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レギュレーター故障!症状・診断方法・修理費用

バイクの故障と修理 豆知識

エンジンが動かなくなった、故障した、キックが降りない、セルが回らない、ブレーキが効かない等
バイク故障・バイク整備修理やトラブルに関することに
パッション横浜本店の整備士が簡単にお答えしています

電気系統に不具合が…レギュレーターの故障でしょうか?

症状
ブレーキをかけるとヘッドライトが暗くなり、ウィンカーを出すとヘッドライトも合わせて暗くなったり明るくなったり…
しばらく見て見ぬふりをして乗っていたのですが今度はセルが回らなくなってしまいました。
もともとバッテリーがダメだったのでしょうか?それとも他に原因があるのでしょうか?
対処方法とその時にかかる修理費用等を教えて下さい。

症状から特定しやすいレギュレーターの故障、修理も比較的簡単です!

ヘッドライトやメーターの灯りが急に明るくなったり暗くなったり安定がしない、ブレーキを握ったり、ウィンカーをつけると明るさが連動してしまう。
ヘッドライトの電球が切れてしまったので交換をし、しばらくしたらまた切れてしまった。
そんな症状がある場合はレギュレーターの故障の前兆の可能性があります。

レギュレーターが故障した際の主な症状は、電球や灯火類の不具合、そしてセルの不具合で、症状から原因が特定しやすいのが特徴です。
また、故障診断も比較的簡単に行うことが出来ます。
故障と診断できた場合には、レギュレーター自体の部品交換が必要となりますが、交換作業自体は経験の無い方でも可能な簡単な作業です。
全てをバイク店に依頼した場合の部品代+作業工賃は、車種や排気量によりますが、8,000~26,000円前後と比較的安価な修理の部類に入ります。
それでは、以下にレギュレーターが故障している場合の症状。故障か?を簡単に診断する方法。故障した際の修理方法とその料金について詳しくご案内差し上げます。

1)レギュレーターとは?故障すると灯火類やセルの不具合を誘発

バイクの場合はレギュレーターとレクチファイアという二つの部品が一体化している為、正式名称は「レギュレート・レクチファイア」ですが一般的にはレギュレーターと呼ばれます。
レギュレーターの役割は、エンジンが稼働することで発電された電気をまずレクチファイアで交流から直流へ変換します。 変換された電気をレギュレーターで安定させバッテリーへ供給します。その際バッテリーの充電を超える分は熱に変換しレギュレーター自体が放熱します。

アイドリングのように回転数が低い時と高回転で走行中の時では発電される電気の量が変わってきます、そんな不安定な電気を常に安定的に供給する役割をしているのがレギュレーターです。 つまりレギュレーターが故障すれば逆に電圧が不安定になり電装部品等への不具合が出てきます。
レギュレーターが故障し過充電を起こしている場合はヘッドライトバルブ(電球)が頻繁に切れたり、バッテリーが過充電を起こしている場合は液漏れや発熱、膨張等の症状が見られます。
逆に充電が不足している場合は灯火類の明るさが不安定になったり、バッテリーの充電が不足してしまいセルが回らない、バッテリーが頻繁に上がる等の症状が起きます。

2)レギュレーターが故障しているか?簡単な診断方法

それではレギュレーターの故障か?
を診断する方法ですがエンジンを掛けブレーキランプやウィンカー、ホーンなどの電装部品を使用した際にヘッドライトが暗くなったりする場合や、 走行直後にレギュレーター自体が熱を持っていない場合はレギュレーターの故障の可能性が高いと言えるでしょう。

より確かな診断方法としては検電テスターを使用する方法があります。
検電テスターが手元にある場合はエンジン始動前のバッテリーのV数、エンジン始動後のV数、V数を見ながら回転数を上げてみましょう。 元気なバッテリーでレギュレーターの故障がない場合はエンジン始動前13V前後、アイドリング時14V前後、回転数を上げた時14.3V程度が目安になります。 回転数を上げた時にV数が下がってしまう場合や15V付近まで上がってしまう場合はレギュレーターの故障と言えるでしょう。
また検電テスターとサービスマニュアルがある場合にはレギュレーターの端子間の抵抗値等で故障診断が可能になります。もし持っているならばサービスマニュアルに添って診断してみると良いでしょう。

レギュレーター:交換作業自体はカプラーの抜き差し程度
3)修理は部品交換

レギュレーターの故障が特定出来た場合。レギュレーターの修理はレギュレーター自体の部品交換が必要となります。
修理費用ですがレギュレーター本体の値段は5,000円前後~16,000円前後でメーカーや排気量によって値段が変わってきます。
交換自体は部品の場所がわかればカプラーの抜き差し程度の作業なのでご自分で作業してみるのもいいでしょう。
もしバイク屋さんへ依頼した場合の工賃は3,000円前後~10,000円前後になります。レギュレーターの取り付け位置によって、取り外さなければならない部品点数が変わってくるためその分だけ工賃も変わってきます。
ご自身のオートバイのレギュレーターの位置を確認したい場合は、「車種+レギュレーター」で画像検索をすると良いでしょう。
また、レギュレーターの故障によって機能面での関連性が高いバッテリーや電球等の交換も必要となってくる可能性もあります。
バッテリーや電球は消耗品ですのでご自身でご購入されて交換されるのが最も安上がりで早道です。

レギュレーター:交換作業自体はカプラーの抜き差し程度

■この記事の執筆監修

バイク整備士 玉井 克幸

バイクパッション整備責任者

2級整備士

玉井 克幸

バイク整備の知識量と技術力は誰にも負けません。
修理や整備も常に冷静沈着。若手メンバーのお手本として活躍中。
販売整備部門の責任者でもあるので、何か欲しいバイクがありましたら是非玉井までご一報ください。

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