GPX レジェンド150【2016~19年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- 走行距離別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
GPX レジェンド150【2016~19年】 に関するこのページの内容
GPX レジェンド150【2016~19年】 買取査定に役立つ豆知識

ホンダなどの日本メーカーの現地下請け企業として着々と技術力と実績を高め、2007年より『ATV Panther(ATV パンサー)』として創業したタイ国第3位バイクメーカー・GPX。タイにおけるホンダ・ヤマハに次ぐ第3位のシェアを誇るようになった最大の原動力と言えるのが、同社が2016年のニューモデルとして送り出したクラシックスタイルのトラッカーである本機・Legend150(レジェンド150)です。
全長2,015mmのコンパクトボディに蛇腹タイプのカバーを履かせた正立式フォークとYSS製のツインショックと前後17インチブロックパターンタイヤを組み合わせ、オーソドックスなトラッカースタイルとなった本機レジェンド150。オートバイとしてはありふれた仕様でまとめ、誰もが親しみやすいキャラクター性こそが最大の特徴です。シンプルな構成であるがゆえに装備重量で130kgという軽さに加え、日本メーカーの下請けとして研究してきた軽快なハンドリングを武器とする現代的なストリートトラッカーに仕上げているのがセールスポイント。これはストリートファイターやスクータータイプのオンロード志向バイクが大多数を占めるタイでは新鮮なものとなり、若者たちを中心に歓迎され好評を博すこととなりました。
ガソリンとエタノールなどの工業用アルコールなどを混ぜた「ガソホール」という燃料が用いられるタイの燃料事情を反映し、シンプルな構造であるがゆえに堅牢性の高い空冷4ストロークSOHC単気筒エンジンを搭載。このエンジンにメンテナンス性を重視したキャブレターを組み合わせることで、ホンダ・スーパーカブシリーズに匹敵するほどのタフで信頼性の高いパワーユニットを実現しました。最高出力・最大トルクは共にメーカー非公表となっていたものの、現地メディアによる実測テストでは9.15PS相当のパワーが計測され、149ccのシングルキャブ仕様としては及第点以上の加速力を発揮し、フラットなトルク特性による扱いやすさが身上だと言えるでしょう。過激なハイスペックを追求しなかった分、製造コストを抑えることにも繋がり、タイ・バンコクにおける新車販売価格は55,800バーツ(日本円換算で約17万円強)とかなり競争力のあるプライスも強みとなり、本機レジェンド150を筆頭とする2016年のオンロードモデルは初年で1109台、翌2017年に3万台を突破するという驚異的なシェア拡大につながりました。
こうしてGPXというブランドを大きく飛躍させた本機レジェンド150ですが、その前に立ち塞がったのがカワサキ・エストレヤがタイ生産モデルとしてリニューアルを遂げたW250の弟分『W175』で、空冷4ストシングルにクラシカルなスタイルという本機と切磋琢磨しあい、タイのクラシックバイク市場の牽引役として活躍。マットカラーでよりクラシックバイク感を高めた派生モデルのレジェンド150Sで競争力を高め、2020年からはW175への対抗策の一環としてインジェクション化でパワーアップを果たした『レジェンド150 FI』へと進化しましたが、ハイパフォーマンスを求めるタイ国内ユーザーからの要望への答えと排ガス規制適合化のため、250ccの新型2気筒エンジンを搭載した『レジェンド250 TWIN』シリーズへとバトンを託し現役生活を終了。以後、今日現在までタイ国内ではW250のライバルとして強い存在感を放ち続けております。
現在の中古バイク市場においては、2018年6月から日本における正規販売店として立ち上げられたGPX JAPAN株式会社によって提供開始となりましたが、それ以前に一部法人によって海を渡ってきた個体を交えた車両が中心となって相場を形成中。年間で20万台にもおよぶ中古バイクが取引される中古バイク業界最大のマーケットである「業者間オークション」の取引記録を見てみますと、キャブレター仕様車であることを示すSYA309型のレジェンド150は実動車10件が記録されており、その平均取引価格は14万円台。2016年当時の新車販売価格が日本円にして約17万円であったことを踏まえると、かなり高いリセールバリューを維持していることがうかがえます。この10件のデータのうち、最高値を記録したのは試乗車上がりだと思われる総合評価6点の極上車で、走行距離わずか485kmという浅さや屋内保管で使用感がほとんどない車両状態などが高く評価されての結果となりました。また、それ以下の車両でもオーソドックスなトラッカースタイルを保ったライトカスタム車が15万円前後と高い水準で落札されているのは注目に値するポイント。これは日本法人であるGPXジャパンの代表を「ツキギレーシング」の代表として広く知られている月木博康氏が務めていることにより、ツキギ製アップマフラーなどが純正オプションに準じた形で提供されていることにちなむもので、これらパーツを用いてまとまりよく仕上げられたカスタム車は初年度モデルでも高値がつきやすい傾向にあります。2024年末、カワサキによって250ccクラシックバイクの代表的存在であったエストレヤの正統後継モデル・W230とメグロ S1がデビューを果たしたこともあり、再び250ccクラシックバイクに注目が集まっていることを踏まえると、ニューモデルへの乗り換え・買い替え、あるいは高額での売却を希望されるオーナー様にとっては高額買取に大いに期待できる好機と言ってもよく、買取査定だけでも受けてみる価値十分だと言えるでしょう。
GPXのブランド力を決定的なものへと高め、その地位を不動のものとしたオールドスタイルトラッカーのGPX レジェンド150シリーズで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、オートバイとしてシンプルな作りであるがゆえの車両各部の状態を的確に評価できる目利き力はもちろん、ガソホール対応エンジンという特性への正しい知識と理解、250ccクラシックというジャンルに関する最新の相場事情を買取価格に反映できる誠実さなど、流通数の少ない海外メーカー製バイクならではの「買取査定に関する不安感」を排除できる数々の要素が求められるというのが業界関係者の定説となっております。弊社バイクパッションはそうした重要な要素の数々を非常に高いレベルで満たしていることはもちろん、日本ではマイナーな海外メーカー製バイクや製造台数が極めて少ないレア車も多数取り扱ってきた実績に加え、中古バイク業界最高水準とお褒めを頂いている顧客満足度の高さにより、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
GPX・レジェンド150シリーズの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外メーカー製バイクの価値にも精通しているバイクパッションに!

車名/型式/年式 | GPX Legend150(GPX レジェンド150)/SYA309型/2016年モデル |
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発売年月 | 2015年(※2016年モデルとして販売開始) |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,015×全幅830×全高1,100mm・装備重量130kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高790mm・最低地上高200mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒・9.15PS/8,000rpm・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・11.5リットル |
新車販売価格 | 55,800バーツ(2016年当時レートで約17.2万円) |
ジャンル | ストリート・トラッカー |

【実働車|過去5年間の買取相場の推移】 GPX レジェンド150【2016~19年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年2月時点から 5 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】



【2024年 vs 2025年】



【2022年 vs 2025年】
取引台数

過去5年間の取引台数÷5
※データ更新:2025年02月07日

【状態別の取引額】 GPX レジェンド150【2016~19年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年2月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
18.6万円
18.6万円
1台

平均
最低
取引
14.3万円
12.6万円
6台

平均
最低
取引
14.4万円
14.4万円
2台

平均
最低
取引
10.0万円
10.0万円
1台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

不動
平均
最低
取引
5.2万円
5.2万円
1台

※データ更新:2025年02月07日

【走行距離別の取引額】 GPX レジェンド150【2016~19年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格
2025年2月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
0〜4999km | 最高 | 18.6万円 | 8台 |
平均 | 14.0万円 | ||
最低 | 10.0万円 | ||
![]() |
|||
0.5〜1万km | 最高 | 17.2万円 | 2台 |
平均 | 15.6万円 | ||
最低 | 14.0万円 | ||
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※データ更新:2025年02月07日

【カラー別の取引額】 GPX レジェンド150【2016~19年】
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買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年2月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
■ | 15.0 万円 | 6台 | ![]() |
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■ | 14.5 万円 | 2台 | ![]() |
||
■ / ■ | 10.0 万円 | 1台 | ![]() |
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■ | 14.4 万円 | 1台 | ![]() |
※データ更新:2025年02月07日

【実働車の取引価格帯】 GPX レジェンド150【2016~19年】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2025年2月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】






※データ更新:2025年02月07日

買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

GPX レジェンド150【2016~19年】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年02月07日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | GPX レジェンド150【2016~19年】 | 18.8万円 | 6.0点 | SYA309KB | 485km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | GPX レジェンド150【2016~19年】 | 17.4万円 | 4.5点 | SYA309JB | 5,758km | ■ |
3 | GPX レジェンド150【2016~19年】 | 16.2万円 | 4.8点 | SYA309KB | 1,690km | ■ |
4 | GPX レジェンド150【2016~19年】 | 14.6万円 | 4.3点 | SYA309JB | 646km | ■ |
5 | GPX レジェンド150【2016~19年】 | 14.6万円 | 4.8点 | SYA309KB | 783km | ■ |
6 | GPX レジェンド150【2016~19年】 | 14.1万円 | 4.8点 | SYA309JB | 8,960km | ■ |
7 | GPX レジェンド150【2016~19年】 | 13.1万円 | 4.7点 | SYA309KB | 3,155km | ■ |
8 | GPX レジェンド150【2016~19年】 | 13.1万円 | 4.8点 | SYA309JB | 948km | ■ |
9 | GPX レジェンド150【2016~19年】 | 12.7万円 | 4.8点 | SYA309JB | 138km | ■ |
10 | GPX レジェンド150【2016~19年】 | 10.1万円 | 3.5点 | SYA309KB | 903km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
