メグロ ジュニア S3【1956~59年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
メグロ ジュニア S3【1956~59年】 に関するこのページの内容
メグロ ジュニア S3【1956~59年】 買取査定に役立つ豆知識
戦後の混乱による雌伏の時を耐え忍び、1948年より生産ラインを完全再開させた目黒製作所(メグロ)でしたが、戦後の物資不足等の影響もあり、苦難の状況が続いたのは言うまでもありません。そんな中、軽二輪部門製造への舵を切り、復活の礎となったのが1950年11月より販売を開始したOHV単気筒エンジン搭載のメグロ ジュニアシリーズ。中でも1956年から59年にかけて製造販売されたS型シリーズ3代目のメグロ ジュニアS3の完成度は高く、今日現在でも多くの好事家たちを魅了し続けている逸品です。
メグロ製250ccの象徴とも言えるOHV単気筒エンジンは、初代にあたる50年生産のJ型比で3PS出力アップの10PSまで最高出力を強化。ストローク量に問題があったプランジャ式リアサスペンションの見直し、ロングホイールベース化などで実用性を大幅に高めた点が評価を底上げしました。今日の技術水準からするとロースペックではあるものの、タフで実用的な出力特性は今なお評価に値するもので、3,000回転前後から十分なトルクを発揮。鋼管ループ型フレームは低重心をモットーに設計された節があり、エンジンマウントの低さとの相乗効果で直進安定性は極めて良好。エンジンはある程度スロットルを開けるのが必須条件ですが、旧い「単車」らしい大きめのエキゾースト音と共によく回り、オートバイを走らせているという実感が堪能できます。2021年現在、復刻メグロ第2弾としてジュニア250が注目を集めていることを踏まえると、電子制御デバイス全盛期だからこそ見直される魅力の持ち主であることが伺えるでしょう。メッキ仕上げの美しいティアドロップ型タンク、完全に直立したシリンダーだからこそのエンジン造形など、どれを取っても旧車感満載。メグロ独自のサドルシート、タイヤを覆いつくさんばかりの大きなフェンダーなど、ヴィンテージバイク好きならば一度は乗ってみたいと思わせるマシンのひとつです。
現在の中古バイク市場においては、大ヒットを飛ばした後年のメグロ 250SGと比べると圧倒的に玉数は少なく、直近12ヶ月内の取引台数は皆無。それだけに大手バイク買取業者でも扱いが非常に難しく、査定担当者の目利き力と技量が試される車種のひとつとして認知されております。
そんなメグロ S3ではありますが、弊社バイクパッションにおきましては、カワサキ・ZシリーズやW1シリーズを始めとするヴィンテージバイクに造詣の深いメカニック畑出身の熟練査定スタッフが担当。前期型の特徴である19インチタイヤ、後期型の18インチタイヤといった細かい差異も含め、あらゆる点を徹底的にチェック。取引量に乏しく、統計的データを語ることが難しいマシンながら、不動車両でも20万円以上が十分期待できるよう、現オーナー様のご期待に応える体制を整えております。製造年が60年以上の単車だけに、メッキやエンブレムの欠損といった訳あり車両も大歓迎。誠実にひとつひとつの箇所を拝見させて頂き、オーナー様が心から納得いただけるよう、全力でご相談に乗らせていただくことをお約束いたします!
車名/型式/年式 | メグロ S3/S3型/1956年モデル |
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発売年月 | 1956年4月 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,175×全幅820×全高1,075mm・重量167kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高740mm・最低地上高120mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV単気筒・10ps/5,000rpm・47km/1L(1956年当時実測値。40km/h) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | ・キャブレター・13リットル |
新車販売価格 | 18.2万円(1956年当時) |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 メグロ ジュニア S3【1956~59年】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 メグロ ジュニア S3【1956~59年】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 メグロ ジュニア S3【1956~59年】
【状態別買取額の目安】
不動
平均
最低
取引
34.0万円
34.0万円
1台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 メグロ ジュニア S3【1956~59年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 メグロ ジュニア S3【1956~59年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
メグロ ジュニア S3【1956~59年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月19日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【事故 不動 故障車】 メグロ ジュニア S3【1956~59年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月19日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | メグロ ジュニア S3【1956~59年】 | 34.2万円 | 0点 | S3-59- | 7,817km | ■ |
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【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています