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ハスクバーナ SM 125【1999~2014年】

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データ最終更新:2026年06月17日

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ハスクバーナ SM 125【1999~2014年】毎週更新の買取査定相場

ハスクバーナ SM 125【1999~2014年】 買取査定に役立つ車両解説

【車両解説】ハスクバーナ SM 125【1999~2014年】
ハスクバーナ SM 125【1999~2014年】|ブラック/シルバー 2001年
ハスクバーナ SM 125【1999~2014年】|ブラック/ホワイト 2001年
ハスクバーナ SM 125【1999~2014年】|イエロー/ブルー 2004年
ハスクバーナ SM 125【1999~2014年】|レッド/ホワイト 2001年
ハスクバーナ SM 125【1999~2014年】|ブラック/ブルー 2001年

ハスクバーナSM 125は、1990年代末にイタリア・ヴァレーゼで誕生し、2000年代を通じて欧州A1免許市場(最大15馬力/11kW、満16歳から取得可能)の主力スーパーモタード・モデルとして君臨した水冷2ストローク単気筒ロードリーガル機である。スウェーデンに源流を持ちながら、1987年にカジバ・グループ傘下に入りイタリア生産へと移行したハスクバーナの「イタリア時代」を象徴する一台であり、ハスクバーナの揺るぎないオフロード遺伝子を、舗装路でも公道で楽しめるようパッケージし直した実用車という独特の立ち位置を占める。
SM 125の市場存在価値は、ホンダCRM250RやヤマハDT200WRといった日本製2ストローク・オフロードロードリーガルが先進国の排ガス規制によって順次姿を消していった2000年代に、欧州型式認証を取得しつつ2ストローク・サウンドと軽量シャシーを残した数少ない選択肢のひとつとなった点にある。シリーズ通底のフォルムは、CR/WR系エンデューロからの直接派生であることを隠さない、ハイマウントフロントフェンダー、シングルシート、小型四角ヘッドライトを内蔵した狭幅カウル、右側ハイマウント・サイレンサーといったエンデューロ仕立てに、17インチホイールとロード用タイヤ、260mmフロントディスクを組み合わせる素直な構成である。本国イタリアでは「16歳のアイコン(the sixteen-year-old's icon)」と称され、AプリリアRX125、ベータRR125、KTM 125 EXC(ロード仕様)と並ぶカテゴリーの中心車種であった。
シリーズの所有権変遷は単に経営史としてだけでなく、製品体験に直接影響している。1987年カジバ/MVアグスタ・グループ参入、2007年BMWによる買収(生産はカッシネッタ・ディ・ビアンドロンノへ移管、2008年以降)、そして2013年末のKTM/ピエラー・モビリティへの売却という3段階の所有権交代を経て、SM 125はおおむね2014年で生産・販売を終え、ハスクバーナのラインナップから2ストローク125ccロードモデルは消滅した。後継系統はKTMプラットフォーム由来の4ストローク125(後年のVitpilen 125/Svartpilen 125に連なる)に取って代わられている。
カラー展開は時代によって異なるが、SM 125 S(旧型)期にはレッド、ホワイト、グレーの3色基調、SM 125(2008-)期にはレッド、ホワイト、ブラックの3色基調が標準で、いずれも白塗装フレームと黒アノダイズド・リムで車格を引き立てる構成であった。

エンジンは124.8cc 水冷2ストローク単気筒、ボア×ストローク54.0×54.5mmのスクエア気味な寸法に圧縮比8.8:1、Dell'Orto PHBH 28キャブレターを組み合わせる構成で、シリーズを通じてほぼ同一仕様が継続採用された。点火はデジタルCDI、始動は時期によりキックのみ/キック+電装の二系統が存在する。最高出力はEU A1免許制度に合わせ15馬力(11kW)/9,500rpmに抑えられているが、これは公道用デチューン仕様であり、車体側のポテンシャル自体はCR125/WR125エンデューロと共通の素養を持つ。トランスミッションは6速、湿式多板クラッチ、ファイナルチェーン駆動。
シャシーはダブルチューブクレードル鋼管フレームに角断面鋼管のリアフレームを組み合わせる構成で、初期型(2000-2007年頃)はMarzocchi製45mm倒立フロントフォーク、中後期(2008年以降)はPaioli製40mm倒立フォーク(フロントトラベル260mm)にPaioli製プログレッシブ・ソフトテイル式リアショック(リアホイールトラベル220mm)を組み合わせる。世代によりフォークメーカーが変遷したのは、所有権変遷とサプライヤー再編の影響を直接受けた結果である。
ブレーキはフロント260mm/リア220mmディスクで両輪ともデュアルピストン・キャリパー作動。ホイールは前後17インチでスポークホイールを採用し、リムは黒アノダイズド仕上げ。タイヤはフロント120/70-17、リア150/60-17のロード用バイアスを標準装着する。ホイールベース1,470mm、シート高870mm、最低地上高265mm、乾燥重量113.5kg、燃料タンク容量9.5L(航続距離は燃費約25-28km/L想定で約240-260km)。
派生・関連モデルとして、より高性能なSMR 125(2011-2013年、BMW時代に投入された4ストローク124.45cc SOHC 4バルブ、TE 125と共通エンジン、Marzocchi 40mm倒立フォーク、トラベル250mm/290mm)、4ストロークのSM 125 S 4T(2011-2014)、Minarelli製エンジン(YZF-R125と同系)を搭載した別系統のSMS4 125(2011-2012)も並行展開されていたが、いずれも本記事の主題である2ストロークSM 125とは別系統のマシンとなる。

SM 125の最大の同門は当然ながらSM 125 S(同じ2ストローク・チューン違い)であり、Sグレードは初期型シリーズ名として2000-2007年頃まで使用され、その後ベース名「SM 125」に統合される流れとなった。シャシー兄弟車にあたるのがエンデューロ仕様のWR 125、モトクロス仕様のCR 125で、これら3車は同一エンジン+同一クレードルフレームを基本に車輪サイズと装備変更で性格を作り分ける一族関係にあった。
イタリア国内およびEU市場でのライバル筆頭はアプリリアRX 125(ローター製2ストローク125)と派生型SX 125、次いでベータRR125 LC 2T(KTM由来エンジンに切り替わる前のオリジナル)、Derbi Senda DRD 125、KTM 125 EXC公道仕様(一部市場限定)、ヤマハDT 125 X/RE(生産末期)、HM Moto CRE 125、TM Racing SMR 125、AJP Pr4 125 Supermotardなど。これらはほぼ全てA1免許カテゴリーで15馬力に抑えられた同一土俵で競合し、味付けの違い(吹け上がりの俊敏性、足回り剛性、外装スタイル、価格)で差別化されていた。
4ストローク陣営との対比では、ヤマハWR125X/R、ホンダCBF125、スズキDR-Z125(並行輸入)といった国産系小型4ストロークが「日常使用の耐久性とメンテナンス容易さ」で対抗、SM 125側は「2ストローク特有の軽量感とパンチ力」と「ハスクバーナというヨーロピアン・ブランド価値」で対抗する構図であった。日本市場では正規輸入実績がある2ストローク・スーパーモタードはほぼハスクバーナSM 125一車種のみで、明確な比較対象が国内に存在しなかった点が特異である。

モデルの変遷
1999-2000年(誕生期) カジバ/MVアグスタ・グループ傘下のヴァレーゼ工場で生産開始。当初の呼称は「FS 125」とする資料も見られる混乱期。
2000-2003年(SM 125 S 初期型) 初代SM 125 Sとして本格的に量産・輸出開始。Marzocchi製45mm倒立フォークを採用。Dell'Orto PHBHキャブ+6速ミッションの基本構成が確定する。
2003-2007年(SM 125 S 中期型) 細部装備改良が中心の継続生産期。2005年頃にカラー追加、外装ピン留めキット改良などが入る。
2007年7月 BMWがハスクバーナ・モーターサイクルズを推定9300万ユーロでMVアグスタから買収。SM 125ラインも引き継がれる。
2008年(SM 125 /生産移管期) 名称が「SM 125」に簡略化、新インストルメントパネル(速度、距離、時計、回転計、トリップ計、警告灯統合)採用、フォークがPaioli製40mm倒立に変更。生産は新工場カッシネッタ・ディ・ビアンドロンノへ段階的移行。日本市場では¥724,500の希望小売価格で導入された記録がある。
2009-2010年(成熟期) 基本仕様は2008年型を踏襲、カラー展開の更新が中心の年式となる。
2011-2013年(並行展開期) 4ストローク・スーパーモタード路線のSMR 125、SMS4 125、SM 125 S 4Tが投入され、2ストロークSM 125と4ストローク勢が並走する複雑な時期に入る。
2013年12月 KTM(ピエラー・モビリティAG)がBMWからハスクバーナ・モーターサイクルズを買収。
2014年 SM 125の2ストローク・ラインは生産・販売終了。後継となる単発スーパーモタードはKTM由来の4ストローク・プラットフォームへ移行し、SM 125の系統は事実上ここで途切れた。

市場動向と中古車としての価値
中古車としての価値判断のポイントは大きく3つに分かれる。第一に、2ストローク特有の腰下メンテナンス履歴。クランクシャフト、ピストン、ベアリング系の交換履歴が明確な個体が安心して購入できる対象となる。第二に、欧州輸入車特有のパーツ供給リスク。Paioli製フォークシール、Dell'Orto製キャブパーツ、Husqvarna純正外装パーツの新品入手難度は年々上昇しており、消耗品系の代替手段(汎用品流用、社外パーツ自作)の知識を持つオーナーであるかどうかが維持の現実性を左右する。第三に、書類関係。並行輸入個体と正規輸入個体では型式区分(小型自動二輪/ナンバー区分)の解釈が異なる場合があり、登録経緯の確認は必須となる。

ハスクバーナSM 125の本質的価値は、性能でも実用性でもなく、「2ストローク水冷単気筒のスーパーモタードという、現代では新車として再生産が事実上不可能になったコンセプトの最終世代の一つ」という時代的位置づけにある。125ccという排気量制限、2ストロークという機構制限、ヨーロッパ製造というコスト制限、これらが重なった結果として小規模生産・高価格・低流通量という宿命を背負い、量販車として成功する道は最初から閉ざされていた一方で、その全条件こそが「2025年現在の中古市場における唯一無二感」を生み出している。
オーナーシップ体験の核心は、Dell'Orto PHBHキャブから2ストローク燃焼室を経て狭幅シリンダーへと駆け抜ける、典型的なイタリアン2ストローク・サウンドと、113.5kgという軽量シャシーがもたらす17インチホイールの軽快な切り返しである。最高速100km/h台後半、最高出力15馬力という数値は今日の物差しでは控えめに映るが、ホイールベース1,470mm、シート高870mmという身軽な寸法が、街乗りと峠の境界線を曖昧にするスーパーモタード特有の遊び感を体現する。
新規購入対象として現実的なのは、(1)2ストローク機構のメンテナンスを自前で行える、または信頼できる工房を持っているユーザー、(2)日常実用車を別に所有しており、SM 125を週末娯楽車として使えるユーザー、(3)欧州ブランド・小型2ストローク・ロードリーガルというニッチを正面から愛するユーザー、の三条件のいずれかを満たす層に限られる。逆に、これらを満たさない初心者層には、後継のSvartpilen 125(KTMプラットフォーム由来)や、最新の小型スーパーモタード(KTM 125 SX系派生など)の方が現実的選択となる。SM 125は性能や利便性ではなく「機構と所有権変遷と時代の交錯点」を買うバイクであり、それを正確に理解した上で選ぶならば、所有期間中ずっと特別な意味を持ち続ける希少な一台となる。

解説記事更新日:2026年06月10日

【スペック・仕様】
車名/型式/年式 ハスクバーナ SM 125 / -- / 1999~2014年モデル
発売年月 1999~2014年
車両サイズ(mm)・重量(kg) (長さ)−− (幅)−− (高さ)−− (重さ)113.5kg
シート高・最低地上高(mm) (シート高)870mm (最低地上高)265mm
エンジン機構・最高出力・燃費 水冷2ストローク単気筒/15馬力(9,500rpm)/燃費約25-28km/L
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 キック始動・Dell'Orto PHBH 28キャブレター/9.5L
新車販売価格 新車価格 550,000円(税込)
ジャンル モタード
【ライバル・兄弟車】最新買取相場

実働車|過去10間の買取相場の推移】 SM 125

【平均買取相場の変動】

対前年比
-
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【2025年間 vs 2026年】

対3年前比
-
%

【2023年間 vs 2026年】

対10年前比
-
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【2016年間 vs 2026年】

年間平均
取引台数
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過去10年間の取引台数÷10

※データ更新:2026年06月17日

【状態別の買取相場】 SM 125

最高額
平均落札額
最低額
【評価点】
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No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年6月時点から 10 間遡った数字

【状態別買取額の目安】

8
新車
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
7
超極上
最高
平均
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取引
0.0万円
0.0万円
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0台
6
極上
最高
平均
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取引
0.0万円
0.0万円
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0台
5
良好
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
4
軽い難
最高
平均
最低
取引
3.4万円
3.4万円
3.4万円
1台
3
難有
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
2
劣悪
最高
平均
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取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
1
事故
不動
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台

※データ更新:2026年06月17日

【走行距離別の買取相場】 SM 125

最高額
平均落札額
最低額
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カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年6月時点から 10 間遡った数字

【走行距離別買取額の目安】

2〜3万km 最高 3.4万円 1台
平均 3.4万円
最低 3.4万円

※データ更新:2026年06月17日

【カラー別の買取相場】 SM 125

【カラー別 平均買取額の目安】

3.4 万円 1台

※データ更新:2026年06月17日

実働車の取引価格帯】 SM 125

【取引価格帯と構成比】

最高
3 ~ 4
万円
%
100
構成比
最多
3 ~ 4
万円
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100
構成比
最低
3 ~ 4
万円
%
100
構成比

※データ更新:2026年06月17日

自動査定の金額】は査定現場での実際の買取額です。
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。

【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

ハスクバーナ SM 125【1999~2014年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年06月17日)

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カウンター 
針
落札額 評価点 車台番号 走行距離 カラー
No Data

【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)

【走行距離】単位はkm

上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

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