ランナーFXR125 SP【1999~2002年】毎週更新の買取査定相場
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- 上位20台の取引額
ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で190%上昇。対3年前比で180%上昇しています。
最も高く売れるカラーリングは赤/銀となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて1.1~30.8万円です。
ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 買取査定に役立つ車両解説
ジレラ・ランナーは、1997年にピアジオ・グループ傘下のジレラ・ブランドから登場したスポーツ系スクーターである。デザインを手掛けたのはイタリアのデザイン会社「マラベーゼ・デザイン」を率いるルチアーノ・マラベーゼで、当時の量産スクーターとしては極めて個性的な、シャープなフロントマスクと尖ったテールエンドを持つラディカルな造形が大きな話題を呼んだ。シリーズはまず50cc 2ストロークから出発し、続いて125cc、180ccという排気量バリエーションへと拡大していった。
その中で、本記事の主役であるランナー125 SPは、1999年に追加投入された125cc 2ストローク仕様「FX 125」の上級スポーツ・グレードである。基本となるFX 125(1998年デビュー、車体型式ZAPM07000)に対し、リアブレーキの仕様変更、専用グラフィック、若干の価格上昇を伴って差別化された。シリーズ全体の中で、125 SPは「最も手頃な排気量で本格スポーツ仕様を選びたい層」に向けて位置付けられた存在である。
スタイリングはランナー50、125、180で基本骨格を共有しており、SPグレードはレーシーなカラー&デカール処理によって視覚的な特別感を演出する。総じて、シリーズの中で兄貴分の180SPやFXR180と並び、ジレラ・ランナー2ストローク世代の「走り重視ライン」を構成するモデルである。
エンジンは水冷2ストローク単気筒、排気量124ccのピアジオ製ユニットを搭載する。吸気はリードバルブ式、燃料供給はキャブレターによる。出力はおおむね15馬力前後(仕様・地域により10〜15馬力のレンジで表記が異なる)とされ、車重に対して十分な動力性能を備える。スターターはセル始動を主体としつつ、キックスターターによる始動も可能な構成を採る。
駆動系は自動遠心式クラッチとCVT(ツイスト&ゴー)の組み合わせで、最終駆動はベルト式である。マニュアル変速操作は存在せず、運転操作は基本的にスロットルとブレーキのみで完結する。
車体はピアジオ・グループのスポーツ系スクーターに共通する、コンパクトなチューブラー・フレームを採用する。フロントサスペンションは油圧テレスコピックフォーク、リアはエンジンを揺動アームの一部として活用するユニットスイング式とサイドショックの組み合わせ。ホイールは12インチ・アルミ製、タイヤサイズはフロント120/70-12、リア130/70-12を指定する。
ブレーキは、ベースのFX 125がフロント・ディスク/リア・ドラムであるのに対し、SP仕様はリア側もディスク化されている点が機構上の主要な差別化要素である。フロントは240mm前後のシングルディスクにグリメカ(Grimeca)製キャリパー、リアもシングルディスク+シングルピストン・キャリパー構成を採る。
デジタル表示を組み合わせたメーター、シート下収納スペース、リアグラブレールおよびトップケース用ステーを備え、スポーツ性能と日常実用性を両立させた構成となっている。乾燥重量はおおむね120〜125kg、燃料タンク容量はSP仕様において9L前後とされる。
兄弟車として最も重要なのは、シリーズ内のRunner FX 125(リアドラム仕様、より廉価なベース・グレード)と、上位排気量のRunner FXR 180(FX/SP系列180、1998〜2000年)、その後継であるRunner 180 SP(1999年〜、シリーズ最強の2ストローク仕様)である。FX 125 SPはこれらの中間に位置し、コスト・出力・操作性のバランスを取った位置付けにある。さらに上位には4ストローク化されたVX 125(2001年〜)、VXR 180(2001〜2008年)、VXR 200(2002〜2008年)といった4スト系統が控え、シリーズ後半は4スト中心の体制へと移行していく。
ライバル車として直接競合したのは、同時期にイタリア勢が送り出していたアプリリアSR125、イタルジェット・ドラッグスター125、マラグーティ・F12フェニックス125といった2ストローク・スポーツスクーター群である。中でもアプリリアSRはピアジオ・グループ内で兄弟関係に近いコンポーネントを多用しており、機械的には近縁である一方、ブランド色とスタイリング哲学が異なる。日本国内では、ホンダ・ジャイロ系統やヤマハ・ジョグ/BW'S 125、スズキ・アドレスV125(後年)など、より実用寄りのスクーターが主流であり、ランナー125 SPのような「2ストローク・スポーツスクーター」というジャンルは、欧州市場ほど明確には形成されていなかった。
モデルの変遷
1997年、ランナー・シリーズが50cc 2ストローク仕様で欧州市場デビュー。
1998年、125cc 2ストローク「FX 125」(車体型式ZAPM07000)が追加。同年、180cc 4ストローク「FXR 180」(実態は4ストローク版の最大排気量モデル)も登場。
1999年、125cc 2ストロークの上位グレードとして「FX 125 SP」が追加投入される。リアディスクブレーキ化、専用グラフィック、燃料タンク容量の変更などが施され、スポーツ系上級モデルとして差別化された。同年、より過激な2ストローク仕様「Runner 180 SP」も登場し、シリーズの2ストローク・スポーツ路線が確立する。
2001年、4ストローク化された「VX 125」(124cc)が追加され、シリーズの動力源転換が始まる。
2002年、欧州排出ガス規制の段階的強化を受け、2ストローク125ccの「FX 125 SP」は同年をもって生産終了。後継は4ストロークのVX 125および後年のST 125に引き継がれた。
2005年、シリーズ全体が大規模リニューアル(第2世代化)。
2009年、新世代モデル群へ移行。
2016年、ランナー125系統が販売終了し、ランナー・シリーズの歴史に幕を閉じた。
なお、欧州本国の正規型式呼称においては125ccに「FXR」の表記は用いられないが、アフターマーケットのパーツカタログや一部ディーラー資料、並行輸入経路の表記において、180のFXRと混同される形で「FXR 125」と呼ばれた例が存在することは前述の通りである。
市場動向と中古車としての価値
ランナー125 SPは、欧州市場(特に英国、イタリア、ドイツ、フランス)で1999〜2002年にかけて多数が販売されたため、欧州中古市場では現在も比較的入手しやすい。状態の良い個体で£800〜£2,000程度、走行少・整備履歴明確な個体ではそれ以上の価格帯を形成する場合もある。
日本市場では、ジレラ・ランナーの125 SPに該当する2ストローク仕様は正規輸入実績が乏しく、現存個体の多くは並行輸入車である。状態と書類整備の有無によって価格は大きく変動する。
維持の観点では、ピアジオ・グループの共通コンポーネントを多く活用しているため、駆動ベルト、バリエータ・ローラー、スパークプラグ、ブレーキパッドといった一般消耗部品の入手性は欧州ルートを使えば現在も悪くない。一方、エンジン特有の2ストロークオイル管理、リードバルブの状態確認、エキゾーストの腐食対策は購入時の重要なチェック項目となる。チューニング・パーツ市場が非常に充実しており、シリンダー、ピストン、エキゾースト、CDIなどの社外品が現在でも流通している点もランナー125 2ストロークの特徴である。タイミング・キャリパー周辺(特にグリメカ製キャリパー仕様か後期キャリパー仕様か)によって対応パーツ番号が異なる場合があるため、購入時の確認は必須である。
ランナー125 SPは、現代の二輪市場ではほぼ絶滅した「2ストローク・スポーツスクーター」という稀有なジャンルを代表する一台である。その本質は、量産スクーターの実用性を維持したまま、軽量2ストローク・エンジン特有の鋭いレスポンスとピーキーな加速感を日常移動に持ち込むという、極めて挑発的な企画にある。ジレラ/ピアジオ・グループは、後にこのカテゴリーを4ストローク化していくことになるが、その過渡期に確かに存在した「2ストローク・スクーターの最後の煌めき」を体現するモデルが本車である。
性能面では、15馬力前後という出力は現代の感覚では控えめに思えるが、120kg台の軽量車体と組み合わさることで、実走行では十分以上の俊敏さを発揮する。リアディスクブレーキの追加は単なるスペック追加ではなく、スポーティに走らせた際の制動感のコントロール性を大きく改善する実用的な差別化であった。SPというグレード呼称が単なる装飾ではなく、走行性能に直結する変更を含んでいた点は、シリーズの中でも特筆すべき側面である。
現代の中古市場では、欧州製2ストローク・スポーツスクーターの動態保存対象として、欧州を中心に根強いファン層を獲得している。ジレラ・ブランドが「個性派スクーター・メーカー」としての存在感を最も強く発揮していた時代の象徴的な一台として、その価値は今後も維持されると考えられる。
| 車名/型式/年式 | Gilera Runner FX 125 SP / M0700型 / 1999〜2002年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1999~2002年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1720(幅)720 (高さ)1150 (重さ)約125kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)815 / (最低地上高)-- |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷2ストローク単気筒・15馬力前後 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル始動(キック併用)・キャブレター(リードバルブ吸気)/9L |
| ジャンル | スクーター |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 ランナーFXR125 SP
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年09月11日
【状態別の買取相場】 ランナーFXR125 SP
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
33.6万円
33.6万円
1台
平均
最低
取引
12.6万円
4.4万円
11台
平均
最低
取引
6.3万円
2.0万円
5台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
8.9万円
2.1万円
12台
※データ更新:2026年09月11日
【走行距離別の買取相場】 ランナーFXR125 SP
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 33.6万円 | 6台 |
| 平均 | 17.7万円 | ||
| 最低 | 10.0万円 | ||
| 0.5〜1万km | 最高 | 19.4万円 | 3台 |
| 平均 | 16.7万円 | ||
| 最低 | 12.5万円 | ||
| 1〜2万km | 最高 | 7.4万円 | 4台 |
| 平均 | 4.8万円 | ||
| 最低 | 2.0万円 | ||
| 2〜3万km | 最高 | 8.2万円 | 3台 |
| 平均 | 5.3万円 | ||
| 最低 | 2.2万円 | ||
|
不明 メーター改 |
最高 | 12.0万円 | 1台 |
| 平均 | 12.0万円 | ||
| 最低 | 12.0万円 | ||
※データ更新:2026年09月11日
【カラー別の買取相場】 ランナーFXR125 SP
- ■ ■
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- ■
- ■
- ■
- ■
- その他
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ | 19.5 万円 | 6台 | |||
| ■ | 6.7 万円 | 3台 | |||
| ■ | 3.7 万円 | 2台 | |||
| ■ | 11.1 万円 | 2台 | |||
| ■ | 2.2 万円 | 1台 | |||
| ■ | 10.0 万円 | 1台 | |||
| その他 | 12.3 万円 | 2台 | |||
※データ更新:2026年09月11日
【実働車の取引価格帯】 ランナーFXR125 SP
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年09月11日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年09月11日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 33.8万円 | 4.7点 | M0700003 | 3,891km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 19.8万円 | 4.0点 | M0700003 | 3,146km | ■ / ■ |
| 3 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 19.6万円 | 3.7点 | M0700003 | 8,603km | ■ / ■ |
| 4 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 19.0万円 | 3.8点 | M0700003 | 3,715km | ■ / ■ |
| 5 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 18.4万円 | 4.2点 | M0700003 | 7,489km | ■ / ■ |
| 6 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 14.1万円 | 4.2点 | M0700003 | 4,260km | ■ |
| 7 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 12.6万円 | 4.0点 | M0700003 | 6,600km | ■ |
| 8 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 12.1万円 | 3.3点 | M0700003 | 4,037km | ■ |
| 9 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 10.3万円 | 4.2点 | M0700003 | 4,494km | ■ |
| 10 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 10.1万円 | 3.0点 | M0700003 | 3,637km | ■ |
| 11 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 8.1万円 | 3.5点 | M0700003 | 20,688km | ■ |
| 12 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 7.3万円 | 3.8点 | M0700003 | 15,701km | ■ / ■ |
| 13 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 5.3万円 | 3.3点 | M0700003 | 23,627km | ■ |
| 14 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 5.3万円 | 4.0点 | M0700003 | 17,899km | ■ |
| 15 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 4.3万円 | 4.0点 | M0700003 | 17,790km | ■ |
| 16 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 2.0万円 | 3.0点 | M0700003 | 23,169km | ■ |
| 17 | ランナーFXR125 SP【1999~2002年】 | 1.8万円 | 3.2点 | M0700003 | 18,963km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています







