FXRSC1340ソフテイル買取査定のポイントや詳細
石田様は鉄道会社にお勤めで、普段は電車の安全を守る保線の仕事をされています。
「電車のダイヤが過密になっているので、一本でも遅れると次々に影響が出ます。
私たち保線の仕事は縁の下の力持ち。
だからこそしっかりと安全を支えていかなくてはならないと思っています」とご苦労を語ってくれました。
ご依頼をいただいたFXRSC1340は、1992年モデルです。
走行距離は9,881kmと少なめです。
古いバイクなので、年代相応のキズや色褪せがあります。
カスタム総額は石田さんでも覚えていない。
いや、むしろ忘れたいそうです。
さっそく査定にかかりましょう。

・エンジン
ツインカム88Bを搭載。
エンジンはかかるものの、スロットルで調整していなければすぐにでも止まってしまうくらいアイドリングが不安定です。
一度キャブレターを調べた方がよさそうです。

・ハンドル/足回り
ハーレーは大柄なアメリカ人に向けて作られているうえに、FX系は足を置くフットペグが、前方にあるため、一般的な体格の日本人には乗りにくいといわれています。
このソフテイルは、ルックスと実用性の向上を兼ねてハンドルを前に寄せたり、ステップを変更するカスタムが施されています。

・電装部品
ライト、ウィンカー、ホーンは正常に作動しました。

・外装/フレーム
原型が分からないくらいカスタムが入っています。
ウィンカーは小さすぎて荷掛フックのようですし、エンジンの横のタコメーターは走行中に見るのは危険。
横からせり出したエキパイは火傷しそうなほどせり出しています。
ところどころに浮かぶサビやキズ、色あせなども気になります。
入念に各部位をチェックして査定を行わせて頂きました。
その結果、最終査定金額は500,000円になりました。
弊社による査定ランクは10段階評価の「3」です。
高価査定で即決売買が成立しました。
ハーレーは人気がありますし、カスタムパーツだけでも相当な額になるので、この価格とさせていただきました。
「へぇー、50万か」石田様が売却しようと考えていた最低価格をクリアしていたようで、売買成立となりました。
FXRSC1340をお売りになる理由を伺うと、「中古で買った時は今よりもシンプルだったんですが、ハーレーはカスタムにはまると底なし沼で、気が付いたらこんな感じになっていたんです。でも見た通り乗りにくいんですよ。結局国産の大型バイクに乗ることが多く、ここ数年はガレージのインテリアになっていました」と話してくれました。