R1100S 【1998~2006年式】毎週更新の買取査定相場
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R1100S 【1998~2006年式】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で2%下落。対3年前比で6%下落し、対前年比では16%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは黄、最も高く売れる年式は2006年式となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて0.4~20.7万円です。
R1100S 【1998~2006年式】 買取査定に役立つ車両解説

- マンダリン 2000年式
- 当時の新車価格
- 税抜 172.4万円 (税込181万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
28.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
21.1万円
- 上限参考買取率
- 16.2%
- 平均参考買取率
- 12.2%

- ナイトブラック 1999年式
- 当時の新車価格
- 税抜 172.4万円 (税込181万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
21.2万円
- 現在の平均買取相場指標
-
16.9万円
- 上限参考買取率
- 12.3%
- 平均参考買取率
- 9.8%

- マンダリン/ブラック 2005年式
- 当時の新車価格
- 税抜 185万円 (税込194.3万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
20.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
17.0万円
- 上限参考買取率
- 10.8%
- 平均参考買取率
- 9.2%
BMW R1100Sは、1998年に登場したBMWモーターラッドのスポーツ系ボクサーモデルである。その出自を辿れば、1973年に発表されたBMW初のスポーツモデル、R90Sにまで行き着く。R1100Sの登場はR90S誕生から25年後にあたり、BMWがスポーツバイクというカテゴリーへ本気で回帰する意思を示したマシンとして位置づけられる。直接の先代にあたるのはR1100RSであり、R1100Sは同車と比較して車重を約27kg削減し、最高出力を8hp引き上げたスポーツ寄りの派生として市場に投入された。同時期のBMWラインナップにはR1100RS、R1100R、R1100RT、R1100GSといった「オイルヘッド」世代のボクサーツインが揃っていたが、R1100Sはそのなかで最もスポーツ性能に振ったモデルという明確なポジションを持っていた。当時のスポーツツーリングクラスはDucati ST系のようなスポーツ重視型と、BMW R1100RSのようなツーリング重視型に二極化しており、R1100Sはその前者に対抗すべく開発されたという文脈がある。
車体構成において最も注目すべき点は、専用設計の軽量アルミ製メインフレームの採用だ。スポーツ走行における最大限の安定性を確保するため、BMWは新設計の軽量アルミダイキャスト製メインフレームを開発し、後部にはボルトオン式のスチール製チューブラーフレームを組み合わせた。エンジンはフレームの一部として機能するストレスメンバー構造を採用し、98hpまでチューンアップされた。リアのパラレバーはギアボックスに直接マウントされるR100Rと同様の構造を採用している。サスペンションはBMW独自のテレレバー(フロント、ストローク110mm)とパラレバー(リア、ストローク130mm)の組み合わせで、フロントには調整可能な4ポットキャリパーと320mmデュアルディスク、リアには276mmシングルディスクと2ポットキャリパーを備える。ドライブトレインは6速シャフトドライブ、クラッチは乾式シングルプレートという構成だ。トランスミッションは初の6速ミッションを採用した専用設計ユニットが搭載された。外観面では、シリンダーヘッドまで回り込むハーフフェアリング、楕円形エレメントを用いた非対称ヘッドライト、シート下に収められたアンダーシートマフラー、そして片持ちスイングアームが採用され、機能美と個性的なスタイリングを両立している。BMWとして初めてセパレートハンドル(クリップオン)、バックステップ、取り外し可能なパッセンジャーシートカバーを採用したモデルでもあり、スポーツバイクとしての本気度を装備面でも示している。エンジンは1,085cc空冷/油冷フラットツインボクサー、ボア×ストローク99×70.5mm、圧縮比11.3:1で、最高出力98馬力/7,500rpm、最大トルク98Nm/5,750rpmを発生する。
各年式の変遷を追うと、モデルライフを通じて基本構成は驚くほど安定していたことがわかる。2000年モデルは前年からの変更点を持たず、技術仕様・外観・性能においてすべて同一の内容で継続された。2001〜2002年式も同様に仕様の継続となり、テレレバーとパラレバーの基本構成、前後ブレーキシステムが変更なく踏襲された。2003年式では重要なアップデートが施される。2003年後半には(2004年モデル以降)エンジンに気筒あたり2本のスパークプラグを持つデュアルイグニッションが採用され、燃焼効率と排出ガス対応の両面で改善が図られた。この年はまた、スタンダードモデルと並行して特別仕様の**R1100S ボクサーカップ レプリカ(BCR)**が2003〜2005年の限定モデルとして登場したことでも記憶される。BCRはBMW Boxer Cupレース参戦マシンのレプリカとして開発され、Laser製デュアルアンダーシートエキゾースト、スチールブレイデッドブレーキライン、カーボンファイバー製オイルキャッチャーベリーパン、カーボンファイバー製シリンダーヘッドプロテクター、オーリンズサスペンション、そしてコーナリングクリアランスを拡大するためにリアエンドを持ち上げるショートパラレバートルクアームを装備していた。2003年モデルの生産は200台に限定され、すべてのユニットにランディ・マモラのサインが入るという特別仕様であった。2004〜2005年式のBCRはグラフィックが「赤/白/青」のBMWモータースポーツカラーに変更されエンジンもツインスパーク化。加えてフロントフォークも変更されている。またスタンダードR1100Sには「Sport」パックを装備したR1100S Sportという派生モデルも存在し、よりハードなリアモノショック、ステアリングダンパー、ワイド化されたリアホイールとタイヤの組み合わせが与えられた。
ライバル関係については、当時の市場における直接の競合として、DucatiのST2/ST4、Buell S3Tといったスポーツツーリングモデルが同じカテゴリーに位置していた。価格帯でもっとも近接していたのはDucati ST4で、ST4はR1100Sにとって少なくとも価格面では最大の競合とみなされており、916cc水冷Vツインで約99.5馬力/9,000rpmという数値を叩き出していた。対してR1100Sは空冷/油冷ボクサーツインで98馬力と数値上では拮抗するが、パワーバンドの特性は根本的に異なる。ST4が高回転型の官能的な加速を武器にするのに対し、R1100Sは中低速域から豊かなトルクを絞り出すドライバビリティを持ち味とした。操縦安定性においても、テレレバー+パラレバーという独自サスペンション機構がブレーキング時のノーズダイブと加速時のスクワットを抑制し、安心感と精度を両立させる点はライバルには真似のできないBMW固有の強みであった。
R1100Sとは、BMWがスポーツバイクという文脈において妥協なく個性を貫いたモデルである。7年にわたるモデルライフで基本骨格を変えることなく熟成を続け、BCRというピュアスポーツの頂点も生み出した。日本を含む世界市場において、それはBMWボクサーが単なるツーリングマシンではなく、走ることを純粋に楽しむための道具たりうることを証明した一台であり、R1200S以降の方向性を決定づけた歴史的意義を持つモデルとして評価されるべきだ。
買替や売る際の買取査定は1998年〜2006年式BMW R1100Sの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1100S / 0422J型/1998〜2006年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1998年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2210mm 幅770mm 高さ1195mm 乾燥重量229kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗SOHC 1085cc2気筒・98馬力(8400回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・18リットル |
| 新車販売価格 | (税込)181万円 |
| ジャンル | ハーフカウル |
【1998年式】R1100S毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
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【1998年式】R1100S の買取査定相場
【1998年式】R1100S 買取査定に役立つ車両解説
BMWが1973年のR90Sをもって打ち立てたスポーツボクサーの系譜は、その後およそ四半世紀の空白を経て、1998年に劇的な形で復活を果たした。R1100SはR90Sの登場からちょうど25年後に世に出た、BMWにとって純粋なスポーツバイクの正統後継機だ。その直接のベースとなったのはスポーツツアラーのR1100RSである。R1100SはR1100RSから派生した車両として1998年にデビューしており、BMWのモーターサイクルとしてはじめてクリップオンハンドルバー、バックステップ、タンデムシートカバーを採用した機種だ。つまりこのマシンは、ツーリングの文脈で熟成されてきたボクサープラットフォームを徹底的に軽量化・高出力化し、若いスポーツライダー層を取り込むための戦略的な一台として投入されたのである。
車体構成の核心は、新設計されたアルミスパーフレームの採用にある。それまでのRシリーズがエンジンそのものを強大なストレスメンバーとして機能させていた思想を踏まえつつ、R1100Sにはフロント・リアを繋ぐアルミ補強フレームが新たに導入された。エンジン・ギアボックスユニットは引き続き構造の核として機能し、パラレバースイングアームも従来通りギアボックスにピボットされるが、フレーム全体の剛性バランスが見直されたことで、これまでにないダイレクトな操縦性を両立させている。フロントサスペンションはBMW独自のテレレバーシステムを踏襲し、ブレーキング時のノーズダイブを抑制することで路面追従性とコーナリング安定性を確保。リアにはパラレバー方式のシングルサイドスイングアームとシャフトドライブが組み合わされ、高級感と実用性を兼ね備える。ブレーキはフロントに320mm径デュアルディスク+4ポットキャリパー、リアに276mmシングルディスクを装備し、オプションでABSも選択可能だ。
エンジンは空冷・油冷の1,085ccフラットツインSOHC4バルブで、R1100RSから流用した排気量でありながらチューニングを施すことで最高出力98馬力を8,400rpmで発生する。これはBMWのボクサーエンジンとして当時最強の数値であり、6速トランスミッションと組み合わせた最初の例でもある。出力向上の主な要因は新設計のエクゾーストシステムで、触媒コンバーターを内蔵しながら排気効率を改善している。また吸気系もリストリクターを廃した新設計のフラットエアフィルターを採用し、コンロッドは高強度の鍛造品に変更された。変速機はBMW K1200RSから派生したクロースレシオの6速ユニットだ。
スタイリングの面では、シリンダーヘッドまでを覆うハーフフェアリングが採用され、楕円形の非対称ヘッドライトとシート下配置のエキゾーストシステムがダイナミックな印象を与える。アンダーシートの2イン1エキゾーストはDucati 916のレイアウトを彷彿とさせるスタイルとなる。
1998年式という初期モデルとしての特徴は、何よりこのすべてが「初出し」である点に尽きる。クリップオンハンドル、バックステップ、アンダーシートエキゾースト、アルミスパーフレーム、6速ミッション——これらは1998年式においてすべてR1100シリーズへの新規導入要素だ。R1100RSと比較すると車重は27kgの軽量化を達成し(ウエット重量229kg)、最高出力は8hp増強されている。テレレバー自体も従来型より約1kg軽量化された新設計品を採用し、ホイール重量も削減。ABSや電熱グリップに必要な大型バッテリー・オルタネーターを省いた標準仕様ではさらなる軽量化を実現している。また、マグネシウム製のロッカーカバーやカーボンファイバー製フロントフェンダーを用い、重量低減と質感向上の両立を図っている。ホイールベースはR1100RSより5mm延長されながら、ステアリングのレイク角は25度・トレール100mmというスポーティな設定とし、軽快なコーナリング特性を追求している。エンジン管理はBosch Motronicシステムによる燃料噴射を採用。後年(2003年以降)に導入される1気筒あたり2プラグのデュアルイグニッションシステムは、この年式にはまだ採用されていない。オプションとして電熱グリップ、ABS、ベリーパンフェアリングなどが設定された。ツーリング用途としては大型の純正パニアとの組み合わせも可能で、スポーティなルックスを保ちながら積載性も確保できる点が評価された。
モデルライフという観点で見れば、1998年はR1100Sの生産開始年であり、2002年のビクサーカップエディション、2004年のボクサーカップレプリカエディションへと続くモデルライフの原点に相当する。各年式を通じてエンジンスペックや基本構成の大きな変更はなく、2003年以降のデュアルイグニッション採用が実質的に最大のアップデートとなった。その後2006年にアルミスパーフレームを軽量なトレリスフレームへと刷新した後継機R1200Sが登場することになる。
競合モデルとしてBMWが市場で想定していた対抗馬はトライアンフ T955、ホンダVTR1000F、ドゥカティ900SSといったマルチ以外のリッタースポーツだった。価格面ではDucati 900SSと同等レンジに位置し、スポーツとツーリングを横断するキャラクターで棲み分けていた。R1100Sの98馬力という出力はドゥカティ900SSやヤマハ TRX850と同水準にあり、Honda VTR1000Fには及ばない。ただしこのソフトスポーツセグメントでは最終的な瞬発力よりも総合的な快適性と汎用性が評価の軸となり、BMWはその点で他のライバルを上回るコンフォートと洗練を提供していた。
R1100Sは「BMWが近代において初めて本気で取り組んだ純粋なスーパースポーツ」として登場した点において、モデルの意義はスペックシートの数値を超える。ボクサーエンジンの鼓動感と信頼性を土台に、スポーティなポジションと引き締まったシャシーを纏ったこのマシンは、後のR1200Sへと続くBMWスポーツラインの礎を築いた存在だ。現在においても「クラシックとして再評価されつつある」という評価が定着しており、なかでも1998年式の初期モデルはその出発点として固有の価値を持ち続けている。
買替や売る際の買取査定は1998年式BMW R1100Sの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1100S / 0422J型/1998年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1998年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2210mm 幅770mm 高さ1195mm 乾燥重量229kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高800mm最低地上高mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗SOHC 1085cc2気筒・98馬力(8400回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・18リットル |
| 新車販売価格 | (税込)181万円 |
【1999年式】R1100S毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【1999年式】R1100S の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で18%下落。対3年前比で9%上昇し、対前年比では2%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは黄となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて0.4~20.0万円です。
【1999年式】R1100S 買取査定に役立つ車両解説

- マンダリンオレンジ
- 当時の新車価格
- 税抜 172.4万円 (税込181万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
25.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
25.0万円
- 上限参考買取率
- 14.5%
- 平均参考買取率
- 14.5%

- ナイトブラック
- 当時の新車価格
- 税抜 172.4万円 (税込181万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
21.2万円
- 現在の平均買取相場指標
-
16.9万円
- 上限参考買取率
- 12.3%
- 平均参考買取率
- 9.8%
BMW R1100Sは、1998年から2005年まで(流通は2006年まで)製造されたスポーツ/スポーツツーリングモデルである。初代R90Sの登場からちょうど25年後に投入され、BMWモーターラッドにとって「スポーツ」を冠するボクサーツインの系譜を現代に継ぐ旗手として世に出た。そのルーツを辿れば、1973年に登場した空冷ボクサーツインのスポーツモデル、R90Sに行き着く。R90Sは当時のBMWとして最速を誇り、スポーツバイクとしての地位を確立した歴史的存在だ。R1100Sはその精神的後継として、1990年代後半のスポーツツーリング市場に殴り込みをかけた。
直接の技術的出発点となったのはR1100RSである。R1100Sは、R1100RSと比較して27kgの軽量化と8hpのパワーアップを果たしたスポーツマシンとして登場した。しかし車重は湿重量で229kgと、軽量スポーツとは言い難い数字に留まった。それでもBMWはR1100Sをスーパースポーツとしてではなく、スポーツツーリングの上位概念として位置づけた。このモデルは、BMWモーターラッドとして初めてセパレートハンドル(クリップオン)、バックステップ、リムーバブルパッセンジャーシートカバーを採用した最初のBMW車でもあった。
車体構成の根幹を成すのは、新設計の軽量チルキャスト製アルミニウムメインフレームに、ボルトオン式のリアフレームを組み合わせた、エンジンを強度部材として活用する三分割構造だ。従来のR259系ボクサーと異なり、フロントのテレレバー・スイングアームをこの新設計アルミフレームにダイレクトにマウントすることで、大幅なフロント周りの剛性アップとハンドリングの改善を果たしている。フロントサスペンションはBMWモーターラッド独自のテレレバー方式、リアはパラレバー方式を採用し、ブレーキング時のダイブを抑制しながら高い操安性を発揮する。
エンジンは1085cc空冷・油冷フラットツインボクサーで、ボア×ストロークは99.0×70.5mm、圧縮比11.3:1。エンジンチューニングには高圧縮比ピストン、フロー改善型エアインテーク、排圧を低減したエキゾーストを採用することで、ボクサーエンジン史上最高となる98hpを達成した。最大トルクは98Nm(5750rpm)で、6速ミッションとシャフトドライブを介して後輪を駆動する。最高速度は226km/hに達する。
R1100Sは1998年モデルとして西ドイツ・ミュンヘンのBMWモーターラッドから発表・販売開始されており、1999年式はその2年目にあたる。スペック上の主要諸元はエンジン出力、サスペンション形式、ブレーキ仕様、ホイールベース1480mm、シート高800mm、燃料タンク18Lなど、初年度モデルから基本的に変更はない。1999年モデルは、ハーフフェアリングへのウインカー統合、シングルヘッドライトユニット、調整式スクリーン、リムーバブルパッセンジャーカバー付きデュアルシート、センタースタンド、5スポークアルミホイールといった標準装備を踏襲した。視覚的アイデンティティとして特徴的なのが、シリンダーヘッドまで回り込むハーフカウル、エリプソイド技術を用いた非対称ヘッドライト、そしてシート下に配置されたアンダーシートエキゾーストシステムだ。ドゥカティ916のようなセンターアップマフラーを採用し、かつST2のようなライバルを意識したパニアケースの装着性も両立している。また、オプションとしてABS II、スポーツサスペンションパッケージ、5.5インチリアホイールが設定されていた。タイヤサイズはフロント120/70-ZR17、リア160/60-ZR17を標準とした。
モデルライフ全体の中で1999年式は、基本設計の完成度を市場に問う重要な初期フェーズに位置する。その後のモデル展開を俯瞰すると、2003年にボクサーズカップレプリカ(BCR)が登場、2005年にはマモラレプリカが追加投入されるが同年にR1100Sの生産自体は終了し、後継モデルとしてR1200Sが登場する。排気量を1130ccに拡大した新世代ボクサーエンジンを搭載するR1200Sへと進化する過程において、R1100Sの1999年式はその礎石としての役割を担った原点の年式と言える。
ライバル関係について言えば、当時の市場では複数の強力な競合が存在した。最有力のライバルはドゥカティST2であり、価格帯および性能・ウェザープロテクションの両面で比較可能な位置にあった。さらにドゥカティST4の登場によってR1100Sはさらなる競争圧力にさらされることとなった。ST2との差異はエンジン特性にある。ドゥカティが916系Lツインの官能的な高回転フィールを武器にするのに対し、R1100Sはボクサーツインの豊かな低中回転トルクと長距離でのフラットな扱いやすさで対抗した。また、BMWの独自技術であるテレレバー/パラレバーによる卓越したブレーキング安定性と、オプションABSの完成度はドゥカティが容易に追随できる領域ではなかった。信頼性と整備性においてもドゥカティとの差は歴然としており、ロングツーリングを視野に入れたユーザーにはBMWが選ばれる理由となった。
1999年式R1100Sは「スポーツボクサー」という新境地を切り開いた意欲作だ。スーパースポーツの俊敏さには及ばないが、高い完成度と独自の技術思想、そしてBMWブランドが持つ信頼感を武器に、スポーツツーリング市場における確固たるポジションを獲得した。今日ではBoxer Cup仕様を中心にクラシックとして再評価が進んでいる。四半世紀を経た現在もなお語り継がれるその存在感は、単なる時代の産物ではなく、BMWボクサーの可能性を最大限に問い続けた一台であることを証明している。
買替や売る際の買取査定は1999年式BMW R1100Sの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1100S / 0422J型/1999年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1999年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし(キャリーオーバー) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2210mm 幅770mm 高さ1195mm 乾燥重量229kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗SOHC 1085cc2気筒・98馬力(8400回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・18リットル |
| 新車販売価格 | (税込)181万円 |
【2000年式】R1100S毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
2026年06月22日時点から120ヵ月間
遡りましたが 【2000年式】R1100S の取引はありませんでした。
買取相場が類似する、型式や年式を下記からお選びください。
フリーダイヤル0120-819-118(年中無休8:00~22:00)では、
過去5年間遡った相場データをお伝えすることが出来ます。お気軽にお電話くださいませ。
- 買取査定に役立つ車両解説
【2000年式】R1100S の買取査定相場
【2000年式】R1100S 買取査定に役立つ車両解説
BMW R1100S(2000年式)は、同社のスポーツバイクの系譜において特筆すべき一台だ。そのルーツをたどれば、1973年のR90S——BMWにとって最初のスポーツバイク——から数えて25年後に登場したモデルであり、BMWモトラッドとして初めてセパレートハンドル(クリップオン)、バックステップ、そしてリムーバブルタンデムシートカバーを採用した機種という、歴史的な節目を象徴するバイクでもある。ベースとなったのはR1100RSであり、そのスポーツバージョンとして開発されたR1100Sは、R1100RSと比較して27kg軽量化され、8馬力高出力化されている。ただし、乾燥重量229kgという数値は、軽量スポーツマシンとは言いがたいものだった。それでも、ツーリング色の強かったR1100RSに対し、よりスポーティな走りを求めるライダーへのアンサーとしてR1100Sは市場に投じられた。
車体の核となるのは、エンジンをストレスメンバー(フレームの一部)として機能させ、これにアルミ製複合フレームを組み合わせた三分割構造のコンポジットフレームだ。エンジンは排気量1,085cc、空冷・油冷フラットツインのSOHC"オイルヘッド"ユニット。ボア×ストロークは99×70.5mm、圧縮比11.3:1で最高出力98馬力を発揮。新設計された6速MTとシャフトドライブを組み合わせる。
フロントサスペンションには、BMWが特許を持つテレレバー式が採用されている。通常のテレスコピックフォークと異なり、スライダー部にはスプリングもダンパーも内蔵されておらず、制動力はピボット式ウィッシュボーンを介してフレームに伝達される構造だ。ウィッシュボーン上のモノショックがバネとダンピングを担うことで、ブレーキング時の"フォークダイブ"を最小化する。リアにはパラレバー式シングルサイドスウィングアームが組み合わされ、シャフトドライブを内包する。このパラレバーは、旧来のオイルヘッドモデルとは異なり、ギアボックスではなく直接フレームにマウントされており、フレーム剛性の向上とハンドリングの改善をもたらすと評価されている。ブレーキはフロントに320mmダブルディスク+4ポットキャリパー、リアに276mmシングルディスク+2ポットキャリパー。フロントのサスペンションストロークは110mm、リアは130mmだ。スタイリング面ではシートしたに回された2本出しエキゾーストがシート下に高く配置されており、ドゥカティ916を彷彿とさせる。フロントフェンダーとハガーはカーボンファイバー製であり、工場オプションとしてグリップヒーター、ABS、ベリーパンが用意されていた。
2000年式モデルの位置づけについては、初年度から数えて3年目の継続モデルだ。2000年モデルは前年から技術面・外観面・性能面において実質的な変更はなく、同一の仕様が継続された。これはR1100Sというプラットフォームが成熟した完成度を持っていたことを示すと同時に、BMWが開発リソースをのちのR1150世代へ集中させていた時期とも重なる。スペックを確認すると、排気量1,085cc、最高出力98馬力(7,500rpm)、最大トルク97Nm(5,750rpm)、6速MTとシャフトドライブ、シート高800mm、ホイールベース1,473mm、燃料タンク容量18L、乾燥重量229kgという数値は前年踏襲だ。タイヤはフロント120/70-ZR17、リア170/60-ZR17の構成で、最高速度は約225km/hに達する。2000年式としての独自性は乏しいが、それは裏を返せば、デビュー直後から完成されたパッケージであったことの証左でもある。
モデルライフ全体にとしては、まず2003年にボクサーカップレプリカ(BCR)が追加されている。BCRは標準のR1100Sをベースに、スティフなサスペンション、ステアリングダンパー、ワイドな後輪とタイヤを組み合わせたスポーツパックを装備した特別仕様だ。また2003年以降はデュアルイグニッション(各シリンダーに2プラグ)が採用された。2000年式はこうした進化の前夜であり、プラットフォームとして完全に熟成されながらも、スポーツ化の方向性が深まる以前のピュアな姿を留めている。後継は2006年登場のR1200Sで、アルミフレームから軽量トレリスフレームへと変更され、さらなる軽量化と出力向上が図られた。
競合としては、当時のメディアが繰り返し比較対象として挙げたのがドゥカティST4、そしてビューエルS3Tだ。2000年のドゥカティST4は916ccの水冷V型2気筒DOHCを搭載し、最高出力105馬力(9,000rpm)、車重215kgという構成で、性能スペック上はR1100Sを上回る数値を誇った。当時のメディアも「ST4の出力数値にR1100Sは及ばないだろう」と評するほどであった。一方でBMWが圧倒的な優位を持っていたのは信頼性とメンテナンス性だ。ST4の長距離スポーツツアラーとしての耐久性・信頼性は疑問符がつく部分もあった。R1100Sの差異は、テレレバー+パラレバーという独自のサスペンションがもたらすブレーキング安定性と直進性、そして空冷ボクサーエンジン特有の低回転からのトルク感にある。「コーナー進入でブレーキングによるダイブがなく、コーナリング中盤の速度は卓越している」という評価はまさにこのサスペンション哲学の賜物だ。
2000年式BMW R1100Sは、スペック上の変更こそほぼ皆無だが、それだけ1998年のデビュー時から完成度が高かったことを逆説的に物語るモデルだ。スポーティさと実用性のあいだで独自の解を持ち続けたR1100Sの本質は、2000年式においても、一切ぶれることなく体現されている。
買替や売る際の買取査定は2000年式BMW R1100Sの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1100S / 0422J型/2000年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2000年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし(キャリーオーバー) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2210mm 幅770mm 高さ1195mm 乾燥重量229kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗SOHC 1085cc2気筒・98馬力(7500回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・18リットル |
| 新車販売価格 | (税込)181万円 |
【2001年式】R1100S毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2001年式】R1100S の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは黒/黄となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて5.0~13.3万円です。
【2001年式】R1100S 買取査定に役立つ車両解説

- ブラック/イエロー
- 当時の新車価格
- 税抜 172.4万円 (税込181万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
14.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
14.0万円
- 上限参考買取率
- 8.1%
- 平均参考買取率
- 8.1%
BMWが1998年に投入したR1100Sは、同社の伝統的な水平対向2気筒「ボクサー」エンジンを搭載するモデルの系譜において、極めて重要な転換点となったマシンである。それまでのBMWにおけるスポーツツアラーといえば、1993年登場のR1100RSに代表されるように、多分にグランドツアラー寄りの性質が強かった。しかし、1970年代の名車「R90S」の精神を25年ぶりに現代へ蘇らせるというコンセプトのもとで開発されたR1100Sは、BMWの歴史上で初めてクリップオンハンドル、バックステップ、そして脱着可能なシングルシートカウルを標準装備し、明確に「スポーツ」の領域へと踏み込んだ。先代およびベースとなったR1100RSからのアップグレードは劇的であり、エンジン出力の向上のみならず、車重の大幅な軽量化を達成している。具体的には、R1100RSとの装備重量比で27kgもの軽量化を敢行し、乾燥重量208kg、装備重量229kgを達成すると同時に、最高出力を8馬力引き上げた。これにより、ただの高速巡航マシンではなく、ワインディングやサーキットでの高い運動性能を誇る「スポーツ・スポーツツアラー」という新たな市場ポジションを確立することに成功したのである。
この鮮烈なアップグレードとR1100Sの固有のキャラクターを決定づけているのが、独創的かつ緻密に設計された車体構成である。心臓部には1085ccの空油冷4ストローク水平対向2気筒4バルブエンジンが搭載され、鍛造コンロッドや新設計のピストンを採用することで圧縮比を11.3対1まで高めている。さらに、吸気系には従来の丸型に代わるフラットな高効率エアフィルターを導入し、エキゾーストシステムには触媒を内蔵したセンターアップタイプのツインサイレンサーを採用した。これらの改良によって、ボクサーエンジン史上初となる最高出力98馬力を7500rpmで発生させ、最大トルク9.9kgf・mを5750rpmという実用域で引き出す特性を得た。トランスミッションにもボクサーモデル初の6速ギヤボックスが組み合わされ、駆動伝達には定評のあるシャフトドライブが奢られている。車体構造も極めてユニークであり、エンジンを強度部材(ストレスメンバー)として利用する「3ピース・コンポジットフレーム」を採用した。溶接アルミニウム製のスパー(メイン骨格)を新設することでシャシー全体の剛性を飛躍的に高めており、パラレバースイングアームのピボット位置をギヤボックスハウジングからフレーム側へと変更する緻密な設計変更が施されている。足回りには、制動時のノーズダイブを徹底的に抑制して安定したコーナリング姿勢を維持するBMW独自のテレベルバーをフロントに、駆動反力によるリヤの挙動変化を相殺するパラレバーをリヤに配し、マグネシウム製のシリンダーヘッドカバーやカーボン製のフロントフェンダーを配するなど、細部に至るまで徹底的な機能美と軽量化が貫かれている。
モデルライフの4年目にあたる2001年式モデルは、この基本構造を完全に熟成させたうえで、極めて重要な技術的アップデートが敢行された年式である。前年式からの最大の変更点としては、同年後期からの導入ではあるが、フロントブレーキシステムに革新的な「EVO(エボ)ブレーキシステム」が新たに導入されたことである。これはフロントのフローティングディスク径を320mmへと大型化し、新設計の4ポッドキャリパーを組み合わせることで、従来型に比べて制動力を飛躍的に向上させたシステムである。さらに、このEVOブレーキの採用に伴い、油圧サーボアシスト機構を組み込んだ新型の「インテグラルABS(ABS IIから進化した新世代システム)」がオプションとして設定された。これにより、ブレーキレバーを握るわずかな力で強力かつ緻密な制動制御が可能となり、過酷なスポーツ走行時や雨天時における安全性とコントロール性が極限まで高められたのである。カラーバリエーションの刷新も含め、基本性能を一切妥協せずに「走る・曲がる・止まる」の基本性能を全方位で研ぎ澄ませたのが、この2001年式モデルの最大の特徴である。
R1100Sのモデルライフ全体において、この2001年式は「前期型の完成形」であり、同時に「過渡期を支えた大黒柱」としての立ち位置を担っている。1998年のデビュー以来、初期の熟成を重ねて信頼性を勝ち得た車体に、前述のEVOブレーキという強力な武器を融合させたことで、スポーツツアラーとしての完成度は頂点に達した。この2001年式で確立されたシャシーと足回りのレイアウトは、2003年以降に展開される「ツインスパーク(1気筒あたり2本のプラグを持つエンジン)仕様」へのマイナーチェンジや、ワンメイクレースの熱狂をそのまま市販化した「ボクサーカップ・レプリカ(BCR)」の登場へとダイレクトに引き継がれていく。つまり、2001年式は、R1100Sというモデルが単なる新奇なスポーツバイクから、BMWを代表する不動のスポーツアイコンへと昇華するための極めて重要な架け橋となったイヤーモデルなのである。
当時、このR1100Sが対峙したライバル車種としては、イタリアのドゥカティ・900SS(のちのSS900)や、日本のホンダ・VTR1000F、ヤマハ・TRX850といった大排気量V型2気筒および並列2気筒を搭載したリッタークラスのスポーツモデルが挙げられるが、R1100Sとライバルたちとの差異は歴然としていた。純粋なレーシングレプリカに近い軽量さや圧倒的なパワーを誇るライバルに対し、R1100Sは装備重量229kgと決して軽量とは言えず、絶対的な動力性能では一歩を譲る。しかし、シャフトドライブによるメンテナンスフリー性、テレベルバーがもたらすハードブレーキング時の圧倒的な車体安定性、長距離走行でも疲労を最小限に抑えるエルゴノミクス、そしてパニアケースの装着を前提とした優れた積載性と、ライバルには絶対に真似のできない「超一級のツーリング性能」を高い次元で内包していた。日常の快適性を何一つ犠牲にすることなく、サーキットに持ち込めば並み居るスーパースポーツをコーナーでアウトから抜き去ることができる二面性こそが、ライバルを圧倒するR1100Sだけの絶対的なアドバンテージであった。
2001年式BMW R1100Sは、BMWが「スポーツ」という未開の領土へ本気で攻め込んだ情熱の結晶であり、その技術的到達点を示す傑作である。独創的なメカニズムがもたらす唯一無二のライディングフィールと、質実剛健なドイツのクラフトマンシップが融合したこのマシンは、登場から年月を経た今なお、色褪せることのない鮮烈な輝きを放ち続けている。
買替や売る際の買取査定は2001年式BMW R1100Sの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1100S / 0422J型/2001年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2001年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | EVOブレーキ導入 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2210mm 幅770mm 高さ1195mm 重量229kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗SOHC 1085cc2気筒・98馬力(7500回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・18リットル |
| 新車販売価格 | (税込)181万円 |
【2002年式】R1100S毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2002年式】R1100S の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で8%上昇。対前年比では21%上昇しています。
最も高く売れるカラーリングは黒/黄となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて2.4~18.8万円です。
【2002年式】R1100S 買取査定に役立つ車両解説

- フェニックスグレイメタリック
- 当時の新車価格
- 税抜 172.4万円 (税込181万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
21.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
21.0万円
- 上限参考買取率
- 12.2%
- 平均参考買取率
- 12.2%
BMW R1100Sは1973年に登場したR90S——BMWにとって初のスポーツバイク——からちょうど25年を経て、1998年にデビューした。そのルーツはスポーツツアラーであるR1100RSにあり、同車はオイルヘッドと呼ばれるR259型1,085ccボクサーエンジンをBMW初搭載した車種でもある。R1100Sは同じエンジンを積みながらもR1100RSより27kg軽く、8hp高い出力を発揮するスポーツモデルとして開発された。BMWにとってR90S以来となるセパレートハンドル(クリップオン)、バックステップ、着脱可能なシートカウルを採用したバイクでもあった。つまりR1100Sは、ツアラーが主流だった近年のBMWのモーターサイクルラインアップに、本格的なスポーツバイクとしてのBMWを改めて提唱する新たなカテゴリーを切り開いた存在だった。
車体構成の核心を担うのは、BMWが「オイルヘッド」と称する空冷・油冷併用の水平対向2気筒エンジンだ。排気量1,085cc、フューエルインジェクション制御、8バルブ構成で、最高出力98hp。当時のBMWボクサーエンジンとして最強のアウトプットを誇り、6速トランスミッションを組み合わせた最初のモデルでもあった。エキゾーストシステムを刷新し、フラットエアフィルターを採用するとともに、圧縮比を10.7:1から11.3:1に高め、強化鍛造コンロッドにより高回転化に対応している。フレームは3ピース構造のコンポジットフレームで、エンジンをストレスメンバー(構造体)として利用する設計を採る。サスペンションはフロントにBMW独自のテレレバー(ストローク110mm)、リアにパラレバーシステム(同130mm)を採用し、フロントに320mmダブルディスク+4ポッドキャリパー、リアに276mmシングルディスク+2ポッドキャリパーのブレーキ系を組み合わせている。シートカウルで覆われたピリオン、シート下に収まるアンダーシートマフラー、シングルサイドスイングアーム、5スポークアルミホイールといった外観的特徴も、当時のドゥカティ916を意識したともいわれるスポーティなフォルムに貢献していた。
2002年式という視点で最も特筆すべきトピックは、2004年に登場した特別限定車「R1100S ボクサーカップレプリカ(BCR)」の先駆けとなる「スポーツパッケージ/ボクサーカップ仕様」の登場だ。BMWノースアメリカが2002年3月7日に発表したR1100S ボクサーカップは、タイタンシルバーマンダリンストロボのボディカラーが奢られた仕様で、続く2004年登場のBCRは大容量バッテリーとオルタネーター、スポーツサスペンション、5.5インチワイドリアホイール、ローハンドルを標準装備したより本格的なボクサーカップ仕様であった。一方で標準グレードのR1100Sについては、2001年式からカラーリングの変更以外に仕様変更はなく、スペックは前年踏襲となっている。すなわち2002年式のR1100Sにおけるメインの変更点は、この特別仕様車の追加にある。なお、標準車の基本スペックは最高出力98馬力/7,500rpm、最大トルク97Nm/5,750rpm、車重229kg(ウェット)、最高速219km/hという数値を維持していた。
モデルライフという観点では、2002年式はデビューから数えて5年目にあたり、モデルチェンジ直前の成熟期にあたる。翌2003年式ではエンジンに大きな変更が加えられ、各シリンダーに2本のスパークプラグを持つデュアルイグニッションが採用された。これはボクサーエンジン特有の不整脈的なサージング問題への対策と排ガス規制対応を兼ねた変更であり、2002年式はそのアップデートの直前にあたる最後の旧点火系モデルでもある。そして2005年をもってR1100Sは生産終了し、後継車としてR1200Sが登場した。R1200Sは1,170ccエンジンで122hpを発揮する大幅刷新モデルであり、R1100Sはそれまでの約7年間にわたりBMWスポーツの旗手として役割を果たしたことになる。2002年のボクサーカップ仕様は、そのモデルライフの中で最初のスペシャルエディションとして登場し、後の2004年ボクサーカップレプリカへとつながる先駆けとなった。
BMWはR1100Sのライバルとして、トライアンフのT955、ホンダVTR1000F、ドゥカティ900SSやDucati ST2が競合として挙げられていた。出力面では各社が拮抗するが、差異は明確だ。トライアンフは955cc直列3気筒で108hpを発揮し、アルミビームフレームと軽快なハンドリングを武器とした。VTR1000Fは水冷V型2気筒でよりピーキーな出力特性を持つ。これらと比較した場合、R1100Sの優位点はBMW独自のテレレバー&パラレバーが生み出す直進安定性とブレーキング時の姿勢変化の少なさにある。高速ツーリングでの終日安定した乗り心地、2,000rpmからレッドラインの8,400rpmまでスムーズに続くパワーデリバリーは、スポーツバイクとしての性能と長距離の快適性を両立させていた。ドゥカティ900SSと比べればキャラクターは穏やかだが、その分だけ扱いやすく、ツーリングユースへの適性は明らかに高い。シャフトドライブによるメンテナンスフリー性も、日本を含む長距離ライダーにとっての実用的な強みだ。
BMW R1100S 2002年式は、5年というモデルライフを経て技術的に熟成しきった時点で、ボクサーカップという形でスポーツ性の頂点を示した。翌年以降に導入されるデュアルイグニッションや、最終的にR1200Sへと受け継がれる「ボクサーエンジンによるスポーツバイク」という思想の確かな礎をここに見ることができる。ドゥカティ的な情熱でも日本車的な先鋭さでもなく、BMWらしい技術的合理性に裏打ちされたスポーツ性——それがR1100Sを唯一無二の存在たらしめた本質であり、2002年式はそれを最もよく体現した1台といえる。
買替や売る際の買取査定は2002年式BMW R1100Sの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1100S / 0422J型/2002年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2002年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | ボクサーカップカラーリング追加 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2210mm 幅770mm 高さ1195mm 重量229kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗SOHC 1085cc2気筒・98馬力(7500回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・18リットル |
| 新車販売価格 | (税込)181万円 |
【2003年式】R1100S毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2003年式】R1100S の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で1%上昇。対3年前比で10%上昇し、対前年比では17%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは青となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて7.6~20.7万円です。
【2003年式】R1100S 買取査定に役立つ車両解説

- パシフィックブルーメタリック
- 当時の新車価格
- 税抜 172.4万円 (税込181万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
22.2万円
- 現在の平均買取相場指標
-
22.2万円
- 上限参考買取率
- 12.9%
- 平均参考買取率
- 12.9%
BMWが1998年に投入したR1100Sは、同社の伝統的なフラットツイン(ボクサー)エンジンを搭載したモデルの歴史において、極めて重要なターニングポイントとなったマシンである。それまでのBMWにおけるボクサーツインは、堅実なツーリングバイクや「R-RT」「R-RS」に代表される実用性の高いスポーツツアラーとしての位置づけが主であった。しかし、1970年代の名車「R90S」の系譜を25年ぶりに現代へ蘇らせる形で登場したR1100Sは、BMWが「真のスポーツセグメント」へ本格的に再参入するための旗手として市場にポジショニングされた。ベースとなった先代格のR1100RSと比較すると、車重において27kgもの軽量化を達成し、最高出力は8馬力上乗せされるなど、ドラスティックな戦闘力の向上が図られている。セパレートハンドルやバックステップ、さらには脱着式のシングルシートカウルを標準装備したその姿は、BMWがこれまでのツアラー路線から一歩踏み出し、純粋な走りの高揚感を追求した証であった。
このマシンの最大の特徴であり、スポーツ性を担保する独自の骨格が、新設計されたシャシー構成である。当時のBMWが提唱していた「エンジンを強度部材(ストレスメンバー)として活用し、独立したメインフレームを持たない構造」をベースにしつつも、R1100Sでは車体の剛性を極限まで高めるために溶接アルミニウム製のツインスパー(前後のサブフレームを結ぶメイン骨格)を新たに導入した。これにより、フロントサスペンションを支持する独自の「テレレバー」機構と、リアの片持ちスイングアームである「パラレバー」が強固に一体化され、エンジンケースへの過度な負荷を逃がしながらも超高速域での圧倒的な車体安定性を実現している。さらに、排気システムにはシート下2本出しのアップマフラーが採用されたが、これはデザイン面で当時のドゥカティ916シリーズを意識しただけでなく、バンク角の大幅な確保というサーキット走行を見据えた実利的な変更であった。フロントのテレレバー自体も軽量化され、減衰力を走行中にダイヤルで調整できる機構が組み込まれるなど、足回りにも一級のスポーツデバイスが与えられている。
発売から6年目を迎えた2003年式モデルにおける最大の、そしてモデルライフ全体を通じても最も重要な変更点は、エンジン内部の点火システムの刷新である。シリンダーあたり1本のプラグから、片気筒あたり2本のスパークプラグを持つ「ツインスパーク(ツインイグニッション)」仕様へとアップデートされた。この改良は、1,085ccの排気量を持つボクサーエンジン特有の、低回転域での燃焼の不安定さや、排出ガス規制対応に伴うリーンバーン(希薄燃焼)時のサージング(息継ぎ現象)を根本から解決するためのものである。ツインスパーク化によって燃焼効率が大幅に向上し、冷間時の始動性、アイドリングの安定性、そして低中回転域からのスロットルレスポンスが劇的に洗練された。最高出力98馬力/7,500rpm、最大トルク98Nm(9.7mkg)/5,750rpmという絶対的な数値自体に前年式からの変更はないが、実用域でのトルクのツキと滑らかさは別次元へと進化している。また、この2003年にはワンメイクレースの熱気をそのまま公道に持ち込んだ「ボクサーカップ・レプリカ(BCR)」が正式にラインナップへ加わった。ランディ・マモラ氏のサイン入りグラフィック、カーボン製のシリンダーヘッドカバーやアンダーカウル、車高を上げてバンク角を稼ぐための短いトルクロッドを備えたスポーツサスペンション、そして5.5インチのワイドリアホイールに180サイズのタイヤといった専用装備が奢られ、標準車とは一線を画すサーキット直系の立ち位置を鮮明にした。
モデルライフの中において、この2003年式は「完成期」の幕開けに位置づけられる。初期型で見られた粗削りな部分や低速域でのギクシャク感がツインスパーク化によって完全に払拭され、スポーツ性とツアラーとしての信頼性が最も高い次元でバランスした年式となった。この2003年式で確立されたツインスパーク仕様の1100ボクサーユニットは、翌2004年式、そして最終型となる2005〜2006年式へとそのまま引き継がれ、熟成を重ねていくことになる。
当時の市場において、R1100Sのライバルとして立ちはだかったのは、同じく大排気量2気筒のスポーツ性を売りとしていたホンダ・VTR1000Fやドゥカティ・900SSといった欧州のミドル・リッタースポーツツアラーであった。性能面を比較すると、ホンダVTRの110馬力に対して、R1100Sの98馬力は見劣りするように思える。パワーウェイトレシオでも日本車やイタリア車が優位に立っていた。しかし、BMWには明確な差異と強みがあった。それは「テレレバー」による、ブレーキング時にノーズダイブ(前沈み)を起こさない独自のハンドリング特性である。これにより、コーナー進入時の姿勢変化が極めて少なく、ライダーは減速から旋回へと余計な緊張感なしに移行することができた。また、メンテナンスフリーのシャフトドライブを採用していながら、パラレバー機構によって加減速時のテールリフトが完璧に打ち消されている点も、チェーンドライブのライバル勢に対する大きなアドバンテージであった
2003年式BMW R1100Sは、単なる懐古主義のスポーツバイクではなく、最先端のシャシーテクノロジーと熟成のツインスパークエンジンを高次元で融合させた、至高のロードゴーイングスポーツである。ボクサーエンジンが持つ独特のビート感と低重心がもたらす安定性は、他国のスーパースポーツが決して真似のできない「大人の品格と速さ」を体現している。ツーリングの快適性を一切犠牲にすることなく、ワインディングを鮮やかに切り裂くその実力は、登場から年月を経た今なお、色褪せることのない独自の魅力を放ち続けている。
買替や売る際の買取査定は2003年式BMW R1100Sの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1100S / 0422J型/2003年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2003年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | エンジンのツインプラグか化 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2210mm 幅770mm 高さ1195mm 重量229kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗SOHC 1085cc2気筒・98馬力(7500回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・18リットル |
| 新車販売価格 | (税込)181万円 |
【2004年式】R1100S毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2004年式】R1100S の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で40%上昇。対3年前比で16%下落し、対前年比では46%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは白/赤/青となっています。
【2004年式】R1100S 買取査定に役立つ車両解説
2004年式BMW R1100Sは、同モデルが1998年のデビューから数えて終盤に当たるイヤーモデルである。BMW R1100Sは1998年から2005年まで生産され、後継機はR1200Sとなる。その出自を辿ると、R1100RSから派生したモデルとして1998年にデビューし、BMWモトラッドとして初めてセパレートハンドル(クリップオン)、バックステップ、リムーバブルパッセンジャーシートカウルを採用した一台として登場した。R90S以来25年ぶりとなるBMWのスポーツバイクとして位置づけられたのが、このR1100Sだ。開発プロジェクトの中核には、R1100RSに対して車重を27kg削減し、出力を8hp向上させるという目標が据えられ、ボクサーエンジン配置を堅持しながら軽量素材と精緻なコンポーネントの採用によってBMWのスポーツバイクセグメントへの復帰を果たすという意志があった。
車体構成の面では、エンジンをストレスメンバーとして活用するとともに、アルミ製コンポジットフレームを採用。フロントサスペンションにはBMW独自のテレレバーを用い、長いテレスコピックフォークスライダーにはスプリングもダンピングも内包せず、制動時のノーズダイブを抑制するためブレーキ力をピボットするウィッシュボーン経由でフレームに逃がす設計とし、そのウィッシュボーン上のモノショックがスプリングとダンピングを担う構造だ。リアサスペンションにはシャフトドライブを内包したシングルサイドスイングアームであるパラレバーを採用し、フレームに直接マウントされることで剛性向上と操縦性改善を実現している。
エンジンはシリンダーが空冷、ヘッドが油冷のいわゆる「オイルヘッド」フラットツインで、排気量1,085cc、4バルブ、燃料噴射式。R1100RSから引き継ぎつつスポーツ向けにチューンされ、最高出力98hp(73kW)を発生する。当時のBMWボクサーとして史上最強であり、6速トランスミッションを組み合わせた最初のモデルでもあった。このコンパクトな6速ミッションは、先行して登場したBMW K1200RSのトランスミッション技術と基本設計をベースに、ボクサーエンジン用として最適化されたものである。
2004年式の具体的な仕様について確認していく。2004年モデルは前年式から技術的・外観的・性能的な仕様に変更はなく、カラーオプションのみが刷新された。これは、2003年式に実施された大きなアップデートの恩恵をそのまま引き継いだ形である。2003年式で加えられた重要な変更点は、エンジンへのデュアルイグニッション(1気筒あたり2本のスパークプラグ)の採用だ。また、トランスミッションはK1200RS由来の新世代ユニットが用いられ、トップギアでは1,000rpmあたり32km/hという巡航特性を持つ。ABSおよびグリップヒーターはオプションとして設定されていた。
スペックを整理すると、エンジン形式は1,085ccの4ストローク空冷・油冷ボクサーツイン、ボア×ストロークは99mm×70.5mm、圧縮比11.3:1、SOHC4バルブ、電子燃料噴射、デュアルイグニッション。最高出力98hp(73.1kW)/7,500rpm、最大トルク97Nm/5,750rpm。サスペンションはフロントがBMWモトラッド・テレレバー(ステンション径35mm、セントラルストラット、リバウンドダンピング調整式、ストローク110mm)、リアがダイキャストアルミ製シングルサイドスイングアーム+パラレバー(セントラルストラット、プリロード無段階油圧式調整、リバウンドダンピング調整式、ストローク130mm)を採用。ブレーキはフロント305mm径デュアルディスク+4ポッドキャリパー、リア276mm径シングルディスク+2ポッドキャリパー。タイヤはフロント120/70-17、リア170/60-17。
最高速度は219km/h(136mph)に達する。車重は乾燥重量208kg、湿重量229kgで、燃料タンク容量は18L(約4.8ガロン)だ。
2004年式は、こうして完成熟成の域に入ったモデルとして位置づけられる。モデルラインナップの変遷をみると、1998年のR1100S発売後、2002年にボクサーカップ限定版が登場。2004年にはボクサーカップレプリカ(BCR)限定版が発売され、2005年にR1100Sは生産終了となった。2004年式はこのモデルライフの後終盤にあたり、標準モデルとしての完成形として市場に存在した。後継のR1200Sでは、アルミフレームに代わって軽量チューブラートレリスフレームが採用され、エンジンのチューニングとあわせて車重が13kg軽量化、出力は25%向上した。ただし、MCNはR1200Sについて「オッドボールなトラックバイクとしては成立するが、総合的なオールラウンダーとしてはR1100Sが示した水準に届かない」と評した。この評価は、R1100Sが完成された万能モデルとして高い評価を受けていたことを示している。
ライバル車種という観点では、ドゥカティ ST4、トライアンプスプリントSTなどが挙げられる。これらと比較したR1100Sの差異は明確だ。テレレバー/パラレバーのサスペンション構成がもたらす乗り心地は健在でありながら、それに伴いがちなステアリングの曖昧さを不思議なほど抑えているという評価も得ている。BMW固有の車体剛性の高さと制動時のノーズダイブレスという特性は、コーナー進入での安心感において同クラスのライバルを一線画するものであった。
2004年式BMW R1100Sは、大きな変更を受けずとも2003年に完成した仕様を引き継ぎ、モデルライフ末期における成熟の証として市場に存在した。1998年のデビュー当初から一貫して貫いたボクサーツインの哲学——独自のサスペンション構造、スポーツと実用のバランス——は、この年式においても揺らぐことなく体現されている。翌2005年をもって生産終了となったことを踏まえれば、2004年式はR1100Sというモデルの本質を最も成熟した形で体験できる、非常に貴重な熟成期の一台として記録されるべきである。
買替や売る際の買取査定は2004年式BMW R1100Sの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1100S / 0422J型/2004年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2004年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし(キャリーオーバー) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2210mm 幅770mm 高さ1195mm 重量229kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗SOHC 1085cc2気筒・98馬力(7500回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・18リットル |
| 新車販売価格 | (税込)194.2万円 |
【2005年式】R1100S毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
2026年06月22日時点から120ヵ月間
遡りましたが 【2005年式】R1100S の取引はありませんでした。
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- 買取査定に役立つ車両解説
【2005年式】R1100S の買取査定相場
【2005年式】R1100S 買取査定に役立つ車両解説
BMW R1100S(2005年式)は、1998年の発売から数えて最終生産年にあたる8年目のモデルである。そのルーツは、BMW自社初のスポーツバイクとして1973年に世に出たR90Sにまで遡る。R1100SはBMWにとってR90S以来およそ25年ぶりのスポーツモデルとして1998年に登場し、BMWオートバイとして初めてセパレートハンドルバー、バックステップ、リムーバブルシートカウルを採用したマシンだった。ベースとなったのはR1100RSであり、そのスポーツ版として開発されたR1100Sは、R1100RSより27kgの軽量化と8hpのパワーアップを果たしていた。当時のBMWにとってこの車種は、スポーツツーリングという新たな市場セグメントに向けた戦略的モデルであり、トライアンフT955i、ホンダVTR1000F、ドゥカティ900SSなどをライバルと見据えたポジショニングでデビューした。
車体構成の面では、R1100Sは当時のBMWが誇る独自技術を惜しみなく投入した。フレームは3分割構造のコンポジットアルミ製で、エンジン自体がストレスメンバーとして機能する設計を採用。フロントサスペンションにはBMWの特許技術であるテレレバー方式を採用し、長い望遠鏡型フォークスライダー内にスプリングもダンパーも持たず、制動力をピボットするウィッシュボーンを介してフレームへ逃がすことでブレーキダイブを最小化した。リアはシャフトドライブを内包するシングルアームのパラレバー方式を採用し、サスペンションとドライブを一体化した独自構造となっている。
エンジンはR1100RSから受け継いだ1,085ccの空冷・油冷フラットツインボクサー(オイルヘッド)で、ボア99mm×ストローク70.5mm、圧縮比11.3:1。高圧縮鍛造ピストンや専用排気系によってRS比でチューニングされ、最高出力98馬力、変速機は線設計の6速クロースレシオギアボックスを採用した。当時のBMWボクサーエンジンとして最大出力を誇り、初めて6速ミッションと組み合わされたモデルでもあった。外観面ではハーフフェアリングと小型スクリーン、ワンピース二人乗りシートとリムーバブルシートカウル、シート下2本出しサイレンサー、シングルサイドスイングアーム、5スポークアルミホイールが標準装備として与えられた。
さて2005年式モデル、すなわちR1100Sの最終イヤーモデルについて詳述したい。この年のR1100Sは最終生産年にあたり、スペックやビジュアルを含めて大きな変更は施されていない。エンジンは引き続き1,085ccの4ストローク空冷・油冷ツインシリンダーボクサーで、7,500rpmにて98馬力、同じく7,500rpmにて95Nmのトルクを発揮する仕様だ。
特筆すべき熟成点として、2003年モデルから採用されたシリンダーあたり2本のスパークプラグによるデュアルイグニッションがこの年式でも継続採用されており、燃焼効率の向上と安定したパワーデリバリーに寄与している。これは前年式からの変更点ではなく、2003年以降の標準仕様として定着したものだが、1998年のデビュー当初と比べると大きな機能向上の一つであることには違いない。ブレーキはフロントに320mmデュアルディスク+4ピストンキャリパー、リアに276mmシングルディスク+2ピストンキャリパーを装備しており、オプションでABSも選択可能だった。
車体寸法はホイールベース1,478mm、シート高800mm、車重229kg。2005年には標準モデルに加え、2003年から販売が続いてきたBoxerCup Replika(BCR)も継続してラインナップされていた。
モデルライフにおける2005年式の立ち位置は明確だ。R1100Sは2005年をもって生産を終了し、2006年は流通在庫のみとなった。BMW R1200Sへとバトンが渡された。後継のR1200Sではアルミフレームが軽量なトレリス構造へ刷新され、エンジンも排気量1,200ccへと拡大チューニングされた結果、R1100Sより13kg軽量かつ25%以上のパワーアップを果たしている。しかしながら、後継機の評価が手放しで高かったわけではない。Motor Cycle Newsは「トラックバイクとしては機能するが、万能の優れたオールラウンダーとしてはR1100Sが設定した基準に届かない」とR1200Sを評している。この辛口な評価は、逆説的にR1100Sが8年間かけて完成させた熟成の深さを証明しているとも言える。
ライバルという観点では、BMW自身がトライアンフT955、ホンダVTR1000F、ドゥカティ900SSをR1100Sの競合として想定していたほか、ホンダVFR800やドゥカティST2もそのカテゴリーに含まれると当時の資料は示している。パワー面ではR1100Sの98馬力はドゥカティ900SSやヤマハTRX850と同等の水準にあった。差異という点では、R1100Sが際立つのは性能の絶対値よりも独自のキャラクターと信頼性にある。テレレバー&パラレバーが生み出すブレーキダイブの抑制、シャフトドライブの低メンテナンス性、空冷ボクサーならではのフレキシブルな低回転トルクは、ドゥカティの官能的なLツインや本田VFRのV4サウンドとは明確に異なる個性を持つ。MCNもこのバイクを「スポーツ、快適性、信頼性、リセールバリューを高い次元でまとめたオールラウンダー」と評し、今や一種のクラシックとして認識され始めていると述べている。
2005年式BMW R1100Sは、技術的な進化や大幅な変更こそ持たないが、8年間の熟成を経て完成されたプラットフォームの終着点として揺るぎない存在感を放つ。スポーツと実用、BMWの個性と普遍的な使いやすさが絶妙なバランスで結実したこのモデルは、後継のR1200Sが否定できなかったほどのオールラウンダーとしての完成度を誇る。大排気量スポーツツアラーの一つの完成形として、その評価は現在も色褪せない。
買替や売る際の買取査定は2005年式BMW R1100Sの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1100S / 0422J型/2005年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2005年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2210mm 幅770mm 高さ1195mm 重量229kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗SOHC 1085cc2気筒・98馬力(7500回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・18リットル |
| 新車販売価格 | (税込)194.2万円 |
【2006年式】R1100S毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
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【2006年式】R1100S の買取査定相場
【2006年式】R1100S 買取査定に役立つ車両解説
BMW R1100Sは、同社初のスポーツバイクであるR90Sの誕生からちょうど25年後にあたる1998年にデビューを果たしたスポーツ・ツアラーだ。そのルーツは明快である。1976年にレグ・プリドモアがBMW R90Sでアメリカンスーパーバイク選手権の初代王者となったあの時代から、BMWはスポーツとツーリングを両立させるという哲学を一貫して持ち続けてきた。R90Sこそが「世界初のスポーツ・ツアラー」と呼ぶべき存在であり、R1100Sはその精神的後継者として登場した。
直接的なベースモデルとなったのはR1100RSであり、R1100Sはそのモデルから27kgの軽量化と8馬力の出力向上を果たして誕生した。しかしながら、BMWはR1100Sをスーパースポーツとしてではなく、あくまでスポーツ・ツアラーとして位置づけることを明確にしていた。
R1100Sは、クリップオンハンドルバー、リアセットフットペグ、取り外し可能なパッセンジャーシートカバーをBMW初めて採用したモデルとしても記録されている。車体の基本構成は、エンジンをストレスメンバー(車体強度部材)として用いつつ、アルミ製のメインフレームにサスペンションコンポーネントを接続する複合構造を採用したことが最大の特徴だ。フレーム剛性と操縦安定性を高めるため、リアショックのマウント構造が見直され、エンジン・ギアボックスを強度部材とする複合シャシー構造が最適化された。フロントにはトラベル量110mmのテレレバー式フロントサスペンション、リアにはトラベル量130mmのパラレバー式リアサスペンションを装備する。ブレーキはフロントに320mm径デュアルディスク+4ポットキャリパー、リアに276mm径シングルディスク+2ポットキャリパーという構成で、オプションでABSの選択も可能だった。
エンジンは排気量1,085ccの空冷・油冷フラットツイン「オイルヘッド」ボクサーで、燃料噴射式(FI)を採用。シリンダーヘッドは油冷方式とし、最高出力は98馬力を発生する当時BMW最強のボクサーエンジンだった。また、R1100Sがボクサーツインとして初めて6速トランスミッションと組み合わせたモデルでもある。2-into-1-into-2のステンレス製エキゾーストシステムはデュカティ916を彷彿とさせるシート下の高い位置に引き回され、スポーツバイクとしての外観を強く演出した。
2006年式として流通した個体は、製造上は2005年に生産が完了した最終ロットにあたる。2005年モデルはR1100Sとしての最終生産年であり、スペックや外観はモデルライフを通じて大きな変更なく維持された。モデルサイクルの中での主要な変更点を振り返ると、2003年モデルよりエンジンがデュアルイグニッション(シリンダーあたり2本の点火プラグ)を採用し、燃焼効率と出力特性が改善された。またトランスミッションはBMW K1200RSから流用されたユニットで、トップギアでは1,000rpmあたり32km/hという余裕あるクルージング能力を持つ。この2003年以降のデュアルイグニッション仕様が実質的な最終進化形として2005年まで継続された。外観面では、ハーフフェアリングに小型スクリーン、シングルシート+着脱式パッセンジャーシートカバー、シート下マウントのエキゾースト、シングルサイドスイングアーム、5スポークアルミホイールという構成が最後まで維持された。また、2003年からは特別仕様「ボクサーカップ・レプリカ(BCR)」が追加設定されている。
モデルライフにおける2006年式(2005年最終生産分の流通在庫)の位置づけは、R1100Sというモデルの「完成形」かつ「終焉」を意味する。R1100Sは2005年をもってR1200Sへとバトンを渡した。後継のR1200Sではアルミ合金製の大型フレームがトレリス式軽量フレームへと刷新され、排気量は1,170ccに拡大、圧縮比も12.5:1へと高められた。その結果、R1200SはR1100Sと比較して13kgの軽量化と25%の出力向上(最高出力122馬力)を同時に達成した。ただし、MCNはR1200Sについて「奇妙なトラックバイクとしては機能するが、万能なオールラウンダーとしてR1100Sが確立した基準には届かない」と評している。スポーツ性能の向上と引き換えに、R1100Sが持っていた守備範囲の広さが失われたとも解釈できる評価だ。
ライバル関係については、同時期にはドゥカティST4/ST3/ST2、ホンダVFR800、トライアンフスプリントSTなどが同カテゴリーの主要競合として並び立っていた。価格帯もおおむね拮抗しており、いずれも90〜100馬力台のスペックを持つスポーツ・ツアラーであった。差異は明確だ。R1100Sは、テレレバー/パラレバーというBMW独自のサスペンション機構がしなやかな乗り心地を生み出しながらも、ステアリングの曖昧さを回避することに成功しており、超高回転型のスーパースポーツではないが、ワインディングでも滑らかで予測しやすい挙動を示す。対するホンダVFR800はV型4気筒の滑らかさと信頼性、トライアンフSprint STは直列3気筒によるパワーと軽快感を武器とする。一方でWhat Bike?誌は「BMW R1100Sはブレーキング時のノーズダイブがなく、コーナー進入でアドバンテージを持つ。コーナリング中のスピードも際立っている」と評しており、シャフトドライブによるメンテナンス性の高さや、長距離でのBMW的な疲労の少なさは、チェーン式のライバルには真似のできない強みであった。
2006年式(流通在庫)BMW R1100Sは、1998年の誕生から連綿と積み上げられてきたBMWボクサー・スポーツ・ツアラーの集大成であり、デュアルイグニッション採用後の成熟したエンジンフィールと、後継R1200Sでは一部失われたオールラウンドな実用性を併せ持つ、希少な最終仕様だ。単なる旧モデルではなく、BMWが「Sの定義」を模索し続けた7年間の答えが凝縮された一台として、現在も根強いファンを持ち続けている。
買替や売る際の買取査定は2006年式BMW R1100Sの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1100S / 0422J型/2006年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2005年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2210mm 幅770mm 高さ1195mm 重量229kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗SOHC 1085cc2気筒・98馬力(7500回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・18リットル |
| 新車販売価格 | (税込)194.2万円 |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 R1100S 1999年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年6月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年06月19日
【状態別の買取相場】 R1100S 1999年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年6月時点から 1 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
20.3万円
12.2万円
15台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
9.0万円
1.2万円
5台
※データ更新:2026年06月19日
【走行距離別の買取相場】 R1100S 1999年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年6月時点から 1 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 1〜2万km | 最高 | 28.0万円 | 3台 |
| 平均 | 20.5万円 | ||
| 最低 | 16.6万円 | ||
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|||
| 2〜3万km | 最高 | 46.0万円 | 4台 |
| 平均 | 29.5万円 | ||
| 最低 | 20.0万円 | ||
![]() |
|||
| 3〜5万km | 最高 | 18.0万円 | 2台 |
| 平均 | 17.1万円 | ||
| 最低 | 16.2万円 | ||
![]() |
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| 5万km〜 | 最高 | 21.2万円 | 6台 |
| 平均 | 15.1万円 | ||
| 最低 | 12.2万円 | ||
![]() |
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※データ更新:2026年06月19日
【カラー別の買取相場】 R1100S 1999年式
- ■
- ■
- ■
- ■ ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年6月時点から 1 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 21.1 万円 | 6台 | ![]() |
||
| ■ | 14.0 万円 | 4台 | ![]() |
||
| ■ | 16.9 万円 | 3台 | ![]() |
||
| ■ / ■ | 46.0 万円 | 1台 | ![]() |
||
| ■ | 25.0 万円 | 1台 | ![]() |
||
※データ更新:2026年06月19日
【実働車の取引価格帯】 R1100S 1999年式
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年6月時点から 1 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年06月19日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
R1100S 【1998~2006年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年06月19日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | R1100S 【1998~2006年式】 | 56.4万円 | 4.0点 | 0422J74Z | 25,824km | ■ / ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | R1100S 【1998~2006年式】 | 46.2万円 | 4.2点 | 0422J7XZ | 29,099km | ■ / ■ |
| 3 | R1100S 【1998~2006年式】 | 39.0万円 | 4.2点 | 0422J54Z | 51,059km | ■ / ■ / ■ |
| 4 | R1100S 【1998~2006年式】 | 35.2万円 | 3.8点 | 0422J73Z | 56,854km | ■ / ■ |
| 5 | R1100S 【1998~2006年式】 | 32.4万円 | 4.2点 | 0422J64Z | 59,771km | ■ / ■ / ■ |
| 6 | R1100S 【1998~2006年式】 | 28.1万円 | 4.2点 | 0422J5XZ | 18,804km | ■ |
| 7 | R1100S 【1998~2006年式】 | 27.1万円 | 4.3点 | 0422J7XZ | 23,760km | ■ |
| 8 | R1100S 【1998~2006年式】 | 25.1万円 | 4.0点 | 0422JXXZ | 27,327km | ■ |
| 9 | R1100S 【1998~2006年式】 | 24.9万円 | 4.0点 | 0422J82Z | 26,020km | ■ / ■ / ■ |
| 10 | R1100S 【1998~2006年式】 | 22.3万円 | 4.3点 | 0422J63Z | 28,910km | ■ |
| 11 | R1100S 【1998~2006年式】 | 21.1万円 | 3.7点 | 0422J2XZ | 163,708km | ■ |
| 12 | R1100S 【1998~2006年式】 | 20.9万円 | 3.8点 | 0422J82Z | 64,920km | ■ |
| 13 | R1100S 【1998~2006年式】 | 19.9万円 | 4.0点 | 0422J02Z | 23,630km | ■ / ■ |
| 14 | R1100S 【1998~2006年式】 | 19.9万円 | 4.2点 | 0422J7XZ | 29,302km | ■ |
| 15 | R1100S 【1998~2006年式】 | 17.9万円 | 4.2点 | 0422J0XZ | 31,247km | ■ |
| 16 | R1100S 【1998~2006年式】 | 16.8万円 | 4.2点 | 0422J8XZ | 16,213km | ■ |
| 17 | R1100S 【1998~2006年式】 | 16.4万円 | 4.2点 | 0422J0XZ | 11,189km | ■ |
| 18 | R1100S 【1998~2006年式】 | 16.2万円 | 4.0点 | 0422J5XZ | 54,386km | ■ |
| 19 | R1100S 【1998~2006年式】 | 16.0万円 | 4.0点 | 0422J3XZ | 45,388km | ■ |
| 20 | R1100S 【1998~2006年式】 | 14.2万円 | 4.0点 | 0422J3XZ | 79,221km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【1998年式】R1100S 上位20台の取引額 (データ更新:2026年06月19日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【1999年式】R1100S 上位20台の取引額 (データ更新:2026年06月19日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【1999年式】R1100S | 46.2万円 | 4.2点 | 0422J7XZ | 29,099km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【1999年式】R1100S | 28.2万円 | 4.2点 | 0422J5XZ | 18,614km | ■ |
| 3 | 【1999年式】R1100S | 27.2万円 | 4.3点 | 0422J7XZ | 23,520km | ■ |
| 4 | 【1999年式】R1100S | 25.2万円 | 4.0点 | 0422JXXZ | 27,051km | ■ |
| 5 | 【1999年式】R1100S | 21.4万円 | 3.7点 | 0422J2XZ | 158,845km | ■ |
| 6 | 【1999年式】R1100S | 20.1万円 | 4.2点 | 0422J7XZ | 28,722km | ■ |
| 7 | 【1999年式】R1100S | 18.1万円 | 4.2点 | 0422J0XZ | 30,629km | ■ |
| 8 | 【1999年式】R1100S | 17.1万円 | 4.2点 | 0422J8XZ | 15,736km | ■ |
| 9 | 【1999年式】R1100S | 16.7万円 | 4.2点 | 0422J0XZ | 10,860km | ■ |
| 10 | 【1999年式】R1100S | 16.5万円 | 4.0点 | 0422J5XZ | 52,787km | ■ |
| 11 | 【1999年式】R1100S | 16.1万円 | 4.0点 | 0422J3XZ | 44,943km | ■ |
| 12 | 【1999年式】R1100S | 14.3万円 | 4.0点 | 0422J3XZ | 78,445km | ■ |
| 13 | 【1999年式】R1100S | 13.3万円 | 4.0点 | 0422J7XZ | 84,954km | ■ |
| 14 | 【1999年式】R1100S | 12.9万円 | 3.5点 | 0422J0XZ | 62,783km | ■ |
| 15 | 【1999年式】R1100S | 12.1万円 | 4.0点 | 0422J2XZ | 77,611km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2000年式】R1100S 上位20台の取引額 (データ更新:2026年06月19日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2001年式】R1100S 上位20台の取引額 (データ更新:2026年06月19日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2001年式】R1100S | 14.2万円 | 3.7点 | 0422J21Z | 44,114km | ■ / ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2002年式】R1100S 上位20台の取引額 (データ更新:2026年06月19日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2002年式】R1100S | 25.0万円 | 4.0点 | 0422J82Z | 25,757km | ■ / ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2002年式】R1100S | 21.2万円 | 3.8点 | 0422J82Z | 62,991km | ■ |
| 3 | 【2002年式】R1100S | 20.2万円 | 4.0点 | 0422J02Z | 22,928km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2003年式】R1100S 上位20台の取引額 (データ更新:2026年06月19日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2003年式】R1100S | 35.2万円 | 3.8点 | 0422J73Z | 56,854km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2003年式】R1100S | 22.4万円 | 4.3点 | 0422J63Z | 28,618km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2004年式】R1100S 上位20台の取引額 (データ更新:2026年06月19日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2004年式】R1100S | 56.4万円 | 4.0点 | 0422J74Z | 25,824km | ■ / ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2004年式】R1100S | 39.0万円 | 4.2点 | 0422J54Z | 51,059km | ■ / ■ / ■ |
| 3 | 【2004年式】R1100S | 32.4万円 | 4.2点 | 0422J64Z | 59,771km | ■ / ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2005年式】R1100S 上位20台の取引額 (データ更新:2026年06月19日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2006年式】R1100S 上位20台の取引額 (データ更新:2026年06月19日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています














