LS125R【1995~2002年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
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- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
LS125R【1995~2002年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは銀となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて2.0~13.9万円です。
LS125R【1995~2002年】 買取査定に役立つ車両解説
Honda LS125Rは、1995年後期にタイ市場で発売された水冷2ストローク単気筒のスポーツモデルです。123.5cc、24馬力、96.7kgという軽量高出力設計で当時のタイで支持を集め、日本国内でも2ストローク愛好家から高い人気を誇ります。
1990年代中盤の東南アジア市場では、日常用アンダーボーン(Honda Nova Dash等)と本格スポーツ(Honda NSR150等)の中間を埋めるモデルが求められていました。LS125Rは「アンダーボーンの手軽さ」と「フルサイズスポーツの剛性」を融合した都市型スポーツとして企画されました。Kawasaki Leo StarやYamaha Touchへの対抗馬として市場投入され、Honda Beat R(LS110)の後継にあたりますが、水冷化と6速化により別物へと進化しています。
初期型は1995年から1997年にかけて生産され、蛍光色グラフィックが特徴でした。1998年以降は排ガス規制対応で後期型「New LS125R」へ移行し、マフラー構造とキャブセッティングが変更されました。派生モデルとしてドラムブレーキ仕様のLS125Dが存在しましたが流通は稀です。2000年代初頭、EURO2相当の排ガス規制強化により生産終了を迎え、その役割は2つの4ストロークモデルに分割継承されました。水冷エンジンのDNAや機動性はアンダーボーンのHonda Sonic 125へ、フルサイズスポーツとしての地位はHonda CBR150Rへと引き継がれました。特に後者については、欧州向けの「CBR125R」ではLS125R(24馬力)のパワーに慣れたタイのユーザーを満足させられないため、現地向けには排気量を拡大しDOHC化したCBR150Rが投入されたという経緯があります。
エンジンは水冷2ストローク単気筒123.5ccで、ボア55.0mm×ストローク52.0mmのショートストローク設計により高回転型です。圧縮比7.0:1、最高出力24馬力を9,000回転、最大トルク1.97kg-m(19.3Nm)を8,000回転で発生します。排気タイミングを可変制御するRCバルブは非搭載で、NSR150SPと異なりコストダウンとメンテナンス性を重視しています。カタログ記載の排気浄化触媒やリードバルブ吸気は可変排気タイミング機構ではありません。このため低回転トルクが細く7,000回転以上で爆発的に吹け上がるピーキーな性格です。燃料供給はKeihin PE24キャブレター、始動はキックのみ、点火はCDI電子進角、トランスミッションは6速リターン式です。燃料タンク10.5リットル、2ストロークオイルタンク1.2リットルの分離給油方式です。
車体はツインチューブ・ダイヤモンドフレームで、エンジンを剛性部材として利用する設計です。Nova Dashに対し圧倒的なねじれ剛性を持ちます。乾燥重量96.7kgは現代の125ccスポーツ(CB125R等で約130kg)より30kg以上軽量です。全長1,935mm、全幅660mm、全高1,070mm、ホイールベース1,295mm、シート高760mmで足つきは良好です。キャスター角24度30分、トレール87mmのクイックなハンドリング設定により、都市部での扱いやすさと峠道でのスポーツ性を両立しています。フロントフォークはインナーチューブ径31mmのテレスコピック式、リアはスクエア断面スイングアームのリンク式モノショックです。ブレーキは前後とも油圧式シングルディスクで、フロント2ピストン、リア1ピストンキャリパーです。タイヤは前70/90-17、後80/90-17のチューブタイヤです。
主なライバル車との比較では、まずKawasaki Leo Star 120が挙げられます。発売当時価格はスポーク仕様が42,800バーツ(約12万円)からキャスト仕様が45,600バーツ(約12万円)で、LS125Rの約46,000〜52,000バーツ(約18万〜21万円)より現地価格で若干安価でした。直線の速さは一級品でしたが、部品供給の難しさから現在の中古相場は6,000〜15,000バーツ(約3万〜7万円)と底値圏にあります。Honda Nova Dash 125は発売当時Rタイプが43,500バーツ(約17万円)からRSタイプが46,000バーツ(約18万円)で、LS125Rとほぼ同価格帯でした。水冷エンジンのアンダーボーンスポーツとして圧倒的なシェアを誇り、部品供給が潤沢なため、現在も10,700〜17,880バーツ(約5万〜8万円)で安定して取引されています。ただしアンダーボーン構造のため燃料タンクを膝で挟むニーグリップができず、LS125Rのツインチューブフレームはこの点でスポーツライディング時の操作性と安定性で優位に立ちます。Yamaha Touch 125は発売当時45,000〜49,000バーツ(約19万〜21万円)で、LS125Rの最大のライバルでした。現存数が少なく、極上レストア車には67,000バーツ(約30万円)のプレミアがついています。LS125Rは「NSRのルックスとDashのエンジンのいいとこ取り」と評価され、約50,000バーツ(約20万円)という価格がNSR150より手頃で、若者層に広く支持されました。タイ現地の中古相場は40,000〜75,000バーツ(約18万〜34万円)で、フルレストア車には新車価格以上の価値がつくケースもあります。
弱点として、冷却系のウォーターポンプに使用されているメカニカルシールが経年劣化により破損しやすく、冷却水がギアオイルに混入するトラブルが報告されています。CDIユニットも経年劣化で点火不良を起こすことがあり、RCバルブ非搭載のため、Nova Dash用の社外CDIを流用するチューニングが定番となっています。外装部品については、エンジン関連部品はNova Dashと共通で入手が比較的容易ですが、LS125R専用のカウル、タンク、シートは既に生産終了しており、入手困難な状況です。メンテナンスでは、2ストロークエンジン特有のプラグのかぶりが発生しやすいため、BR9ESスパークプラグは3,000〜5,000kmでの交換が推奨されます。
日本国内では正規輸入されなかったため、バイクパッションを含む買取店での実績データはほぼ存在しません。個人売買市場では、オークションサイト等での落札実績が平均約18万円、最高21万円となっています。部品取りレベルの車両は数万円から10万円程度です。タイからの逆輸入個体が稀に流通しますが、希少な2ストローク車としてマニア需要は一定数あるものの、部品供給の難しさから一般的な買取店では高値がつきにくい傾向にあります。
なお、これらの価格や買取相場は2025年執筆時点のデータに基づいた参考値です。日本円換算は当時のレートです。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
Honda LS125Rは、1990年代タイ市場において「都市型スポーツ」という新しいカテゴリーを確立した意欲作でした。24馬力/96.7kgというパワーウェイトレシオ、ツインチューブフレームによる高い剛性、そして約20万円という手頃な価格設定が、若者層の心を掴みました。生産終了から20年以上が経過した現在も、タイのカスタムカルチャーにおいて特別な地位を占め、日本国内でも2ストローク愛好家から熱い視線を集め続けています。もし売却をお考えでしたら、2ストローク車の取り扱い実績が豊富なバイクパッションへぜひご相談ください。
| 車名/型式/年式 | Honda LS125R / NF125 / 1995年-2002年 |
|---|---|
| 発売年月 | 1995年後期(タイ) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長1,935mm 全幅660mm 全高1,070mm・96.7kg(乾燥, 全年式共通) |
| シート高・最低地上高(mm) | 760mm・不明(全年式共通) |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷2ストローク単気筒(クランクケースリードバルブ・RCバルブなし)・24.0PS(約17.6kW)@ 9,000rpm・不明(全年式共通) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック式・キャブレター(Keihin PE24)・10.5L(全年式共通) |
| 新車販売価格 | 1995年式:約46,000-52,000バーツ(約18-20万円, タイ国内新車価格)※日本国内正規仕様なし |
| ジャンル | フルカウルスポーツ |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 LS125R【1995~2002年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年02月27日
【状態別の買取相場】 LS125R【1995~2002年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
42.6万円
42.6万円
1台
平均
最低
取引
12.9万円
11.8万円
2台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
8.3万円
3.0万円
2台
※データ更新:2026年02月27日
【走行距離別の買取相場】 LS125R【1995~2002年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 42.6万円 | 1台 |
| 平均 | 42.6万円 | ||
| 最低 | 42.6万円 | ||
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|||
| 1〜2万km | 最高 | 14.0万円 | 1台 |
| 平均 | 14.0万円 | ||
| 最低 | 14.0万円 | ||
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| 2〜3万km | 最高 | 11.8万円 | 1台 |
| 平均 | 11.8万円 | ||
| 最低 | 11.8万円 | ||
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※データ更新:2026年02月27日
【カラー別の買取相場】 LS125R【1995~2002年】
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 22.8 万円 | 3台 | ![]() |
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※データ更新:2026年02月27日
【実働車の取引価格帯】 LS125R【1995~2002年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年02月27日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
LS125R【1995~2002年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月27日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | LS125R【1995~2002年】 | 42.8万円 | 4.7点 | LS125D-003 | 2,939km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | LS125R【1995~2002年】 | 14.2万円 | 4.0点 | LS125D-003 | 10,789km | ■ |
| 3 | LS125R【1995~2002年】 | 12.0万円 | 3.7点 | LS125D-002 | 25,063km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





03月01日〜03月07日