2016年モデルでライトカスタム車のZ125PROの買取査定事例。 多数の社外品を装着し、オールペンで青に再塗装されていた車体。趣向の強いオールペンは若干のマイナスとなりましたが、ブレンボ製のキャリパーやカスタム全体の統一感を評価して店頭仕入れ価格で買取させて頂いた1台です。
ページ後半で詳しくご紹介しておりますが、実はZ125PROの買取の上限相場は20万円強。
買取業者としては、赤字覚悟で20万円以上の査定価格は出しづらいのが正直なところ。
弊社では買取販売店の強みを生かして、店頭小売価格から逆算した店頭強いて価格として24万円の査定額で買取させて頂きました。
査定させて頂きましたのは、2016年モデルのZ125PRO。
オールペン、ブレーキ類、ハンドル、グリップ、レバー、ジェネレーターカバーキャップに社外品が使用されていたカスタム車。
全体的には走行も少なく綺麗な極上車でしたがカスタムの内容は査定にどのような影響を与えたのか?
以下査定内容の詳細をご紹介させて頂きます。
外装
青の外装が輝くZ125プロですが、もともとのカラーリングはメタリックグラファイトグレー。
オールペンで再塗装された車体です(オールペンの買取価値については後述しています)。
タンク、センターカウル、テールカウル、フロントフェンダー、シートと外装品を一通りチェックいたしますが、状態は良好で高い買取価値を保持しています。
細かく減点となったのはタンクとフロントフェンダーの近寄って発見できる程度の小傷。
外装の査定評価点は極上を意味する6点をお付けすることができました。

エンジン
続いてZ125プロの基幹パーツである、空冷4ストローク単気筒/SOHC 2バルブ124ccエンジンを査定をしていきます。
外装と同様に綺麗な状態を保持しているエンジンの外観。空冷フィンに細かい錆び、エンジンカバーに小傷がついていますが気にならない程度で減点も軽微。
続いて肝心のエンジン機能ですが、走行距離も千キロ台と若く、始動性・アイドリング・加速減速と減点項目はなく非常に状態の良いエンジン機能を確認することができました。
エンジンについても6点の点数をお付けすることができました。

足回り
多数の社外品が入っている足回りですが、状態は良く綺麗です。
細かく減点となったのは、リアショックからの軽いオイル漏れ、フロントホイールやインナーチューブのの軽い錆び、フロントフォーク・オイルシールの軽い破れ、リアホイールの小傷です。
いずれもケアによってリカバーが見込める細かいもので減点も軽微で済んでいます。
足回りについても極上を意味する6点をお付けすることができました。

電装系・保安部品
いずれも良好で、唯一減点となったのはマフラーとエキパイの軽い錆び。十分にリカバーできる初期の錆であり減点もごく僅か。
査定評価点は極上を意味する6点に。

フレーム回り
ここまで転倒を示すような兆候はなかったZ125PRO。
オールペンされていることから(古い車種の場合は放置車両の劣化や転倒傷を隠す目的で行われることも多い)、念のために入念にフレーム周りを査定していきます。
左右のハンドルの切れ角、ハンドルストッパーの損傷、フレームネック部分や接合部など、衝撃を吸収した痕跡が出やすい箇所はいずれも綺麗であることを確認。
車体後方から、前後のを一色線に並べて足m割のねじれやサブフレームのねじれをチェックしていきますが、シートフレームが軽く曲がっているようです。
その点が若干買取価値を下げ、査定の評価点は良好車を意味する5点となりました。

カスタム内容
もともとはメタリックグラファイトグレーだったカラーリングはオールペンで青に再塗装されています。
カスタムされていたか所は、ブレンボ製ブレーキキャリパー。ブレーキホース、ホースジョイント、ジェネレーターカバーキャップ、ハンドル、ハンドルエンド、レバー、グリップに社外品が装着されています。
またスマホホルダーが装着され、リアフェンダーはカットされたフェンダーレス仕様となっています。
今回のZ125PROのカスタム内容で最も評価されたのはbrenbo製のブレーキキャリパー。買取相場的には部品価値ほど買取価格に差異は出ませんが、それでも5千円程度は上乗せ要因となります。
青にオールペイントされたカラーリングは、オーナー様の趣向が強く、気持ち買取価格にマイナスの影響を与える要素となりました。
続いて高価な社外品であったメッシュホースは1万円程度(工賃でも1万円~)の社外品が使用されていますが、高年式の車種では機能的な付加価値はなく気持ち程度の上乗せに。
その他の装飾的なパーツについては、全体が青で統一されたという津間を評価してやはり気持ち程度のプラスに。
カスタム全体としては、1万円程度の査定価格の上乗せとなりました。
余談ですが、Z125PROのカスタムで最も価値が跳ねるのはオーリンズ製のリアサスペンション。ライバル社のグロムの場合はオーリンズ製のリアサスペンションを装着していることで3万円ほど買取相場が上がります。

総合評価と買取価格
下段の買取相場で詳しくご紹介しておりますが、Z125PROの買取の上限相場は20万円強。
新車が店頭で25万円台から売られていることや、買取相場の前提指標である業者間オークション市場において未使用の新車が22万円程度で取引されていることが背景となっています。
買取業者としては、赤字覚悟で20万円以上の査定価格は出しづらいのが正直なところ。

弊社では24万円の査定額で買取させて頂きました。
買取業者の転売先である業者間市場での転売額は20~22万円程度が想定される状態のZ125PRO
24万円で買取した場合は、経費なども含めると3~5万円の赤字が見込まれる買取額です。
なぜ赤字必死の査定額で買取できたのか?
その理由は、弊社販売店で仕入れ需要があったため、業者間市場で転売する前提の買取額ではなく、店頭での販売価格から逆算した店頭仕入れ額で買取させていただくことが出来たからです。
ノーマル車種が多いZ125PROの中古市場において、brembo製のキャリパーが入っている点が差別化しやすく売りやすいという点が店頭仕入れの決め手となりました。
後日談ですが、買取から僅か1週間後にご購入の成約が決まった今回のZ125PRO。
車両本体価格は税込みで24.5万円。車両価格自体では5千円のみの儲け。その他の整備費などで販売部門は儲けを出しますが弊社バイクパッションは高値買取の競争価格での販売。
買取も販売も先ずは弊社パッションにお声がけくださいませ!
Z125 PROはいくらで売れるのか?適正相場
Z125PROの買取相場をご案内する前に、オーナー様には既知の情報で恐縮ながら、車両情報にまつわる小ネタとそもそもの価値である新車価格について少し触れておきます。
KSRシリーズの後継機として2016年に国内販売が開始されたZ125 PRO。
125cc化されたことで、際立つ倒立フロントフォークの魅せ方をはじめそのルックスからも、東南アジアを中心に大ヒット機種となっているHONDAグロムを連想させるのは個人的な感覚でしょうか。
奇しくも、グロム、Z125 PROともにタイ国で生産される世界戦略車ですが、販売台数ではグロムの後塵を拝している感は否めません。
Z125プロの発売に影響を受けたのか?2017年に型式変更(JC61⇒JC75)があったGROMのメーカー希望小売価格は35.1万円となっています。
対してZ125 PROのメーカー希望小売価格は、2016~現行の2018年モデルが34.5万円。2018年モデルでは上位カラーバリエーションが誕生し赤/黒のカラーが少し高い35.3万円。
限定モデルでは
Ninja ZX-10Rのレーサー機のカラーリングが施された2016年モデルのZ125 PRO KRT Editionが35.6万円。
ゴールドホイールが採用された2017年モデルのSE(Special Edition)が35.3万円となっています。
新しく購入しようとする場合、2018年現在では、探せば20万円台後半の価格から新車を探すこともできるZ125プロすが、大きく値下げしている車両は少なく、メーカー希望小売価格から数万円引きの価格設定が主流となっています。
この少ない値下げ幅は売れ行きは好調であることを物語っています。
新車の値崩れが少ないということは、高い買取相場に繋がる良い兆候です。
実際にZ125プロはいくらで売れるのか?適正価格はあるのか?
買取業者の査定価格の指標であり、販売業者の仕入れ値であり、つまり日本の中古バイクの相場を決定している業者間オークション市場の取引データを使用して、以下の切り口でスクランブラーシリーズの適切な買取相場をご案内差し上げます。
年式モデルの変遷
2016年モデルの発売から現行2018年モデルまで仕様変更のないZ125プロ。
2017年モデルと2018年モデルではカラーリングとグラフィックパターンの変更が施されました。
また限定モデルも存在しているZ125プロ。下記にZ125プロの変遷を纏めてみました。
- ▼2016年モデル
- 34.5万円:キャンディライムグリーン(緑)
- 34.5万円:メタリックグラファイトグレー(銀)
- 35.6万円:Z125 PRO KRT Edition
Ninja ZX-10Rのレーサー機のカラーリング(緑×黒の複雑グラフィック)
- ▼2017年モデル
- 34.5万円:メタリックカレッジグレー(オリーブ)
- 35.3万円:Z125PRO Special Edition
青/黒のカラーリング
アウターチューブが金色
ホイールにゴールド塗装
- ▼2018年モデル
- 34.5万円:キャンディパーシモンレッド×メタリックカーボングレー(黒×センターカウルに緑ライン)
- 34.5万円:メタリックスパークブラック×パールミスティックグレー(黒×赤)
()内の色はセンターカウルの配色
それでは、踏まえまして限定モデルや年式によって買取相場に差はあるのか?買取相場の前提指標である業者間オークション市場の取引データを見てみましょう。
年式モデル/限定モデルの買取相場
モデルチェンジ別の年式モデルと型式 |
年式 |
平均取引額 |
最高額 |
最高額 |
2016年モデル |
21.9万円 |
25.6万円 |
42台 |
2017年モデル |
|
|
0台 |
2018年モデル |
|
|
0台 |
Specail Editon |
22.6万円 |
29.0万円 |
10台 |
KRT Editon |
23.5万円 |
26.2万円 |
14台 |
(2018年9月時点で、業者間市場の落札データを過去1年間遡った数字)
(業者間市場とは全国で買取されたバイクの9割以上が出品される市場で、販売店と買取店の会員企業間で取引されるの業者間のオークション市場。そこで落札された金額が買取業者の査定価格の基準値となっています)
残念ながら、直近1年間の取引を遡っても2017年モデルと2018年モデルの取引データはありませんでした。
取引があったのは、2016年モデル、KRT エディション、スペシャルエディションの3タイプ。
平均取引価格はメーカー希望小売価格が気持ち高いことに準じて、ベーシックの2016年モデルよりも、KRT エディションが約1.5万円、SE(スペシャルエディション)が約7千円高く取引されています。
因みに2016年モデルのカラー別の相場を平均取引額で比較すると、メタリックグラファイトグレー(銀)は21.7万円、キャンディライムグリーン(緑)は22.3万円。気持ちグリーンの方が高くなっています。
査定現場においてもグリーンの方が気持ち程度ですが買取価格が高くなるでしょう。
その他、国内にない海外仕様のカラーリングやオールペンでカスタムされたカラーリングも5台ほど取引されています。オールペンのカラーリングは嫌気されて若干相場が低い印象がありますが、 海外仕様のカラーについては2016年の国内モデルに準じた価格で取引されています。
上記の金額はいずれも市場での取引金額であり、査定現場での買取額とは若干異なります。
何が異なるかというと、市場での取引額は買取業者にとっての転売金額であり、市場で売れる金額で買取すると赤字になってしまいます。
市場での取引金額から買取相場を逆算する方法は簡単です。
市場での取引額から、買取業者の儲けと経費(出品手数料や運送費など)を差引けば算出できます。
では、買取業者の儲けと経費はいくらなのか?
市場での平均取引額が20万円を超える原付2種(125cc)の場合、2.5万円程度が適正でお客様にとって競争力のある買取額といえます。
市場での平均取引額から2.5万円を差し引いた、モデル別の平均買取相場は下記のようになります。
- ▼査定現場での平均買取額|Z125PRO
- 2016年モデル:19.4万円
- 海外仕様:19.4万円
- KRTエディション:21万円
- SEスペシャルエディション:20.1万円
状態別の買取相場
買取価格を決定する最も重要な要素である『状態』
買取業界では、総合的な車両の状態を評価する点数があり、高年式のZ125PROの場合は下記のような点数で状態を示すことができます。
それでは、評価点の目安を踏まえまして限定モデルや年式によって買取相場に差はあるのか?買取相場の前提指標である業者間オークション市場の取引データを見てみましょう。
- ▼状態を表す評価点の目安|Z125 PRO
- 評価点8 ほぼ新車
- 評価点7 超極上
- 評価点6 極上車
- 評価点5 良好車
- 評価点4 若干の難あり
- 評価点3 難あり
- 評価点1 事故車や不動車
Z125 PRO|評価点別の取引相場 |
状態/ 落札価格帯 |
評価点 8以上 |
評価点 6~7 |
評価点 5 |
評価点 4 |
評価点 1 |
25~29万円 |
0台 |
4台 |
4台 |
0台 |
0台 |
20~24万円 |
6台 |
21台 |
26台 |
1台 |
0台 |
15~19万円 |
0台 |
0台 |
4台 |
1台 |
0台 |
10~14万円 |
0台 |
0台 |
0台 |
0台 |
1台 |
15~19万円 |
0台 |
0台 |
4台 |
1台 |
3台 |
(2018年9月時点で、業者間市場の落札データを過去1年間遡った数字)

買取上限額は20万円強?
直近1年間で67台の実働車が取引されたZ125プロ。
上段のモデル別の買取相場のコーナーで触れました通り、全67台の中に2017年モデルと2018年モデルの取引はなく、大多数が2016年モデル、それにKRT エディション、SE(スペシャルエディション)、海外モデルの データである点は予め留意が必要です。2017年モデル、2018年モデルは上記よりも若干相場が高い可能性がありますので。
さて、上記表は状態と買取額の関係を示していますが、全67台のうち、7割強にあたる48台は20~24万円台のコンパクトなレンジで取引されています。
この中には、走行0kmの未走行・未使用車が3台含まれていて、その取引金額は22.2万円、22.4万円、23万円となっています。
買取業者の視点としては、未使用で未走行の新車が22.2万円から取引されている点を無視することは出来ません。
確かに未使用の新車よりも状態で劣る個体が新車よりも高い金額で取引れている事例も多いのです。
なぜ?新車よりも高い金額で状態の劣る個体が取引されているかというと。中古市場で品薄の人気車でよくある現象ですが、需給がひっ迫して競りの影響で高値で取引されるためです。
今後は、好調な新車販売から、中古市場にZ125プロが安定供給されてくるようになるでしょう。
そうなるとやはり、22.2万円で取引されている新車が上限のベンチマークとして見てしまうのが買取業者の視点となってしまいます。
新車よりも高い金額で取引されている極上車や良好車の金額をベースに買取をすると、赤字になる可能性が高くなかなか思い切った金額で買取することができません。
上段のモデル別の買取相場で触れた、市場での平均取引額が20万円を超える原付2種(125cc)の場合、『業者間市場での取引額-2.5万円程度(買取業者の儲けと経費)=適正な買取相場』の公式を当てはめると Z125プロの上限買取査定額は20万円強と言わざるを得ません。
ただし2017年モデルや2018年モデル、KRT エディション、SE(スペシャルエディション)は査定価格に上乗せ余地があります。
カスタム車は新車同様よりも上値余地あり
最上位の29万円と26.2万円で取引された2台のZ125プロはいずれもカスタム車です。
主なカスタム内容は、エンジンカバー、マフラー、ライト、ミラー、ブレーキ類、ハンドル、レばー、リアショック、スプロケ、ステップなどに比較的高価な社外品が使用されています。
車両状態も良く、社外品の価値で取引価格が伸びています。
カスタム内容、社外品の価値によって、査定価格の上乗せは十分にあることがわかります。
この傾向は先代モデルのKSRシリーズから引き継いでいるといえます。
事故車や不動車の買取相場
事故車、不動車、故障車など実働状態ない車両を示す、評価点1のZ125プロは直近1年間で4台が取引されています。
高年式ということもあって、4台はいずれも事故車です。
いずれもフロントフォーク歪みの事故車ですが、アウターチューブ/インナーチューブ/ステムの損傷状況や、その他の損傷個所などが影響しての取引価格となっています。
フレームが生きていれば、損傷個所が多岐にわたるフロントフォーク歪みの事故車でも数万円からの査定金額が付き、単純にインナーチューブの軽い歪みであれば10万円台前半まで査定価格が伸びる相場となっています。
GROM vs Z125 PRO高く売れるのは?
Z125PROのオーナー様になかには、ご購入時にグロムとの比較で悩まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
メーカー希望小売価格では気持ち安いのがZ125PROですが、購入の決め手てなるほどの価格差ではありません。
売れる金額である買取相場的にはどちらが高いのか? 比較してみました。
GROM vs Z125 PRO高く売れるのは? |
状態/ 落札価格帯 |
Z125PRO |
グロムJC61 ~2016 |
グロムJC75 2017~ |
平均取引額 |
22.3万円 |
18.4万円 |
23.1万円 |
最高額 |
29.0万円 |
42.4万円 |
35.2万円 |
取引台数 |
67台 |
360台 |
36台 |
(2018年9月時点で、業者間市場の落札データを過去1年間遡った数字)
JC61型グロムの取引台数と、最高額で見るとフルカスタム車の社外品の価値で40万円台まで伸びている個体に目を瞠りますが。
主題である平均取引額でみると、2017年以降のグロムと、Z125PROの価格差は8千円。ほとんど差は無いと言えるでしょう。
グロムは125ccの中でも最も買取金額率の高い車種の1つです。
高く売るという選択肢においても、Z125PROのご購入は間違いない車種と見ることができます。
Z125PROの買取査定は弊社バイクパッションにお任せくださいませ。 丁寧な誠実対応と、車両の価値を余すところなく見積もる高額査定でお客様のご期待にお応えいたしております!
Z125 PRO
【実働車】の業者間オークション市場における、買取時点直近12ヶ月間の落札データ
- 取引台数: 67台
- 平均価格: 223,940円
- 最高価格: 290,000円
- 最低価格: 168,000円
【事故車・不動車】の業者間オークション市場における、買取時点直近12ヶ月間の落札データ
- 取引台数: 4台
- 平均価格: 100,250円
- 最高価格: 148,000円
- 最低価格: 74,000円
相場情報:2018年9月15日時点
最新の相場情報は、10秒で買取相場が出る自動査定でチェックして頂けます。
上記金額は、買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札データであり、買取業者の転売金額です。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引される市場です。
買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
その事実が、業者間オークション市場の落札金額が買取業者の査定額の基準値である所以です。
査定現場での買取価格は下記の転売(落札)金額から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります。
査定現場での正味の買取額は、転売金額である落札額から5~10%を割り引いた金額が適正で競争力のある価格となります。
金額にすると単価の安い原付バイクで1万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正な割引額です。