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データ最終更新:2020年06月24日

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【ZX-12R】買取査定事例を一挙公開!

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ZX-12R買取査定実例

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カワサキの威信を賭けた最後の最速マシン~カワサキ ニンジャZX-12Rシリーズの歴史~

かつて世界最速量販車の王者に輝いたZZR1100を擁するカワサキは、再度王座奪還のために再び新車両の開発に乗り出します。
そして翌2000年、伝統のペットネーム「Ninja」を冠して世に送り出したのが、世界最後の最速マシン・ニンジャZX-12Rです。

ニンジャZX-12Rは、あえてハヤブサ以上の排気量ではなく、1199ccという排気量で勝負を賭けた自信作。
最高出力178ps/10,500rpm、最大トルク13.9kg・m/7,500rpmを発揮し、実測で320km/hの最高速を記録して見事王座奪還を果たしました。
ニンジャZX-12Rの車体は、モノコックフレームというニンジャZX-12R専用設計の新型フレームが特徴で、300km以上でのスラロームを可能とする高い剛性が自慢です。
通常の量販車では、時速200km以上でのスラロームを行うと路面追従性はもとより、わずかな路面のギャップでたやすく暴れだします。
ニンジャZX-12Rの足回りと車体は、見事にそれを吸収していなしていることに深い感動を覚えるほどです。
その極端なハイスピードマシンという特性上、商業的に成功したとは言えませんが、この不器用な忍びが世に与えた衝撃は実に偉大と言えるでしょう。

翌年以降のハヤブサや、ホンダのニューマシンとの三つ巴の戦いがより激化することを懸念した関係機関により、300km自主規制が始まりました。
2001年モデル以降のニンジャZX-12Rにはスピードリミッターが装着され、世界最速争いは終結を迎えるに至りました。

今回は世界最速争い最後の覇者となった、ニンジャZX-12Rの歴史を紐解いてみましょう。

日本バイク史上最も過激な初期型モデル~カワサキ ニンジャ ZX-12R ZXT20A (A型)~

スズキ・ハヤブサとホンダCBR1100XX スーパーブラックバードと並び、「メガスポーツ」というジャンルを切り拓いたニンジャZX-12R。
その初期型モデルは実にハイスペックさが際立ち、時には乗り手を翻弄するじゃじゃ馬ぶりを発揮しました。

その生い立ち上、ハイパワーを追求した作りのニンジャZX-12Rは、マレーシア仕様車のラムエアシステム作動時は190psをマークします。
高速走行特化型に仕上げられており、非常に高い剛性を持つ反面、一般道では足回りが固すぎてギクシャクする様子も見せました。
公道では足回りがハードすぎ、前傾度も強いため長時間走行にはかなり難があります。
最初期モデルはインジェクション研究が甘かったこともあり、いわゆる「ドンツキ」が発生することが多々あります。
そのため、リッターマシンのハイパワーを扱いこなす腕自慢ライダーでなければ、スロットルを握ることすら躊躇わせてしまうほど。
決して万能性のあるバイクではありませんが、ニンジャZX-12Rには初代じゃじゃ馬・マッハシリーズの熱い血潮が受け継がれています。

峠・サーキットでは打って変わり、ニンジャZX-12Rは最大のウリであるラムエアシステムにより、わずかな距離で暴力的な加速量を見せつけてくれます。
倒立式のFフォークは路面からの衝撃吸収性に優れ、二輪車世界初の200という極太サイズのリアタイヤによる安定感も抜群です。
一般的な法定速度下では、曲がるのにもかなり腕が要求される不器用なマシンで、現行SSに慣れている方にはやや敷居が高めです。
極端にピーキーで、シーンによっては扱いづらさを感じさせるのが初代ニンジャZX-12Rの特徴ですが、惚れ込んでしまえばこれ以上ないほど頼もしい相棒と言えるでしょう。
基本に忠実で、時にアグレッシブ。
そんな理想的なライディングスキルを身につけたい方には、ニンジャZX-12Rは優れた指導者となれるかも知れません。

最初期モデルである2000年・2001年モデルのニンジャZX-12RはA型と呼ばれ、その荒々しい仕様で後期モデルのB型と明確に区分化されています。
A型ニンジャZX-12Rの歴史は短命でしたが、その足取りは以下の通りとなっています。
年式 カラーバリエーション/型番 仕様変更点
2000年 ライムグリーン
メタリックグレー
メタリックレッド

ZXT20A(A1)
最初期モデル・通称A1。
暴力的な加速力と高剛性の車体によって世界最速量販車の座を奪回した最後の最速マシンとして名を馳せる。
このモデルのみスピードリミッター未装着。
2001年 メタリックブルー
ブラック
メタリックレッド

ZXT20A(A2)
通称A2。
前年の最初期モデルからインジェクションが見直され、若干ドンツキが改善される。
丁寧に慣らし運転を行うことでアイドリングが安定しやすくなった面がある。
次年度モデル以降から型番がZXT20Bに変更となった。
カワサキ Ninja ZX-12R A型 (2000年モデル・マレーシア仕様)
全長×全幅×全高 2,085mm×740mm×1,200mm
エンジン形式 空冷4ストDOHC2バルブ並列4気筒
総排気量 1,199cc
最高出力 181ps/10,500rpm
最大トルク 14.0kgf・m/7,500rpm

獰猛さを抑えマイルド仕様となった後期型~カワサキ ニンジャZX-12R ZXT20B (B型)~

2001年モデルまでの反省を踏まえ、140ヶ所を越える改良を施されてモデルチェンジを果たしたのが、後期型ニンジャZX-12R B型です。
型式番号ZXT20Bを割り当てられ、エンジン・フロントインテーク形状を始め、足回り・ギア比など不評な点全てに着手。
これによってA型よりも乗りやすい仕様となったニンジャZX-12Rでしたが、セールス上は不発に終わり、2006年にZZR1400にバトンを託し、一線から退きました。

また、ECUも大幅な改良が施され、ビット数が倍になったことでアイドリングが安定。
これは2001年モデルからスピードリミッターが装着されたことにより、時速300km前後の超高速域より高速巡航性を意識した仕様変更と言えます。
リミッターに合わせた形で、ニンジャZX-12R B型のメーターは300kmスケールに変更となりました。
ハイスペックすぎて扱いづらかったA型と比較し、乗りやすくマイルドになったことでカスタムパーツが多く販売され、多少のコツをつかめば乗れるようにリファインされています。

A型と比較すると、「良く曲がり良く止まる」ようになった感が強く、中級以上の腕があれば楽に扱える仕様と言えるでしょう。
後期型のニンジャZX-12Rは、前期のA型と比較するとややドンツキが起こりにくくなっており、3,500rpm~4,000rpmで繋ぐように意識するとかなりいい感じでクラッチミート可能になりました。
2004年モデルからは、フロントブレーキに6ポッドのラジアルマウントキャリパーを採用。
車体コントロール性を高めるとともに、安全性にも気を配った形で支持されるようになりました。
A型に比べるとスロットルに素直になった感が強く、しっかりバンク角を取ることで低速・市街地走行時でも不満のないコーナリングマシンに転身を遂げています。

これが最初期のA型時のクオリティであれば結果はもっと違ったものとなっていただけに、時代の徒花で終わってしまった不遇のモデルと言えます。
輸出仕様車が多いニンジャZX-12R B型は、それぞれ輸出国に合わせた型番となっています。
そのため、車両によってはややこしい番号が割り振りされており、各年式による違いは以下の通りです。
年式 カラーバリエーション/型番 仕様変更点
2002年 ブラック&ゴールド
メタリックレッド
メタリックブルー

ZXT20B(B1)
JKAZX9B1
JKAZXT20AB
ZX9B1
モデルチェンジ。
ZXT20AからZXT20Bに型番変更。
前後サスをはじめ、フレーム剛性のバランス・ラムエアダクト形状など、合計140ヶ所を越える改良でモデルチェンジ。
課題とされていた低速走行時のコーナリング性能が改善される。
スピードメーターが300kmに変更となり、前期のA型よりマイルドな乗り味となった。
熱対策のためラジエーターファンが2個に増設。
2003年 ブラック&ゴールド
シルバー
ライムグリーン

ZXT20B(B2)
JKAZX9B1
JKAZXT20AB
カラーリング変更。
スイングアームの剛性が見直され、コーナリング時に柔らかいフィーリングとなる。
2004年 ブラック
シルバー
メタリックブルー

ZXT20B(B3)
JKAZX9B1
JKAZXT20AB
マイナーチェンジ。
カラーリング変更に加え、6ポッド式ラジアルマウントブレーキキャリパーを採用。
盗難防止用のイモビライザーが搭載され、キャタライザー装着で環境規制に対応。
インジェクション・エアクリーナーも見直され、エンスト問題が改善される。
2005年 ブラック
メタリックブルー

ZXT20B(B4)
JKAZX9B1
JKAZXT20AB
マイナーチェンジ。
カラーリング変更・スイングアームの剛性が再度見直された。
2006年 ブラック

ZXT20B(B6F)
JKAZX9B1
JKAZXT20AB
最終モデル。
この2006年モデルを持ってニンジャZX-12Rの生産終了が公表され、ZZR1400に最速フラッグシップの役目を交代。
カワサキ ZRX400 (2008年モデル)
全長×全幅×全高 2,085mm×740mm×1,200mm
エンジン形式 空冷4ストDOHC2バルブ並列4気筒
総排気量 1,199cc
最高出力 178ps/10,500rpm
最大トルク 13.7kgf・m/7,500rpm

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