グラジア125 (GRAZIA)毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
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- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
グラジア125 (GRAZIA) の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて-0.5~6.5万円です。
グラジア125 (GRAZIA) 買取査定に役立つ車両解説
Honda GRAZIA 125は、2017年11月にインド市場で発売された125ccスクーターです。従来のActiva 125が保守的なファミリー層を対象としていたのに対し、GRAZIAは若年層と都市部のスタイル重視ユーザーをターゲットとした「アーバン・アドバンスド」コンセプトのモデルとして開発されました。インド市場では2023年に生産終了となりましたが、ネパールなど輸出向けには現在も販売が継続されており、日本国内でも並行輸入車として入手可能な一台です。
2017年当時、インド125ccスクーター市場ではSUZUKI Access 125が圧倒的なシェアを誇っていました。これに対抗するため、Honda Motorcycle & Scooter Indiaは、このクラスで初となるLEDヘッドライトとタコメーター付きデジタルメーターを装備したGRAZIAを投入しました。従来のActiva 125が金属ボディであったのに対し、GRAZIAは樹脂製ボディを採用することで、鋭利なラインを持つ攻撃的なデザインと軽量化を両立させています。発売から2.5ヶ月で5万台を販売し、成功を収めました。
GRAZIAのモデルライフは、インドの排出ガス規制であるBS規格の移行に合わせて、大きく2つのフェーズに分かれます。前期型のBS4仕様(2017年11月から2020年3月)は、124.9ccのHET(Honda Eco Technology)エンジンを搭載し、燃料供給はキャブレター方式でした。エンジンのボア×ストロークは52.4mm×57.9mmでスクエアに近い設計となっており、最高出力は6.35kW(8.52bhp)を6,500rpmで、最大トルクは10.54Nmを5,000rpmで発生します。ARAI認証燃費は60km/Lを記録しました。この時期に2018年2月から3月製造分を対象としたリコールが実施されており、フロントフォークのボルトフランジ(10×42)の硬度不足により5.6万台が無償点検・交換の対象となっています。
後期型のBS6仕様(2020年6月から2023年)では、排出ガス規制対応のため大規模なアップデートが実施されました。エンジンは低フリクション技術であるeSP(エンハンスド・スマート・パワー)を採用した新設計となり、ボア×ストロークが50.0mm×63.1mmへ変更され、完全なロングストローク型へと進化しています。これにより、フリクション低減と燃費効率、静粛性が大幅に向上しました。最高出力は6.07kW(8.14bhp)を6,000rpmで、最大トルクは10.3Nmを5,000rpmで発生します。燃料供給は電子制御燃料噴射であるPGM-FI(プログラムド・フューエル・インジェクション)となり、始動性が改善されました。特筆すべきは、ACGスターターの採用によりセルモーターのギア音がしない「サイレントスタート」を実現した点です。車体面では最低地上高が155mmから171mmへ16mm向上し、給油口がシート下から外部へ移動したことで利便性が劇的に改善されています。
GRAZIAには主にStandard仕様とDeluxe仕様が存在します。Standard仕様はドラムブレーキとスチールホイールの組み合わせで、Deluxe仕様はフロントディスクブレーキとアロイホイールを装備します。足回りはフロント12インチ、リア10インチの異径ホイールを採用しており、高い直進安定性と軽快なハンドリングを両立しています。2021年に追加されたSports Editionは専用グラフィックと視覚的な差別化が図られています。さらに2021年後半には、MotoGPマシンのカラーリングを模した「Repsol Honda Team Edition」も追加設定され、スポーティなイメージを強固にしました。全グレード共通でLEDヘッドライト、タコメーター付きデジタルメーター、3段階エコスピードインジケーターを標準装備しており、燃料タンク容量は5.3L、シート下収納は18Lとなっています。
GRAZIAは日本国内での正規販売は行われておらず、インドおよび周辺国向けの輸出専用モデルです。インド国内では2023年7月頃に生産終了となりDio 125へ統合されましたが、ネパールなど輸出向けには現在もBS6仕様をベースとしたモデルが現行車種として販売されています。日本国内で流通しているGRAZIAは全て並行輸入車で、保証内容は販売店ごとに異なります。
価格競争力において、2017年の発売当初、GRAZIAは最大のライバルであるSUZUKI Access 125の54,302ルピー(約9.5万円)に対して、57,897ルピー(約10.1万円)と、約6,000円差のプレミアム価格で勝負していました。しかし2020年のBS6化に伴い、その差は拡大しました。Access 125が64,800ルピー(約9.3万円)、TVS Ntorq 125が65,975ルピー(約9.4万円)で登場したのに対し、GRAZIAは73,336ルピー(約10.5万円)まで上昇しました。ライバルより1万円以上高額になったことが、コストパフォーマンスに厳しいインド市場での苦戦を招く一因となりました。インド政府の統計によると、2017-18年度の1人当たり国民所得は月収約9,400ルピー(約1.6万円)です。
BS4のキャブレターモデルでは、寒冷時の始動にチョーク操作が必要な場合があります。樹脂製ボディは軽量化に貢献していますが、走行距離が伸びるとカウルの継ぎ目からビビリ音が発生しやすい傾向があります。部品入手に関しては、消耗品は互換品が存在する場合も多いですが、専用の外装パーツ等はインドからの取り寄せとなり時間を要します。並行輸入車という性質上、正規ディーラーでのサポートは受けられないため、購入店でのアフターサービス体制を事前に確認することが重要です。
日本国内の中古車相場は、5万円から15万円の範囲で推移しています。年式や走行距離によって価格は変動しますが、並行輸入車という特性上、国産同排気量車と比較すると低価格帯での取引が中心となっています。並行輸入車のため、輸入車に強い専門店での査定が推奨されます。ネパール等では現在も現行モデルとして販売されており、輸入新車も一部の専門店で取り扱われています。インド市場では発売初期に高い評価を受け、2.5ヶ月で5万台という販売実績を記録しましたが、2023年の生産終了により現在はDio 125へと移行しています。日本国内では、低価格で個性的なデザインの125ccスクーターを求める層からの需要が存在しています。
なお、これらの価格や買取相場は2025年執筆時点のデータに基づいた参考値です。日本円換算は当時のレートです。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
Honda GRAZIA 125は、インド市場において若年層をターゲットとしたスタイリッシュな125ccスクーターとして2017年に登場し、LEDヘッドライトやデジタルメーターといった先進装備で市場に新風を吹き込みました。BS6規制対応により技術的にも大きく進化を遂げましたが、インド国内では2023年に生産終了となっています。日本国内では並行輸入車として流通しており、低価格で個性的なスクーターを求めるユーザーにとって魅力的な選択肢となっています。購入を検討される際は、バイクパッションでの査定や相場確認をお勧めします。
| 車名/型式/年式 | Honda GRAZIA 125 / - / 2017-2023年 |
|---|---|
| 発売年月 | 2017年11月(インド) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 2017年式 (BS4):全長1,812mm 全幅697mm 全高1,146mm・107kg(装備)/ 2020年式 (BS6):全長1,829mm 全幅707mm 全高1,167mm・108kg(装備) |
| シート高・最低地上高(mm) | 2017年式 (BS4):766mm・155mm / 2020年式 (BS6):未発表・171mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 2017年式 (BS4):空冷4ストローク単気筒 (HET/キャブレター)・6.35kW (8.52bhp) @ 6,500rpm・不明 (実燃費40-45km/L程度) / 2020年式 (BS6):空冷4ストローク単気筒 (eSP/PGM-FI)・6.07kW (8.14bhp) @ 6,000rpm・不明 (実燃費45-50km/L程度) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 2017年式 (BS4):セル&キック併用・キャブレター / 2020年式 (BS6):セル&キック併用 (ACGスターター)・PGM-FI (電子制御燃料噴射) / 5.3L(共通) |
| 新車販売価格 | 2017年式 (BS4スタンダード):57,897ルピー(約10.1万円, デリー車両本体価格)・日本国内輸入新車実勢: 約14.9万円〜 / 2020年式 (BS6スタンダード):73,336ルピー(約10.5万円, デリー車両本体価格)・日本国内輸入新車実勢: 約18万円〜19.8万円 ※全て当時のレート換算 |
| ジャンル | スクーター |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 グラジア125 (GRAZIA)
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年02月06日
【状態別の買取相場】 グラジア125 (GRAZIA)
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
6.4万円
5.0万円
2台
平均
最低
取引
6.8万円
3.8万円
4台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
4.3万円
0.3万円
4台
※データ更新:2026年02月06日
【走行距離別の買取相場】 グラジア125 (GRAZIA)
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 9.8万円 | 4台 |
| 平均 | 6.1万円 | ||
| 最低 | 3.8万円 | ||
![]() |
|||
| 0.5〜1万km | 最高 | 7.8万円 | 1台 |
| 平均 | 7.8万円 | ||
| 最低 | 7.8万円 | ||
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|||
| 3〜5万km | 最高 | 7.8万円 | 1台 |
| 平均 | 7.8万円 | ||
| 最低 | 7.8万円 | ||
![]() |
|||
※データ更新:2026年02月06日
【カラー別の買取相場】 グラジア125 (GRAZIA)
- ■
- ■
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業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 7.8 万円 | 3台 | ![]() |
||
| ■ | 5.8 万円 | 2台 | ![]() |
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| ■ | 5.0 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年02月06日
【実働車の取引価格帯】 グラジア125 (GRAZIA)
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年02月06日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
グラジア125 (GRAZIA) 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月06日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | グラジア125 (GRAZIA) | 10.0万円 | 4.5点 | JF499DJU | 3,823km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | グラジア125 (GRAZIA) | 8.0万円 | 3.7点 | JF499LHU | 36,229km | ■ |
| 3 | グラジア125 (GRAZIA) | 8.0万円 | 5.2点 | JF49JEKW | 8,648km | ■ |
| 4 | グラジア125 (GRAZIA) | 5.2万円 | 5.2点 | JF499CJU | 1,039km | ■ |
| 5 | グラジア125 (GRAZIA) | 4.0万円 | 4.0点 | JF499FJU | 2,644km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





02月11日〜02月17日