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【バイク】ブレーキの効きが悪くなる9つの原因と修理方法・工賃

バイクの故障と修理 豆知識

エンジンが動かなくなった、故障した、キックが降りない、セルが回らない、ブレーキが効かない等
バイク故障・バイク整備修理やトラブルに関することに
パッション横浜本店の整備士が簡単にお答えしています

バイクのブレーキが効かなくなってしまった

症状
ある日バイクに乗っていると、これまでブレーキは普通に効いていたのに突然ブレーキの効きが悪くなったような気がします。
毎日乗っているので急に壊れるなんて事はないとは思うのですが・・・
急に効きが悪くなる原因はなんでしょうか?

ブレーキの効きが悪くなる原因はドラム式で主に3つ、ディスク式で主に6つ

まずバイクに乗る前に前輪後輪のブレーキが正常に動いているか、効いているかを確認してからバイクに乗るようにしましょう。
それでもバイクに乗っている最中に突然ブレーキの効きが悪くなったり、効かなくなってしまった場合は落ち着いて効いている方のブレーキを使用し安全な場所にゆっくり停車しましょう。
その場で対処が可能な内容であれば応急処置を、応急処置も出来ない状態の場合はなるべくレッカーサービスなどを利用するようにしましょう。
効いている方のブレーキだけでの乗車は制動距離が伸びる他にも急停止の要因にもなり大変危険です。場所や状況を考え何よりも安全を優先して判断しましょう。

バイクのブレーキの方式はドラム式ブレーキとディスク式ブレーキに大別できます。
ドラムブレーキとディスクブレーキでは効かなくなる原因も違ってきます。以下、ドラム式、ディスク式それぞれのブレーキの効きが悪くなる原因と対処方法をご紹介します。


ドラムブレーキの仕組み

ドラムブレーキはタイヤと一緒に回転するドラムにブレーキシューをを押し付けて減速・停止させるブレーキです。
ドラムはホイール部分についている為バイクが走行しタイヤが回ると一緒に回り続けます。ブレーキレバーを握ったりブレーキペダルを踏むとブレーキアームが引っ張られブレーキシューが開き、 ドラムに押し付けられ摩擦が発生し減速する仕組みになっています。
ドラムブレーキの効きが悪くなる主な要因は3つ。以下に3つの要因とその対処法・修理金額についてご案内いたします。

1)ナットの調整不足やワイヤーの劣化

ドラムブレーキはワイヤー又はロッドによってブレーキアームを動かしますが、ブレーキアーム部分には必ず調整ナットが付いています。
ブレーキを使用しているとブレーキシューのライニングがすり減っていき減った分だけレバーやペダルの遊びの幅が大きくなっていきます。その分をナットにより調整しなければなりません。
調整をしないまま使用を続けているとブレーキレバーが握り切れてしまったりペダルが踏み切れてしまいドラムとシューの間に確実な摩擦が生じなくなりブレーキの効きが悪くなってしまいます。
そんな時は調整ナットを締めこむ事で調整が可能です。レバーを握ったりペダルを踏み込みながら少しづつ自分にあった場所を探し調整しましょう。
又、調整だけではなく長い間使用しているブレーキワイヤーの場合は伸びてしまって調整の幅ではカバーしきれなくなりブレーキの効きが悪くなってしまう場合があります。
そんな時はブレーキワイヤーの交換が必要になります、交換にはワイヤー自体の価格がフロント1,800円前後~2,500円前後、リアが2,800円前後~4,000円前後です。
交換工賃にはフロント5,000円前後、リアが8,000円前後~12,000円前後になります。

2)ドラム内のダストや水の侵入

ドラム式ブレーキは、ブレーキを使用するたびにブレーキシューのライニングがすり減ります。その時に出たブレーキダストがドラム内から排出され切らず溜まってしまう事があります。
溜まったブレーキダストがシューとドラムの間に入り込んでしまうとブレーキの効きが悪くなってしまいます。
同様にドラム部分が冠水してしまうほどの水溜り内を走行した時などはドラム内に水が侵入しブレーキ性能が落ちてしまう事があります。
対処方法としてはドラム内の清掃や濡れてしまったシューを乾燥させることにより対処可能です。清掃した際はついでにドラム部分を粗めのヤスリで軽くこすり焼き付いたブレーキダストを落としたり、 カム部分のグリスアップをしておくとより良いでしょう。

ブレーキダストの溜まったドラムブレーキ内部
3)ブレーキシューの摩擦面が悪い

ドラムとシューの当たり面が悪いと本来のブレーキの性能を発揮することが出来ません。
ブレーキシューを外してライニングの表面を確認するとツルツルの部分とザラザラの部分があることがよくあります。ツルツルの部分はドラムに当たっていますがザラザラの部分は当たっていない部分であることを示しています。
粗めの布ヤスリ等で表面を整え全体が当たるようにしてあげる事で本来のブレーキ性能を取り戻すことが可能です。しかし削っては組み付けての確認作業を何回も繰り返さなければならない為、 ブレーキ性能が許容範囲内であればライニング部分がすり減って接地面が一定になるのを待つ方がいい場合もあります。
又、近年は海外製の商品が安価で手に入ります。もしそんな安価な海外製品を使用しているのであれば国産品や純正品を使用することをお勧めします。
国産や純正のブレーキシューは精度が良いためブレーキの利き具合に影響する他、耐久性も向上しますので長い目で見ると経済的な効果も期待できます。
ブレーキシューの交換にはブレーキシュー自体の値段が純正部品で2,000円前後~3,500円前後、バイク屋さんへ依頼した際の工賃がフロントが3,000円前後~、リアが4,000円前後~になります。

ディスクブレーキの仕組み

ディスクブレーキの構造はブレーキレバーを握る事により押し出されたマスターシリンダー内のブレーキフルードによって油圧が発生し、 キャリパーピストンを押し出す事でディスクローターをブレーキパッドで挟み込みその摩擦で走っているバイクを止める仕組みになっています。
ディスク式ブレーキの効きが悪くなる主な要因は6つ。以下に6つの要因とその修理方法と工賃についてご案内いたします。

ブレーキキャリパーとディスクローター
4)ブレーキフルードへの空気の混入

ブレーキ関係の修理やメンテナンスの際にエア抜きが不十分であったり、ブレーキフルードの不足により空気が混入してしまうことがあります。
フルードへ空気が混入してしまうとレバーを握り圧を掛けても気泡が圧を吸収してしまう為十分な圧が掛けられずブレーキの効きが悪くなったり、レバーが握りきれてしまい効かなくなってしまうといった症状がエア混入の特徴です。
エア混入が疑われる症状を確認したら、エア抜きとフルードの補充を行ってみましょう。
(参考記事エア抜きの作業手順

劣化したブレーキフルード
5)ブレーキパッドの磨耗

ブレーキパッドの磨耗が進み残量が不足するとブレーキの性能が落ちてしまいます。
また、交換をせずに乗り続けてしまいブレーキパッドのベースプレートまで到達してしまうとディスクローターを傷つけてしまい大変危険ですしローターの交換も必要になってしまいます。
本来パッド交換だけで済んでいたのに大きな出費にもなってしまいます、時々パッドの残量を確認し交換時期を逃さないようにしましょう。
交換目安としては残量が2mm以下になったら早めに交換しましょう、パッド交換にはパッド自体の価格が純正部品で4,000円前後~8,000円前後、バイク屋さんへ依頼した際の工賃は3,000円前後~になります。

正常なディスクブレーキパッドと要交換時期のディスクブレーキパッドの比較
6)ブレーキフルードの劣化

ブレーキフルード(ブレーキオイル)は湿気等の水分を吸いやすい成分でできています。
マスターシリンダーがしっかり密閉されていても長年使用されたフルードは酸化しオイルに水分を含んでしまいます。水分を含んだフルードは沸点が下がってしまい沸騰しやすくなり「ペーパーロック現象」を起こしやすくなってしまいます。
ペーパーロック現象とはブレーキの使用によりフルードの温度が上がり沸騰し、 ブレーキ配管内に蒸気による気泡が生じブレーキレバーを握っても気泡を押し潰すだけでキャリパーピストンを押し出すことが出来ずにブレーキが全く効かなくなってしまう現象です。
ブレーキフルードが茶色くなっている場合やブレーキパッドの交換、車検のタイミング等で少なくても2年に一回の交換を目安にするようにしましょう。

7)ブレーキローター(ディスクローター)の歪み、波打ち

転倒によるローターの曲がり、パッド交換忘れによる削れや偏摩耗等による波打ちがあるとブレーキパッドとの接地面が密着しない為、本来のブレーキ性能を発揮する事が出来ずにブレーキの効きが悪くなってしまいます。
ローターの曲がりが大きい場合にはキャリパーピストンが必要以上に戻されてしまう為ブレーキの操作にも大きく影響してきます。
ディスクローターの交換で対処可能ですが同時にパッドの交換もしておく事をお勧めします。
ディスクローターの交換にはディスク自体の価格が7,000円前後~18,000円前後、バイク屋さんへ依頼した際の工賃は4,000円前後~8,000円前後になります。

8)ブレーキキャリパーの不具合

ブレーキパッドをディスクローターへ押し付ける役割をしているブレーキキャリパーですがキャリパーピストンに汚れやサビが出てしまっていたり、 キャリパーピストンのシールの劣化によりキャリパーピストンの動きが悪くなってしまうとブレーキの効きが悪くなる他にもブレーキの引きずりの原因になります。
ブレーキの引きずりを放ったまま走行を続けるとブレーキパッドの摩擦材が加熱されブレーキの効きが著しく低下してしまう「フェード現象」を起こす他にもペーパーロック現象の原因にもなります。
バイクの押し引きが重く感じたりタイヤを回した際に抵抗を感じる場合はキャリパーの清掃またはオーバーホールをしましょう。
(参考記事固着したブレーキキャリパーの清掃手順

デキャリパーピストンとピストンシール
9)フロントフォークのオイル漏れ

ブレーキとは直接関係のない部分の不具合によってもブレーキ性能に影響を及ぼす場合があります。
例えば、フロントフォークのインナーチューブの錆や傷、オイルシールの劣化によりフォークオイルが漏れていると漏れたオイルがブレーキパッドやローターに付着し摩擦が著しく低下しブレーキの効きが悪くなってしまいます。
ブレーキ性能に影響を与えるようなフロントフォークオイル漏れが発生している場合には、フロントフォークのインナーチューブまたはオイルシールの交換、オーバーホールが必要になります。
その際のインナーチューブの価格は一本7,500円前後~27,000円前後(正立、倒立で大きく変わります)オイルシールの価格は片側1,500円前後~3,000円前後(ダストシール込)です。 バイク屋さんへ依頼した際の工賃は一本8,000円前後~12,000前後になります。
オイルシールが原因は漏れているのが片側だとしても、もう片方も漏れてしまう可能性がありますせっかくなので両方変えておいた方が良いでしょう。

ブレーキ関係は日頃のチェックと定期メンテナンスが大切です!

バイクのブレーキは日頃の簡単なチェックと定期メンテナンスで大きな不具合や事故を未然に防ぐ事が出来ます。
ブレーキパッドの残量やディスクローターの厚み、レバーやペダルの遊びの幅、ブレーキフルードの量や色を思い出した時でも良いので乗る前にチェックする事を心掛けるようにしましょう。
どれも目視程度で確認が可能な内容ですのでほんの数分で可能です、しかしそれだけの確認で異常や交換時期のへの対応が早めに確実に出来るなります。
走る事が出来ても正常に止まる事が出来ないバイクに乗ることは不安に思う以外にも大変危険ですし、思い掛け無い事故に繋がる可能性があります。
常にしっかりとブレーキのメンテナンスがされているバイクを乗りましょう。


■この記事の執筆監修

バイク整備士 玉井 克幸

バイクパッション整備責任者

2級整備士

玉井 克幸

バイク整備の知識量と技術力は誰にも負けません。
修理や整備も常に冷静沈着。若手メンバーのお手本として活躍中。
販売整備部門の責任者でもあるので、何か欲しいバイクがありましたら是非玉井までご一報ください。

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