Z e-1【2024~現行】毎週更新の買取査定相場
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Z e-1【2024~現行】 買取査定に役立つ豆知識
2023年9月14日のジャパンモビリティショー2023にて公開され、カワサキ初の電動モーターサイクルとして大きな注目を集めたZ e-1。パワートレインとシャーシを同じくする姉妹車・Ninja e-1と同様、発表時点では海外向けモデルでしたが、同年12月8日に急遽日本国内向け販売が正式アナウンスされ、2024年1月13日からのデビューが決定。400ccクラス相当のボディに小型二輪免許対応の0.98kW定格出力モーターとを組み合わせ、スーパーネイキッド・Zシリーズの末弟らしいスタイリングで先行メーカー勢に挑む体制となりました。
高張力鋼製トレリスフレームはZ400と同一のものですが、フロントのキャスター角を24.4°、トレール量を93mmへとそれぞれ変更。併せてタイヤサイズを前100/80後130/70に変更したことで全長を10mm短縮しており、微妙な違いではあるものの小回りの利くボディサイズに変更。定格出力の問題で0.98kWといかにもロースペックな印象を受けてしまうものの、最高出力に関しては定格出力5.0kWの海外仕様と同じ12PS/2,600-4,000rpmとなっているのがポイント。加えて上り坂などのパワーを要するシーンに合わせ、短時間の出力アップが可能な「e-Boost」機能に、RoadとEcoの2タイプセレクト方式ライディングモード、Z400比で31kg軽い車体と相まって十分なパワーを有していると言えるでしょう。スマートフォン連動式のカワサキ・コネクトも搭載されており、アプリ上で電子制御サスのセッティング可能な点なども上級モデル並みでオーナーの所有感を満たしてくれる要素のひとつです。
新車販売価格は106万7,000円と決して安いとは言えない価格設定ですが、EVバイクという強みを活かし次世代自動車振興センターからの補助金支給対象化の要件を満たしており、新車購入にあたってはCEV補助金12万円と各自治体からの補助金を併用して購入が可能。東京都を例にした場合、東京都電動バイク普及促進事業補助金46万円が支給され、新車価格は実質半額以下ということに。これはあくまでも2024年初時点でのものですが、国からの助成で400ccクラス相当のバイクが50万円以下で入手できることを考えるとなかなかのお買い得感があると言えます。ダミータンクの下に11.5kgのバッテリー2つを配置する関係上、マスバランスの変更などで最初はとまどいを覚えてしまいますが、軽快なハンドリングとZシリーズ特有のSUGOMIデザインはその他メーカー製のEVバイクにはない個性そのもの。2024年モデルではメタリックブライトシルバー&メタリックマットライムグリーンの1色設定のみでしたが、今後はカラーリングも含めさらなる飛躍が期待されるモデルのひとつであることは間違いございません。
カウルレスEVバイクのジャンルではKTM・ハスクバーナより2つの公道走行不可のキッズモデルがリリースされていますが、最高出力と重量などの違いは以下の通り。
・Z e-1(2024年発売)…モーター定格出力0.98KW・最大出力9.0kW (12PS) /2,600-4,000rpm・装備重量135kg・小型二輪免許(51cc~125ccの原付2種扱い)
・KTM SX-E5(2020年発売)…モーター定格出力2kW・最大出力5KW(6.79PS)/3,200rpm・装備重量40.5kg・運転免許不要(※公道走行不可)
・ハスクバーナ EE 5(2020年発売)…モーター定格出力2kW・最大出力5kW(6.79PS)/3,200rpm・装備重量40.5kg・運転免許不要(※公道走行不可)
KTM・ハスクバーナのEVバイクは軽量ではあるものの、公道走行不可のキッズバイクとされているため、公道走行可能という点、出力面ではZ e-1の方に絶対的なアドバンテージあり。新しいEVバイクが今後登場する可能性は非常に高いものの、本格的なバイク形状のモデルとしては当面の間Z e-1の天下が続くものと考えてよいでしょう。
※2019年の道路交通法改正により、モーター定格出力1KW以上20KW以内の車両は軽二輪区分で要普通二輪免許、それを超える車両は車検が義務付けられると同時に運転には要大型二輪免許化。
同時デビューの姉妹車・Nija e-1同様、現在の中古バイク市場ではまだ出物がなく評価も定まってはいないものの、「400ccクラスの大柄なボディなのに小型二輪免許で乗れる」という謳い文句による世間的反響の大きさは高く評価されており、その他のカワサキ製バイクと同様、高額取引への期待がかかるモデルのひとつとなっております。EVバイクであるため、エンジンコンディションに代わりモーターを始めとするパワーユニット全般と駆動系、外装類など非常に多岐に渡るチェックが必要となりますが、弊社バイクパッションはガソリン車だけではなく、BMW・Cエボリューション等のEVバイクも多数の取り扱い実績があり、同業他社以上に的確な査定評価力に関するお褒めの言葉を多数頂戴しており、このジャンルでも絶対の自信がございます。まだまだEVバイクの普及率が低い日本国内だけに、適切な査定評価額が出せる買取業者はごくごく僅かと言われておりますが、無料査定を申し込んで頂けるオーナー様からのご期待に全力でお応えさせていただくことをお約束いたします。おおよその見積もり額だけでも知りたい、といったお気軽なご相談も大歓迎いたします。
Zシリーズの特徴をそのまま受け継いだスタイリングが魅力的なカワサキ・Z e-1の買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はカワサキ全モデル、および電動バイク全般の価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | Z e-1/ZAD-NX011A型/2024年モデル(※画像・スペック共) |
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発売年月 | 2024年1月13日 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長1,980×全幅730×全高1,035mm・装備重量135kg(※バッテリー2個装着時) |
シート高・最低地上高(mm) | シート高785mm・最低地上高170mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 交流同期電動機(0.98kW定格出力)・9.0kW(12PS相当)/2,600-4,000rpm・55km(※ROADモード・60km/h定地走行値・1名乗車時) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | スイッチスタート・非搭載・50.4V/30Ah×2(動力用バッテリー×2・総電圧/総電力量) |
新車販売価格 | 101.2万円(税込) |
ジャンル | 電動バイク | ストリートファイター |