1985年に400ccの「SRX400」同様、SRの派生モデル的な位置付けで登場したのが、GKダイナミクスによるデザインを採用した「ヤマハ SRX600」です。
最高出力42ps/6,500rpmと、短気筒エンジン車としてはパワフルで低速仕様のエンジンを採用しており、乾燥重量149kgという軽さで非常に操作性の良いシングルスポーツとして、今でも多くの愛好家を魅了し続けています。
このSRX600はシングルエンジン特有の鼓動感が十分堪能でき、シンプルでありながらオリジナリティの高いデザインで多くのカスタムファンがいる車種のひとつと言えます。
今回は、今なおシングルスポーツの傑作として高い評価を得ている稀少車「ヤマハ SRX600」についてご紹介させて頂きたいと思います。
(乗車モデル 1996年式)
シート高760mmと程よい高さにシートが設けられたSRX600は、私たち日本人の体格に非常にマッチした足つき性の良いマシンです。
スポーツライドを目的に設計されたため、シートの硬さはSRよりもハードですが、細めのシート形状によって車体のホールド感は良好。
ただし、ノーマルシートの場合は表面が滑りやすく、高速走行時に重心がズレやすくなる傾向があるため、シングルレースなどに出場する際は要対策と言えます。
全長2,090mm×全高1,045mm×全幅720mmと全体的にコンパクトに設計されたSRX600は、スリムで取り回しやすい車体の持ち主です。
乾燥重量が149kgと非常に軽く、ヤマハ車らしいハンドリングの軽さで押し引きも良好となっており、250ccの感覚で扱えるため、女性でも安心して乗りこなすことが出来ます。
シングルエンジンの細さを活かしたすり抜けも得意で、渋滞・駐車スペースといった大排気量車の弱点となる要素が殆どないのも魅力のひとつと言えます。
最高出力42psという数値は、現行モデルと比べてもかなり控えめなスペックと言えます。
しかし、ビッグシングルの利点を活かした低速トルクの太さは確かなものがあり、軽い車体と合わせて非常に粘り強さを発揮してくれます。
最大トルクと最高出力の回転域がほぼ同等であるため、パワーバンドに入れた状態でコーナリングを楽しめるのがSRX600の持ち味と言っても過言ではありません。
ノーマルのSRX600の最高速度は160km/hといったところですが、シングルレース用にチューニングすると、200km/hまでは現実的。
電子制御デバイスを満載した現行モデルにはないテイスティな走りが楽しめるSRX600は、酸いも甘いも噛み分けるベテラン好みの走りが楽しめる一台です。
シンプルな構造のシングルエンジンの特性を活かし、全体的にスリムなSRX600は操縦性・コーナリング性能に優れたマシンです。
豊かな低速トルクと軽い車体により、腰の動きひとつで簡単に倒し込むことができ、初心者でも気軽にフルバンクできるほど。
SRX600は低速バンク時でも粘り強い走りを見せるため、スポーツライドをマスターしたい方にとって最適のコーチ役と言えます。
80年代に発売されたシングルマシンとしては珍しく、SRX600は前後ディスクブレーキを採用しています。
元々の最高出力・最高速度が控えめであるため、ブレーキング性能は十分と言えるほどしっかりしており、パッドの状態にさえ気を配れば不安はないでしょう。
ただし、現在では生産終了からそれなりの月日が経過しているため、ディスクローターの歪みなどには十分な注意が必要です。
このSRX600は純正マフラーがショートタイプですが、エキゾースト音はシングルらしくやや控えめの音質・音量となっています。
社外マフラーにはヨシムラ・OVER・スーパートラップといった有名ブランドがあり、かなり音量に変化をつけることができます。
音質と音量のバランスが取れているのはヨシムラで、現在中古パーツとしての玉数は少ないものの、まだ流通はしている状況ですので、気になる方はお早めにチェックされることをおすすめいたします。
すでに生産終了から20年近く経つSRX600ですが、根強いファンの支持によってカスタムパーツを流通は豊富にあり、今日現在でも一通りのパーツを調達することは難しくありません。
その一方、純正パーツの新品はそれほど多くなく、中古パーツのリビルト品を上手に使い分けていくことが望ましい状況にあります。
リアサスやディスクローターなどはその典型的な例にあたり、他車流用を考えるのもSRX600の楽しみのひとつと言えそうです。
SRX600はシンプルでタフな構造が持ち味のひとつですが、泣き所となっているのがレギュレータ。
現在でもヤマハから純正パーツとして取り寄せることは可能ですが、故障する頻度がそれなりに高く、出来るだけスペアを用意しておくのが望ましいと言えます。
ちょっとした裏技になりますが、このSRX600には「カワサキ スーパーシェルパ」のレギュレータを流用することも可能ですので、手に入りにくい場合はこちらをオークションなどで探してみるとよいでしょう。
【リピーターやご紹介のお客様が非常に多い】
のは、お客様の立場に立った誠実な査定と相場以上での高額査定が評価されてのことだと自負しております。
事実、パッションのバイク買取査定はお客様満足度95%超!
弊社パッションは最高の接客と特別な買取価格で常にお客様満足度No1を追求しています。
【当社の査定員はみんな査定資格とマナー講習を修了】
お客様が気持ちよく満足してオートバイを売るできる事がとても大切だと考えています。
買取提示価格がお客様のご希望金額に届かない等、御満足頂けない 場合は買取不成立となりますが、その場合もパッションの査定はモチロン無料です!
査定は全て、最初から最後まで無料。安心してお気軽に最高の無料査定をお試しして頂けます。
ご希望の日時に車両の保管場所にお伺いして査定させて頂きます。
ご到着~査定~お支払い~お手続き~車両の引上げまでトータルの所要時間は平均して約20分です
査定金額にご納得いただけた場合は、現金で満額をお支払いいたします。
買取証明書を発行して、クーリングオフや廃車手続きなどについてご案内させて頂きます
査定金額にご満足いただけない場合は買取不成立となります。
その場合も査定は完全無料です。無駄に交渉を重ねることは一切なく、速やかに辞去させて頂きます
買取後に車両を引き上げさせて頂きます。廃車手続きは弊社で無償代行致します。
廃車証のコピーは10日~2週間程でお客様のお手元に届きます
【即日対応!資格を持った査定士がお伺いいたします】
全国の支店からご希望日時に出張査定にお伺いしています。弊社の査定員は全員。査定士の資格を取得し、マナー講習を修了しております。
リピーターやご紹介のお客様が非常に多いのには理由がございます。
最高の査定額と最上のご対応でお客様のご期待にお応えいたします。
▼下記のいずれか1つ
・125cc以下:標識交付証明書
・126cc以上250cc以下:軽自動車届出済証
・251cc以上:自動車検査証
※登録書類が無くても、ご登録名義と住所が分かれば買取に支障はございません
査定にお立会い頂くご本人様の身分証をご提示ください。コピーなどは必要ございません。
(オートバイの名義人と売却される方が同一である必要はございません)
買取成立となった場合、お客様のサインを頂戴しております。