グース350買取査定事例｜キズ汚れが多めな1993年式

通常なら限りなく不動車に近い状態の車両を丹精込めてメンテナンスしました。
細かい車両の状態は以下の通りになっています。

■エンジン周り
エンジンから異音大いにあり、吹け不良に煙吐き少々。
キャブからガス漏れ。
★異音や煙吐きのため評価点３となりました。

■ハンドル/足回り
アウターにオイル漏れの跡あり
その他各所にサビ、キズともに多めにあり。
★整備の甲斐あり評価点４を頂きました。

■電装保安部品
キーが回りづらい。
メーター内変色。
ミラーからサビ大きめ。
★社外マフラーですが高評価いただき評価点４となりました。

■外装/フレーム
タンクにキズ、凹み、サビの３点セット。
シートのヘタリあり。
リアフェンダーが欠品しています。
★タンクの劣化が響き評価点３となりました。

■カスタム箇所
スプロケット、ブレーキホース社外。
プラグコード社外。
マフラー社外。

■査定員の評価
そのままでは普通に走ることさえ難しい状態。エンジンが動いているからかろうじて通常車両として扱ってもらえるといったところでしょう。
このように通常の査定ではなかなか値段がつけにくい状態の車両でしたが、毎日数十台のペースでメンテナンスをしているバイクパッションの整備班にかかれば、あっという間に値打ちがあがります。
その整備による価値の上昇分込みで仕上がった状態を見越して買取金額を決められるのがバイクパッションの強みなのです。
通常ではほとんど蚤（事故車・不動車扱い）といってもよい状態のまま査定を行いがちですが、完動品としてでなく部品という目線で考えたら「アリ」なんです。
この車両を持ち帰り整備することによって生まれ変わらせる…バイクパッションが誇る百戦錬磨の整備班の腕の見せ所です。
そしてもう一つ重要な要素があります。それは蚤価格の上昇という好材料です。

ご覧のように前年度からじわりと落札価格が上がっています。
このような買取相場の動きというのは販売終了となった車種がとある時期を境に必ず上昇するという事象の分かりやすい例です。
この兆候をバイクパッションでは逃しません。何故なら通常のバイク買取店では買取査定額というのは査定員の感覚に任せる部分が大きいのですが、バイクパッションの場合は業界でも異例の専門の相場分析員が日々バイク買取相場の監視と総括を行っているので、どこよりも早くバイク相場の適正価格を弾き出すこと出来るのです。
査定員、整備士、相場分析員、この三位一体のタッグがバイク買取において他社を圧倒することが出来る秘訣なのです。

■グース350買取を依頼されたお客様の言葉
自分でメンテナンスしようと思って張り切って始めたはいいものの、中途半端なところで中断してしまい結局そのままで買取してもらうことにしました。
そういう経緯を伝えると部品取りでしか道がないとか他社では色々渋い返事をされたんだけど、パッションさんは割と色の良い返事を貰えたんで買取査定を頼むことにしました。
自分でも二束三文だろうと気楽に構えていたところ思ったよりも値段がついてしまい、何故か却って動揺してしまいました。
査定員さんの気が変わらないうちにと少々挙動不審で書類にサインしてしまったと思いますが、変な人と思われなかったかちょっと心配です。
バイクとしてのテイをなしてない状態で査定してもらい、そのままお渡ししてしまいましたが、無事買い取っていただけてホッとしています。