FS450【2016~現行】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
FS450【2016~現行】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白となっています。
FS450【2016~現行】 買取査定に役立つ車両解説

- ブラック/ホワイト / 2026年式
- 当時の新車価格
- £11,499 (約248万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
62.8万円
- 現在の平均買取相場指標
-
50.4万円
- 上限参考買取率
- 25.3%
- 平均参考買取率
- 20.3%
Husqvarna FS450は、スウェーデン発祥のブランドがオーストリアの技術力と融合して生み出した、スーパーモト競技専用のクローズドコースモデルです。公道走行に必要な保安部品を持たず、サーキットでの速さと操る楽しさを純粋に追求するために設計されています。軽量な車体にパワフルな450ccエンジンを搭載し、スリックタイヤを標準装備するなど、箱出しの状態ですぐにレースに参戦できるほどのポテンシャルを秘めた一台です。
このモデルの歴史は、ハスクバーナがKTMグループの傘下に入った後の新世代プラットフォームの採用から本格的に始まります。2016年にフルモデルチェンジを果たしたFS450は、クロモリ鋼フレームにカーボンコンポジット製サブフレームを組み合わせるという独自のアプローチで、兄弟車であるKTM 450 SMRとの差別化を図りました。その後もモトクロスモデルFC450の進化に呼応する形で改良が続けられています。2019年モデルではシリンダーヘッドのデザインを一新して500gの軽量化を達成し、青色塗装が施された新デザインのフレームにより剛性が見直され、ハンドリングと操縦性が向上しました。2023年にはエンジン搭載位置の変更を含む大規模な刷新が行われ、加速時にリアが沈み込む動きの「アンチスクワット挙動」を抑制する新フレームが採用されています。最新の2026年モデルでは、厳格化する騒音規制に対応するための吸排気系の見直しなど、時代の要請に応じた熟成が進められています。
FS450の技術的特徴は、重い部品を車体中心に集める「マスの集中化」の徹底と軽量化にあります。心臓部には、モデルイヤーにより27.8kg(2016年モデル)から26.8kg(2023年モデル)へと軽量化が進められた449.9ccの水冷4ストロークSOHC単気筒エンジンが搭載されています。このエンジンは最高出力63ps(63HP)を発揮し、全回転域でトルクフルな特性を持ちます。特筆すべきは、2017年モデルから採用されたWP製のエアサスペンション(AERフォーク)や、2025年モデルで導入されたWP製XACTクローズドカートリッジフロントフォークなど、最先端の足回り技術が惜しみなく投入されている点です。また、2023年モデルからはクイックシフターが標準装備され、クラッチ操作なしでのスムーズなシフトアップが可能となりました。これにより、ライダーはブレーキングやコーナリングといった操作により集中できるようになっています。
年式ごとの変更点や装備の差は、ライダーの実用面に大きく影響します。初期の2016年モデルから採用されているカーボンコンポジットサブフレームは、軽量化だけでなく、適度な「しなり」を生み出すことでライダーへの路面追跡性を高める効果があります。2021年モデルまではMagura製油圧クラッチが採用されていましたが、2022年モデルからはBrembo製油圧クラッチシステムへと変更され、操作フィーリングと耐久性が向上しました。2023年のフルモデルチェンジでは、エンジンを後方へ2度傾けて搭載することで重心位置を最適化し、操縦性が飛躍的に向上しています。さらに、2026年モデルではラジエーターキャップがねじ込み式に変更されるなど、ピット作業での利便性を考慮した細かい改良も施されています。電子制御面では、ハンドルバーのマップスイッチでトラクションコントロールやローンチコントロール(発進制御)の操作が可能で、路面状況に応じた出力特性の選択が容易です。
ライバルとして最も意識されるのは、同じオーストリアの工場で生産される兄弟車、KTM 450 SMRです。両車はエンジンやメインフレーム、WP製サスペンションなど多くの構成部品を共有していますが、決定的な違いはサブフレームと外装部品にあります。2022年モデル以前では、KTMがスチール等の金属製サブフレームを採用していたのに対し、ハスクバーナはカーボンコンポジットを採用して差別化を図っていました。なお、2023年以降の最新世代では、両車ともポリアミド強化アルミのハイブリッド構造を採用するなど、世代によってシャシー構成のアプローチが異なります。価格面では、2019年モデルの日本国内希望小売価格は1,269,000円でした。KTM 450 SMRとは、2024年モデルの北米価格において両車ともに$11,999(約182万円)という同価格が設定されるなど、強力なライバル関係にあります。他メーカーでは、イタリアのTM Racing SMR 450などが存在しますが、国内での部品供給網やサポート体制を考慮すると、ハスクバーナやKTMがシェアの主要プレーヤーとなっています。
FS450の購入において注意すべき点は、これが純粋な「競技用車両」であることです。日本の公道で走行するためのナンバー登録は、排出ガス規制や騒音規制、保安装備の観点から現実的ではありません。また、レーシングエンジンであるため、メンテナンスサイクルは市販車とは比較にならないほど短く設定されています。例えば、エンジンオイルの交換推奨時期は15時間ごとまたは1,000kmごととされ、主要部品も定期的な交換が前提となっています。高圧縮比のエンジンですが、2016年モデル以降はセルスターターと軽量なリチウムイオンバッテリーを標準装備しており、再始動のストレスは大幅に軽減されています。所有には移動手段としてトランスポーター(バイクを運べる車)と、適切なメンテナンス環境が必須です。
買取相場と市場評価についてですが、FS450はその特殊な用途から流通台数は限られています。しかし、スーパーモト競技やサーキット走行を楽しむ層からは絶大な支持を得ており、中古市場での需要は底堅いです。特に高年式モデルや状態の良い車両は高値で取引される傾向にあります。具体的な相場データについては、競技専用車両のため流通台数は非常に限られており、業者間取引データにおいては直近の取引実績が確認できない(年間取引台数0台)ほど希少です。そのため、定まった相場価格は形成されていません。競技車両であるため、走行距離よりもエンジンの稼働時間やメンテナンス履歴が評価額に大きく影響します。
なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。価格の換算は当時の相場、税率です。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
Husqvarna FS450は、ただ速いだけでなく、スウェーデン由来の洗練されたデザインと機能美を兼ね備えた、所有する喜びを満たしてくれる一台です。サーキットで刻んだラップタイムや、コーナーを攻め込んだ記憶は、オーナー様にとってかけがえのない財産となっていることでしょう。その情熱が注がれた愛車を手放される際は、競技車両の価値を正しく理解し、適正な価格で評価できる専門業者への売却をお勧めします。バイクパッションでは、皆様の愛車の真価を見極め、次なるオーナーへと繋ぐお手伝いをさせていただきます。
| 車名/型式/年式 | Husqvarna FS 450 / - / 2016-現行(2026年時点) |
|---|---|
| 発売年月 | 2015年9月 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全年式共通:全長 全幅 全高不明・2016年式:約105.3kg(燃料除く)/ 2019年式:102.9kg(燃料除く)/ 2023年式:107.6kg(燃料除く)/ 2026年式:ホイールベース1,472mm・109.4kg(燃料除く) |
| シート高・最低地上高(mm) | 2016-2022年式:890mm・290mm / 2023-2025年式:898mm・281mm / 2026年式:894mm・281mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 全年式共通:水冷4ストロークSOHC単気筒・63hp(46kW)@ 不明・3.68 L/100 km(約27.2km/L, 海外仕様参考値) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 全年式共通:セルフスターター・電子制御燃料噴射装置(Keihin EFI φ44mm)・2016-2019年式:7.0L / 2023-2026年式:7.2L |
| 新車販売価格 | 2019年式:1,269,000円(税込, 日本国内仕様)/ 2020年式:1,319,000円(税込, 日本国内仕様)/ 2022年式:1,380,000円(税込, 日本国内仕様)/ 2024年式:$11,999(約182万円, 北米仕様)/ 2026年式:£11,499(約248万円, イギリス仕様) |
| ジャンル | オフロード コンペ競技用 |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 FS450【2016~現行】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年03月06日
【状態別の買取相場】 FS450【2016~現行】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
50.4万円
40.4万円
3台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年03月06日
【走行距離別の買取相場】 FS450【2016~現行】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 62.8万円 | 1台 |
| 平均 | 62.8万円 | ||
| 最低 | 62.8万円 | ||
![]() |
|||
|
不明 メーター改 |
最高 | 48.0万円 | 2台 |
| 平均 | 44.2万円 | ||
| 最低 | 40.4万円 | ||
![]() |
|||
※データ更新:2026年03月06日
【カラー別の買取相場】 FS450【2016~現行】
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 50.4 万円 | 3台 | ![]() |
||
※データ更新:2026年03月06日
【実働車の取引価格帯】 FS450【2016~現行】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年03月06日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
FS450【2016~現行】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年03月06日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | FS450【2016~現行】 | 63.0万円 | 4.3点 | USR438LM | 0km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | FS450【2016~現行】 | 40.6万円 | 4.2点 | USR432GM | 0km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています









03月11日〜03月17日