FXB スタージス【80~83年ショベル/84年EVO】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
FXB スタージス【80~83年ショベル/84年EVO】 に関するこのページの内容
FXB スタージス【80~83年ショベル/84年EVO】 買取査定に役立つ豆知識

1977年、”御大”ウィリーGの手により、ファクトリーカスタムモデルの始祖として生を受けたFXS ローライダー。ローライダーがアメリカンバイク界にとてつもなく大きな改革をもたらしたのはハーレーファンなら誰もが知るところ。しかし、双子の兄弟FXB Stugis(FXB スタージス。またはFXB-80 スタージス)もまた、近代ハーレーを語る上で欠かせないレガシーを遺した存在でしょう。
アメリカはサウスダコタ州にある町の名を冠した本機は、同じ1980年モデルのFXSローライダー(FXS-80ローライダー)をベースにドラッグバーハンドルとオレンジレッドのアクセントが目を惹くルックスが特徴ですが、真に注目すべきポイントは駆動部分。プライマリ・セカンダリのふたつのドライブにタイミングベルトを用い、ツインベルトシステムを初めて実用レベルで採用したモデルとなりました。パッと見た限りではショベルのローライダーですが、84年以降のエボリューション搭載モデルの全てにタイミングベルトによる二次駆動システムが採用された事実を踏まえると、メンテナンスフリー化によるH-Dマシンの普及に大きく貢献した功労者だと言えるでしょう。基本構成としてはベルトドライブ方式を採用した同年のFXSBローライダーと共通ですが、FXSBが2本出しテーパードマフラーであるの対し、本機FXBスタージスはマフラーエンド付近で2in1化、フルブラックアウト化されたエンジンデザイン、そして前述のオレンジレッドによるアクセントで差別化が図られており、H-Dのイメージカラーを前面に押し出したモデリング。残念ながら、オリジナルにあたるFXSBローライダーの好調なセールスにより、1982年半ばにて生産を終了し、翌83年は完全なキャリーオーバーモデルとして若干の販売台数を記録し一度は舞台を降りることに。同年デビューのFXWGワイドグライドと比べるといささか地味な印象を受けますが、新エンジン・エボリューションの登場とともに1984年に復活し、エボリューション搭載モデルの原点として、後の後継モデルたちへのバトンタッチをもっとも華々しい形で実現したと言えるでしょう。余談ながら、車名となったスタージスは1938年にH-D最大のライバルであるインディアン・モーターサイクルのオーナーズクラブが創設したバイクの祭典とも言えるイベントとしても知られており、スタージス・モーターサイクル・ラリーが正式名称。メンテナンスフリー化というアドバンテージにより、同イベントへの意欲と敬意を示した当時のウィリー・Gの意気込みが伺い知れる背景はなかなかに興味をそそられる浪漫ポイントのひとつです。
今日現在の中古バイク市場では、オリジナルであるFXS-80ローライダーたちの影に隠れたマイナーモデル、といった印象を持たれていましたが、ヴィンテージハーレーブームによって再評価が進んだことで車両評価が大きく上昇。それに伴い、業者間取引の場でも玉数は少なめながら100万円を超える取引額での成約も珍しくなくなりました。初年度にあたる80年モデルからロールアウトした83年モデルまで諸元が変わらぬことから、その他ショベルヘッドエンジン搭載のヴィンテージハーレーと比べ、製造年と車両状態が車両評価額におけるウェイトの大部分を占める傾向にあります。「漆黒のVツイン」という謳い文句によるイメージが強かったためか、オリジナルペイントを保ったままのノーマルに近い個体が多く、エンジンコンディションやノーマルパーツの欠品数で車両評価額が決まりやすく、ショベルヘッド搭載モデルとしてはエボリューションを始めとする近代ハーレーに近い取引状況だと言えるでしょう。できるだけ高く手放したい、というオーナー様にとって、もっとも重要なポイントとなるのはFXBスタージスというモデルに関する造詣の深さ、ショベルヘッドエンジン搭載モデルとしての希少性、そしてヴィンテージハーレーならではのコンディションを正確に見極めることができる業者に任せることですが、ハーレーに関する造詣の深さと業界最高峰の顧客満足度を誇る弊社バイクパッションであれば心配はご無用。FXBスタージスの現オーナー様が心から満足いただける高額買取を実現させていただきます。もちろん、84年のエボリューション搭載モデルも大歓迎、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
近代ハーレーの礎を築いたFXB スタージスの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!
解説記事更新日:2023年11月18日

車名/型式/年式 | FXB Sturgis(FXBスタージスまたはFXB-80)/1980年モデル |
---|---|
発売年月 | 1980年~1982年(ショベルヘッド)/1984年~(エボリューション) |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,336.8×全幅737×全高1,060mm・乾燥重量260.8kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高685.8mm・最低地上高146mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV V型2気筒1,337cc(コーンショベル)・67PS/5,800rpm・--km/l(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル&キック併用・キャブレター・13.25リットル |
新車販売価格 | $5,687(198年当時) |
ジャンル | ハーレー ショベル |

- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 FXB スタージス【80~83年ショベル/84年EVO】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2023年12月時点から96ヵ月間遡った数字
【取引価格帯と構成比】






※データ更新:2023年11月24日
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 FXB スタージス【80~83年ショベル/84年EVO】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2023年12月時点から96ヵ月間遡った数字
【取引価格帯と構成比】






※データ更新:2023年11月24日

【状態別の取引額】 FXB スタージス【80~83年ショベル/84年EVO】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2023年12月時点から96ヵ月間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
147.6万円
140.2万円
2台

平均
最低
取引
62.6万円
62.6万円
1台

不動
平均
最低
取引
89.1万円
76.3万円
2台

※データ更新:2023年11月24日

- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去8年間の買取相場の推移】 FXB スタージス【80~83年ショベル/84年EVO】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2023年12月時点から96ヵ月間遡った数字
【平均買取相場の変動】

【2022年間 vs 2023年間】

【2020年間 vs 2023年間】
取引台数

過去4年間の取引台数÷4
※データ更新:2023年11月24日
【事故 不動 故障車|過去8年間の買取相場の推移】 FXB スタージス【80~83年ショベル/84年EVO】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2023年12月時点から96ヵ月間遡った数字
【平均買取相場の変動】

【2022年間 vs 2023年間】

【2020年間 vs 2023年間】
取引台数

過去4年間の取引台数÷4
※データ更新:2023年11月24日

買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

- 事故 不動車
- 実働車
FXB スタージス【80~83年ショベル/84年EVO】 上位20台の取引額 (データ更新:2023年11月24日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | FXB スタージス【80~83年ショベル/84年EVO】 | 155.2万円 | 4.0点 | 1BDK17BY | 31,529km | ■ |
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2 | FXB スタージス【80~83年ショベル/84年EVO】 | 140.4万円 | 3.5点 | 1BDK15BY | 35,452km | ■ |
3 | FXB スタージス【80~83年ショベル/84年EVO】 | 62.8万円 | 3.2点 | 1BDK16BY | 61,796km | ■ |
【事故 不動 故障車】 FXB スタージス【80~83年ショベル/84年EVO】 上位20台の取引額 (データ更新:2023年11月24日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | FXB スタージス【80~83年ショベル/84年EVO】 | 102.0万円 | 0点 | 1BDK19CY | 18,873km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | FXB スタージス【80~83年ショベル/84年EVO】 | 76.5万円 | 0点 | 1BDK18CY | 62,228km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
