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データ最終更新:2024年03月22日

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セルが始動しない(モーターが回らない)5つの原因!対処方と修理費用

バイクの故障と修理 豆知識

エンジンが動かなくなった、故障した、キックが降りない、セルが回らない等
バイク故障・バイク整備修理やトラブルに関することに
パッション横浜本店の整備士が簡単にお答えしています

バイクのセルが回らなくなりました

ある日突然セルが回らなくなった…。
セルが回らないということはエンジンがかけられない!
つい最近まで動いていたんだから…すぐに直せるかもしれない。
とも思うものの・・・具体的に何をすれば良いのか?

セルモーターが回らない!セルが始動しない!5つの主な原因!
セルモーター

セルモーター

バイクのエンジンを始動させようとして、セルが回らないと非常に焦ってしまうものです。
バイクはキルスイッチが触れやすい場所に設置されている事も多い為、うっかりOFFになっているケース、 イモビなどのセキュリティーの解除が出来ていないケースなど、数秒で解決できる設定という事もありますが、原因がなかなかわからない場合は不安になります。

セルが始動しない(セルモーターが回らない)原因は、安全機能の解除忘れやバッテリー上がり等すぐに改善できる内容。スターターリレーの故障やセルモーターの故障など専門的な知識と修理が必要な内容に大別されます。 以下にセルが始動しなくなる主な5つの原因と、その対処方法・修理工賃についてご案内いたします。

1)安全機能が働いている場合

キルスイッチがOFFになっていることに気付かずセルスイッチを押してセルが回らず焦ってしまうことがあります、まずは落ち着いて確認してみましょう。
スクーター (AT)の場合のセル始動の手順
サイドスタンドを払い、ブレーキを握りながらセルスイッチを押さなければセルは回りません、ブレーキレバーを握りセルスイッチを押してみましょう。
中にはかなりしっかりと握りこまないとセルが回らない車種もありますので安全のためにもしっかり握る癖をつけておきましょう。

MT車の場合
ギアがニュートラルポジションに入っている事を確認してからセルスイッチを押しエンジン始動しましょう。
MT車の場合ニュートラルポジションであればサイドスタンドが降りていても始動出来る車種が多いでしょう。しかしニュートラル以外のポジションだと安全装置が働きセルが回らなくなります。 ニュートラルに入っているかどうか確認しセルを回しましょう。
メーカーや車両によってニュートラルポジションであっても安全のためクラッチを握らないとセルが回らない事があります。購入の際の説明や取扱説明書等で良く確認しておくと良いでしょう。
エンスト等でニュートラルポジション以外のギアに入っている場合はクラッチを握らないとセルが回らずエンジンが始動できない車種も多いのですが、もしクラッチを握らなくてもセルが回る場合でも安全のため必ずクラッチを握りながら始動しましょう。

2)安全機能の接触不良

機能劣化で安全機能装置が作動しなくなる場合も
AT車もMT車も共通で言える事ですが、キルスイッチやブレーキスイッチ、サイドスタンドセンサーなどがエンジン始動時の安全機能として働いています。
センサーやスイッチの安全機能が反応しないとセルスタートが作動しない仕組みとなっています。
通常は、サイドスタンドを払う、ブレーキレバーを握る、キルスイッチを解除するという動作によって安全機能の制御は解除されますが、まれに機能劣化によって制御が解除されないこともあります。どういうことでしょうか?
キルスイッチやブレーキスイッチ、サイドスタンドセンサーには接点が使われているため、劣化や磨耗による接触不良によって正しく反応しない事があります。
それぞれ作動させた時に反応しない箇所があったら接点復活剤や潤滑剤を吹きかけ何度か繰り返し動かす事で対処出来る事が多いので試して見ると良いでしょう。それでも接点が正しく反応しない場合には部品の交換により修理が可能になります。
どの安全機能が動作していないのか把握できない場合にはバイク屋さんに相談するのも1つの手です。

3)バッテリーが上がってしまっている場合

セルが回らなくなってしまう原因で多いのがバッテリー上がりです。まずライトやウィンカー、ホーンなどの電装品が正常に動くか確認してみましょう。
ライトが暗い、ウィンカーの点滅が遅い、ニュートラルランプ等のインジゲーターが暗い等の症状がある場合は、バッテリーの電圧が低くなっていてセルが回らない可能性があります。
次にブースターケーブル等により外部から電源をつなぎセルを回し、エンジンが始動するか試してみましょう。
しばらくアイドリング状態にしておいたり、走行した後でもセルが全く回らない場合はバッテリー自体の寿命が考えられますので新品に交換しましょう。バッテリーの電圧が少しでも戻るようであれば充電しましょう。
最近ではスマートキーの車種も多くなっています。キルスイッチでエンジンを停止したりサイドスタンドにより停止し、メインスイッチを切り忘れてしまうケースも増えています。
バッテリー上がりを防ぐためだけではなく、オートバイから離れる時は必ずメインスイッチをオフにし防犯上ハンドルロックをかけるようにしましょう。

4)スターターリレーの故障
バッテリーとセルモーターを繋ぐ部分

バッテリーとセルモーターを繋ぐ部分

スターターリレーとは? 少々難解ですが、セルスイッチを押すことで一次側に電気を流しリレー内の磁石を動かしバッテリーとセルモーターを導通させセルモーターを回すための役割をしています。
セルスイッチとバッテリーそしてセルモーターを繋ぐ部品です。
なぜスターターリレーが必要なのか?
セルモーターを回しクランキング(クランクシャフトを回しピストンを上下させる事=参考記事:セルは回るのですがクランキングせずエンジン始動しない) するには大きな電流が必要となります。それに伴い太い配線を使う必要があります。
しかしその太い配線をバッテリーからハンドルのスイッチボックス、そこからセルモーターまで引くとなると大変効率が悪くなってしまいます。
そこで、スターターリレーを使いバッテリーとセルモーターを近くに配置することにより無駄なくセルモーターを回す事が出来ます。電装/配線系の効率化のために存在しているのがスターターリレーであるとも言えます。

さて、スターターリレーが故障してしまうとセルスイッチを押してもバッテリーとセルモーターが導通出来ずセルモーターを回す事が出来ずエンジン始動が出来ません。
セルスイッチを押すとスターターリレーから「カチッカチッ」と音がします。この音はスターターリレーの作動音ですが、故障している場合でも作動音が鳴ることが多いのため、音がしたからといって正常に作動しているとは限りません。
しかし「カチッカチッ」とスターターリレーの作動音がした場合は、セルスイッチからリレーまでは電気が正常に送られている証拠になりますので、スターターリレーかセルモーターのどちらかまたは双方の故障に絞る事ができます。

スターターリレーか?セルモーターか?どちらの故障か判断するには、スターターリレーにバッテリーから繋がる配線とスターターリレーからセルモーターへ繋がる配線をラジオペンチの先端などで直結させる方法、 またはセルモーターから出る配線へ直接12Vを(マイナスはボディーアース)送る事で判別できます。この作業でセルモーターが回るようであればリレーの故障の可能性が高いと言えるでしょう。
この作業は大変危険が伴う作業になります。配線の的確な選別、判断が必要です知識がない場合は知識のある方やバイク屋さんへお願いするようにしましょう。
スターターリレーの故障の場合はリレーの交換をする事で修理ができます。スターターリレーの価格は2,500円前後~3,500円前後になります。
交換作業をバイク屋さんへ依頼した場合の工賃は3,000円~8,000円前後になります、車種等により金額が変わってきますのできになる場合は先に問い合わせておくと良いでしょう。

バッテリー付近にあるスターターリレー
スターターリレーの部品単体
spacer for layout
5)セルモーターの故障

セルモーターは、スターターリレーにより切断されていた電気が導通する事により動き、エンジンをクランキングさせエンジンを始動する重要な役割をしています。
セルモーターの故障かを判別するには? 難易度の高い作業ですが、セルモーターへ直接12Vを送ってもセルモーターが回らない場合はセルモーターの故障の可能性が非常に高いと言えるでしょう。

セルモーターの中にはブラシと呼ばれる消耗部品が使われておりこのブラシから出たカスにより接触不良になり一時的にセルが回らなくなる事もあります。
セルモーターをプラハンと貫通ドライバー等の棒状のもので直接衝撃を与えると何もなかったかのように動き出す事があります。突然の不具合の場合は試してみるのも良いでしょう。
しかし一時的な応急処置なので早めに適切な処置を取る事をお勧めします。
衝撃を与えても全く回る気配がない場合はブラシの消耗や接点の磨耗、内部の磁石の欠損等が考えられます。ブラシの消耗の場合はブラシの交換をする事により改善されます。
ブラシ自体の値段は3,000円前後~4,000円前後で、バイク屋さんへ依頼した場合の交換工賃は10,000円前後~30,000円前後になります。
接点のコアの磨耗や磁石の欠損などの場合はセルモーター本体の交換が必要となります。セルモーター本体の価格は19,000円前後~25,000円前後になります。バイク屋さんへ依頼した場合の交換工賃は7,000円前後~24,000円前後となります。
セルモーター本体の交換の場合はセルモーターを分解する工程がない分工賃は下がりますが部品代は高くなってしまいます。今後の事を考えたらセルモーター本体の交換をお勧めしますが走行距離等も踏まえバイク屋さんへ相談をしてみると良いでしょう。

6)専門店へ依頼する事が近道になる事も・・・

セルモーターやスターターリレー付近には電気が常時流れている配線も存在します、誤った作業をするとショートなどにより別の故障の原因になってしまいます。作業内容や工程、配線の種類などを熟知した上での作業をお勧めします。
車種によっては外さなければならない部品点数も多くなってしまいそのままの状態でバイク屋さんへ持ち込み断られてしまうケースも良くあります。
作業にかかる時間やリスク等も良く考え自分で作業をするか、バイク屋さんへ依頼するかの判断をしましょう。


この記事の執筆監修

バイク整備士 玉井 克幸

バイクパッション整備責任者

2級整備士

玉井 克幸

バイク整備の知識量と技術力は誰にも負けません。
修理や整備も常に冷静沈着。若手メンバーのお手本として活躍中。
販売整備部門の責任者でもあるので、何か欲しいバイクがありましたら是非玉井までご一報ください。

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