kaitori-header-benly-cd125-fudo
調整画像 高額買取 お笑い芸人パッション屋良 kaitori-header-benly-cd125-fudo最強の買取価格
10秒で愛車を見積る

個人情報不要です

全車種の買取相場
ハーレーのバイク

データ最終更新:2024年04月12日

全国対応どんなことでもお気軽にお電話ください0120819118

ベンリイCD125T買取査定事例|1994年モデル 錆び錆びの不動車

買取させて頂きましたのは1994年モデルのベンリイCD125T。
故障を繰り返し修理してもエンジンが始動しなくなっていた不動車です。
エンジンの実働化にはタンク交換・キャブレターのオーバーホールが必須で、再販に当たってはブレーキワイヤーの交換も必要な車両状態。相場的には3万円の査定額がギリギリのところでしたが、弊社修理工場で市価より安価に修理できる強みを生かし、4万円で買取させて頂いた事例です。

ベンリイCD125T買取価格実例

事故不動
新車
  • 1

総合評点:1点

エンジン - 車体フレーム - 外装 - 電装保安部品 - フロント周り - リア周り -

【評価点の目安】
8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車
5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪
1点:事故不動
  • バイク名
  • ベンリイCD125T
  • 買取価格
  • 40,000円
  • 年式
  • 1994年モデル
  • 走行距離
  • 48,792km
  • 車台番号
  • CD125T-150
  • カラー
  • エンジンの状態
  • エンジン始動せず・腰下からオイル漏れ
  • 外観の状態
  • 各所腐食やサビあり、タンクとブレーキワイヤーは要交換判定
  • 損傷や事故転倒歴
  • レッグシールドに広範囲の擦り傷・各所の細かい傷
  • カスタムや改造
  • フルノーマル
  • 買取年月
  • 2022年5月4日
  • 買取エリア
  • 金沢区幸浦の買取事例

【故障を繰り返す不動車】ベンリイCD125Tの買取査定内容

『友人から高く売れると聞いたんでバイクを見て欲しい』とのご依頼を受けて査定させて頂く機種はベンリイCD125T。
『メルカリで安く購入したものの故障続きで、最近バイク店でエンジン掛かる様に修理してもらったばかりなのに、また掛からなくなってしまった』と売却に至る経緯を教えて下さったオーナー様。
査定現場で拝見させて頂いた標識交付証明書に記載されているフレームナンバーから1994年型であることが判明。
20年近く前の原付2種の不動車ですが、相場的には幾らぐらいの査定額が妥当なのでしょうか?まずは買取相場からご覧ください。

ベンリイCD125Tの買取相場

1953年に登場したベンリイJ型をルーツとするベンリイ・シリーズにおいて、ビジネスバイクとしてCDを冠した機種としては最後発の1977年に発売されたベンリイCD125T。
最終となった2001年型はベンリイ・シリーズの最終機種(2011年からのスクータータイプを除く)に当たります。

Benlyを冠する機種は旧いモデルが多いことからプレミアムな価値が付くと思われがちですが、高額で取引される機種は1959年のCB92スーパースポーツなど一部に限られます。
(因みに、タマ数の非常に少ないCB92スーパースポーツですが、2021年には業者間市場で128万円の落札を記録しており最終的な小売価格は軽く150万円を超えてくるまで価値が上がっています)

125ccクラスのベンリイにおいて中古市場で最も流通数が多いCD125Tですが、買取時にプレミアムは付くのでしょうか?
結論から言うと、1992年以降のモデルでは近年高額で取引されるケースが増えてきています。年式によって相場が異なるCD125T。イヤーモデルで何が違うのかを振り返ってみましょう。
  • ▼CD125Tの歩みとメーカー希望小売価格
  • 1977年登場:18.8万円
  • 1979年:21.9万円
    中低速域の出力向上・燃料タンクなどのグラフィック変更
  • 1984年:23.9万円
    5段階調整リアサスペンションやCDI採用
  • 1987年:24.9万円
    鍵付きタンクキャップ、リアキャリアの大型化、変速機の5段階化
  • 1992年:26.9万円
    カラー変更
  • 1993年:27.9万円
    サイドスタンドの形状変更
  • 1994年:28.4万円
    サスペンションカバーのメッキ塗装
  • 2001年:31.9万円
    排ガス規制対応でJA03型に。12馬力から11馬力にデチューン
イヤーモデルのアップデートごとに値上げが実施されていますが、大きな仕様変更があったのは1987年型までで、1992年以降は小変更に留まっています。踏まえて買取相場を見てみましょう。

CD125T|年式別の買取相場
平均落札額 最高落札額 取引台数
1977~87年型 12.2万円
(4.8万円)
19.4万円
(7.8万円)
14台
(9台)
1992~93年型 21.3万円
(7.8万円)
45.8万円
(10.9万円)
7台
(7台)
1994年型 19.7万円
(9.2万円)
51.0万円
(11.7万円)
26台
(6台)
2001年型 36.1万円
(13.4万円)
90.6万円
(24.0万円)
16台
(8台)
買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される業者間オークションの取引データを2022年5月時点で1年間遡って集計した数字
※上段の数字は実働車
※()内の数字は事故車不動車

1992年以降、特に2001年型の買取相場が高い

相場は1992年型以降から高くなり、最終2001年型が最も高く状態の良い個体は90万円を超える値が付くなどプレミアム化していると言えます。

2022年時点で直近5年間の相場変動を振り返ると、実働車の平均は10万円台半ばで推移してきたCD125Tの相場ですが。 コロナ禍のコンテナ輸送停滞によって新車供給が細った結果、中古バイクの相場が急騰した2021年には状態の良い高年式モデルにおいて高額落札が出現したことで平均相場も22万円まで伸びています。

使用感と要整備項目の多寡が査定額に直結

年式による買取相場の差が顕著なCD125T。買取させて頂いた1994年モデルにフォーカスして見ると。
1994年型の直近1年間の取引台数は、実働車が26台、不動車事故車が6台と、7年間継続販売されていた影響で各イヤーモデルの中で最多の取引台数となっています。
実働車の最高落札額は51万円、最低は8万円、19.7万円が平均となっています。落札額は上から下まで43万円の大きな開きがありますが、下記のような特徴があります。
  • ▼落札額と車両状態の傾向
  • 30~50万円台で取引されたのは3台
    走行距離は最高51万円の値が付いた個体が876km、次点49万円の個体も3千キロ台と浅く綺麗で状態の良い個体に30万円以上の値が付いてます。
  • 20万円台で取引されたのは7台。うち6台の評価点は4点(使用感や軽い難有)
  • 10万円台以下で取引されたのは16台。うち9台の評価点は3点(強い使用感や難有)
30万円以上で落札された3台は90年代の125ccとしては非常に状態が良い個体です。
8~24.8万円で落札されたのは90年代125ccとしての使用感が有る23台。全体の9割弱がこのレンジで落札されていますが、使用感の強弱、要整備・修理項目の多寡に応じ8~24.8万円の中で値段が上下しています。 使用感が少なく再販に当たって要する整備・修理項目が少ない程上位の落札額となっています。

5台の取引が記録された不動車にフォーカスすると、落札の最高額は11.7万円、最低は5万円、9.2万円が平均となっています。
実働車の想定落札額から、エンジンの実働化コストが差し引いかれた落札額となっています。上位の個体はパット見て使用感が少ないのに対し、下位の個体はパット見て錆びが多く要交換パーツなどが嫌気された落札額となっています。

以上の買取相場を踏まえて、1994年型ベンリイCD125不動車の査定内容と買取額についてご紹介させて頂きます。 (※上記の取引額は、買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額に相当するため、実際の買取相場は9掛け相当となります)

【CD125T】相場の推移

【CD125T】相場の推移

【1994年型】業者間の取引価格帯

【1994年型】評価点別の取引価格帯

【1994年型】評価点別の取引価格帯

【1994年型】業者間の取引価格帯

【1994年型の不動車】評価点別の取引価格帯

【1994年型の不動車】業者間の取引価格帯
買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される業者間オークションの取引データ
spacer for layout

査定のトピック

1994年モデルのベンリイCD125不動車。買取査定に当たってのトピックは3つございます。
1)始動しないエンジンの査定評価
2)強い使用感
3)機能的な劣化

1)始動しないエンジンの査定評価

『故障続きで騙しだまし乗っていたのですが、最近バイク店でエンジン掛かる様にしてもらったばかりなのですが、また掛からなくなって。。』とはオーナー様のお言葉です。

査定現場でエンジン始動を試みますが、キックを何度踏んでも始動しません。 キックの踏み込みでクランキングし圧縮の手応えもあるのでエンジン自体に重大な欠陥は無いようです。
キャブ車のキックで始動しないことから、電装系ではなくタンクからエンジンに至る燃料の導線に何か問題があるようです。

燃料の経路をチェックするため先ずは入り口であるタンク内の様子から見ていくことに。
87年モデル以降で燃料タンクキャップに鍵が付いたCD125T。キャップの締りが悪くシッカリと密閉して締めることが出来ません。
外気と触れ、水分や埃の侵入を許していったためか、タンク内部の錆びは酷いものがあります。
サビカスやキャップの色摩から侵入したゴミが、キャブレター内の細い通路で詰まって、度々エンジンが始動しなくなるようです。

エンジンの実働化には、2発キャブの分解洗浄だけではなく、原因の元であるタンク内の錆び取りとコーティングに加えてタンクキャップの交換が必須です。
タンク内の錆びの状態が酷いため、錆び取りは困難で複数回のコーティング処理が必要となりそうですが、その効果が続くかは判断が難しいところです。
キャブ2発のオーバーホール、タンク内のコーティング処理、タンクキャップの交換は市価で5万円程度の修理費用となります。伴い買取価値も減額されることに。
買取した1994年モデル・ベンリイCD125Tの不動車。エンジン始動しない
spacer for layout

2)強い使用感

長らく放置されていた車両に特有の廃れ感はありませんが、局所で錆が目立ちます。
タンクは内部だけでなく外面も錆が酷く、メッキ塗装された側面はサビで覆われています。

上段でエンジン始動にはタンク内の錆び処理が必要と申し上げましたが、交換も選択肢に入ります。程度の良い純正中古タンクは3~4万円で購入できます。内部のコーティング処理よりもコストは少し高くつきますが、エンスト対策の効果は確実であり見栄えも改善されることから、再販を見込んだ場合は要交換判定です。

広範囲の削れ傷があるレッグシールド、錆が目立つステー、腐食で覆われたキャブレターなど局所で強い瑕疵や劣化が目立ちますが、全体的な見た目は90年代125ccとしては平均並みといったところです。
買取した1994年モデル・ベンリイCD125Tの不動車。内部、外面と錆で覆われ要交換判定となった燃料タンク
spacer for layout

3)機能的な劣化

車体を押し引きしたところ、リアのドラムブレーキから「スー」と引きづっているような異音が出ています。
ブレーキワイヤーが錆びており油切れで動きが悪く定位置に戻らなくなっているようです。
制動に関わる大事な部分ですので再販に当たってはワイヤーの交換が必須となります。部品代に工賃を含めると市価の修理費用は1.5万円程度。ともない買取価格の減額に。

フレームに瑕疵が有ったり、オイル漏れでサスペンションのオーバーホールが必要となると、大きく買取額が目減りしますが機能部品であるフレームや前後サスペンションには大きな瑕疵や動作不良は認められませんでした。 その点は不動車としてはポジティブな評価です。
買取した1994年モデル・ベンリイCD125Tの不動車。純正マフラーやリアサスペンションの状態はまずまず
spacer for layout

総合評価と買取額

ポジティブな査定項目
  • 不動車としてはヤレや劣化の少ない見た目
  • フルノーマルで欠品なし
ネガティブな査定項目
  • 始動しないエンジン
  • 要交換判定のタンク
  • 要交換判定のリアブレーキワイヤー
再販に当たって必須となる修理費用は市価で約8万円となったベンリイCD125Tの不動車。

上段で触れた買取相場に照らすと、業者間オークションでの落札額は5万円想定(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額に相当)。実働化させた場合の落札額は10万円台前半想定。
出品手数料や運送費などの諸経費に加え儲けを考慮すると3万円の査定額がギリギリとなるところ。
弊社修理工場で市価よりも安価に修理できる強みを生かして4万円の査定額を提示させて頂くことに。
『メルカリで7万円で買ったものの使えたのは最初だけ。あとは故障続きで困っていたので値段が付けば売るつもりでした』とのご回答を頂き買取成約となりました。
今回はベンリイCD125Tのご売却を誠にありがとうございました。
買取した1994年モデル・ベンリイCD125Tの不動車。レッグシールドの広範囲の擦り傷
spacer for layout

ベンリイCD125Tの買取相場

【CD125T型】1977~94年モデル

【実働車】の業者間オークション市場における、買取時点直近12ヶ月間の落札データ

  • 取引台数: 47台
  • 平均価格: 177,319円
  • 最高価格: 510,000円
  • 最低価格: 72,000円

【事故車・不動車】の業者間オークション市場における、買取時点直近12ヶ月間の落札データ

  • 取引台数: 22台
  • 平均価格: 70,000円
  • 最高価格: 117,000円
  • 最低価格: 25,000円

相場情報:2022年5月4日時点

最新の相場情報は、10秒で買取相場が出る自動査定でチェックして頂けます。


上記金額は、買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札データであり、買取業者の転売金額です。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引される市場です。
買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
その事実が、業者間オークション市場の落札金額が買取業者の査定額の基準値である所以です。
査定現場での買取価格は下記の転売(落札)金額から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります。
査定現場での正味の買取額は、転売金額である落札額から5~10%を割り引いた金額が適正で競争力のある価格となります。
金額にすると単価の安い原付バイクで1万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正な割引額です。

ベンリイに関連する買取事例

  • CB125K不動車の買取価格
    ベンリィ CB125K

    買取査定価格

    18,000円
    CB125K-404 走行 8,000km
    長期放置の不動車
  • 3.5万円の査定額で買取した【ベンリィC92】20年以上の長期放置で車両全体に重度のサビ・腐食
    ベンリィC92

    買取査定価格

    35,000円
    1959年式 走行距離8,836km
    20年以上放置のスクラップ
  • CD90不動車の買取価格
    ベンリィ CD90

    買取査定価格

    13,000円
    走行 10,000km
    長期放置で埃まみれ
spacer for layout

CD125Tは売ろうと考え時が一番高く売れます

全国対応どんなことでもお気軽にお電話ください0120819118 全国対応どんなことでもお気軽にお電話ください0120819118 出張買取の予約 査定は全て無料!価格に納得→全額を現金でお支払い

買取査定の安心ステップ

【リピーターやご紹介のお客様が非常に多い】 のは、お客様の立場に立った誠実な査定と相場以上での高額査定が評価されてのことだと自負しております。
事実、パッションのバイク買取査定はお客様満足度95%超!
弊社パッションは最高の接客と特別な買取価格で常にお客様満足度No1を追求しています。
【当社の査定員はみんな査定資格とマナー講習を修了】
お客様が気持ちよく満足してオートバイを売るできる事がとても大切だと考えています。 買取提示価格がお客様のご希望金額に届かない等、御満足頂けない 場合は買取不成立となりますが、その場合もパッションの査定はモチロン無料です! 査定は全て、最初から最後まで無料。安心してお気軽に最高の無料査定をお試しして頂けます。

バイクパッションについて

出張買取エリア

北海道を除く全国で出張査定

【即日対応!資格を持った査定士がお伺いいたします】
全国の支店からご希望日時に出張査定にお伺いしています。弊社の査定員は全員。査定士の資格を取得し、マナー講習を修了しております。
リピーターやご紹介のお客様が非常に多いのには理由がございます。
最高の査定額と最上のご対応でお客様のご期待にお応えいたします。

買取の際に必要なもの

全国対応どんなことでもお気軽にお電話ください0120819118 全国対応どんなことでもお気軽にお電話ください0120819118 出張買取の予約 査定は全て無料!価格に納得→全額を現金でお支払い