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FIランプ点滅【エラーコードC58】の修理方法|スカイウェイブ

バイクの故障と修理 豆知識

エンジンが動かなくなった、故障した、キックが降りない、セルが回らない等
バイク故障・バイク整備修理やトラブルに関することに
パッション横浜本店の整備士が簡単にお答えしています

FIランプが点灯し回転数は上がるがスピードが上がりません

スカイウェイブのタイプMに乗っているのですが数ヶ月前から時々FIランプが点灯するようになりました。
キーをOFFにし、もう一度ONにすると消えていたので乗り続けていたのですが遂に消えなくなりました。
エンジンの回転数は上がるのですがスピードがいまいち以前の様にでなくなっている様に感じます。
バイクに関して詳しくないのですが原因を教えて貰えば治せるのでしょうか?また、修理を依頼した場合どれくらいの費用がかかりますか?

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安価に効率的に修理する手順を解説

FIランプの点滅は電子制御や電装系の不良が原因となっているケースが多く、要交換となるパーツ自体の値が張る事、また修理に掛かる作業工数が多くなることで修理費用が高額になりがちです。
さらに故障や不良個所自体を洗い出し特定する作業自体にも多くの工数が必要となります。
そのため全体像を把握して、効率的に安価な方法で修理の解決を図ることが非常に重要となります。
以下にその手順をご案内いたします。

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1)まずは原因を調べてみよう!エラーコードの特定

スカイウェイブには自己診断機能がついています。よって一般のユーザーの方でも診断を行えばエラーコードを確認する事が出来ます。
エラーコードを調べFIランプが点灯している原因がわかれば、ある程度は修理解決のヒントになります。
エラーコードの内容はサービスマニュアルやインターネット等で調べる事が可能です。
診断方法はスピードメーター下のカバープレートを外し右側にあるゴムカバーがついた白い6Pカプラー内の黒/白と白/赤の配線を電気コード等を使い短絡させます。
短絡後にイグニッションをONにするとメーター内にエラーコードが表示されます。何も問題がなければC00と表示され問題箇所がある場合はC44やC51と表示されます。
このCの後ろの数字がエラーコードの番号になり、この番号によりトラブルの原因が分けられています。
今回のスカイウェイブ タイプMに表示されたエラーコードはC58です。

メーターに表示されるエラーコードをサービスマニュアルで確認
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2)エラーコードC58とは?

スカイウェイブ タイプMのエラーコードC58についてサービスマニュアルを参照すると「CVTの変速比不一致」となっています。
急に「CVTの変速比不一致」と言われてもいまいちパッとしないと思いますので、CVTの変速不一致とは実際どんな故障なのかをご紹介したいと思います。

  • 【CVTとは?】
    まずはCVTについて説明します。CVTとはContinuously Variable Transmissionの略でオートマチック車両に採用される無段階変速機の事をいいます。
    従来のCVTはウェイトローラの移動により変速されていましたが、スカイウェイブ タイプMの場合は電子制御により変速される電子制御CVTになります。
    電子制御CVTが採用されているバイクとしては他にHONDAのフォルツァZ、YAMAHAのマジェスティの一部モデルが挙げられます。
    従来のCVTと違い電子制御CVTは通常と同じ変速に加え高回転型にしたりマニュアル操作が可能なモードがあったりと走りを意識し、加速力アップやエン陣ブレーキの効果を増すことが可能です。
  • 【変速比不一致とは?】
    サービスマニュアルにはPPS(プーリー ポジション センサー)信号と回転数の不一致が4秒以上断続した場合の状態で、確認場所はPPS、CVTベルト、CVT/セカンダリプーリとあります。
    症状としては、走行自体は可能ですがローギア固定になってしまい速度が出なくなってしまうケースが多いです。
    スカイウェイブ タイプMの場合、制御モーターによるドリブンギアの回転量に応じてムーバブルドライブフェイスラックというピンの押し出し量が変わり、 ムーバブルドライブフェイスラックの押し出し量により合わせドライブフェイスピニオンが回転しPPSへと伝えられます。
    ???難解ですね。部品の名称を並べられると余計に難しくなってしまいますが、簡単にいうと変速に関わる部品間の信号が正常でない状態が続いてしまうと エラーコードC58変速比不一致とコンピューターが認識し変速機能に障害が起きてしまいます。またCVTベルトの摩耗やベルト交換、プーリーの交換によりECUが今までに学習した信号数値がずれてしまった場合にも 同様な症状やエラーコードが点灯する事もあります。
ムーバブルドライブフェイスラック
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3)エラーコードC58を消すには

ECUがエラーコードを認識しFIランプが点灯してしまった場合、基本的にはエラーの原因となる箇所を正常に戻さなければ消えません。
OBD2等のコンピューターにつなぎリセットをしたとしても根本の原因を修復しない限りはまた点灯してしまいます。
それではエラーコードC58を消す方法、エラーコードの原因となっている箇所を紹介したいと思います。

  • エラーコードC58の原因箇所と改善方法
  • 1:PPS(プーリーポジションセンサー)の不良
    スカイウェイブ タイプMの場合、駆動系の下側にセンサーが付いています。サービスマニュアルがある場合には検電テスターを使用して計る抵抗値により故障の診断が出来ます。
    サービスマニュアルがない場合や抵抗値を測り異常な数値が出た場合には交換が必要になります。
    PPSの価格は7,500円前後で交換を専門店へ依頼した場合の工賃は4,000~8,000円前後で交換が可能です。
    交換作業はサイドアンダーカウル、駆動系カバーを取り外すだけで可能なので工具と多少の知識があれば可能な部分です。
    センサーは内部のスプリングによりテンションが掛かっていますので取り外しの際、ボルトを外すとセンサーが回転しますがそれが正常です。 取り付けの際も差し込んだ位置から少し回転させテンションをかけた状態でボルトで固定しましょう。
  • 2:制御モーターの異常
    制御モーターが動かない、回るが力がないといった状態の場合は制御モーターの異常が原因である可能性があるので下記の様に診断していきます。仮に故障している場合には制御モーターの交換が必要になります。
    制御モーターはエアクリーナーを外したメットインの下、リアタイヤ前あたりに原付のセルモーター位の大きさのモーターです。
    制御モーターの取り外しは、アクセスしにくく多種工具が必要になりますので不安な場合は専門店にお願いすると良いでしょう。
    モーターを取り外し直接12Vを流すことによりモーターの故障かの判断が可能です。回っていても力がない場合がありますので判断には注意しましょう。
    こちらは制御モーターASSY(構成部品の集合体)での交換になります。モーター自体の価格が20,600円前後で専門店に交換をいらした場合の費用は10,000~16,000円前後で交換が可能です。
  • 3:ECU自体の故障
    PPSや制御モーターに異常がなくECU自体の故障によりFIランプが点灯してしまっている場合もまれにあります。
    ECU自体の故障の判断は非常に難しく、ECU自体の値段も57,500円~(K8、K9モデル)86,500円(K7モデル)と、とても高価なものになります。
    部品自体が高額なことから不良判定には慎重を期したいところです。まずは正常に動いているECUがある場合には、動作するECUを使用して点検(ECU自体が本当に不良化しているかを判定)してから交換する事をお勧めします。
    交換作業にはフロント周りのカウルの取り外しが必要となり専門店に依頼した場合の工賃は10,000~14,000円前後で可能です。
  • 4:配線の断線や接触不良、メインハーネスの断線
    PPSのカプラーが駆動系の下側についている事からカプラーの接触不良や配線の断線の可能性も考えられます。サービスマニュアルの配線図と検電テスターで点検しましょう。
    また、メインハーネスの断線も疑ってみると良いでしょう。
    メインハーネスは基本的にはハーネステープや保護チューブによって数多くの配線が束ねられています。点検後にメインハーネスの断線が特定できた場合、メインハーネスの引き直しを行わなければなりません。
    メインハーネスの引き直しには、メインハーネスの価格が47,000円前後。専門店にお願いした場合の工賃が88,000円~が必要になります。 カウル類や電装部品の取り外し等大掛かりな作業になってしまうので工数が多くなってしまうので価格も高くなってしまいます。
    カスタムの有無や車種によって大きく変わってきますので、事前に専門店に問い合わせておくと良いでしょう。
プーリーポジションセンサーと挿入箇所
制御モーターの位置 スカイウェイブのECU
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4)専門店への相談をお勧めします

FIランプが点灯しエラーコードC58が表示された場合は可能であれば一度専門店へ相談する事をお勧めします。
その理由としてはエラーコードC58が示す故障内容が「CVTの変速比不一致」という情報のみで実際の故障箇所の特定ではないからです(これに関しては他の故障にも言える事ですが・・・)
エラーコードの内容が変速比不一致というだけで関わる部分のどこでどんな故障が起きているという情報ではありません。まずは根本の故障箇所を洗い出す作業から始める必要があります。
しかし、センサー等の電装部品関係の部品代はどうしても一つ一つの価格が高くなってしまいます。まずは簡単な部分や価格の安い箇所からという順番で診断や交換をして行きます。
今回の場合はPPSの交換で済めば15,000円程の修理費で済みますがモーター、ECUまで交換した場合は部品代だけで100,000円近くになってしまいます。
弊社の様な専門店等でなるべくストックの部品等を持っている場所に依頼し、検電テスターでの診断、部品の付け替えでの診断をしてもらいなるべく費用を抑えられる方法を取ってくれる業者に任せるのが安心です。
また、部品を買ってしまったら交換をせざるを得ませんが予め見積もりを作ってもらい、 どの部品の交換が必要でどのくらいの金額になるかを知る事で今のバイクの価値とも照らし合わせ本当に修理をするのが良いのかを考える事も可能です。
もし、買い替え等も考慮している場合は無料出張査定などを利用してみましょう、思いがけず次の愛車の資金の一部になった!なんて話もよくあります。


■この記事の執筆監修

バイク整備士 玉井 克幸

バイクパッション整備責任者

2級整備士

玉井 克幸

バイク整備の知識量と技術力は誰にも負けません。
修理や整備も常に冷静沈着。若手メンバーのお手本として活躍中。
販売整備部門の責任者でもあるので、何か欲しいバイクがありましたら是非玉井までご一報ください。

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