エンジンが動かなくなった、故障した、キックが降りない、セルが回らない等
バイク故障・バイク整備修理やトラブルに関することに
パッション横浜本店の整備士が簡単にお答えしています
転倒によってなのか?ガソリンが漏れてきた!そのまま乗っても大丈夫?
久しぶりに乗ったバイク…エンジンの下からガソリンが漏れていました。
フューエルコックを切り替えたところガソリンも出が止まらなくなった・・
キャブレターの下辺りに茶色いガソリンのシミが付着するようになった
ガソリン漏れが発生するのは主にキャブレター車。
傾きなどの一時的な原因でオバーフロー(溢れる現象)となる場合、内部パーツの固着等によって継続的にオーバーフローとなる場合があります。
また、燃料コックの劣化によって継続的に漏れてくることもあります。フュエルコックの交換が必要な場合、その部品代は車種によって4,000円~8,000円前後、工賃は4,000~12,000円前後となります。
稀なケースでは、キャブレターのフロート室のパッキンの劣化などによってキャブレターからガソリンが染み出てくることもあります。その場合はパッキンを新品に交換することで直ります。
以下によくあるガソリン漏れの症状別の対処法を纏めました。
時間があまりなくバイクに乗る事が出来ず久しぶりにバイクに乗った。
久しぶりに乗ったという事もあり緊張からかバランスが取れずに信号で立ちゴケをしてしまいました、バイクはすぐに起こしたがどこかからガソリンの臭いがするのと地面に少し染みが出来ていた。
近所という事もあったのでエンジンは掛けずに押して帰った、今後このまま乗っても大丈夫ですか?
【回答1】キャブレターのオーバーフローであれば問題ありません
バイク(の燃料供給方式)はキャブレター車とFI車(インジェクション)の二種類に分かれます。
立ちゴケ等でガソリンが漏れてくる場合は殆どがキャブレター車と言えるでしょう。
キャブレターは構造上、オーバーフロー(溢れる現象)といってキャブレター内に必要以上にガソリンが送られてしまった時など外に流れ出る仕組みになっています。
バイクを倒してしまったり必要以上に傾けたりするとオーバーフローによって漏れる事があります。
バイクを起こした後に新たな漏れが確認出来なければその他の箇所の点検後、始動・発進しても大丈夫と言えるでしょう。 安全の為その後、しっかりとした点検を行う事をお勧めします。
夏季を跨ぎ半年ほどバイクに乗る事が出来ず久しぶりにバイクに乗ろうと思いガソリンコックをオンにしてセルを回すと…
エンジンは掛かるものの車体の下方にガソリンがどんどん流れて出て来てしまい乗り出す事が出来ません。
なぜガソリンが漏れてしまうのでしょうか?
【回答2】フロートの固着であればキャブレターを叩き衝撃を与えることで直る可能性も
キャブレターからのオーバフローによるガソリン漏れです。 ガソリンが流れ出てくるホースを辿って、そのホースがキャブレター部に繋がっていたら間違い無いでしょう。
夏季をまたいでの長期放置となると、キャブレター内のガソリンが気化することで目減りし、キャブレター内部のパーツであるフロート等が満タンより低い位置で固着することがあります。
正位置よりも低い位置で固着しているフロートの上に供給されたガソリンが供給過多の状態となり、オーバーフローが発生していると思われます。
エンジンが掛かるという事なので症状が軽く、運が良ければキャブレター自体をドライバーの柄などで叩き衝撃を与えるとフロートが動きオーバーフローを止める事が出来る場合もあります。
ただし、それでも解消できない場合や吹け上がりが悪い、アイドリングがしない等の症状がある場合はキャブレターのオーバーホールが必要になります。
バイクで走行中エンストしてしまいタンク内を確認するとガソリンがかなり減っている様だったのでガソリン(フュエル)コックをリザーブに切り替えたところ、コックの部分からガソリンがポタッポタッと垂れて来て止まらなくなってしまった。
なぜ急にガソリンが漏れる様になってしまったのでしょうか?
【回答3】パッキンの劣化の可能性が。コック自体の交換が必要かもしれません
燃料コックの中にはゴム製のパッキンが使われています。
古い車体の場合しばらくコックを動かさないでいるとパッキンが硬くなってしまったり、縮んでしまい動かした時に亀裂が入ったり、隙間が生まれガソリンが漏れてしまう事があります。
修理方法は基本的にはコック自体の交換、もしくは旧車の場合はオーバーホールKITが販売されてる場合もあります。
漏れたままの状態では引火の危険がありますコックをどの方向にしても止まらない場合は、タンク内のガソリンをなるべく抜き取って漏れを止めましょう。
間違っても少量の漏れだからといって始動・走行することは避けましょう。 フュエルコックの交換が必要な場合の費用感ですが、その部品代は車種によって4,000円~8,000円前後、交換工賃は4,000~12,000円前後となります。
普段の足として使っているバイク(125ccのMT車)なのですがエンジンのちょうどキャブレターの下辺りとキャブレターの下の方が茶色いシミのような物が出来ていて少し湿っているのが見つかり 手で触れてみたところガソリンの匂いがします。
急に漏れ出したようではないような気がしますがよくある事なんですか?
【回答4】キャブレターのフロート室のパッキンを新品に交換しましょう
稀なケースですがなくはありません、キャブレターのフロート室のパッキンが痩せてしまいガソリンが滲み出してしまったか、前にも漏れた事があり液体ガスケット等で修理をした場合、 時間が経つと滲み出してしまう事があります。
応急処置としては同じく液体ガスケットで止める方法もありますが出来る事なら新品のパッキンに交換する事が一番の修理方法です。
バイク店に頼む場合は、キャブ一発つにつき8,000円前後の工賃となります。
この記事の執筆監修
バイクパッション整備責任者
2級整備士
玉井 克幸
バイク整備の知識量と技術力は誰にも負けません。
修理や整備も常に冷静沈着。若手メンバーのお手本として活躍中。
販売整備部門の責任者でもあるので、何か欲しいバイクがありましたら是非玉井までご一報ください。
【リピーターやご紹介のお客様が非常に多い】
のは、お客様の立場に立った誠実な査定と相場以上での高額査定が評価されてのことだと自負しております。
事実、パッションのバイク買取査定はお客様満足度95%超!
弊社パッションは最高の接客と特別な買取価格で常にお客様満足度No1を追求しています。
【当社の査定員はみんな査定資格とマナー講習を修了】
お客様が気持ちよく満足してオートバイを売るできる事がとても大切だと考えています。
買取提示価格がお客様のご希望金額に届かない等、御満足頂けない 場合は買取不成立となりますが、その場合もパッションの査定はモチロン無料です!
査定は全て、最初から最後まで無料。安心してお気軽に最高の無料査定をお試しして頂けます。
ご希望の日時に車両の保管場所にお伺いして査定させて頂きます。
ご到着~査定~お支払い~お手続き~車両の引上げまでトータルの所要時間は平均して約20分です
査定金額にご納得いただけた場合は、現金で満額をお支払いいたします。
買取証明書を発行して、クーリングオフや廃車手続きなどについてご案内させて頂きます
査定金額にご満足いただけない場合は買取不成立となります。
その場合も査定は完全無料です。無駄に交渉を重ねることは一切なく、速やかに辞去させて頂きます
買取後に車両を引き上げさせて頂きます。廃車手続きは弊社で無償代行致します。
廃車証のコピーは10日~2週間程でお客様のお手元に届きます
【即日対応!資格を持った査定士がお伺いいたします】
全国の支店からご希望日時に出張査定にお伺いしています。弊社の査定員は全員。査定士の資格を取得し、マナー講習を修了しております。
リピーターやご紹介のお客様が非常に多いのには理由がございます。
最高の査定額と最上のご対応でお客様のご期待にお応えいたします。
▼下記のいずれか1つ
・125cc以下:標識交付証明書
・126cc以上250cc以下:軽自動車届出済証
・251cc以上:自動車検査証
※登録書類が無くても、ご登録名義と住所が分かれば買取に支障はございません
査定にお立会い頂くご本人様の身分証をご提示ください。コピーなどは必要ございません。
(オートバイの名義人と売却される方が同一である必要はございません)
買取成立となった場合、お客様のサインを頂戴しております。