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NINJA H2 SX SE + 買取査定事例|2019年モデルのライトカスタム

買取させて頂きましたのは2019年モデルのNINJA H2 SX SE+。
SP忠男製のチタンマフラーにトリックスター製バックステップキットが組み込まれたライトカスタム車で、色艶良くコンディションも良い極上車でした。
相場下落が顕著となっている2023年現在の相場に照らすと145万円がギリギリの査定額になるところですが、弊社直営販売店でのバックオーダーがかかったことから170万円で買取が成約致しました。しかしながら後日、バックオーダーが流れたたことを受けて結果として20万円を超す赤字の買取となった事例です。

NINJA H2 SX SE +買取価格実例

事故不動
新車
  • 6

総合評点:6点

エンジン 7 車体フレーム 5 外装 7 電装保安部品 5 フロント周り 7 リア周り 5

【評価点の目安】
8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車
5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪
1点:事故不動
  • バイク名
  • NINJA H2 SX SE +
  • 買取価格
  • 1,700,000円
  • 年式
  • 2019年モデル
  • 走行距離
  • 3,358km
  • 車台番号
  • ZXT02A-004
  • カラー
  • 黒/ガンメタ
  • エンジンの状態
  • 小さめのサビあるも全体的に綺麗で機関好調
  • 外観の状態
  • 若干のサビが生じているも非常に綺麗
  • 損傷や事故転倒歴
  • 事故転倒歴なし
  • カスタムや改造
  • SP忠男製POWERBOXメガホン チタンブルーマフラー
    Trick Star製バックステップ
  • 買取年月
  • 2023年11月15日
  • ジャンル
  • ツアラー

20万円の赤字買取となったNINJA H2 SX SE +の査定内容

「ニンジャH2のSX SE+とRG250ガンマを見て欲しい」というご依頼を受け、拝見させて頂くことになった2019年モデルのカワサキ・NINJA H2 SX SE+。
オーナー様はツインリンクもてぎなど、年数回のアマ向けレースを楽しんでおられるシニアライダー様で、一度はスーパーチャージャー搭載マシンを体験してみたいとの思いで本機を購入。しかし、長年の相棒であるRG250ガンマと所有しておられる四輪ほどの愛着は沸きずらく、寝かせて価値が安くなるよりは早めに売りたいとのお考えで弊社にお声掛けを頂くことに。
「中古で購入して車検も近いから売りたいんだけど、500kmくらいしか走らせていないからできるだけ高く買ってもらえれば」とはオーナー様談。実際に外観状態も非常に良く、メーター読み3,358kmという低走行で非常に良いコンディションですが、中古バイク市場でも玉数が増えたことで相場が下落傾向にあるNINJA H2 SX SE+。
好条件が揃った個体ですが、果たして査定金額はどのくらいになるのか?先ずはその前提となる最新買取相場からご紹介させてください。

NINJA H2 SX SE+の買取相場

NINJA H2ファミリーのツアラー機「SX」シリーズにおいて最上位グレードとして2019年に展開された「SX SE+」
「SX SE+」の買取相場を語るうえで、絶対に外せないのが型式変更を受けた2022年モデル「ZXT02P型 SX SE」の存在です。

と申しますのも、「ZXT02P型 SE」が発売されたタイミング、そして中古市場に流入してきたタイミングで「SX SE+」の相場が大きく下がっているためです。

相場下落の事実として、右欄下段一番上のグラフをご覧いただきたく存じます。
年間に20万台の中古バイクが取引される業者間オークションにおいて「SX SE+」の取引額が直近5年間でどう動いいてきたかを示しているグラフです。

2020年には202万円平均であった落札額は、2021年には191万円、2022年には183万円、そして2023年には151万円にまで下落しています。
2020年と言えば、コロナ禍で新車供給が細った事を受けて中古バイク全体の相場が高騰したコロナバブルの最盛期に当たります。 そのため、バブルが弾けた2021年秋以降に相場が下落しているのは「SX SE+」に限らず、他の多くの機種にも共通して見られる現象ですが。
「SX SE+」に関しては下げ止まりの気配が無い点が特徴的です。その理由の筆頭に挙げられるのはは2022年4月に「ZXT02P型 SE」が発売されたことでしょう。

右欄下段上から2番目のグラフは、直近1年間の相場変動を示していますが、2023年に区切っても各四半期で相場下落が続いています。
特に6~8月は対前四半期で平均落札額が約17%も下がる急激な下落を記録しています。
2023年に入って相場の下落が加速している理由の筆頭に挙げられるのが、2023年4月に2022年モデル「ZXT02P型 SE」の初取引が業者間オークションで記録されている点でしょう。

なぜ、そこまで「ZXT02P型 SE」の存在が大きいのか?「SX」シリーズのアップデート遍歴を見ると答えが分かります。

H2 SXシリーズ【新車価格】の変遷
SX SX SE SX SE+
18年モデル
ZXT02A型
185万円 220万円 -
19年モデル 185万円 222万円 257万円
20年モデル - 222万円 257万円
22年モデル
ZXT02P型
241万円 270万円 (左記SEに統合)
23年モデル 249万円 278万円 -
メーカー希望小売価格はすべて税抜
2019年モデルでは、ベースグレード「SX」、上位グレード「SE SE」、最上位グレード「SX SE+」の3グレードが展開されていた「SX」シリーズ。
上位グレードは数々の上位機能を搭載しベースグレード比で37万円高の設定。最上位グレードは電子サスペンションとbremboフロントキャリパーにスマートフォン接続機能で差別化を図り72万円高い設定となっていました。

2022年のモデルチェンジでZXT02A型⇒ZXT02P型となったSXシリーズは、日常シーンでの使い勝手を大幅に向上させる電子制御機構を組み込み大幅なアップデートを実施。
「SX SE」には電子サスペンションとbremboも組み込まれ、先代「SX SE+」比で23万円高い設定に。
つまり「ZXT02P型 SX SE」は最上位を示す+こそ省かれたものの、大きく進化し値上がりしたた新型「SX SE+」に他なりません。

上述の通り、直近で大きく「SX SE+」の相場が動いてきたことを踏まえて、直近3か月間に区切ってH2 SXシリーズの買取率を比較してみましょう。

【H2 SXシリーズ】の参考買取率比較
SX SX SE SX SE+
ZXT02A型
18~20年
44% 54% 52%
ZXT02P型
2022年~
67% 64% -
業者間オークションの取引履歴を2023年11月時点で3ヵ月間遡った数字
業者間オークションとは、買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される会員業者間の市場
上記は、型式別にNINJA H2 SXシリーズの参考買取率を比較した表です。
参考買取率とは『業者間での平均取引額÷当時の新車価格』で算出した数字で、100%であれば当時と同じ値段で、50%であれば当時の半値で業者間にて取引されていることを示します。
※尚、業者間の取引額は、買取業者にとっては転売額(販売業者にとっては仕入れ額)に相当しますので、査定現場での買取額で換算すると3~5%ほど率は下がります。

(直近3カ月で1台の落札しか記録されていないZXT02A型SXを除くと)新車価格の高い上位グレードの方が高く売れるのは当たり前ですが、買取率で見るとグレードによる差異は見られません。
型式で見ると、モデルチェンジを果たしたZXT02P型が一段高いことが分かります。(とはいえ、やや物足りない水準に見えるのは、コロナバブル最盛期の2020~21年には参考買取率が100%を超える人気現行車が続出していたためでしょうか? Kawasakiで言えばZ900RSは21年に110%、2023年現在でもタマ数の少ないSEは120%を記録しています)

参考までにメインストリームであるNINJA H2シリーズの参考買取率と比較してみましょう。

【NINJA H2シリーズ】の参考買取率比較
参考買取率 平均落札額 取引台数 新車価格
H2 112% 280万円 8台 250万円
H2カーボン 139% 459万円 1台 330万円
H2R (58%) (290万円) (1台) 500万円
業者間オークションの取引履歴を2023年11月時点で3ヵ月間遡った数字
新車価格は、各国内向け(ブライトの逆車含む)登場イヤーモデルの税抜価格。
  • ▼H2シリーズの機種と特徴
  • H2R
    最大326馬力、最高時速400kmのモンスターレーサー
    2015~21年まで国内向け設定
  • H2
    最大231馬力(18年まで205馬力、16年まで200馬力)の最高速アタッカー スーパースポーツ
    2015~2018年までブライトが逆車として国内販売
  • H2カーボン H2にカーボン製アッパーカウルを奢った公道向けの上位グレード
    2019~21年まで国内向け設定
2021年モデルを以って国内のラインナップから外れた(海外では途切れることなく最新24年モデルもリリースされている)最高速アタッカーのスーパースポーツ「NINJA H2」シリーズ。

公道走行可能なH2とH2カーボンは2020年以降、相場が右肩上がりで2023年現在は100%を超えるプレミアムが付いています。
最大326馬力を誇るレーサーH2Rは極端に流通が少なく、最後に記録された取引が2年前に当たることから()を付けています。

北米向け24年モデル NINJA H2のメーカー希望小売価格は32,100$(147円換算で471万円)、逆輸入すれば輸送と通関で軽く500万円を超えるだけに、2018年までにブライトを通じて国内販売された逆車にプレミアムが付いている他、 2019年以降に入ってきた逆輸入車は更に高い値段で取引されています。
国内販売が途絶えたことと際立ったキャラクターによってプレミアムが付いている「H2」シリーズと、廉価版ツアラーとして現行のラインナップに連ねる「H2 SX」シリーズで見事に相場が割れることになったNINJA H2ファミリー。

SXシリーズのオーナー様、特に前期ZXT02A型をお持ちのオーナー様にとっては、面白くない相場といえます。
買取率が高い機種の方が査定額にご満足して頂けるオーナー様の割合が多い反面、リセールバリューが高くない現行機では「えっ!そんなに相場が低いの。買って間もないのに。」と落胆されるオーナー様が多いのも事実でございます。
しかしながら機種に応じた相場の中で限界の査定額をオーナー様に提示するのがパッション流。
続きまして、本題である「SX SE+」の相場について掘り下げてまいります。

業者間の取引において、直近1年間の落札額が154万円平均であったのが、直近3カ月では132万円まで落ちているのは上述の通りですが。
今後の相場を読むと、2022年モデルで新型となったZXT02P型「SX SE」が翌2023年モデルでもアップデート(オートハイビーム搭載)を受けており、2023年モデルが業者間市場に出品されると、更に一段の下落も予想されます。
踏まえつつではありますが、直近6カ月の動向に焦点を当てると下記の様な取引が記録されています。

SX SE+【直近6か月間】業者間の落札額一覧
落札額 評価点 距離 カスタム
180万円 7 0.1万km ノーマル
158万円 6.2 0.2万km パニアケース
155万円 6.3 0.4万km パニアケース
155万円 6.5 0.1万km ノーマル
150万円 6 0.3万km 社外マフラー
149万円 4.7 1.6万km ノーマル
148万円 5.7 0.7万km ノーマル
143万円 5.8 1.2万km パニアケース
143万円 5.5 1万km ライトカスタム
136万円 5.5 1.7万km バックステップ
131万円 5 2.4万km パニアケース
122万円 4.7 1.4万km ライトカスタム
120万円 4.7 6.1万km 社外スクリーン
120万円 4.3 1.9万km ノーマル
101万円 4.5 3.2万km 社外マフラー
90万円 5.5 5.1万km ノーマル
業者間オークションの取引履歴を2023年11月時点で6ヵ月間遡った数字
7点:プロが見て判別可能な減点がある超極上車
6点:新車比で軽微な使用感がある極上車
5点:ルーティンの整備で再販に回せる良好車
4点:軽い追加補修や整備が必要となる劣化または軽い難がある
上記は、直近6か月間に業者間オークションで取引された「NINJA H2 SX SE+」実働車16台について、落札額が高かった順に並べた表です。
横軸では、査定額(落札額)に大きく影響する要素「評価点」「走行距離」「カスタム」について記載しています。
その他、査定額に与える要素として「年式」「カラー」が挙げられますが、右欄下段上から4番目のグラフが示す通り、 設定されていた2019年モデルと2020年モデルで特筆すべき差異はありません(カラーチェンジを受けて同価格でリリースされた20年モデルの方が若干安い)。
カラーについては、低年式19年モデルの相場が若干高いのは、19年モデルで設定されたH2ルックのメタリックグレーの人気=相場が高いと見ることが出来ます。

上記表で傾向として目を惹くのが「走行距離」です。
取引額の上位は数千kmの低走行で占められているのに対し、中位は1万km台、下位は3万km以上走っている個体が目立ちます。
長距離走行の快適性を武器とするツアラーだけに走り込まれている個体も多い反面、高額で取引されるのは低走行の個体であることが鮮明となっています。

「評価点」に着目すると概ね高評価の個体が上位で落札されており「評価点」と「走行距離」の合わせ技で見ると、高評価+低走行の個体の落札額が高く、見事に傾向が読み取れます。

「カスタム」については16台のうち11台がノーマル仕様となっておりノーマル車比率が高くなっています。
ノーマル車の中でメーカーオプションのパニアケースを装備している個体は4台と比較的多く、新品の値段を考えれば軽微ながら落札額の伸びに貢献しています。
5台のライトカスタム車は、スクリーン、マフラー、ステップといったパーツを社外化しているライトカスタムが中心です。
いずれの社外品も基本的には純正品を保有していることでプラス査定が見込まれます。しかし純正品の無い社外品は評価が奮わず査定額も伸びにくい傾向にあります。特にH2シリーズのアイコンの1つに挙げられる純正 超極太マフラーが欠品しているとその傾向が強くなります。

直近6カ月の取引動向を纏めると下記のようになります
  • ▼「H2 SX SE+」業者間での落札額傾向
  • 180万円台
    1台:相場が高かった5月の取引で金額が跳ねた個体。11月現在では望めない水準
  • 150万円台
    5台:走行数千kmの極上車または超極上車
  • 140万円台
    4台:走行1万km強の極上車が中心
  • 120~130万円台
    5台:走行数万キロの良好車が中心
  • 90~100万円台
    2台:走行3万km超の良好車または極上車
以上の買取相場を踏まえて、社外マフラーが装着されていた2019年モデルNINJA H2 SX SE+の査定内容と買取額についてご紹介させて頂きます。 (尚、上記の業者間市場における落札額は、買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額に相当するため、実際の買取額は95~97%相当となります)

SX SE+【直帰n5年間】相場の推移

SX SE+【直帰n5年間】相場の推移

SX SE+【直近1年間】相場の推移

SX SE+【直近1年間】相場の推移

【ZXT02P型SX SE】相場の推移

【ZXT02P型SX SE】相場の推移

SX SE+【年式別】業者間の平均取引額

SX SE+【年式別】業者間の平均取引額

SX SE+【直近12か月間】業者間の取引価格帯

SX SE+【直近12か月間】業者間の取引価格帯

SX SE+【直近6か月間】業者間の取引価格帯

SX SE+【直近6か月間】業者間の取引価格帯

SX SE+【直近3か月間】業者間の取引価格帯

SX SE+【直近3か月間】業者間の取引価格帯

SX SE+【直近12か月間】業者間の取引額一覧

SX SE+【直近12か月間】業者間の取引額一覧
買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される業者間オークションの取引データ
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査定のハイライト

走行距離はわずか3000km台、外観は綺麗でほぼノーマル状態を保ったH2ルックのNinja SX SE+ 2019年式。
お伺いの際には1991年モデルのRG250ガンマも拝見させて頂きましたが、オーナー様は自動車メインでバイクにも造詣の深いモータースポーツファンで、わざわざ隣県に足を運んで購入後はガレージ保管と徹底したケアを行ってこられた方でした。

カスタムを除くと基本的には減点方式で進められるオートバイの査定。極上のノーマル車ほど査定の要する時間が短くトピックが少なくなります。極上判定となったオーナー様の愛車も例に漏れず短時間の査定で済んだことから特筆すべきトピックは少なかったのが実情です。以下、細かく減点となった個所と、カスタム内容を中心にご紹介させて頂きます。

そのまま再販売が可能なコンディションの良さ

拝見させて頂いた際、非常に印象的であったのが現車の車両状態の良さです。
元々、本機は小さなキズであれば自己修復する特殊ペイント、「ハイリーデュラブルペイント」が施された特別な仕様ではありますが、ご覧の通り外観状態は実に良好。
腹下に見えるエキパイのサビと除去されているフロントリフレクターがやや気になりますが、ファーストインプレッションに関しては申し分ない状態だと言えます。

「カラーリングに惚れ込んで遠方のショップまで足を運んだ」と仰られるオーナー様がチョイスしたのは19年モデルのメタリックグラファイトグレー。直近では、僅かではありますが20年モデルのエメラルドブレイズドグリーンよりも相場が高くなっているカラーリングです。弊社パッションではカラーリングに付いてもポジティブな査定とさせて頂きました。
そのまま再販売が可能なコンディションの良さ

アッパーカウル内側とスクリーンの小キズは若干のマイナス査定に

スポーツモデルの買取査定において、非常に重要なチェックポイントなのが押し引きした際のブレーキの引きずり。
ハンドルをしっかりと握り、押し引きしながら制動を確認させて頂いたところ、引きずる感覚は皆無で転倒によるフォークの捩れ等もないことが確認できました。
ただし、いかにハイリーデュラブルペイントであってもカウル内部の未施工箇所ではキズの修復効果はなく、若干の擦過傷があることが判明。スクリーンにも小さめながら飛び石によるものと思われるキズがあったため、若干ではあるもののマイナスがついてしまいました。
フルカウルスポーツにはつきもののマイナスではあるものの、特殊塗装による自己修復の恩恵が受けられない箇所だけにいささか残念なことに。
アッパーカウル内側とスクリーンの小キズは若干のマイナスに

フロントフォークは年式相応の使用感でリフレクターは欠品状態

続けてはフロント周りの確認です。
押し引きの際の引きずりはなかったものの、ブレーキ全体の状態確認はスポーツモデルの生命線とも言える重要ポイントです。フロントに当時brembo製の最高グレードであったstylemaキャリパーを奢っている本機ですが、入念なチェックを要する箇所のひとつ。
ガレージ内で大切に保管されてこられただけのことはあり、ディスクローターにはサビもなく非常に綺麗。ただし、brembo製キャリパーと並んでSX SE+のアイデンティティーとなっていた電子制御機構を搭載したフロントフォークにはアウター部に小規模なシール破れ、インナー部に小さめのキズが3点認められます。その他ホイールの小キズと合わせ「年式相当」という形で若干ながらマイナスの査定が入ることに。
フロントフォークは年式相応の使用感でリフレクターは欠品状態

純正マフラー欠品もSP忠男製チタンメガホンがトータルプラスに作用

続けて査定スタッフが目を向けたのは、美しい焼け色が目を惹くマフラー。
現車に装着されていたのは、SP忠男製のチタンメガホン。言わずと知れた有名ブランドのひとつですが、RG250ガンマを駆って草レースに参戦するオーナー様の好みが如実に出たチョイスだと言えます。JMCA対応品であり、カスタムパーツとしての評価が高いだけにプラス評価の材料となるものながら、残念なことに現車は「委託展示品として現状を条件に購入した」とのことで、純正マフラー欠品とのこと。加えてエキパイ部のサビの影響もあり、差し引きで、若干ですがネガティブな査定判定となってしまったのが惜しまれます。
純正マフラー欠品もSP忠男製チタンメガホンがトータルプラスに作用

ヘタリのないシートは高評価の対象に

続けて車両左側を拝見する際、目に入ったのがこちらのシート。
ガレージ内の埃を若干かぶってしまっていますが、現物は色褪せやしわなどもなく状態良好。
上から押した際のクッション性も全く損なわれておらず、タンデム未使用であったことを確信するに十分な状態でした。
ヘタリのないシートは高評価の対象に

リアホイールとスプロケのキズにチェーンのサビがマイナス評価対象に

続けては車体左側のチェックですが、カウルなど外装に関しての問題は皆無であったものの、マイナスとせざるを得なかったのがこちらのリア周り。
チェーンのサビとスプロケット、ホイールの小キズが見て取れます。今すぐ交換を要する、というレベルではないものの、再販売時にあたっては十分なケアをかけるべき箇所であるため、こちらもマイナス査定の対象となってしまいました。
リアホイールとスプロケのキズにチェーンのサビがマイナス評価対象に

総合評価と買取額

ポジティブな査定項目
  • ハイリーデュラブルペイントにより保たれた外装の色艶
  • 5年落ちのイヤーモデルながら3,358kmという低走行
  • H2ルックで人気が高いメタリックグレーのカラーリング
ネガティブな査定項目
  • 純正マフラー・ステップ・リフレクターの欠品
  • 前後ホイールに見られた小キズとチェーンのサビ
以上のように査定させて頂きましたオーナー様のNINJA H2 SX SE+。 査定の評価点は6点ジャスト。走行距離は3,358km。カラーリングがポジティブ判定となる反面、純正品欠品のカスタムがマイナス判定に。
上段で触れた業者間オークションに出品した場合、直近6カ月の取引履歴から想定される落札額は、強気予想で150万円台前半、直近で下落傾向が顕著である点を踏まえた弱気予想は140万円台後半。
上記金額は、買取業者にとっては転売額(販売業者にとっては仕入れ額)に相当することから、出品手数料や陸送費の経費を差し引くと145万円が利益限界の査定額となります。

弊社パッションがご提示いたしました査定額は170万円。
はたしてオーナー様のご反応は「いい値段だけどもうちょっといけない?」と茶目っ気のある笑顔混じりのお言葉でご返答が。。

相場的には大赤字確定の金額を提示できた理由は、弊社横浜店の常連さんからバックオーダーを受けた点にあり、直販確定でこそ利益が取れる大奮発の査定額であることをご案内差し上げると。
「オーケーオーケー。一応、毎月バイク雑誌は講読して読んでるからちょっと欲出してみただけだよ。今日持ってく?」とご快諾頂けました。

同時に拝見させて頂きましたRG250ガンマの方は車検が不要の250ccであり、 もう一年草レースを楽しみたいとのことで見送りとなったものの、売りに出すならまた声をかけるから来て欲しいとのありがたいお言葉を頂けたのは査定スタッフ冥利に尽きる出来事でした。

後日談ではございますが、買取させて頂いたSX SE+の納車整備に取り掛かろうとするタイミングでご購入予約を頂いていたお得意様からキャンセルのご連絡が。。 すでに冬場のシーズンオフを迎えており、長期在庫になるよりは、損切り覚悟で業者間オークションへ出品したものの、最低入札価格に設定した155万円に及ばず二度流札。更に相場が下がることを憂慮した結果、高額な出品手数料を要するプレミアム出品を選択し最低落札額を150万円に引き下げたところ、 辛うじてそれを上回る150万5000円にて落札が成立。

結果、陸送費や出品手数料といった諸経費を含めると、トータルでは20万円を超える赤字となってしまいました。

今回は結果として大幅赤字となってしましましたが、弊社横浜本店は単一店舗としては5年連続で日本一の販売台数を誇る店舗です。常連のお客様からバックオーダーが入る機会も非常に多く、商機を逃さないことで利益を出しております。 今回の買取査定事例はそうした弊社ならではの強みが生きた結果、オーナー様に破格の買取金額をご提示させて頂けた好例のひとつでもあります。
愛車を高く売りたい、とお考えのオーナー様は、ぜひお気軽にご相談をお寄せください。弊社バイクパッションが全力でお応えさせて頂くことをお約束いたします!
立ちゴケなどによるキズもなく、外装類は非常に良好。査定評価で極上判定となったNINJA H2 SX SE+
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NINJA H2 SX SE +の買取相場

【2019~20年モデル】ZXT02A型

【実働車】の業者間オークション市場における、買取時点直近3ヶ月間の落札データ

  • 取引台数: 7台
  • 平均価格: 1,329,571円
  • 最高価格: 1,585,000円
  • 最低価格: 905,000円

【事故車・不動車】の業者間オークション市場における、買取時点直近12ヶ月間の落札データ

  • 取引台数: 2台
  • 平均価格: 793,000円
  • 最高価格: 522,500円
  • 最低価格: 252,000円

相場情報:2023年11月15日時点

最新の相場情報は、10秒で買取相場が出る自動査定でチェックして頂けます。


上記金額は、買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札データであり、買取業者の転売金額です。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引される市場です。
買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
その事実が、業者間オークション市場の落札金額が買取業者の査定額の基準値である所以です。
査定現場での買取価格は下記の転売(落札)金額から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります。
査定現場での正味の買取額は、転売金額である落札額から5~10%を割り引いた金額が適正で競争力のある価格となります。
金額にすると単価の安い原付バイクで1万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正な割引額です。

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