1年前に「エンジンは動くが、ギアが入らず空回り」の現象が発生してその後、一度も動かしていないため、
査定の際にはエンジンの始動が確認できなかったZ500です。
バッテリーとプラグの交換。キャブレターの分解清掃まで行えばエンジンはかかるようにはなると思いますが、
クラッチワイヤーには異常は見当たらず、
シフトシャフトやギアの損傷が疑われました。
(因みにエンジンは400ccのエンジンに載せ替ています)
ギアが入らなくなる以前からエンジンがかかったり、かからなかったり、キーンキーンといったエンジンからの異音もあり、
「バイク屋に見てもらったところイグニッション?イグナイター?がダメで電圧不足。またピストンとシリンダーが摩耗?してるらしい。」とうい状態だったそうで。
ギアの破損やエンジンの抱き着きが疑われる状況でしたので、どちらの故障も修復作業が煩雑で工賃も高く付くため、修復して店頭販売する工程の長さを考えると、
買取価格も慎重にならざるを得なかったZ500でした。
仮にですが、エンジンからの目立つ異音や、ギアの故障が疑われなければ、10万円プラスは査定価格がアップしていたZ500でもあります。
1979年式と35年前の車体ですので、
エンジン周りの機能劣化と同様に各所にも以下のように劣化がやや目立つZ500でもあります。
・エンジン、エンジンカバー、ラジエーター、キャブ、タンク、タンク内、Fフェンダー、メーター、ウィンカー、ランと、ミラー、
マフラー、エキパイ、ステム、フロントフォーク、F/Rホイール、ブレーキディスク、リアショック、スイングアーム、チェーン、チェーンケース
メインフレーム、ステップ、スタンド等各所金属・メッキ部分の錆び
・メインフレームネック部分の細かい皺、クランクケースやサイドカウルのツメ割れ、シートレールやハンドルの曲り、
ラジエーターフィンやフロントフェンダーやハンドルス
トッパーの凹み
・フロントフォークやリアショックのオイル漏れ
・ハンドルロックキー欠品
・カウルやフェンダー、タンク、フレーム、マフラーなど各所にある傷
など1979年式にしても全体的にも状態が思わしくないZ500でした。
カスタム箇所は
エンジン(400cc)、プラグコード、シート、メーター、ウィンカー、エキパイ、マフラー、ハンドル、リアショック
サイドカウル(Z400FX=
Z400FXの買取自邸一覧)、ブレーキマスター、チェーンケース、ステップなど社外パーツ
風帽装着