Indian スプリングフィールド【2016~現行】毎週更新の買取査定相場
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Indian スプリングフィールド【2016~現行】 に関するこのページの内容
Indian スプリングフィールド【2016~現行】 買取査定に役立つ豆知識
ハーレーダビッドソン全モデルの中において、アメリカ市場で高い人気を博していた”王様”FLHRロードキング。その牙城に切り込むべく、ポラリス傘下入りで再建を果たした新生インディアンが送り込んだ刺客とも言うべき存在が、2015年モデルとしてリリースされたSpring Field(スプリングフィールド)シリーズ。バガーとツアラーの魅力を併せ持ち、牧歌的な名前とは裏腹に新型ハイパワーVツイン『Thunder Stroke111(サンダーストローク111)』を搭載するパワフルさが自慢のモデルです。
全長にして2,583mm、ホイールベース1,701mmという長大な車体を与えられた本機スプリングフィールドの特徴は、華美すぎない程度のクロムパーツを散りばめた上品かつ高級感のあるクラシックツアラー然とした雰囲気と、大型ウインドシールドにハードタイプの左右サドルケースを装備するバガースタイル。それに「Indian Motorcycle」の刻印と上質なステッチの入ったスタッズ(鋲)付きサドルシートが備え付けとなり、46mm径の極太テレスコピックフォークを25度角にてマウント。これに前後16インチの鍛造アルミホイールを組み合わせ、重厚感あふれる巨体の安定性をさらに強化する仕様。これがキャラクター性の面で共通するチーフ ビンテージとは大きく異なるポイントで、乾燥重量371kgという巨躯を軽々と操るための大きな武器でもあり、一体型エアボックス付き鋳造アルミフレームが採用されていることからもスポーツ性も重視したモデルであることは明らか。リア周りに目を配れば本機スプリングフィールド専用設計のサブフレームも装着されており、ビジュアルこそクラシカルなツアラーながらも中身はスポーツクルーザーという仕様に新鮮な驚きを感じることでしょう。
2013年より新生チーフシリーズを復刻モデルとして送り出し、好感触を得た新生インディアンが誇るパワーユニット『サンダーストローク111』による豪快な加速力と極太トルクも本機スプリングフィールドのウリのひとつで、最大トルク161.6Nm/3,000rpmと空冷Vツインとしては稀に見るハイスペックさ。ヘッド角49度の111キュービックインチが生み出すパワフルな牽引力も優れたものながら、控えめな音質ながらも迫力あるサウンドを奏でるクロスオーバー付きスプリットデュアルエキゾースト、前後300mm径ディスクによる強力な制動力、程よくバランスの取られたABSによるコントロール性の高さなど、単なるパワー自慢でないのが新生インディアンの真骨頂。標準タイヤであるダンロップ製エリート3の高いグリップ力と接地感が極太トルクとの相乗効果を生み出し、低速域からでも寝かせていけるほど安定した出力とコントロール性を与えられている点も見所であり、同じインディアン製モーターサイクルのチーフシリーズやロードマスターシリーズとも異なる操縦感覚が本機の持ち味です。近年の大排気量クルーザーの標準装備と化したクルーズコントロールもしっかりと備わっており、大柄な車体を伸び伸びと走らせる牧歌的な楽しみ方ももちろん可能。ハイウェイバーハンドルと収まりのよいシートによる居住性とライディングポジションの自由度の高さは素晴らしく、春の日差しを連想させる車名に相応しいものだと言えるでしょう。工具不要で脱着可能なウインドシールドを外すと、フロント周りの軽快さはさらに上昇しアグレッシブなワインディングも可能というのが通好みなポイントで、クルーザーでもスポーツライドを楽しみたい層にはたまらない魅力の持ち主です。
2011年リリースのチーフビンテージ、2014年リリースのロードマスターに続く第3のツアラー志向モデルであることから、前2者に用意された純正オプションパーツのポン付けが利くというカスタムに関する長所もあり、専門工具不要でかなりのハイカスタムまで可能という特質を持つ本機ですが、2016年当時の日本で販売を手がけていたホワイトハウスオートモービルが慎重な体勢で少数のみの導入であったことなどにより、日本市場ではそこまで知られた存在ではありませんでした。それが大きく変わったのは2019年からで、同年末に設立された日本法人・ポラリスジャパンが業務を開始したことに伴い、多くの話題を集めたフラットトラッカー・FTR1200の評判によって本機スプリングフィールドにも視線が集まり、2022年モデルより晴れて日本市場への正式導入を開始。今日現在では押しも押されもせぬツアラーモデルの大きな柱にまで成長しました。2016年の初年度モデルから2024年モデルまでにかけての主な変更点とカラーリングは以下の通りです。
2016年…初年度製造モデル(サンダーブラック/インディアンモーターサイクルレッド)
2017年…パッセンジャー側フロアボードに調整機構追加等(サンダーブラック/ブルーサファイア&シルバースター/スチールグレー&バーガンディメタリック/インディアンモーターサイクルレッド)
2018年…派生モデル『スプリングフィールド ダークホース』追加・シリンダー休止機構導入等(サンダーブラック/スチールグレー&バーガンディメタリック/メタリックジェイド&サンダーブラック)
2019年…ハンドルバーサイズ延長等(サンダーブラック/スチールグレー&バーガンディメタリック/メタリックジェイド&サンダーブラック)
2020年…フロントタイヤ17インチ化等(サンダーブラック/バーガンディメタリック&チタニウムメタリック)
2021年…標準タイヤにメッツラー製クルーズテック採用・USB充電ポート追加等(マルーンメタリック/クリムゾンメタリック&サンダーブラック/ダートトラックタン)
2022年…新型Vツイン『サンダーストローク116』導入・日本市場導入開始等(マルーンメタリック/ブラックメタリック&ダートトラックタン/クリムゾンメタリック&ブラックメタリック)
2023年…ヘッドライト見直し等(シルバークォーツメタリック&ブロンズパールメタリック/スピリットブルーメタリック&オーバーシルバークォーツメタリック)
2024年…ペイントフィニッシュ見直し等(ブラックメタリック&チタニウムメタリック/ブロンズパールメタリック&シルバークォーツメタリック)
インフォテイメントシステムの導入こそ見送られてはいるものの、完成度を年々高めるための細かいアップデートが年々実施されており、特にパワートレインをサンダーストローク116に変えると同時に日本市場導入となった2022年モデル以降は精力的なセールスを展開。前述したように毎年刷新されるカラーリングに関しても評判はよく、本国アメリカではH-D・FLHRロードキングシリーズのお株を奪うまでに成長し、新生インディアンの普及に大きく貢献したと言えるでしょう。
現在の中古バイク市場においては、2022年モデルより以前は傍流と言える存在に甘んじていたものの、日本市場での正規導入が始まったことでビッグクルーザーとしての真価が正しく評価され一気に名を知られることに。そのオーナー満足度の高さから手放されるケースは非常に少なく、年間で20万台にも及ぶ中古バイクが取引される業界最大のマーケットである「業者間オークション」でも、2024年秋に入りようやく1台の実動車が出品されたほどで、完成度とオーナー満足度の高さが伺える状況。当該車両の取引記録を見てみますと、走行距離2万km弱で屋外保管により少々使用感が強めに出てきた車両となっており、総合評価は特に際立ったトラブルがない「良好車」であることを示す5点台。この状態で最終落札価格が186万円台であることを鑑みると、品薄な状況とバイクとしての完成度の高さが基本評価額の高さに直結しているという見方ができ、今後の相場状況にも期待できると考えていいでしょう。この状況は日本への正式導入前でサンダーストローク111搭載モデルのオーナー様にとっては大いに歓迎できる好材料で、新型への乗り換え・買い替え、あるいは高額での買取を希望されるならば絶好の売り時。初年度モデルから現行モデルまでの出物が乏しいだけに、早い段階で買取査定を受けておくことが高額買取を狙う上で大きな役割を果たします。
新生インディアンがリリースする”第3のツアラー”スプリングフィールドシリーズで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、チーフシリーズやロードマスターとの方向性の違いなどに関する正しい知識と理解、大排気量クルーザーの中でも際立った個性による相場事情、目まぐるしく変動する最新の相場事情への精通、並びにそれらを反映した買取価格を提示できる誠実さ、業者間オークションなどへの転売だけではなく自社店舗による直販体制などを駆使した様々な販路によって利益が出せる業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのどちらをも満たしており、特にH-D製ビッグツインを含む海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。特に毎年多彩なカラーリングでお色直しが行われた本機スプリングフィールドは非常に細かい知識が求められるモデルのひとつだけに、海外モデルにも精通する弊社だからこその買取価格にてオーナー様の期待にお応えさせていただく自信がございます。
インディアン・スプリングフィールドシリーズの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外モデルの価値にも精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | Spring Field(スプリングフィールド)/TJD型/2016年モデル |
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発売年月 | 2015年(※2016年モデルとして販売開始) |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,583×全幅990×全高1,444mm・乾燥重量371kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高662mm・最低地上高142mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV2バルブV型2気筒(Thunder Stroke111)・161.6Nm/3,000rpm・--km/L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・20.8リットル |
新車販売価格 | US$20,999~21,549(2015年北米モデル/当時レートで約244~251万円)/322万円(ホワイトハウスオートモービルによる2016年当時価格・税込) |
実働車【年式別 平均取引額】 Indian スプリングフィールド【2016~現行】
【年式別】平均買取額の目安
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 Indian スプリングフィールド【2016~現行】
【平均買取相場の変動】
取引台数
実働車【年式別|買取相場の推移】 Indian スプリングフィールド【2016~現行】
【平均買取相場の変動】
対前年比 | 対3年前比 | 2024年の取引台数 |
【状態別の取引額】 Indian スプリングフィールド【2016~現行】
【状態別買取額の目安】
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186.0万円
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53.1万円
53.1万円
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【走行距離別の取引額】 Indian スプリングフィールド【2016~現行】
【走行距離別買取額の目安】
1〜2万km | 最高 | 186.0万円 | 1台 |
平均 | 186.0万円 | ||
最低 | 186.0万円 | ||
【カラー別の取引額】 Indian スプリングフィールド【2016~現行】
- ■ ■
【カラー別 平均買取額の目安】
■ / ■ | 186.0 万円 | 1台 |
【実働車の取引価格帯】 Indian スプリングフィールド【2016~現行】
【取引価格帯と構成比】
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
Indian スプリングフィールド【2016~現行】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年09月27日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | Indian スプリングフィールド【2016~現行】 | 186.2万円 | 5.3点 | TJDBB0L3 | 19,247km | ■ / ■ |
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【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています