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エンジンが動かなくなった、故障した、キックが降りない、セルが回らない、ブレーキが効かない等
バイク故障・バイク整備修理やトラブルに関することに
パッション横浜本店の整備士が簡単にお答えしています
症状
忙しくて暫く放置していたバイクがあるのですが、キャブのオーバーホールをすれば復活すると軽く考えていました。
ですが整備士さんからはタンク内の錆びで結構重症と言われてしまい困りました。
タンク内が錆びているとナゼ厄介なのでしょうか?教えてください。
タンク内のサビ
バイクをしばらく放置していたらエンジンがかからなくなるということがあります。
キャブのオーバーホールで復活すると思いきやタンク内が錆びでかなり重症な場合、このようなことが起こります。
タンク内が錆びると何が起こるのか、ご紹介します。
タンク内部が錆びると、錆びが燃料と混ざり合ってしまい吹け上りが悪くなってしまう場合があります。
そのままエンジンがかからなくなってしまうこともあるため、非常に厄介です。
タンク内の錆びを落としても、一度錆が発生したタンクは再度錆びやすくなってしまうのが特徴です。
燃料に添加するタイプの錆び落としや防錆剤も販売されていますが、かなり重症と言われる状態では添加剤では対処不可能なレベルになっていることが考えられます。
オーバーホールを視野に入れるなど、より広い視野に立った方が良い状態と言えます。
タンク内の錆びを防ぐためにはガソリンを入れたまま長く放置しないことや、こまめに整備することが大切になってきます。
ワックスをかけて水分を入れないようにすることや、シートをかけるなど湿気から守ることも大切です。
修理に出しても基本的なケアができていなければまた繰り返しになってしまう可能性もあります。
錆びる前に防止措置をするのが基本であり、一度錆びてしまうと手間やコストの面で大きな負担がかかるのです。
錆びが重症と診断されたのであれば、修理や交換も含めた費用を確認した上で対処する必要があります。
放置したバイクのタンクに錆びが出ることはよくあります。
しかし錆びを落とす費用や手間、修理費用や故障を防ぐための整備費用も含めると割が合わなくなってくる場合もあります。
これは廃車にして新しい物を買った方が良い場合があるためで、走行距離が長い場合や買ってからかなりの年月が経っている場合はしっかりと検討することが必要です。
廃車以外には査定に出して買取ってもらう方法もあります。
廃車費用が浮くだけでなく次のバイクの頭金が手に入る可能性もあるため、しっかり活用するのも手なのです。
タンク内の錆びはエンジンの吹け上りを悪くし、最悪の場合は錆びが詰まって動かなくなってしまいます。
早目の処理や予防が重要で、一度錆びてしまうとまた錆びやすくなってしまうのです。
重症と診断された場合は修理費用などを確認するか、買取査定に出して次のバイクの頭金にしてしまった方が良い場合もあるのです。
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