エンジンが動かなくなった、故障した、キックが降りない、セルが回らない等
バイク故障・バイク整備修理やトラブルに関することに
パッション横浜本店の整備士が簡単にお答えしています
滴るほどではないですが、フロントフォークに今まで無かったオイルの付着を発見しました。
低走行車なうえオイルシールの劣化も特に目立たないのですがオイルが漏れているのは確かなようです。
これってよくある症状なのでしょうか?修理にはどれくらいの時間と費用がかかりますか?
フロントフォークのオイル漏れに気付かずにバイクの使用を続けている方は実は意外に多くいます。
怖いことに、一定のオイル漏れの量を超えてしまうと衝撃の吸収が不完全となりフラついたりカーブ途中にハンドルを取られる原因になる事もあります。
漏れたオイルがディスクブレーキのブレーキパッドやディスクに付着してしまうと制動距離が大きく伸びたりブレーキが効かなくなってしまい事故に繋がる可能性もあります。
フロントフォークから一度オイルが漏れ出したら自然に止まることはなく次第に漏れる量が増えていきます。ブレーキパッドにオイルが染み込んでしまうとパッドの交換も必要になってしまいます。
倒立ではなく正立フォークで、オイルシールの劣化も特に目立たないのにオイル漏れが起こることも。
オイル漏れを確認したら早急な対処が必要です。
フロントフォークからのオイル漏れの2大原因はオイルシールの劣化とインナーチューブの錆びですが、いずれの場合もオーバーホールを前提としたフロントフォークの分解作業が必ず必要になります。 修理にかかる費用はオイルシール(左右ダストシール込み)の部品代が1,500円前後~3,500円前後、インナーチューブ(一本)が10,000円前後~25,000円前後になります。
フロントフォークのオーバーホールをバイク屋さんへ依頼した際の工賃は正立のフロントフォークが(一本)10,000円前後~、倒立のフロントフォークが(一本)14,000円前後~になります。
それではフロントフォークからオイルが漏れる原因と対処にかかる費用等を紹介します。
フロントフォークからのオイル漏れの2大原因はオイルシールの劣化とインナーチューブの錆びです。
A)オイルシールが劣化する理由
長距離を走っているバイクや古いバイクの場合、オイルシールの劣化や傷、シール自体がインナーチューブの径より大きくなってしまい漏れの原因になります。
しかし、低走行車であっても、長らく動かされていなかったバイクで急に使用頻度が高くなるとオイルが漏れてくる事があります。 これは長期保管の間にオイルシールが劣化して硬くなり機能が低下し傷が入りやすくなる事が原因となってオイル漏れに繋がります。
また、ダストシールのヒビ割れや劣化により砂やゴミが入りこんでしまいオイルシールを傷つけてしまいオイル漏れの原因になる事もあります。
B)インナーチューブの錆び
もう一つの主な原因はインナーチューブに発生した錆が原因となりオイルシールを傷つけてしまう事です。
インナチューブは上下には動きますが横回転はせず固定されているためオイルシールとの当たり面が常に同一の縦ラインになります。
インナーチューブに錆があると常にオイルシールの同じ個所を上下してを傷つけてしまいオイル漏れの原因になります。
また飛び石や転倒によってインナーチューブに傷が入ってしまった場合も同様の理由でオイル漏れの原因になる事があります。
一度漏れ始めたフォークオイルは自然に止まることはなく必ず修理が必要になります。
オイルシールが原因でオイル漏れが起きている場合はオイルシール自体の交換、インナーチューブの錆や傷が原因でオイル漏れが起きている場合は インナチューブの研磨作業またはインナーチューブの交換で対処修理が可能です。
フロントフォークのオイル漏れの原因がオイルシールであってもインナーチューブであっても必ずフロントフォークの分解作業が必要になります。
また、オイルシールの劣化やインナチューブの錆が原因ということはフォークオイルの劣化や内部部品の消耗やヘタリも進んでいると見たほうが自然です。
フロントフォークの分解作業時に必要に応じて内部部品やフォークオイルの交換しておくことが賢明です。
稀にフロントフォークの分解作業をせずにオイルシールを上部から無理やり剥ぎ取り、オイルシールのみの交換作業をするという荒技を目にする事がありますが内部部品の確認や交換もせず、 インナーチューブの摺動部の状態確も認が出来ないうえに、インナーチューブやアウターに傷を付けてしまう可能性がありますので絶対にやってはいけません。
特にインナーチューブの錆修正や微妙な傷の判断は難しく判断を誤ると二重の手間と工賃がかかってしまいます。
フロントフォークのオイル漏れを修理する際は必ずオーバーホールを前提とした分解作業をするように心がけましょう。
フロントフォークのオイル漏れの修理にかかる費用はオイルシール(左右ダストシール込み)の部品代が1,500円前後~3,500円前後、インナーチューブ(一本)が10,000円前後~25,000円前後になります。
フロントフォークのオーバーホールをバイク屋さんへ依頼した際の工賃は正立のフロントフォークが(一本)10,000円前後~、倒立のフロントフォークが(一本)14,000円前後~になります。
作業途中に交換部品や作業が増えた場合にはその都度別途料金が発生します、詳しい作業内容や料金が知りたい場合は事前にバイク屋さんへ問い合わせておくと良いでしょう。
フロントフォークのオイル漏れは衝撃の吸収性能の低下やカーブ内でのフラつきの原因の他にも最悪のケースとしてブレーキディスクや パッドへのオイル付着によるブレーキ機能の低下により大きな事故に繋がる可能性があります。発見をしたら早急に修理をした方が良いと言えるでしょう。
また、しっかりとした原因追求と確実な修理をしないと、高確率で漏れが再発します。
特にインナーチューブの錆修正や微妙な傷の判断は難しく判断を誤ると二重の手間と工賃がかかってしまいます。
判断や修理に自信がない場合は専門店などに問い合わせ、依頼をする事も考慮しておく事が安心安全にバイクに乗れることにも繋がります。
この記事の執筆監修
バイクパッション整備責任者
2級整備士
玉井 克幸
バイク整備の知識量と技術力は誰にも負けません。
修理や整備も常に冷静沈着。若手メンバーのお手本として活躍中。
販売整備部門の責任者でもあるので、何か欲しいバイクがありましたら是非玉井までご一報ください。
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