エンジンが動かなくなった、故障した、キックが降りない、セルが回らない等
バイク故障・バイク整備修理やトラブルに関することに
パッション横浜本店の整備士が簡単にお答えしています
最近クラッチが重くて握るのが大変で中・長距離のツーリングでは不安になります。
以前はもっと軽く握れていたような気がするのですが調整などで直るのでしょうか?
自分で簡単に対処できるようなら教えて欲しいです。
バイクのクラッチレバーが重いと感じた事がある人は少なくありません。
とくに出力の大きいバイクや古いバイクでは余計に重く感じがちです。
中には比較的新しいバイクでも異常に重いと感じる時があり扱いに悩む人も多いようです。
あまりにクラッチレバーが重いとツーリングの際や長時間の運転時に非常に辛く不安を感じてしまいます。
安全な運転のためにも原因を特定し適切な対処をする事が重要です。
バイクのクラッチが重いと感じる理由は様々ありますが主な原因としてはクラッチワイヤー、レバー周りの調整や交換によって凡そ解決が可能です。
最も高額となるワイヤー交換でも部品代+工賃で6,000~20,000円前後と、比較的安価で簡単な修理項目といえます。
それではバイクのクラッチレバーが重くなってしまう原因や対処方法についてご紹介します。
オートバイのクラッチはワイヤー式クラッチと油圧式クラッチの2方式が存在します。
ワイヤー式クラッチはクラッチレバーからワイヤーが伸びているのが見た目の特徴で、クラッチを握り込む力によってワイヤーが動きクラッチの開閉を行います。
油圧式クラッチはクラッチレバーの付け根付近にマスターシリンダーとフルードリザーバータンクが付いているのが見た目の特徴で、油圧によってクラッチの開閉を行います。
★ワイヤー式の場合
クラッチワイヤーがオイル切れを起こしたり、汚れや錆がついてしまうとクラッチが重くなる原因になってしまいます。
クラッチワイヤーは専用の工具により簡単に注油出来ます。浸透潤滑剤などを注入しワイヤーをしばらく動かすことにより軽い汚れや錆ならば改善できる可能性が高いでしょう。
あまりにも錆がひどく改善が見られない場合には安全と快適な運転のためにも新品への交換をお勧めします。
・クラッチワイヤーの交換修理費用は、
クラッチワイヤーの部品代が2,000円前後~4,000円前後。交換工賃が4,000円前後~16,000円前後となります。
★油圧式の場合
フルードの劣化や汚れ、マスターシリンダーとレバー部分のグリス切れが原因で重くなる事があります。
油圧式の場合はフルードの交換と合わせてレバーの取り付け部分へのグリスアップにより動きがスムーズになり改善できます。
ワイヤー式クラッチの場合、クラッチレバーの遊びを調整してレバーを握りやすい位置に調整することが出来ます(油圧式の場合はレバーの遊びを調整することが出来ません)。
女性や手が小さい方はクラッチレバーが遠くなってしまいクラッチを握る時に重く感じてしまう事があります。そんな時はワイヤーの調整をしましょう。
クラッチレバーの根元にあるアジャスターを回すことで調整が可能です。アジャスターを閉めると遊びが大きく、緩めると遊びが小さくなりますので自分にあった位置に合わせましょう。
アジャスターがもう閉められない場合やネジ山が出すぎてしまう場合は、クラッチレバーが伸びているクラッチ側のアジャスターでも調整が可能です。 レバー側とクラッチ側のアジャスターを調整することでクラッチの切れる場所や半クラの位置を調整する事が可能です。
ですが適当に調節してしまうとクラッチが切れなかったり常に半クラ状態になってしまう等不具合が発生することにも・・・必ず知識がある方に聞きながら調整するかバイク屋さんで教えてもらいながら調整する事をお勧めします。
ハンドル交換、ワイヤー交換等、ハンドル周りの作業をした後に良くある事ですが、クラッチワイヤーの取り回しを間違ってしまいクラッチ操作が重くなってしまうこともあります。
最悪の場合、常にクラッチワイヤーが引っ張られている状態になってしまったり、ハンドルを切った時などに引っ張られて勝手にクラッチが切れた状態になるなんてこともあります。
ハンドル周りの作業をする際にはまずはワイヤー類や配線類がどう取り回されているかをしっかり確認をしてから作業を進めるようにしましょう。
ワイヤー調整をしてもクラッチが切れなかったり、ミートポイント(切れる場所)がどうしても好みの場所に出来ない・・・そんな時はクラッチレバー自体の交換で解決できます。
現在ではライトクラッチレバーやパワーレバー、ビレットレバーといった操作性に優れた商品が多くのメーカーから販売されています。
レバー角の調整が付いた物やレバーが近いもの、年式の古いバイクの見た目を損なわない物からスポーティーなタイプな物まで様々な商品がありますのでご自身の好みで変更が可能です。
気分転換やドレスアップも兼ねて変更してみるのも良いかもしれませんね! ・社外クラッチレバーへの交換費用は、
クラッチレバー(社外)のパーツ代が3,000円前後~15,000円前後(ブレーキレバー、クラッチレバーセット含む)。交換工賃が2,000円前後~4,000円前後となります。
バイクのクラッチが重いと感じる理由は様々ありますが主な原因としてはクラッチワイヤー、レバー周りの調整や交換によって凡そ解決が可能です。
今までは普通に乗れていたのに・・・なんて方はクラッチワイヤーの交換時期も考慮してチェックしてみてください。
クラッチワイヤーは劣化によって錆びたり伸びたりすることでクラッチ操作に不具合を発生させます。交換時期かな?と思ったら交換してみることも解決への近道です。
購入後から気になっていた・・・なんて方はレバーの交換や調整をしてみましょう、驚くほどに握りやすくなる事もあります。
バイク量販店やバイク屋さんにて相談してみると良い解決策や合った商品を紹介してもらえる事でしょう。
この記事の執筆監修
バイクパッション整備責任者
2級整備士
玉井 克幸
バイク整備の知識量と技術力は誰にも負けません。
修理や整備も常に冷静沈着。若手メンバーのお手本として活躍中。
販売整備部門の責任者でもあるので、何か欲しいバイクがありましたら是非玉井までご一報ください。
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