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ストリートファイターV4S買取査定事例|2020年モデルの準極上車

買取させて頂きましたのは2020年モデルのストリートファイターV4S。
ルーティンの軽整備で再販に回せるコンディションを維持していましたが、各所に傷や錆などの使用感が出ていたことから、極上車比率が非常に高い機種としては相対的に下位の評価となった1台です。
2023年現在の相場に照らすと135万円が利益ぎりぎりの査定額となるところ、弊社販売店での再販も視野に145万円で買取致しました事例です。

ストリートファイターV4S買取価格実例

事故不動
新車
  • 5

総合評点:5点

エンジン 5点 車体フレーム 6点 外装 5点 電装保安部品 6点 フロント周り 6点 リア周り 5点

【評価点の目安】
8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車
5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪
1点:事故不動
  • バイク名
  • ストリートファイターV4S
  • 買取価格
  • 1,450,000円
  • 年式
  • 2020年モデル
  • 走行距離
  • 19,070km
  • 車台番号
  • DMFA00AAL
  • カラー
  • レッド
  • エンジンの状態
  • 機能良好ですが錆が見られます
  • 外観の状態
  • 色艶は良いです。削れ傷が散見されます
  • 損傷や事故転倒歴
  • 目立つ損傷ありませんが、小傷が所々に入っています
  • カスタムや改造
  • オプション品と社外品への交換個所があるライトカスタム車
  • 買取年月
  • 2023年12月10日
  • ジャンル
  • レーサーレプリカストリートファイター

5.5点評価となったストリートファイターV4Sの査定内容

「ハーレーを売った友人から薦められて。ドゥカティのストリートファイターを見て欲しいんだけど」とのご依頼を受けて査定させて頂くことになったのはV4Sの2020年モデル。
「友人がダントツで高い金額で買ってくれた。って言ってたんで高額査定期待してます」とはオーナー様のお言葉。
登場から3年が経過した2023年現在、ストリートファイターV4Sの相場はでどう変化しているのか?先ずは高額査定が幾らなのかを掌握して頂くために、その答えとなる買取相場からご紹介させてください。

ストリートファイターV4Sの買取相場

実は、ストリートファイターV4Sの購入を検討している査定員。
V4ストラダーレの驚異の走りっぷりの虜になった一方、ライバル機も視野に現在比較検討中です。
不要な前置きとなってしまい恐縮ですが、ご購入時に機種選択で迷われたオーナー様も多いのではないでしょうか?
ストリートファイター推しであればブルターレやM1000RにZ H2 SEなどのライバル。DUCATI V4推しであれば、パニガーレやディアベル。 ストファイ一本であればベースグレードにSPも比較対象に。。

はたして、ライバル機や姉妹機に比べてストリートファイターV4Sの買取率は高いのでしょうか?

ストリートファイターV4S【ライバル&姉妹機】の参考買取率比較
参考買取率 平均落札額 取引台数 新車価格
ストリートファイターV4S
2020年~
70% 176万円 15台 253万円
ストリートファイターV4
2020年~
63% 140万円 3台 221万円
ストリートファイターV4 SP
2022年~
92% 330万円 1台 360万円
パニガーレV4S
2019年~
65% 200万円 25台 306万円
ディアベルV4
2023年~
103% 280万円 1台 273万円
ムルティストラーダV4S
2021年~
78% 204万円 9台 262万円
ブルターレ1000RR
2021年~
56% 234万円 1台 418万円
M1000R
2023年~
86% 266万円 1台 303万円
Z H2 SE
2021年~
101% 174万円 6台 172万円
MT-10SP
2017年~
65% 121万円 53台 185万円
DUKE 1290R
2013年~
46% 86万円 52台 185万円
業者間オークションの取引履歴を2023年12月時点で12ヵ月間遡った数字
業者間オークションとは、買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される会員業者間の市場
価格はすべて税抜
新車価格は、各機種で登場イヤーモデルのベースカラーを千円単位で四捨五入。
上記は、
・ストリートファイターV4のグレード別
・V4搭載のデゥカティ
・各メーカーのトップエンド・ストリートファイター機
の参考買取率(リセールバリュー)を比較した表です。

参考買取率とは『業者間での平均取引額÷当時の新車価格』で算出した数字で、100%であれば当時と同じ値段で、50%であれば当時の半値で業者間にて取引されていることを示します。
※尚、業者間の取引額は、買取業者にとっては転売額(販売業者にとっては仕入れ額)に相当しますので、査定現場での買取額で換算すると3~5%ほど率は下がります。

※現行機最新イヤーモデルの参考買取率は66%(店頭での小売価格は80~90%)が平均的な目安となっていますが、

ストリートファイターV4Sの参考買取率は70%と一般平均を上回っています
同機種のグレードで比較すると無印ベースグレードより7ポイント高くなっており、新車時に50万円以上高い買物となっていましたが売却を考えればお得な買物であったことが分かります。
対して、特別機ランボルギーニを除くと最上位グレードに当たる(V4Sよりも50万円以上高い)SPのそれは92%と、ディーラーに販売在庫が無い稀少性が高いリセールバリューに繋がっていることを感じさせます。

DUCATIのV4エンジン(デスモセディチ・ストラダーレとグランツーリスモ)搭載機で比較すると、
Diavel V4が唯一の100%超えを記録しています。2023年モデルで新しく設定されたここと、更に販売在庫がないことで中古車にプレミアムが付いており、人気のブラックでその傾向が顕著となります。
DUCATIのアイコンであるスーパーバイクPanigale V4Sが65%と業界平均に収まっているのは、2020年から展開されている事と、取引台数が多く稀少度が低い点が影響していると思われます。 世界的にDucati史上最大の年間セールスを記録したムルティストラーダ・シリーズはディーラーに販売在庫があるものの78%と高く、国内でも人気が高いことを物語っています。

ライバル機との比較に目を転じると、
Z H2 SEが100%超えを記録しています。Diavel V4と同様に欲しくても新車が手に入らない状況が中古の価値を高めています。
また2023年で設定されたM1000Rが88%で続いているのは、業者間に流れてきた初物である点が大きいと言えます。
新車価格400万円超のブルターレ1000RRはド迫力のルックスながらスペック面ではDucatiストリートファイターに一歩譲るところが影響したか最高買取率は奮わない結果に。

総じて見ると、ストリートファイターV4の参考買取率は中の上といった位置であると言えます。
しかしながら、ストファイの実力指標となるパワーウェイトレシオ(装備重量/最高馬力)をライバル機(2020~23年モデルの数字で)と比較すると
1位:M 1000 R = 210馬力/199g
2位:ストリートファイターV4S SP = 208馬力/199kg
3位:ストリートファイターV4S = 208馬力/201kg
4位:ブルターレ1000RR = 208馬力/206kg
5位:DUKE 1290R = 180馬力/198kg
6位:Z H2 = 200馬力/239kg
7位:MT-10 SP = 166馬力/214kg
と。ストリートファイターV4がM1000Rに並んで最上位のスペックであることが証明されています。

続いては本題であるストリートファイターV4Sに焦点を絞っていきましょう。
先ずは、直近5年間の相場変動から見ていきます。
右欄下段一番上のグラフは、業者間オークションでの取引額 推移です。
2021年には200万円平均であった平均取引額は、2022年に214万円と大きく上げましたが、2023年には176万円と対前年比で2割強も下落しています。
2021年は、コロナ禍で新車供給が細ったことを受けて中古バイク全体の相場が上がったコロナバブル期でしたので、バブルが弾けた2022年秋以降に相場が下落しているのは中古バイク全体の傾向と一致しています。
現行最新モデルの平均的な参考買取率が66%であることを考えると、もう少し下がる事も想定されるので、売却をお考えでしたら早めが高額査定に繋がり易いと読めます。

直近で相場が大きく動いていることから、引き続いて直近1年間の相場について、以下の切り口で掘り下げていきます。

1)年式別の相場
2)カラーリング
3)評価点=コンディション
4)走行距離

1)年式別の相場
右欄下段上から2番上のグラフが示していますが。
「高年式=高額査定」の図式が当て嵌まらないストリートファイターV4S。
登場翌年に当たる2021年モデルでEURO 5適合のマイナーチェンジを果たした本機ですが、メーカー希望小売価格は2万円増に留まったことも影響したのか、継続生産の22年モデルも含めて、 イヤーモデルと業者間の落札額に有意な関係性は見られません。
そのため、以下ではイヤーモデルで区切らず(業者間で取引のあった2020~22年モデルを)一括りにして相場を見てゆきます。

2)カラーリング
ストリートファイターV4S【カラー別】業者間での落札額
平均落札額 最高額 最低額 台数
レッド 177万円 262万円 131万円
ブラック 165万円 171万円 159万円 2台
業者間オークションの取引履歴を2023年12月時点で12ヵ月間遡った数字
上位カラーとして約6万円高い価格が設定されたブラックですが、ベースカラーのレッドの人気(取引台数)が高く、平均取引額も12万円高くなっています。
ブラックの取引台数が少なく傾向としては弱いものの、歴代スーパーバイクやストリートファイターに共通している現象とあって、レッドが再販時に売り易く買取価値も高いことは確かな傾向と言えます。

ストリートファイターV4S【評価点別】業者間での落札額
平均落札額 最高額 最低額 台数
7点 209万円 262万円 160万円 3台
6点 175万円 202万円 159万円 8台
5点 154万円 180万円 131万円 4台
1点 94万円 97万円 92万円 2台
業者間オークションの取引履歴を2023年12月時点で12ヵ月間遡った数字
8点以上:未使用車や新車同等の状態
7点:プロが見て判別可能な減点がある超極上車
6点:新車比で軽微な使用感がある極上車
5点:ルーティンの整備で再販に回せる良好車
4点:軽い追加補修や整備が必要となる劣化または軽い難がある
3点:追加整備が必要な難がある車両
1点:事故車又は不動車
上記は、直近1年間に業者間で取引された15台(+2台の事故車)のストリートファイターV4Sについて、評価点別に落札額を比較した表です。

登場から4年と経っていない現行モデルとあって、直近1年間で取引された実働車15台のうち11台が6点(極上車)以上となる高い評価点を付けています。
平均落札額に着目する「高評価=高額落札」の傾向が鮮明に出ています。
しかしながら、同じ7点評価でも160万円で落札される個体と262万円で落札される個体が有ります。なぜでしょうか?
最大の理由は、競りによって落札額が決まるオークションの性質です。
月間に均せば1台強の出品台数ですので、買い手である販売店の入札が競った場合には相場以上の金額に跳ねることもあれば、逆に入札が伸びず相場に全く届かないこともございます。
時の運と言ってしまえば、それまでですが。
相場を読んで限界まで高い査定額を出すのがプロの仕事です。更に掘り下げます。

4)走行距離
ストリートファイターV4S【走行距離別】業者間での落札額
平均落札額 最高額 最低額 台数
~0.1千km 262万円 262万円 262万円 1台
1~2千km 184万円 206万円 159万円 4台
3~4千万km 167万円 206万円 159万円 2台
5~7千km 178万円 180万円 164万円 4台
8~9千km 162万円 162万円 162万円 1台
1万km超 143万円 159万円 131万円 3台
業者間オークションの取引履歴を2023年12月時点で12ヵ月間遡った数字
平均落札額に着目すると、概ね「低走行=高額落札」の傾向が出ています。
V4エンジン搭載機はメカニカルなトラブルこそ少なくなったものの、ある程度の走行距離を超えると電装系に不具合(具体的にはエラーランプ点灯)を発症する個体が出現します。
ディーラーも認める「個体差」が存在することによって、ハズレ個体の症状が発覚しやすい走行距離の多い車両は嫌気される傾向があります。
そのためDUCATIの現行機では特に走行距離と落札額には、大きな関連性が出やすい特徴があります。
そのことは同評価点での落札額の差と比べて、同じ走行距離帯ではそれほど落札額が開いていない事からも読み取れます。

依然として、相場が跳ねた個体、跳ねなかった個体が散在することで、相場の読みが難しくなってはいますが、 「評価点」「走行距離」を組み合わせることによって以下の様な傾向が見て取れます。
  • ▼落札額帯別の傾向
  • 250万円以上の1台
    走行距離676kmの超極上車。
    相場が跳ねた典型例です(相場実態では220万円程度)
  • 200万円台の2台
    走行距離0.1~0.2万km台の極上&超極上車
  • 170~180万円台の5台
    走行距離0.2~0.5万km程の極上車が中心
  • 150~160万円台の4台
    走行距離0.5~0.9万kmの極上車が中心
  • 130万円台の2台
    走行距離1万km超の良好車
以上の買取相場を踏まえて、2020年モデル・ストリートファイターV4Sの査定内容と買取額についてご紹介させて頂きます。 (尚、上記の業者間市場における落札額は、買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額に相当するため、実際の買取額は95~97%相当となります)

【ストリートファイターV4S】相場の推移

【ストリートファイターV4S】相場の推移

【年式別】業者間の取引価格帯

【年式別】業者間の取引価格帯

【年式別】相場の推移

【年式別】相場の推移

【ストリートファイターV4S】業者間の取引価格帯

【ストリートファイターV4S】業者間の取引価格帯

【ストリートファイターV4S】評価点別の取引価格帯

【ストリートファイターV4S】評価点別の取引価格帯

【ストリートファイターV4S】評価点別の取引価格帯

【ストリートファイターV4S】評価点別の取引価格帯
買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される業者間オークションの取引データ
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5点評価となった外装の査定

先ずは車体の印象を左右する外装から査定を進めてまいります。
オーナー様のストリートファイターV4Sは2020年モデルの「ドゥカティ・レッド」。登場20年モデルは1色展開でしたが、21年モデルから設定された上位カラー「ブラック」に比べて人気のカラーで買取でもアドバンテージを発揮するカラーリングです。

大切にケアされてきた個体が多く中古マーケットでは超/極上車比率が非常に高い本機。 パッと見て良好であった色艶ですが、よく見ると全体的に若干、艶感が後退していることが見て取れます。
細部までチェックしていくとどうでしょうか。
オプションであるタンクパッドとプロテクターがズレており、テープの粘着部分に汚れが付着して露出しています。
またオプションであるカーボン製の前後フェンダーや、本機のアイコンの1つに挙げられるウィングレットなどにもやや目立つ削れ傷が入っており、タンクには細かい傷が散見されます。

極上車比率が高い機種だけに、細かい減点でハイレベルの評価が変わってくる本機。色艶の軽い後退と各所の傷が影響し外装の評価は5点判定に。
タンクパッドのテープの粘着部分に汚れが付着して悪目立ちしています
ウィングレットに付いているやや広範囲の傷
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5点評価となったV4エンジン

続いては本機の心臓部デスモセディチ・ストラダーレのV4エンジン回りを査定してまいります。
最高馬力こそ10馬力デチューンされていますがDUCATI最高峰のスーパーバイクPanigale V4シリーズと同じエンジンです。

先ずは視認でチェックしていきます。
カウルで覆われているPanigaleとは異なりエンジンが露出していることからメンテナンス性は良いのですが、手が入りにくい際の箇所は劣化が出やすいため、際にも目を凝らしてチェックいたします。
威容を誇るV4エンジンですが、腰下の上部にやや広範囲に白錆びが出ています。また各種ボルト類も錆を生じています。ラジエーターフィンの細かな凹みや錆び等も細かい部分ですが減点対象に。

続いてセルを押下しエンジン始動。
V4独特のサウンドを奏でてエンジン一発始動。アイドリングも安定しています。
アクセルの開閉に伴って回転数が上下し吹け上り時に異音や違和感も感じられません。
ロングストロークでソフトなシフトダウンをはじめギアチェンジもスムーズ。
機能的に減点対象は認められなかっただけに、使用感による減点が惜しまれました。6点寄りではあるものの残念ながら5点判定に。
デスモセディチ・ストラダーレV4エンジン腰下の上部に見られる白錆び
エンジン各所のボルト類に見られる錆び
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6点判定となったフロントフレーム回り

続いては骨格部であるフレームの査定です。
骨格という言葉が当て嵌まらないフロントフレームが採用されているのもPanigale V4と共通で、ステムとエンジン部を連結させるだけのコンパクトな新世代フレームです。

従来のダブルクレードール型などであれば衝撃痕(皺寄りや塗装割れ)が出やすいネック部の接合部を入念に検分するのですが、フロントフレームは溶接接合部が無いので触診で不自然な感触が無いかをチェックいたします。
結果、綺麗な状態であることが確認できました。
フロントフレームに実際には接合されていないのですが、業界の古い慣例で周辺接合部と見做すステップやスタンド周りに軽い使用感が出ていたことが軽く減点に。裏を返せば他に減点対象が無かったフレーム回りの評価は極上を示す6点判定に。
カーボン製リアフェンダーの小さな削れ傷
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鬼門である電装系の査定

引き続いては電装・保安部品の査定になります。
幾つかの機能が最新バージンではないものの、最高峰Panigale V4と同等の電子制御機構が盛り込まれているストリートファイターV4S。

個体差によって、電装系に不具合が発現する個体もある事から入念にチェックしたい項目です。 まず気になるのは異常を知らせる警告灯。仮に点灯していると(診断機を当てての判断にもなりますが)大きく買取価値に影響してしまうところです。
幸いオーナー様の愛車は異常を感知したランプは点灯しておりませんでした。
引き続いて、左側のスイッチボックスを操作して電子制御機構が正常に切り替わるかをチェックいたします。
査定現場で実走行は行わないため、液晶メーターを通じての動作確認ですが、一通り機能していることが確認できました。 惜しかったのは、手が触れる機会が多いスイッチボックスに使用感が出ていた点です。

保安部品は、マフラー・灯火類・メーター・ホーン・ミラーなどを指します。
総じて綺麗な状態ではありましたが、エキパイの軽めの錆びやマフラーに汚れと小傷が認められた点が玉に瑕となりました。
スイッチハウジングに見られる色褪せと使用感
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上位グレードのエッセンスが詰まった足回り

最後は上位グレード「S」のエッセンスが詰まった足回りの査定です。
ストリートファイターV4Sの違いは、前後Ohlins製の電子サスペンションとステアリングダンパーそしてマルケジーニ製鍛造アルミホイールが標準装備となっている点。そのためベースグレード比で30万円以上高い設定となっています。

スーパーバイク由来の片持ちスイングアームによって車体右側のシルエットが一際決まっている本機ですが、足回りの重要チェックポイントは上記の基幹部品やbrembo製キャリパーなどの高額パーツになります。
いずれも機能的には申し分ありませんでしたが、リアショックのステーにやや広範囲に削れが確認できた点、ホイールに小傷が散見された点、そして溝が薄くなり要交換判定に近いタイヤの状態が惜しまれました。
オーリンズ製電子リアショックのステー見られる削れ
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カスタムの査定評価

メーカーオプションのカーボン製の前後フェンダーが取り付けられているオーナー様の愛車。
社外品ではアクスルシャフカバーが変更されています。

上記グレードのアイコンとして装着されることも多いカーボン外装は純粋にプラス査定に寄与します(それだけに傷が入っていた点が惜しまれます)。
タンクカバーについては粘着シールに汚れが付着して悪目立ちしていることからプラス判定に繋がらず、アクセサリー的なアクスルシャフトキャップは大勢に影響を与えるほどの形状にはなりませんでした。

因みにオプション品で買取価値が大きく向上するのは、マグネシウム製ホイール、アクラポビッチ製のチタン+カーボン製の軽量サイレンサー、チタン製フルエキ、カーボン製ウィングセットです。
カーボン製フロントフェンダーの小さな削れ傷
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総合評価と買取額

ポジティブな査定項目
  • ルーティンの軽整備で再販できるコンディション
  • オプションのカーボン製 前後フェンダー
ネガティブな査定項目
  • 機種として相対的に多い走行距離
  • 各所に認められた使用感や傷
  • 再販に当たって要交換判定となったタイヤ
以上のように査定させて頂きました2020年モデルのストリートファイターV4S。
査定の評価は5.5点。走行距離は1.9万kmです。

上段で触れた業者間オークションに出品した場合、想定される落札額は強気予想で150万円、弱気予想で140万円です。
弊社バイクパッションが提示致しました査定額は145万円

オーナー様から「友達が薦めてくるだけあって、バイクにも丁寧に触っていたし態度も説明も信頼に足るものだった。納得して送り出せます」とのお言葉を頂戴して買取のご成約となりました。
相場的には赤字を覚悟する必要がある買取額を提示できたのは、日本で一番オートバイを売っている弊社横浜店の存在。
弊社での直販も視野に相場より一段高い金額で買取させて頂きました。

今回はストリートファイターV4Sのご売却を誠にありがとうございました。
溝が浅く、再販に向けては要交換判定となったタイヤ
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ストリートファイターV4Sの買取相場

【2020~22年モデル】

【実働車】の業者間オークション市場における、買取時点直近12ヶ月間の落札データ

  • 取引台数: 15台
  • 平均価格: 1,761,067円
  • 最高価格: 2,625,000円
  • 最低価格: 1,310,000円

【事故車・不動車】の業者間オークション市場における、買取時点直近12ヶ月間の落札データ

  • 取引台数: 2台
  • 平均価格: 947,000円
  • 最高価格: 971,000円
  • 最低価格: 923,000円

相場情報:2023年12月10日時点

最新の相場情報は、10秒で買取相場が出る自動査定でチェックして頂けます。


上記金額は、買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札データであり、買取業者の転売金額です。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引される市場です。
買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
その事実が、業者間オークション市場の落札金額が買取業者の査定額の基準値である所以です。
査定現場での買取価格は下記の転売(落札)金額から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります。
査定現場での正味の買取額は、転売金額である落札額から5~10%を割り引いた金額が適正で競争力のある価格となります。
金額にすると単価の安い原付バイクで1万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正な割引額です。

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    1,030,000円
    2014年式 走行 7,400km
    状態良好
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