パッと見て手入れされていることが伝わる綺麗な状態のBMW K1200S
詳しく見ても、手の届きにくい足回りや内側まで綺麗なうえ、エンジンなど機能的な動作もスムーズで2005年式としては非常に程度の良かったK1200Sです。

車両の状態に先立って、K1200Sの相場情報をご案内すると、
中古バイクを業者＝買取店と販売店の＝間で取引するオークション市場では
過去1年間で37台のBMW K1200Sが出品落札されていて、以下のような価格帯で落札されています。
70万円台 ：1台
60万円台：11台
50万円台：14台
40万円台：11台

ボリュームゾーンはは50万円台、状態が良い方に振れれば60万円台、状態が悪い方に振れれば40万円台といった取引相場になっています。
（大多数の買取業者は買取したバイクを上記市場に出品して売却していますので、実際の買取査定価格は、買取業者の利益や諸経費などで合計4万円程度が上記の落札価格から引かれます。
当社は超巨大な販売店を展開する買取販売店ですので、自社の店頭価格をベースとした一段競争力のある価格での買取を実現しています）

買取させて頂いた写真のBMW K1200Sは、
定期的なディーラー点検（整備手帳あり）、こまめな清掃をされてガレージで保管されていたこともあって、
（バッテリー・プラグ・オイルの新品交換、浮いている細かい錆びの除去、劣化のある一部パーツの交換などは当社整備工場で行いますが）
非常に軽い整備内容で店頭に販売車両として並べられる状態でした。
エンジン・足回り・フレーム回りなど全てのカテゴリーで査定の評点「５」以上が付きました。
細かいところでは
グリップやスイッチ類の劣化（販売に当たってはより綺麗なバランスが取れるので交換したい）
エンジンからの軽い異音
スクリーン・ステップ・マフラーカバー・ミラーなどの小傷
リアショック・フロントサス・各所ステーの軽い錆び
などの大勢に影響しない細かいマイナス査定でしたので、準じて相場の中でも最高峰の査定価格で買取させて頂きました。

余談ですが
BMWのバイクは高走行距離の車体の割合が他の大型バイク（例えばハーレーなど）に比べて非常に高いという特徴があります。
非常に安定していて乗りやすいという特性が影響しているのでしょうが、
今回のBMW K1200Sも例外ではなく
37台落札されている中に、
走行3万km以上の車両は20台（54％）
走行5万km以上の車両は9台（24％）
と高走行距離の車両の比率が非常に高いです。
また、他のメーカーの大型排気量では5万km以上の車両は落札価格の下落が結構顕著ですが、
BMWのバイクは走行が嵩んでいても大きく下がることが無く、エンジンの耐久性の強さを物語っています。
新車販売価格に対する中古相場の価格維持率は、外車ではハーレーがダントツですが、
長く日常的に乗るのであれば、BMWも下取り・買取りという点では強い車両です

K1200Sの
◆定例（状態の良いオートバイの）業者間オークションにおける直近１２ヶ月間の取引価格は
取引台数 37台
平均取引価格　548,676円
最高金額　724,000円
最低金額　298,000円

◆蚤の市（事故車・不動車などの）業者間オークションにおける直近１２ヶ月間の取引価格は
取引台数　9台
平均取引価格　373,333円
最高金額　536,000円
最低金額　189,000円

相場情報：2014年7月19日時点

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