エンジンが動かなくなった、故障した、キックが降りない、セルが回らない等
バイク故障・バイク整備修理やトラブルに関することに
パッション横浜本店の整備士が簡単にお答えしています
ビッグスクーター(オートマチック車)で走っていたらスピードが上がっていってもギアが変わらず常にローギアの状態・・・ 30~40km/hしか速度が上がらず、メーターに目をやるとFIランプも点灯していました。
レッカーでバイク屋さんへ運んではもらったものの修理代があまりに高いようならば廃車も考えています。
簡単な修理で済むならば修理を依頼したいのですが、修理料金の相場も皆目見当がつかないので、まず原因が知りたいです。 考えられる故障箇所と原因、そして修理する場合の費用を教えてください。
バイクに不具合が生じ、FIランプが点灯しているという事はECUがトラブル箇所を検知しているという事です。
先ずはエラーコードを調べ原因を特定しましょう。
【エラーコードの確認方法】
車種ごとに設けられている診断用サービスカプラー内の一部配線を短絡させ、キーをONにすることで故障診断の保持データを読み出し、FIランプの点滅回数により調べる事が可能です。
またトラブルが発生した際に点滅する事もありますので走行中に点滅した場合は必ず覚えておくようにしましょう。
FIランプの点滅からは長い点滅と短い点滅の組み合わせ(例:長い点滅が一回、短い点滅が三回の場合はエラーコード13)によるエラーコードからサービスマニュアル等をもとにトラブル箇所を確認します。
エラーコードからトラブル箇所を確認できたらサービスマニュアルに記載の手順に沿って点検・修理を行なっていく事でトラブルの解決ができます。
ここでは変速不良等で良くあるトラブルのエラーコードとその内容等を車種毎に紹介いたします。
以上がフォルツァZ/X(MF08型、MF10型)のエラーコードが示す推定故障箇所になります。
変速エラーに関連して、Sマチック(HONDAのオートマシステム機構の呼称)の初期化が必要となるケースについても言及します。
オートマ車のドライブベルトの交換をした際には初期化を行う必要があり、初期化を行わなかった場合にFIランプが点滅する事もあります。
その他、レシオコントロールユニットやセンサ、スロットルボディを新品に交換した場合や、
レシオセンサ、レシオセンサシャフト、ウォーターポンプカバー、リダクションギア、ムーバブルドライブプーリー、ストッパープレートの脱着の際にも初期化を行う必要があります。
エラーコードから確認できる推定故障個所と症状
エラーコード確認から修理へ
FIランプが点滅した場合。
先ずエラーコードの確認をする必要があります。次いでエラーコードを確認しトラブル箇所が特定できたとしても、ピンポイントで故障の原因まで特定できるとは限りません。
例えば配線の短絡や断線という結果が出た所で、どの場所でそのような症状が出ているのかは分からないからです。
センサーのカプラ外れや不良または短絡や断線の場合はセンサー自体の不良なのか?カプラーが外れているだけなのか?配線がどこかで切れてしまっているのか?その辺りを一から探す必要があります。
もし配線の短絡や断線が原因の場合、バイクのメインハーネスは複数の配線が束になっている為、その中からトラブル箇所を探し出さなければなりません。
またメーカーによってはエラーコードから確認できる故障箇所は、細かく分かれていたりざっくりと示されていたりと様々です。 ざっくりとしている場合には複数の推定箇所の中から更に関連する箇所をしらみつぶしにチェックしていく必要があったりします。
また、この類の故障にの修理には、最低でも外装の取り外しや駆動系の分解作業が必須になりますので、技術や時間、それに特殊工具等が必要になります。
そこで重宝されるのが当該車種(型式)のサービスマニュアルです!
サービスマニュアルがあると修理時の故障箇所の検出方法から手順までが記載されている為サービスマニュアルを確認しながらの作業をお勧めします。
変速不良トラブルの原因には、ベルトの消耗やカプラ外れからセンサー類の電装部品の故障まで、それこそ様々な原因が考えられます。
トラブルの原因がベルトであればベルト交換という比較的簡単で安価な修理で直る事もありますが、この場合でも部品代と工賃で15,000円前後かかってしまうケースも稀ではありません。
上段でも触れましたが、故障箇所が分かっても原因までは(原因が分かっても箇所までは)特定できない駆動系エラーについては、原因を探す作業自体で難航するケースもあります。 原因(故障箇所)の特定作業に工数が掛かってしまう上に、センサーやユニット、制御モーターといった値の嵩む部品の交換が必要となった場合にはトータルで5万円~10万円といった修理代金になってしまう事も珍しくありません。
更に難解なケースとしては、エラーコードが関連した異なった場所の故障が原因となっている場合で、修理に取り掛かる前の調査に多大な時間が掛かります。
電子制御領域の修理が難しい理由の1つに、目で見て故障判定が出来ないパーツが多い点が挙げられます。 動作確認をしながら想定できる故障箇所(原因)を1つ1つづつ潰していくアプローチが、工程の多くを占める点が修理を困難なものにしていると言えます。
電子系の知識や修理経験がない一般ユーザーさんが一から調べながら修理作業をするのはハードルの高い領域です。
その辺を踏まえ駆動系エラーが発生しFIランプが点滅してしまった場合には、先ずは購入先の店舗や専門店に相談をすることをお勧めしますが。 原因追求に時間を要する場合には(1)原因追及作業に工賃が発生するかの確認をし、(2)工賃が発生するのであれば時間=工賃と考え愛車の現段階での価値と釣り合う修理費用で収まるのか事前に相談して見積もる事がとても大切です。
オートバイの多くは機械系のメカで構成されていますが、近年の車両は電子制御によって動作する領域が増えています。
機械系のメカニックエンジニアと、電子回路系エンジニアは、別の職種と言っても過言ではありません。オートマの変速不良といった電子系の故障には電装系の修理に強い修理店を探すのも費用を安価に抑えるコツとなります。
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■この記事の執筆監修
バイクパッション整備責任者
2級整備士
玉井 克幸
バイク整備の知識量と技術力は誰にも負けません。
修理や整備も常に冷静沈着。若手メンバーのお手本として活躍中。
販売整備部門の責任者でもあるので、何か欲しいバイクがありましたら是非玉井までご一報ください。
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