thumb1 thumb1 thumb2 thumb3 thumb4 thumb5 thumb6 thumb7 thumb8

ダートトラック出身のライト志向マシン~ホンダ FTRシリーズの歴史~

ダートトラックレース(ダートラ)の正式名称であるFlat Track Racerの頭文字から名付けられたFTRは、1986年に登場しました。
この時は排気量250ccとして販売され、ダートレースで求められる低重心と短めのホイールベースで運動性能を担保。
オフロード車ながらもシート高を低く設定した作りで、体格の小さな日本人でも乗りやすい仕様で販売されました。
1984&85年にダートレースの本場・アメリカでメーカー・ライダーチャンピオンを獲得した勢いを買ってのデビューとなりました。

しかし、FTR250の販売台数はホンダの思惑を裏切り、人気は低迷。
1980年代はレーサーレプリカ全盛期であったため、最高出力27ps/8,500rpmという非力な印象を与えるFTR250の販売は振るわず1989年に生産終了。
XLR250ベースのエンジンは扱いやすく、軽量な車体で女性でも無理なく乗りこなせるバイクとしてマニア好みのマシンという位置付けに収まりました。
販売台数も少なかったため、このまま時代の波に揉まれ消えていく運命かと思われたFTR250でしたが、90年台終わりになってにわかに注目を集める事に。
それは、ルックスを重視しレース車両同様に外装の無駄を省く「スカチューン」の台頭によるものでした。
ストリート系カスタム手法のひとつであるスカチューンは、ダートトラック用車両を真似て作るのが基本。
安価で入手でき、シンプルな作りのFTR250は元々がそれ専用の車両であっただけに、まさにうってつけのベース車両として認知されるようになります。

そして2000年に放映されたトレンディードラマ「ビューティフルライフ」で、スカチューンは社会的な知名度を獲得しました。
作品中、木村拓哉演じる主人公の愛車として、ヤマハ TWのスカチューン仕様車が登場。
それまでは東京・大阪などストリート文化の主要スポットだけで流行していたスカチューンが、これを機に全国的な人気が高まることに。
この影響でTWが増産に次ぐ増産となるほどの人気になったため、ホンダもまたFTRを250から223ccのエンジンを搭載し復活が決定しました。
2000年の2代目となるFTR223は、現在でも販売が継続される息の長いモデルのひとつとなっています。
今回は、FTR223・FTR250の魅力と特徴についてご紹介させて頂きます。

FTR買取価格実例一覧

  • FTR223

    FTR223

    195,000円

    MC34-160 走行 1,157km
    外装綺麗、金属若干錆び

  • FTR223

    FTR223

    178,000円

    MC34-120 走行 2,067km
    状態良好

  • FTR223

    FTR223

    117,000円

    MC34-121 走行 8,921km
    小傷・錆び、足回り捻れ

  • FTR223

    FTR223

    ¥55,000

    NC34-110 走行 14,500km
    外装・保安部品にダメージ多数

FTR事故車・不動車

  • FTR250

    FTR250不動車

    52,000円

    MD17-100 走行 2,722km
    サビ腐食全体に

  • FTR223不動車

    FTR223不動車

    39,000円

    MC34-110 走行 10,000km
    長期間放置でエンジン不動/錆び傷

  • FTR223不動車

    FTR223不動車

    16,000円

    MC34-100 走行 8,294km
    7年放置/オイル漏れ大

  • FTR223事故車

    FTR223事故車

    25,000円

    MC34-110 走行 7,275km
    車軸・車体歪み

復活を果たしたフラットトラックの雄はより扱いやすいマシンに!~FTR223~

形的には2代目となるFTR223は、初代FTRのスタイリングを継承しながらも、よりカスタムベース車両としての改善が計られたモデルです。
時代に応じてセル始動専用に仕様変更となり、ベースエンジンはSL230のものを流用。
ボアダウンと併せて4→2バルブ化し、常用域の低中回転でトルクフルな力強さを発揮するようになっています。
FTR223の最高出力は初代の27psから19psにまで抑えられましたが、扱いやすさに重点を置いたメーカー公認カスタムベース車的存在と言えます。
メーカーであるホンダ自身も、「フラットトラッカーが持つスタイルと走破性を現代のストリートに合わせ蘇らせること」をコンセプトとし、初代FTRを現代的に見直した仕様となっています。
初代FTR250では、フレームがダブルクレードルであったのに対し、FTR223はセミダブルクレードルに変更。
より軽快さを高め、ストリート向けの扱いやすさと運動性を実現しました。

2007年11月以降は、排気ガス規制に対応するため16psまで出力ダウン。
非常に多くのバイクに影響を与えた環境規制でしたが、性能よりもルックスと扱いやすさに重きを置いたFTR223にはあまり影響を及ぼしませんでした。
最大トルクも2.1kg-m/6,000rpmから1.8kg-m/5,500rpmにまで低下しましたが、より低回転での瞬発力を発揮する仕様としたことでかえって扱いやすさに磨きがかかる結果に。
FTR223はオートバイという乗り物において、スペックダウンが良い効果をもたらした珍しいケースと言えます。

カスタムパーツが潤沢に存在するFTR223ですが、競技用トラッカーとしてではなく、スカチューン用パーツが大多数を占めています。
これはホンダ自身がFTR223をストリート志向モデルとして発表したことによるものと言えます。
定番としてはスーパートラップマフラー装着で、他はウインカーを小型のものに換装して軽量化を図るのが基本となっています。

2000~2007年モデルまではBA-MC34の型番ですが、それ以降のモデルではJBK-MC34に変更。
FTR223のカラーバリエーションは、初代FTR同様の白青赤のトリコロールをはじめ、2001~05年モデルまで実施されたカラーオーダーシステムにより実に70パターン。
現在ではカラーオーダーシステムはありませんが、ガソリンタンク・フレーム・フロントフェンダー・サイドカバーを好みでチョイスできる、画期的なシステムで豊富なバリエーションを誇りました。
2008年モデル以降は、メッキパーツを使用した「デラックス」が追加販売となり、ユーザーの好みで選べるようになっています。

カラーオーダーシステムではないスタンダードなカラーリングは、以下の通りです。

年式カラーリング
2001年
(2002年モデル共通)
トリコロール
セラミックホワイト
シャイニーオレンジ
ブラック
2000年トリコロール
シャスタホワイト
ブラック
2003年トリコロール
キャンディータヒチアンブルー
キャンディグローリーレッド
ブーンシルバーメタリック
2004年トリコロール
キャンディータヒチアンブルー
キャンディグローリーレッド
キャンディブレイズオレンジ
ブーンシルバーメタリック
2005年トリコロール
バージンベージュ
キャンディータヒチアンブルー
ブラック
2007年トリコロール
キャンディブレイズオレンジ
キャンディータヒチアンブルー
グラファイトブラック
2008年トリコロール
パールシャイニングイエロー(デラックス)
キャンディータヒチアンブルー(デラックス)
グラファイトブラック(デラックス)
ボニーブルー(スタンダード)
トワイライトグレー(スタンダード)
タヒチアンレッド(スタンダード)

過去のカラーオーダーシステムによるバリエーションは、以下の中からお好みのチョイスで全70通りから選べるシステムでした。

ガソリンタンクフレームフロントフェンダー&サイドカバー
トリコロールファイティングレッドブラック
ブラックブラックシャスタホワイト
シャスタホワイトシャスタホワイト 
ブーンシルバーメタリックネプチューンブルー 
ネプチューンブルーアキュレートシルバーメタリック 
プラズマイエロー  
ファイティングレッド  

FTR223にはポップなカラーリングが多く、現在でも支持されているのはこうしたカラーバリエーションにあるのかも知れません。

登場が早すぎた悲運のダートトラッカー~FTR250~

2016年現在でも販売が続けられているFTR223の先代にあたるのが1986年デビューのFTR250です。
全長は両車ともに2,080mmとなっていますが、こちらのFTR250の型番はMD17。
ホンダにおける型番のカテゴライズでは、MDはオン・オフ兼用のデュアルパーパス車両であり、2代目FTR223がオンロードのMCであるのは面白い対比と言えます。

最高出力27ps/8,500rpm、最大トルク2.4kgf・m/7,500rpmと、現行モデルの1.5倍近いパワーがあり、荒地を力強く走破できるだけの性能を持っています。
本場アメリカのダートトラックを意識した作りがFTR250の自慢で、最小回転半径は驚きの2.0m。
自身の全長よりも小さな数値で、抜群の取り回しやすさをウリにしたモデルでもありました。
この力強さと旋回性能の高さが、FTR250のトラッカーたる由縁とも言えるでしょう。
トルクフルなパワー感を求めるか、50ccマシンのような素軽さを求めるかで好みが分かれますが、両者とも甲乙つけがたい魅力を持ったバイクです。
XLR250Rベースのエンジンはタフで、最初期モデルのFTR250でも簡単なメンテナンスで今でも元気に走行が可能。
この時代のバイクならではの耐久性の高さも、支持を得ている大きなポイントのひとつとなっています。

スカチューンベース車両としてのFTR250は、若干出力が高いためエアクリーナーを外すことでパワーダウンを図ることに。
ただし、エンジンコンディションやメンテナンスの面ではデメリットも大きいため、長く乗り続けるには注意が必要です。
パワー感を活かして楽しむ場合にはジェットファンネルの装着がおすすめで、スロージェットとエアスクリューの調整でモリモリのパワー感が楽しめます。
ルックスと走りを両立したいユーザーには、さらにオイルクーラーの装着が○。
エンジンが熱ダレすることなく、500km越えのロングツーリングでもキビキビと元気に走り続けることが出来ておすすめです。
FCRキャブなど走りに特化したパーツが多いのがFTR250の特徴なので、たまにはエキサイティングな走りを楽しみたい方にはこちらの方が向いているかも知れません。

カラーリングは生産台数の少なさもあり、トリコロールのみが流通しているようです。
シンプルな設計のため、個人でのオールペンにチャレンジしやすく、思い思いのペイントを楽しむ素体とも言えます。
中古車市場では年々減少傾向にありますが、スカチューンファンのみならずセカンドバイクとしても楽しい一台です。

FTR買取の最強店

口コミでも抜群の評判 バイクパッション
  • 無料出張査定
  • オンライン査定
パッションだから実現できるバイク買取価格
パッションだから実現できるバイク買取価格
事故車不動車も買取ってます
事故車不動車も買取ってます
FTR買取査定お任せください
買取査定お任せください

FTRは売ろうと考え時が一番高く売れます

愛車の相場情報をチェック

車種と状態に応じた相場価格をご案内しています

メーカー
排気量
車種
お客様ご満足度95%超!無料出張査定

ご希望日時に無料査定に御伺いいたします

ご希望の査定日
ご希望の時間帯 時~ 時の間
お伺い先
全国対応!お気軽にお電話ください 0120-849-118