒しとなったことが原因なのか?
スロットルが戻らない(アクセルが空いたままの状態の)不調があります。自分で直せるのでしょうか?
バイクのスロットルが戻りにくい重い、または戻らないと感じた事がある人はいませんか?
スロットルが戻らず空いたままの状態だとアクセルが開いたままになりバイクが予期せぬ急発進をしたり、回転数が戻らず高回転で走行し続ける可能性があり非常に危険です。
アクセルが戻らなくなった場合は走行を控え、先ずは原因の解明、そして対処修理が必要となります。
スロットルやアクセルのトラブルには、 キャブレターのスロットルバルブの固着やアクセルグリップと周囲の過剰干渉を取り除くことで修理できる簡単なトラブルから、損傷しているアクセルワイヤーの交換が必要となるやや高度なトラブルまで様々な内容があります。
ここではスロットルが戻らない・重い・固着しているなどスロットル不調を誘発する7つの原因別に対処法と修理費用を紹介します。
バイクの思わぬ転倒などによりアクセルカラー(グリップ内部のプラスチックのパーツ)が変形、破損してしまいハンドルバーに干渉してしまう事があります。
変形や破損が原因でアクセルが重かったり戻りが悪い、戻らないという症状が発生する事があります。
【対処法】
グリップカラーを新品に交換する事が望ましいですが、傷や変形がそこまで大きくない場合はスロットルハウジングからグリップカラーを外し干渉してしまっている部分を削る事で対処可能です。
修正する場合は少しずつ削りハンドルバーとの干渉部分の確認を頻繁に行いながら削りましょう。
グリップカラーの交換をする場合はグリップアッセンブリの価格が400円前後~3,000円前後、交換をバイク屋さんへ依頼した際の工賃は8,000円前後~16,000円前後になります。
社外のグリップに交換した場合などによくあるトラブルですが、グリップラバーを奥に入れすぎてしまうと、スロットルハウジング(ストットルの内側のスイッチボックス)と干渉してしまうことがあります。
バーエンドを使用している場合はグリップラバーが逆側のバーエンドと干渉してしまいアクセルが重かったり戻りが悪い、戻らないという症状が発生することがあります。
車種によっては社外グリップとの相性が悪い場合がありグリップラバーが長過ぎてスロットルハウジングとバーエンドの双方に干渉してしまい同様の症状が発生する事があります。
せっかく社外のグリップラバーを購入したのに取り付けが困難になったりカットしなければならないなんてことも・・・ 購入時には取り付けが可能か確認してから購入するようにしましょう。
【対処法】
グリップラバーを交換する際、グリップボンドを使用しなければならない事もありグリップラバーが思っている以上に入りにくく位置が合わない事がよくあります。
そんな時はグリップボンドを塗った上にパーツクリーナーを軽く拭き(吹きかけすぎには注意)グリップラバーを入れると良いでしょう。
パーツクリーナーが揮発するまでの間はグリップラバーを動かせるのでしっかり位置確認をしながらグリップラバーを差し込む事が出来ます。
車種によっては転倒時にアクセルワイヤーのアウターが傷ついたり曲がることでインナーワイヤーの動きが悪くなりアクセルが重くなったり戻りが悪い、戻らない等の症状が発生する事があります。
【対処法】
一度傷がついたり曲がってしまったアクセルワイヤーは修正が出来ません。損傷したアクセルワイヤーは水の侵入や錆の原因になる他、断線する恐れもありそのまま使用し続ける事は大変危険です。
アクセルワイヤーが損傷した場合は、部品の交換で対処しましょう。
アクセルワイヤーの交換費用は、アクセルワイヤー自体の価格が3,500円前後~10,000円前後、バイク屋さんへ依頼した場合の工賃は6,000円前後~30,000円前後になります。
工賃や部品代は車種により大きく変わるため気になる場合はネットで「車種+アクセルワイヤー」検索するかバイク屋さんに聞いてみるのが良いでしょう。
アクセルワイヤー内に水が侵入することでインナーワイヤーに錆が発生してアクセルが重くなったり戻りが悪い、戻らないといった症状が発生することがあります。
【対処法】
アクセルワイヤー内に専用工具を使い潤滑剤を注油しインナーワイヤーを繰り返し動かす事により動きが戻る事があります。
作業時はアクセルワイヤーを車体より取外して行うと潤滑剤が回りやすく作業がしやすくなります。錆の度合いや動きの状況に合わせて作業の方法を変えてみる事も確実な修理につながります。
あまりに錆がひどく一向に改善が見られない場合は迷わず新品のアクセルワイヤーに交換しましょう。
アクセルワイヤーの交換費用は、アクセルワイヤー自体の価格が3,500円前後~10,000円前後、バイク屋さんへ依頼した場合の工賃は6,000円前後~30,000円前後になります。
アクセルワイヤーの交換時の取り回しや、アクセルワイヤーが二本のタイプの車両では調節不良によりアクセルが重くなったり戻りが悪い、戻らないという症状が発生することがあります。
【対処法】
アクセルワイヤーの交換時は作業前に必ず取り回し経路の確認をしてから行いましょう。また、ワイヤー同士がねじれたりしないようにしましょう。
ワイヤーが二本引きの車両の場合はキャブレターのスロットル部分で調節が可能です。あまりパンパンに張ってしまうと動きが悪くなってしまい緩すぎると遊びが大きくなってしまいます。ゆっくり調節を繰り返し適当な場所を探しましょう。
グリップカラーとハンドルバーの間に水や砂埃などが入り込みアクセルの動きが悪くなってしまい重くなったり戻りが悪い、戻らない等の原因になる事があります。
また、アクセルホルダーとグリップカラーの干渉部分にも同様の現象が起こる事があります。
【対処法】 アクセルホルダー及びグリップ部分をハンドルから取外し清掃・グリスアップする事で対処が可能です。
グリスの塗りすぎは砂埃の付着の原因になりますので薄く伸ばすようにグリスアップする事がコツです。
放置期間が長い車両に多く見られる症状ですが、キャブレターのスロットルバルブ部分に吹き返したガソリンや汚れが付着し固まってしまいアクセルが重くなったり戻りが悪い、戻らないといった症状が発生することがあります。
【対処法】
基本的にはキャブレターを取り外しキャブレタークリーナーで固着部分のガソリンや汚れを取り除く事で対処可能です。
稀に車体にキャブレターを付けたままエアクリーナ側からキャブレタークリーナーを吹き付けアクセルを繰り返し動かして作業を終える方法を見ますが確実な修理のためにはキャブレターを一度外し作業をする事が望ましいでしょう。
スロットルの戻りや動きが悪いまま乗り続ける事は非常に危険です。思いがけない事故につながってしまいライダーの怪我や車両の破損だけでなく他人を巻き込んでしまう可能性も十分にあります。
少しでもスロットルの動きが鈍い等の異変を感じたら無理して乗るのではなく早めの原因追求と修理をしましょう。自分での修理が困難な場合は迷わずバイク店に依頼することをお勧めします。 また、日頃からのメンテナンス次第では避けられる原因も多く、バイクを正常に安心安全に走らせるためにも日頃のメンテナンスをしっかりとしておきましょう。
メンテナンスの方法等分からないことがあれば近くの専門店や量販店で聞いてみると良いでしょう。
この記事の執筆監修
バイクパッション整備責任者
2級整備士
玉井 克幸
バイク整備の知識量と技術力は誰にも負けません。
修理や整備も常に冷静沈着。若手メンバーのお手本として活躍中。
販売整備部門の責任者でもあるので、何か欲しいバイクがありましたら是非玉井までご一報ください。
【リピーターやご紹介のお客様が非常に多い】
のは、お客様の立場に立った誠実な査定と相場以上での高額査定が評価されてのことだと自負しております。
事実、パッションのバイク買取査定はお客様満足度95%超!
弊社パッションは最高の接客と特別な買取価格で常にお客様満足度No1を追求しています。
【当社の査定員はみんな査定資格とマナー講習を修了】
お客様が気持ちよく満足してオートバイを売るできる事がとても大切だと考えています。
買取提示価格がお客様のご希望金額に届かない等、御満足頂けない 場合は買取不成立となりますが、その場合もパッションの査定はモチロン無料です!
査定は全て、最初から最後まで無料。安心してお気軽に最高の無料査定をお試しして頂けます。
ご希望の日時に車両の保管場所にお伺いして査定させて頂きます。
ご到着~査定~お支払い~お手続き~車両の引上げまでトータルの所要時間は平均して約20分です
査定金額にご納得いただけた場合は、現金で満額をお支払いいたします。
買取証明書を発行して、クーリングオフや廃車手続きなどについてご案内させて頂きます
査定金額にご満足いただけない場合は買取不成立となります。
その場合も査定は完全無料です。無駄に交渉を重ねることは一切なく、速やかに辞去させて頂きます
買取後に車両を引き上げさせて頂きます。廃車手続きは弊社で無償代行致します。
廃車証のコピーは10日~2週間程でお客様のお手元に届きます
【即日対応!資格を持った査定士がお伺いいたします】
全国の支店からご希望日時に出張査定にお伺いしています。弊社の査定員は全員。査定士の資格を取得し、マナー講習を修了しております。
リピーターやご紹介のお客様が非常に多いのには理由がございます。
最高の査定額と最上のご対応でお客様のご期待にお応えいたします。
▼下記のいずれか1つ
・125cc以下:標識交付証明書
・126cc以上250cc以下:軽自動車届出済証
・251cc以上:自動車検査証
※登録書類が無くても、ご登録名義と住所が分かれば買取に支障はございません
査定にお立会い頂くご本人様の身分証をご提示ください。コピーなどは必要ございません。
(オートバイの名義人と売却される方が同一である必要はございません)
買取成立となった場合、お客様のサインを頂戴しております。