SMS 125【2011年】毎週更新の買取査定相場
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SMS 125【2011年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白となっています。
SMS 125【2011年】 買取査定に役立つ車両解説

- レッド・ホワイト
- 当時の新車価格
- 税抜 48.8万円 (税込51.2万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
15.4万円
- 現在の平均買取相場指標
-
15.4万円
- 上限参考買取率
- 31.6%
- 平均参考買取率
- 31.6%
ハスクバーナSMS 125(正式名称SMS4)は、BMW傘下に入って3年目を迎えたハスクバーナ・モーターサイクルズが2010年夏に日本市場へ先行投入し、2011年に欧州市場で本格展開した4ストローク水冷125ccスーパーモタードである。日本国内では2010年8月25日に正規ディーラー網経由で発売開始され、ハスクバーナの125ccロードリーガル路線が長年の2ストロークSM 125時代から4ストローク・モタード時代へと移行する出発点を担う節目モデルとして位置づけられる。SMS 125の最大の特徴は、エンジン供給に関する戦略的選択にある。ハスクバーナの125ccラインアップにはエンデューロのTE 125、スーパーモタードのSMR 125(いずれもハスクバーナ自社設計エンジン搭載)が並走する形で展開されていたが、SMS 125(SMS4)はこれらと異なり、ヤマハ系のミナレリ(Minarelli)社製124cc 4ストローク・エンジンを搭載する独自系統として企画された。このエンジンはヤマハYZF-R125と兄弟関係にあるユニットで、欧州の小排気量4ストローク・ロードスポーツ市場ではすでに信頼性と耐久性が実証済みの実績豊富な選択肢だった。BMW期ハスクバーナはこの「実績あるヤマハ製エンジン」と「ハスクバーナ独自のシャシー・スタイリング」を組み合わせることで、開発リスクを抑えつつ若年層・初心者層向けに本格スーパーモタード体験を提供するという、極めて合理的なプロダクト戦略を選んだ。外装はBMW期ハスクバーナの新世代スタイリングを反映したホワイト基調の専用カラーリングで、ハスキー・ファクトリー・レーシング・チームの公式車両を彷彿とさせる現代的なグラフィックを採用する。インモールド・プラスチック・デコレーション・システムによってグラフィックを成型樹脂と一体化させ、転倒や摩耗での剥がれを抑える生産技術を投入。リアタイヤは150/60-17という125ccクラスとしては大径の幅広ホイールを履き、ハスクバーナ自身が「ビッグバイクの風格」と形容した立体感のあるフォルムを実現していた。
エンジンは124cc 水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブで、ボア×ストローク52.0×58.6mm(ロングストローク寄り)、圧縮比11.2:1の構成。グーバイク・カタログをはじめとする日本国内主要資料は、このユニットを「新開発のヤマハ製4ストローク125ccエンジン」と明記しており、ヤマハYZF-R125およびRieju RS3に搭載される同系ユニットと同じイタリア・ボローニャのミナレリ社工場で生産されたエンジンとされる。すなわちSMS 125は「イタリアン・スタイルの外観とハスクバーナ・ブランド」「ヤマハ・グループの信頼性実証済みエンジン」という二つの要素を組み合わせたハイブリッド・アプローチの製品である。燃料供給はDell'Orto製28mmキャブレター(資料によりKeihin 29mmと記載のあるものもあり、市場仕向け地またはマイナーチェンジによる差異の可能性)。点火はCDI、始動は電気始動のみ、トランスミッションは6速の常時噛合式マニュアル(湿式多板クラッチ、油圧操作)、ファイナルチェーン駆動。最高出力は15馬力(11kW)/9,000-10,000rpm(EU A1免許の15馬力上限に合わせた設定)、最大トルク12.1Nm(9.0lb-ft)/8,000rpm。EU3排出ガス規制適合。最高速度は100km/h台前半が実用域で、適切なギア選択と空気抵抗低減姿勢で110-115km/h前後まで到達するという数値特性を持つ。シャシーはクロモリ鋼モノビーム・フレームに、角断面スチール製リアサブフレームを組み合わせる構成。フロントサスペンションはMarzocchi製40mm倒立式テレスコピック油圧フォーク(アドバンスト・アクスル仕様、トラベル250mm)、リアはSachs製プログレッシブ「Soft Damp」型油圧シングルショック(プリロード調整、ホイールトラベル290mm)を採用する。この足回りはハスクバーナの上位スーパーモタード・ファミリー(SM 450R/SM 510R)の設計思想を125ccクラスに引き継いだもので、同クラスの量産モデルの中では明らかに本格的な構成と評価できる。ブレーキはBrembo製を採用し、フロント260mmシングルディスク(4ピストン・キャリパー)、リア220mmシングルディスク(2ピストン・キャリパー)の組み合わせ。台湾製・中国製の安価な小排気量モタードに採用される廉価ブレーキ・コンポーネントとは明確に一線を画し、ヨーロピアン・ブランドの本格装備として125ccクラスとしてはオーバースペック気味な制動性能を確保する。ホイールは前後17インチの軽合金製キャストホイール(一部仕様でスポーク式)、タイヤはフロント110/70-17、リア150/60-17のロード用バイアスを装着する。シート高900mm、燃料タンク容量9.5L、乾燥重量117-118kg、ホイールベース約1,360mm。LCDインストルメントパネルには、スピードメーター、タコメーター、ウインカー、ライト、オドメーター、トリップ、走行時間、時計などを統合表示する現代的な装備が組み込まれており、ヘッドライト、テールランプ、ウインカー、ホーン、イグニッションキー、サイドスタンドといったフル公道仕様一式を備える。タンデムシートは設定されておらず、シングルシートで上位SMファミリーと統一したミニマルな外観を保つ。
SMS 125の直接的兄弟車は、ハスクバーナの125cc 4ストローク・ラインアップを構成するTE 125(エンデューロ仕様、21インチ/18インチホイール)、SMR 125(スーパーモタード仕様、SMS 125と外観・装備が近接するが、エンジン系統について複数説あり)の3車である。これら3車は2011-2013年のBMW期ハスクバーナの「3つの4ストローク125」を構成し、若年層市場へのアプローチを多面的に展開した。さらにシリーズ前世代としては2ストロークのSM 125(1999-2014年)が並行販売を続けており、SMS 125は「ハスクバーナ125cc路線が2ストロークから4ストロークへ移行する起点」という固有の歴史的位置づけを持つ。ライバル筆頭はKTM 125 Duke(2011年KTMが投入した新世代4ストローク125ネイキッド・スーパーモタード、最大の競合)、アプリリアSX 125/RX 125(4ストローク版、Rotax系エンジン)、Derbi Senda DRD 125、ベータRR 125 LC 4T、SWM SM 125R。これらは全てEU A1免許の15馬力上限という同一土俵で競合し、シャシー剛性、外装デザイン、ブランド価値、価格、エンジン供給元の素性で差別化されていた。ヤマハYZF-R125との関係は特に興味深い。両車はミナレリ社製の同系エンジンを共有しながら、車格・性格・市場ポジションを完全に分けている。YZF-R125がフルカウル・ロードスポーツとして「ヤング層のスーパースポーツ入門機」を担うのに対し、SMS 125は同じエンジンを17インチホイールとロード用タイヤ、Marzocchi倒立フォーク、Brembo製ブレーキの本格スーパーモタード・シャシーに搭載し、「同じヤマハ・エンジンでも全く異なる乗り味」を提供するという興味深い対比を成立させていた。日本国内市場では2010年8月25日にSMS 125(SMS4)が正規導入され、当時の国内125ccモタード市場では、カワサキD-Tracker 125(タイ製、空冷FI)が主要な比較対象となった。スズキDR-Z125(並行輸入扱い)、ホンダXR250モタード(より上位排気量)、ヤマハXTZ125(並行輸入の南米仕様)といった他の選択肢に対し、SMS 125は「水冷4ストローク・本格Marzocchi+Brembo装備・ヨーロピアン・ブランド」という構成で明確に上級ポジションを確立していた。
市場動向と中古車としての価値
日本における中古SMS 125(SMS4)市場は、2010年8月の発売以来、若年層を中心とした原付二種免許保持者層に一定の固定ファン層を獲得した。中古車選びにおける最大の判断要素は、エンジン系統の確認と整備性の確保である。第一に、SMS 125とSMR 125は外観が酷似するため購入時の車両特定が重要で、車検証・型式・エンジン番号での確認が必須となる。ヤマハ/ミナレリ製エンジン搭載のSMS 125は、ヤマハYZF-R125と部品の一部互換性があるため、エンジン側のパーツ流通は相対的に良好。ピストン、シリンダーヘッド、カムシャフトなどの主要内部部品はヤマハ系の社外品流用が可能で、長期所有時の整備性は同時期のハスクバーナ自社設計エンジン搭載モデルと比較して優位と評価できる。第二に、車体側のパーツ供給。Marzocchiフォーク、Sachsショック、Brembo製ブレーキ・コンポーネントといった欧州メーカー製部品の純正交換は2014年のKTM買収以降、年々入手難度が上昇している。これらをクリアできる輸入車対応工房とのリレーションが、長期所有可能性を直接的に左右する。第三に、書類関係。原付二種登録の確認、並行輸入個体と正規輸入個体の判別、ナンバープレート区分の整合性チェックが購入時の重要項目となる。価格相場の傾向としては、走行距離1万km未満で整備履歴明確な優良個体、整備履歴不明瞭または走行多めの並品、外装欠品や要整備の個体、というように状態によって幅広く分布する。市場全体としては「ニッチな実需と、KTM 125 Dukeなどの後継新車選択肢の存在」というポジションが定まっており、価格は経年とともに緩やかに低下傾向にある。整備性とパーツ互換性の観点からは、同時期のヤマハ車との関係性が中古所有のリスク低減につながる希少な特徴を持つ。
SMS 125(SMS4)の本質的価値は、BMW傘下に入ったハスクバーナ・モーターサイクルズが「コスト効率と信頼性を確保しつつ、若年層市場へ本格スーパーモタード体験を届ける」という戦略を、ヤマハ・グループ(ミナレリ社)製エンジンの調達を通じて実現した、極めて合理的なハイブリッド・プロダクトという歴史的位置づけにある。前世代の2ストロークSM 125が長年にわたりCagiva/MV-BMW期の125ccロードリーガル路線を担ってきた経緯と、後続のKTM買収以降にラインアップが完全にKTMプラットフォームへ移行していく流れの間に存在する、BMW期独自の解決策として記憶されるべきモデルである。オーナーシップ体験の中核は、ヤマハ/ミナレリ製エンジンの素直で信頼性の高い回り方、Marzocchi 40mm倒立フォークが伝える上位機種譲りの濃密な路面情報、117-118kgという軽量シャシーが繰り出す17インチホイールの軽快な切り返し、Brembo製4ピストン・キャリパーによる強力なフロント制動、これらが組み合わさって、125ccクラスとしては明らかに上級な「縮小版スーパーモタード」体験を提供する。15馬力という出力数値だけ見れば同クラスの標準に過ぎないが、ヨーロピアン・ブランドの本格コンポーネントを125ccに凝縮した構成が、所有満足感を性能数値以上のレベルへと引き上げる。
SMS 125は性能数値や絶対的なブランド純度ではなく、「BMW期ハスクバーナがヤマハ系エンジン供給を活用して若年層市場に本格スーパーモタード体験を届けた、極めて短期間(2010-2013年の実質4年間)の独自ハイブリッド・プロダクト」という、現代では二度と再現されないであろう企業間連携の結晶を所有するためのバイクである。それを正確に理解した上で選ぶならば、現代のHusqvarna 125ラインアップ(KTM共通プラットフォーム)では決して再現できない、独立期最終世代のクロス・ブランド協業という稀少な体験を約束する一台となる。
| 車名/型式/年式 | ハスクバーナ SMS 125(正式名称SMS4) / A500A型 / 2011年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2011年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)−− (幅)−− (高さ)−− (重さ)117kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)900mm (最低地上高)−− |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ/15馬力(9,000rpm) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター/9.5L |
| 新車販売価格 | 新車価格 512,400円(税込) |
| ジャンル | モタード |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 SMS 125
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年6月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年06月17日
【状態別の買取相場】 SMS 125
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年6月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
21.0万円
15.4万円
4台
平均
最低
取引
15.4万円
15.4万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年06月17日
【走行距離別の買取相場】 SMS 125
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年6月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 30.4万円 | 2台 |
| 平均 | 22.9万円 | ||
| 最低 | 15.4万円 | ||
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| 0.5〜1万km | 最高 | 19.8万円 | 2台 |
| 平均 | 19.1万円 | ||
| 最低 | 18.4万円 | ||
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| 1〜2万km | 最高 | 15.4万円 | 1台 |
| 平均 | 15.4万円 | ||
| 最低 | 15.4万円 | ||
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※データ更新:2026年06月17日
【カラー別の買取相場】 SMS 125
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業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年6月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 22.9 万円 | 2台 | ![]() |
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| ■ / ■ | 19.1 万円 | 2台 | ![]() |
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| ■ / ■ | 15.4 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年06月17日
【実働車の取引価格帯】 SMS 125
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年6月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年06月17日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
SMS 125【2011年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年06月17日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | SMS 125【2011年】 | 30.6万円 | 4.2点 | A500ABBV | 4,263km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | SMS 125【2011年】 | 20.0万円 | 3.8点 | A500ABBV | 9,218km | ■ / ■ |
| 3 | SMS 125【2011年】 | 18.6万円 | 3.8点 | A500ABBV | 9,218km | ■ / ■ |
| 4 | SMS 125【2011年】 | 15.6万円 | 3.7点 | A500ABBV | 15,015km | ■ / ■ |
| 5 | SMS 125【2011年】 | 15.6万円 | 3.2点 | A500ABBV | 3,994km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





