FTR カーボン【2020年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- 走行距離別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
FTR カーボン【2020年】 に関するこのページの内容
FTR カーボン【2020年】 買取査定に役立つ車両解説

デビューイヤーから2連続でアメリカンフラットトラックレース界の頂点に輝き、そのDNAを継承した市販モデルとして2019年よりリリースされたFTRシリーズ。2022年モデルからは第2世代となりスポーツネイキッドとなりましたが、その方向性を決定づけたのがRTRの型番を付与され追加モデルとして発表された本機・FTR Carbon(FTRカーボン)です。
鋼管パイプ製トレリスフレームにザックス製の43mm径倒立式フロントフォークと別体タンク付きフルアジャスタブルモノショックリアサスペンション、前19・後18インチホイールという基本構成はFTR1200Sと同一ですが、車名の通り数々のカーボンファイバー製パーツの数々を装着しているのが最大の特徴。タンク&エアボックスカバーを筆頭に、フロントフェンダーやシートカウル、ヘッドライトナセルカバーといった外装類の全てが専用パーツとしておごられ、FTRレースレプリカのカラーリングとグラフィックパターンを踏襲した出で立ちが自慢の特別仕様車。さらにタンクカバー中央には「Indian FTR1200 CARBON」の文字が躍るコンソールプレートも装着され、FTR1200Sより40万円近い新車販売価格ではあるものの、ブラック仕上げのアクラポヴィッチ製マフラーと合わせプレミアムモデルらしい風格に満ち溢れたスペシャルモデルだと言えるでしょう。
そのスペシャル感をさらに強調しているのが搭載エンジンで、60度角の水冷4ストロークV型2気筒という設計は同一としつつも、インディアン公式によるメーカーチューンドとも言うべきエンジン各部の見直しで最高出力124.7PS/8,250rpmにまで高められているのがポイントで、第1世代FTRにおける最強スペックを誇るマシンとして世界中の注目を集めました。Bluetooth対応の4.3インチLEDタッチスクリーンメーター、ブレンボ製ブレーキシステムにABS、トラクションおよびクルーズコントロールやUSBポートなど、装備品についてもFTR1200S同様の豪華装備を誇り、専用エンジンに合わせて独自のセッティングが施された3つのパワーモードで操りやすさにも十全な配慮がなされ、1年限りの特別仕様車としての販売が惜しまれるほど充実度の高い一台だと言えるでしょう。このユーザーからの声はインディアン公式にも多大な影響を及ぼし、カーボンパーツによる雰囲気あるルックスとオンロードでも通用する戦闘力の高さを考慮し、前後16インチホイール化しスポーツネイキッドとなった第2世代FTRへ移行する大きなきっかけとなりました。遠めに見る分には違いがわかりづらいものの、実はシート高がベースモデル比で13mm高い853mmとなっているのがマニアックなポイントで、より高い位置からの重心移動によるシャープな動き、さらにアグレッシブなライディングを可能としているなど、第1世代FTRの頂点に立つに相応しいスポーツ性の高さが光る魅惑の一台だと言っても過言ではありません。
実際に走らせてみると、フロント19インチ・リア18インチのラジアルタイヤにこの腰高なポジションは思いの外マッチするもので、往年のドゥカティ・SSシリーズのように思い切った体重移動でさらにクイックな操縦性を発揮する作りで、フラットトラックレースのみならずオンロードスポーツの分野でも通用するほど。そのスポーツ性の高さに拍車をかけているのが最高出力124.7PSへと強化されたエンジンパワーで、コーナーからの立ち上がり時に重要な役割を果たす中速域でのレスポンスのよさ、シャープな反応が持ち前のパンチ力に磨きをかけることに繋がっております。もちろん、高回転域における伸びのよいエンジンフィールもベースモデルと同様で、違和感を覚えることなく走らせた結果、記録されたタイムに驚かされるというのは特別仕様車である本機ならでは。サーキット志向のユースから、街乗りを重視したライトユースまで幅広い層が満足できる見事な作り込みで、2022年に登場したFTR R カーボンは本機あってのものであることがよく分かる完成度の高さです。
現在の中古バイク市場においては、第2世代のFTR R カーボンとの区別化のために「FTR1200カーボン」と呼ばれることもあるRTR型のFTRカーボン。特別仕様車という位置付けで販売された関係上、玉数こそ少なめではあるものの、2024年秋の現時点ではRZRの型番を持つ後継モデルの平均取引価格が140万円台であるのに対し、先代にあたるRTR型の本機は147万円台とワンランク高い水準で相場が形成されております。どちらも新車販売価格が税込み248万8000円であったことを鑑みると、この平均取引価格の差はそのまま車両のプレミア度に直結していると考えてもよく、年式による不利を挽回して余りある評価を得ているモデルだということがご理解いただけるかと思います。とは言え、年次改良やスペックの見直しが実施されるスポーツモデルだけに、異常なまでの高騰ぶりを見せつけた絶版車などのように高騰化となる可能性は極めて低く、RZR型の後継モデルが年次改良でよりハイスペック化する可能性などを考慮すると、高額での売却を期待するならば後継モデルがキャリーオーバーの形で販売継続中の今が好機だと考えていいでしょう。カーボン製パーツ装着車はほんのわずかな摩擦でも目立つキズなどが生じやすいため、最高値での買取を狙うには買取査定だけでも早めに受けておくことを強くおすすめいたします。
フラットトラックレースの王者に輝いたファクトリーマシン・FTR750のポテンシャルと共に、スペシャル感満点の専用カーボンパーツが特徴の第1世代FTRであるFTRカーボン(RTR型)で高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、独自の進化を遂げたマシンとしての成り立ちや魅力を正しく理解した上で適切に車両状態を評価できる目利き力を大前提とした上で、第2世代へと移行した2022年以降のイヤーモデルとの違いやシリーズに関する最新の相場事情への精通、並びにそれらを反映した買取価格を提示できる誠実さ、業者間オークションなどへの転売だけではなく自社店舗による直販体制などを駆使した様々な販路によって利益が出せる業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのどちらをも満たしており、特にH-D製ビッグツインを含む海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
インディアン・FTRカーボン(RTR型)の買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外モデルの価値にも精通しているバイクパッションに!

車名/型式/年式 | FTR Carbon(FTRカーボンまたはFTR1200カーボン)/RTR型/2020年モデル |
---|---|
発売年月 | 2020年6月 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,286×全幅850×全高1,297mm・乾燥重量228kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高853mm・最低地上高183mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒・124.7PS(93kW)/8,250rpm・--km/L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・12.9リットル |
新車販売価格 | 248.8万円(税込) |
ジャンル | スクランブラー | ストリート・トラッカー |

【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 FTR カーボン【2020年】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】



【2024年間 vs 2025年】



【2022年間 vs 2025年】
取引台数

過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2025年06月20日

【状態別の取引額】 FTR カーボン【2020年】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
142.5万円
142.5万円
1台

平均
最低
取引
150.2万円
150.2万円
2台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
78.0万円
78.0万円
1台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

※データ更新:2025年06月20日

【走行距離別の取引額】 FTR カーボン【2020年】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
0〜4999km | 最高 | 150.2万円 | 4台 |
平均 | 130.2万円 | ||
最低 | 78.0万円 | ||
![]() |
※データ更新:2025年06月20日

【カラー別の取引額】 FTR カーボン【2020年】
- -




買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
- | 130.2 万円 | 4台 | ![]() |
※データ更新:2025年06月20日

【実働車の取引価格帯】 FTR カーボン【2020年】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】






※データ更新:2025年06月20日

買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

FTR カーボン【2020年】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年06月20日)



落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | FTR カーボン【2020年】 | 150.4万円 | 6.8点 | RTR251L4 | 3km | - |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | FTR カーボン【2020年】 | 150.4万円 | 6.8点 | RTR251L4 | 3km | - |
3 | FTR カーボン【2020年】 | 142.7万円 | 8.0点 | RTR254L3 | 332km | - |
4 | FTR カーボン【2020年】 | 78.2万円 | 4.2点 | RTR258L3 | 4,868km | - |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
