スーパーカブ CM90【1964年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- 走行距離別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
スーパーカブ CM90【1964年】 に関するこのページの内容
スーパーカブ CM90【1964年】 買取査定に役立つ豆知識

1958年に最初のスーパーカブ【スーパーカブC100】が発売されて以来、タンデム走行可能なカブの登場が期待されていました。ホンダはまず排気量を54ccとした【C105】を1961年に投入し需要に応えますが、「モアパワー」のニーズを満たすべく1964年に発売したのが3代目となる【CM90】型スーパーカブです。
キャッチフレーズは「女性にも、ビジネスマンにも、喜ばれる」。
エンジンは空冷4ストOHV単気筒87cc、最大出力6.5馬力/7,500回転、最大トルク0.68kgf/6,000回転、自動遠心クラッチの3速ミッションを搭載しています。64年当時カブシリーズの最大排気量で、最高速は90km/hでした。49ccから排気量を70%増やした恩恵は大きく、余裕の低速トルクを発生するエンジンはタンデム走行を快適なものにしました。
なお、90ccのカブは他にも存在し、ボア×ストローク等は次のとおりです。
◎形式CM90:OHV、87cc、1964年~67年、ボアストローク49.0mm×46.0mm
・形式C90:OHC、89cc、1968年~79年、ボアストローク50.0mm×45.6mm
・形式HA02:OHC、85cc、1980年~2008年、ボアストローク47.0mm×49.5mm
90ccとなったことで、CM90ではタンデム走行が可能に。シート下には「cub 90」、ヘッドライト下には「90」の文字が赤色で誇らしげに書かれています。外観はほとんどC100と違いはありませんが、よく見ると次の点が違います。
・C100に比べてやや大きいヘッドライト
・リフレクターを備えたCM90専用レッグシールド
・110km/hスケールのスピードメーター
・オドメーターは100m単位までの5桁表示
・やや大型のリアキャリア
・テールランプはカブシリーズでは珍しい丸形
・前後タイヤはC100の幅2.25から2.50へワイド化
・ガソリンタンクはC100の4リットルから5.5リットルへ増加
正式な車名は、スーパーカブ50のボアアップではない、完全な別車種という意味を込めて「スーパー」のつかない「カブ90」となっています。フレーム、サスペンションにも若干の補強が加えられました。
90ccカブの登場が待たれた背景の一つは、原付50ccの時速30km制限が1960年に施行されたこともあり1958年からイヤーモデルを重ねていたC100では物足りないと感じるニーズが増えたこと。更に日本のモータリゼーションの成長期であり、マイカーはまだ高嶺の花という時代性があります。気軽なレジャーや通勤用として、タンデム可能なうえ一般道の制限速が50km/hの原付二種は便利な乗り物でした。
カブCM90は68年にスポーツモデル【CS90】のOHCエンジンを使ったタイプに変更されたため、モデルライフは短命でした。そのため現在の中古車台数も少なく、スーパーカブ全体では希少車に属します。
カブCM90のご売却や買替をお考えでしたら買取査定はその中古価値に精通しているバイクパッションにお任せください。

車名/型式/年式 | カブ90 / CM90型 / 1964年モデル |
---|---|
発売年月 | 1964年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1834 (幅)570 (高さ)964(重さ)70kg |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)735 (最低地上高)130 |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV単気筒・6.5PS(7,500rpm)・70km/1L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック・キャブレター・5リットル |
新車販売価格 | 7.5万円 |

【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 スーパーカブ CM90【1964年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】



【2024年 vs 2025年】



【2022年 vs 2025年】
取引台数

過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2025年03月07日

【状態別の取引額】 スーパーカブ CM90【1964年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年3月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
20.0万円
20.0万円
1台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

不動
平均
最低
取引
6.3万円
1.2万円
4台

※データ更新:2025年03月07日

【走行距離別の取引額】 スーパーカブ CM90【1964年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格
2025年3月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
0〜4999km | 最高 | 20.0万円 | 1台 |
平均 | 20.0万円 | ||
最低 | 20.0万円 | ||
![]() |
※データ更新:2025年03月07日

【カラー別の取引額】 スーパーカブ CM90【1964年】
- ■

買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年3月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
■ | 20.0 万円 | 1台 | ![]() |
※データ更新:2025年03月07日

【実働車の取引価格帯】 スーパーカブ CM90【1964年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2025年3月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】






※データ更新:2025年03月07日

買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

スーパーカブ CM90【1964年】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年03月07日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | スーパーカブ CM90【1964年】 | 20.2万円 | 3.7点 | CM90-153 | 3,146km | ■ |
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【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
