エンジンが動かなくなった、故障した、キックが降りない、セルが回らない等
バイク故障・バイク整備修理やトラブルに関することに
パッション横浜本店の整備士が簡単にお答えしています
走行中急にヘッドライトが点かなくなってしまい調べた所ヒューズが切れていました。
スペアがあったので交換したところ無事にヘッドライトが点いたのですが暫く走るとまたヒューズが切れてしまいました。
その日はもうスペアもなくなってしまったので自宅の近くという事もあり押して帰り次の日にもう一度ヒューズを交換してみましたが走るとまた切れてしまいます。
原因はどこにあるのでしょうか?又原因追求と修理を依頼した場合の費用についても知りたいです。
ヒューズ切れ(ショート)は、電流の異常を関知したヒューズが異常電流を遮断するために自己破壊する仕組みによって発生します。 したがって、ヒューズが切れる「原因を探し改善しなければ交換してもまたヒューズが切れてしまい」解決にはならないという事を覚えておきましょう。
ヒューズが切れる主4つのな原因としては、1)配線のショート、2)レギュレーターの故障、3)A数が合っていない、4)分岐タップを一本の配線から取りすぎている。が挙げられます。 それでは以下で、修理費用も含めて詳しく見ていきましょう。
ヒューズが切れてしまう原因の前に、「ヒューズとはどんな役割をしていてどんな条件で切れてしまうのか」をまずは知っておきましょう。
ヒューズは回路に異常(ショートや過剰電流)が起きた場合、電装部品が壊れてしまったり配線が焼けてしまう等のトラブルを防ぐ部品です。 具体的にはヒューズ内のエレメント部分が切れて電気を遮断することで電装系の大きな損害を防ぐ役割を果たしています。
ヒューズにはA (アンペア)数というものが設定されていて、保護したい電装部品毎の消費電力に合わせたA数のヒューズが使われており、ヒューズのA数以上の電流が流れた場合エレメント部分が発熱し溶断される仕組みになっています。
よってヒューズが切れるという事は何かしらの異常が回路(配線、ハーネス等)に起きている事となります。
馴染みがあるものでは家庭にあるブレーカーも同じ原理ですがブレーカーは復旧が安易に出来るようになっていますが、ヒューズは交換作業が必要になります。
「バイクのヒューズ切れ=交換すれば良い」と思われている方も多くおられるのですが、 基本的にはヒューズが切れる「原因を探し改善しなければ交換してもまたヒューズが切れてしまい」解決にはならないという事を覚えておきましょう。
それでは良くあるヒューズが切れてしまう原因と解決方法を紹介したいと思います。
まずは共通して言える事ですが、ヒューズボックスを確認しどこの電装部品に関連したヒューズが飛んでしまっているのかを確認しましょう。
ヒューズボックスの蓋などにアンペア数と何のヒューズなのかの記載があります。この段階である程度箇所を絞り込む事が可能になります。
どこのヒューズかが判明したら関連する箇所の配線を調べていきます。この時にどんな条件でヒューズが切れるのかを確認しておくとより早い解決に繋がります。
「キーON」、「Hi/Loを切り替えたら」、「ハンドルを切ったら」、「ブレーキを踏んだら」等、関連する場所のスイッチ類や配線を動かしてみるのも効果的です。
電装部品に異変が起きた際にはまずはヒューズの確認、「ヒューズが切れてしまっている場合は原因を探し解決をする」。 これがヒューズ切れの基本的な対処法になります。が、この「原因を探す」という事が凄く大切で大変な場合があります。
配線の被覆が裂けフレーム等と接触している場合、問題箇所を探し改善しない限りはヒューズを何回交換しても切れてしまいます。
問題箇所を探す方法として、例えば前の文章でも少し説明しましたが、ハンドルを切る、スイッチを入れる等の動作をした際にヒューズが飛ぶ場合には、動作に関連した部分を探っていけば割と早く原因箇所を探し当てる事ができます。
しかし、何の動作もせず切れてしまう場合や切れるタイミングに一貫性がない場合には、原因箇所を探し当てるのに大変な場合があります。
また、メインハーネス内での配線トラブルがあった場合には配線図から配線を追う事は可能ですが実際の修理にはメインハーネスのカバーを外し大量の配線内から目的の配線を探しだす必要があります。 スクーターやフルカウル車両の場合には配線に辿り着くまでに多くの外装を外す工程も出てきます。
電装部品(電球も含め)に問題が生じヒューズが飛んでしまうというケースも稀にあり、経験や知識がない場合、問題箇所の発見までにかなりの時間を要することが想定できます。
それを工賃として換算してみましょう。自動車ディーラーでは一時間の工賃が大まかに8,000円とされています。ヒューズ切れの原因追求・修理には早い場合30分程度で終わる場合もありますが長いもので1日や数日掛かる場合もあります。
それを時間×8,000円と考えたらどうでしょう?凄い金額になってしまいます、4時間で終わったとしても32,000円です。 単純にそのような計算で請求をされる事は無いとは思いますが、修理の作業内容は配線の修繕とヒューズ交換になるため、ユーザーさんが思っていたより高い修理代に感じてしまうという事も多々あります。
車両自体が古くメインハーネスの劣化が原因の場合には数ある配線の中から原因となる配線を修繕したとしても、他の配線も同様の劣化度合いである事から、追々他の配線で同じ事が起きてしまう事もある為、メインハーネスの引き直しが必要になる場合もあります。
たかがヒューズ切れと思うかもしれませんが、その原因は単純なものから複雑なものまでさまざまです。まずは普段お世話になっているお店や専門店に相談をしてみるとよいでしょう。 その際に専門店さんのアドバイスを聞き修理費等の話をしておく事で後のトラブルを避ける事ができます。トラブル内容によっては乗り換え等も選択肢として入れておくと良いでしょう。
■この記事の執筆監修
バイクパッション整備責任者
2級整備士
玉井 克幸
バイク整備の知識量と技術力は誰にも負けません。
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