KLX250買取査定事例｜比較的状態が良かった2008年式

KLX250査定の様子

2008年式 型式LX250S/S8Fの状態

• エンジン・機関

  ジェネレーターカバーに傷と塗装ハゲがある点がマイナス査定となりましたが、総合的にエンジン周辺は綺麗。
  アイドリングも安定していて、低速～中速～高回転域まで回転も滑らかで状態の良いエンジン状態が確認できました。
  この2008年モデルから、キャブレター点火からインジェクション点火に変更されています。キーをオンにしてセルスターターを押すと、すぐにエンジンが始動しました。アイドリングは3000回転をキープしています。
  「インジェクションのおかげで、寒い日でも点火してくれるのでありがたいです。燃費もよく、平均で35km/litterくらいですね」と横山さんも満足そうです。

• ハンドル/足回り

  タイヤは純正のダンロップのD605を装着。消耗の早いブロックタイヤは一度交換済みでまだヒゲが残っている状態。
  ホイールリムには飛び石などによる小傷はありますが、スポークやホイールは磨いて綺麗になりそうです。
  ブレーキも劣化は少なく現状で特に問題はありません。
  フロントフォークには軽い錆びやオイルもでありますが状態は良い方です。
  ハンドルはノーマルですが、バーパットを装着。
  純正オプションにナックルガードの設定がなかったため、ZETA製を装着しています。
  「ナックルガードがないと、コケた時にレバー類が折れてしまうんです」と、装着理由を教えてくれました。左のガードには、転倒の際の傷が見られます。

• 外装・フレーム回り

  ダートや林道で酷使されたような外傷や疲労感はなく、街乗り中心だったことがうかがえます。
  疲労や汚れもカバーなどの擦れで付いたものが中心で、プロの磨きで綺麗に落ちそうです。
  小傷は散見され今回の目立った減点の無かったKLX250の中では大きめのマイナスの査定となりました。
  外装に相応の色褪せは見られますが、洗車によってはがれやすいデカールなどもキレイに残っています。
  両サイドカバーに擦り傷が見られます。横山様によると、「サイドカバーの裏に、バッテリーや冷却水、マフラーが収納されているので、大きく膨らんでいます。ツーリングなどでサイドバッグを装着すると、擦れて傷がついてしまう」とのことです。
  大きな転倒はないそうで、フレームに歪みはなく、正常な走行が可能です。

• 電装系・保安部品

  マフラー社外品。純正は保有しておらず、査定価格には殆ど影響のないカスタムです。
  「乗らない日はバッテリーを外しておいている」そうで、電圧に異状なし。ヘッドライト、ウィンカー、テールランプ、ホーンなどは正確に作動します。
  「バッテリーを外すと、その都度時計も合わせ直さなくてはならないのが面倒」だそうです。

30万円の査定金額

2008年式のKLX250の買取相場

• ▼キャブ車VSインジェクション車の平均落札額
• キャブ車：14.5万円
• インジェクション車：26.2万円

• ▼2008年 VS 2016年ファイナルモデルの平均落札額
• 2008年モデル：22.8万円
• 2016年モデル：42.0万円