YA-5【1961年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- 走行距離別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
YA-5【1961年】 に関するこのページの内容
YA-5【1961年】 買取査定に役立つ豆知識
1961年登場のYA-5は、ハヤハ初のオートバイYA-1(1955年発売)から続くY=YAMAHA、A=123ccシリーズの4代目です。4代目ながらYA-4としなかったのは、「4」を嫌う日本的感性でしょう。
先代YA-3から、フルモデルチェンジと言ってもいいほど以下の様にアップデートを受けています。
・フロントフォークをリーディングタイプからテレスコピックへ変更
・吸気方式をロータリーディスクバルブへ変更
・シーソー式ロータリーチェンジペダルを採用
・ガソリンタンクの形状を変更
・透明メーターバイザーを追加
・左マフラー+右チェーンのレイアウトを左右入れ替え、右マフラー+左チェーンへ変更
・ハンドルをアップタイプへ変更
・ミラーを丸形から角型へ変更
・平坦だったサイドカバーを凸型に変更
・0.5万円値上げで13万円の販売価格に
空冷2スト単気筒のエンジンには変更ありませんが、吸気がロータリーディスクバルブになったことで出力は大幅に増加しました。6.5馬力だった最大出力は10馬力/6,500 回転へ、9.4Nmだった最大トルクは11.8Nmに向上しています。
YA-5からは北米への輸出も行われており、リアキャリアを外して取り付けるダブルシートもオプションでありました。
日本国内でも、赤いダブルシートを標準で装備した【YA-5デラックス】が販売されています。ボディカラーは《ゴールドグルデン=明るい茶色》、ホワイトリボンタイヤが装着されていました。価格はスタンダードより5千円高い13.5万円です。
セルフスターターがついていますが、車体左側にキックペダルもあります。これは現在、ほとんどのバイクで車体右側についていますが、左キックは始動してすぐ左右足を踏み換えることなくスタートできるメリットがあります。
ライバルは、ホンダ【ドリームE】、スズキ【コレダ125SH】などがあげられます。
1961年当時、一般家庭の自家用車普及率はわずか2.8%。バイクでも約25%で、ヘルメット着用義務は1965年までありません。
最大排気量は250ccクラスで、1960年にHONDAが最高時速155kmのCB72スーパースポーツを、YAMAHAは35馬力を叩き出す初の市販レーサーTD-1を1962年に投入、SUZUKIは実用車コレダシリーズの旗艦モデル4代目250TBを1960年に投入、Kawasakiは自社ブランド1号機 125B7を発売するなど、国際レースでの活躍をフィードバックした市販機が胎動し始めた時期であり、セールスの主役は125ccクラスがを担っていました。
125ccクラスがメイン排気量であった時代の息吹きを今に伝えるYA-5。中古市場で流通すること自体がレアな大変な希少車です。
コンディションや型式によっては200万円近い査定額も狙える1号機YA-1と比較すると色褪せてしまいますが、2024年現在でも当時の新車価格に近い査定額は期待できる相場となっています。
また歴史的価値を刻んでいる機種故に今後プレミアム化していくことも期待できます。もしYA-5のご売却やお乗り換えをお考えでしたら、買取査定はその中古価値に精通しているバイクパッションへ!
車名/型式/年式 | YA-5 / YA5型 / 1961年モデル |
---|---|
発売年月 | 1961年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1870 (幅)680 (高さ)955 (重さ)110kg |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)- (最低地上高)150 |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷2ストローク単気筒・10馬力(6,500rpm)・-km/1L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフ/キック併用・キャブレター・11リットル |
新車販売価格 | 13万円 |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 YA-5【1961年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【状態別の取引額】 YA-5【1961年】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
14.3万円
13.0万円
2台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
9.5万円
9.5万円
1台
【走行距離別の取引額】 YA-5【1961年】
【走行距離別買取額の目安】
0.5〜1万km | 最高 | 15.6万円 | 1台 |
平均 | 15.6万円 | ||
最低 | 15.6万円 | ||
2〜3万km | 最高 | 13.0万円 | 1台 |
平均 | 13.0万円 | ||
最低 | 13.0万円 | ||
【カラー別の取引額】 YA-5【1961年】
- ■
- ■ ■
【カラー別 平均買取額の目安】
■ | 15.6 万円 | 1台 | |||
■ / ■ | 13.0 万円 | 1台 |
【実働車の取引価格帯】 YA-5【1961年】
【取引価格帯と構成比】
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
YA-5【1961年】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年01月17日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | YA-5【1961年】 | 15.8万円 | 3.3点 | Y12-105 | 8,479km | ■ |
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2 | YA-5【1961年】 | 13.2万円 | 3.3点 | Y12-131 | 21,452km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています